>>544がオレを怒らせた!
日本代表DF田中マルクス闘莉王(27)=浦和=が、1日からの日本代表合宿(千葉県内)で、約3カ月ぶりに岡田ジャパンに合流する。
11日のW杯最終予選・豪州戦(日産ス)はDF中沢佑二(30)=横浜M=との
センターバック結成が濃厚。2人が先発した過去11試合は90分間での敗戦はない。
鉄壁守備と得点力で“不敗神話”を誇るツインタワーが、南アフリカ切符を引き寄せる
勝利はデータが裏付けている。さいたま市内で浦和のファン感謝祭に参加した闘莉王は、
余裕の笑みを浮かべて豪州戦への意気込みを語った。
「大事なことが重なるけど、逆に自分が負けずに“生きているな”と実感できるようにしたい。生きることを幸せに思ってやりたい」
もはや、悟りの境地。3分程度の記者会見で、“生きる幸せ”を繰り返した。それほど、
自身初のW杯にかける思いは熱い。昨年12月の左ひざ手術後はリハビリに励み、
ピッチに立てる日を待ち望んできた。
最近2試合、セットプレーから失点した岡田ジャパンの救世主となるべく、
1日からの代表合宿に参加。ともに身長1メートル85以上の中沢とツインタワーを
再結成する。2人が初めて先発した07年3月のキリンチャレンジ杯・ペルー戦(〇2−0)
以降、11試合で90分間の負けはなく8勝2分け1PK負け。
平均失点は0.63点。2人以外だと0.82点。その効果は数字が如実に物語る。