川崎市高津区の小学校で35歳の男性教諭がクラスの男子児童の口のきき方に腹を立て、
この児童の頭を殴ったうえ、髪の毛をつかんで怒鳴るなどの体罰を加えたとして減給の
懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、川崎市高津区の市立久末小学校の35歳の男性教諭です。
川崎市教育委員会によりますと、この男性教諭は去年5月、担任を務める5年生の
クラスの帰りの会で児童の1人に「怒りんぼ」と発言したところ、別の男子児童から
「先生がそんな言葉を使っちゃいけない」などと言われて腹を立て、男子児童の襟首を
つかんで廊下に連れ出し、頭を数回、拳で殴ったうえ、髪の毛をつかんで怒鳴ったということです。
男子児童は頭と首に軽いけがをし、両親が学校に抗議したところ男性教諭は体罰を認めて
校長とともに謝罪したということです。
男性教諭は「リーダー的な存在で反抗的な態度に見えたので感情的になった」と話し、
教育委員会は男性教諭を29日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分にしました。
男性教諭は、この問題を起こした後、体の不調を訴えて学校を休んでいるということです。
ソース:NHK神奈川のニュース
http://www.nhk.or.jp/yokohama/lnews/04.html