どうりで最近やたら目立つと思ったら
自称・旅人として世界を放浪していたサッカー元日本代表の中田英寿(32)が、
このところメディアを賑わせている。
22日、一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」設立を発表し、代表理事に就任した。
手始めのプロジェクトとして、元代表級選手らでつくる「TAKE ACTION FC」が、全国のJクラブ、
大学、高校との試合やサッカー教室を通して地域を活性化する――という。 サッカー記者が言う。
「チャリティーマッチではなく、あくまで有料の試合です。出場者にはギャラも支払われ、
中田サイドは“引退したJリーガーのセカンドキャリアにもなる”と話しているが、
年間予定5試合前後とあって、とてもセカンドキャリアと呼べる代物ではない。
結局、中田ヒデの“イメージアップの道具”として使われるだけ」
13日には、観光庁が立ち上げた外部有識者による政策懇談会「観光庁アドバイザリー・ボード」のメンバーに選ばれた。
「財団法人の設立も、観光庁のアドバイザー就任も、実は1年以上も前から仕込んできた。
所属事務所が都内の料亭などで政治家、政府機関の関係者、NPO団体関係者、
金融アナリストらと会合を重ねて“中田ヒデでどうビジネスを展開するか”を話し合ってきたのです。
今回の一連の動きは“社会貢献などクリーンなイメージを作り上げる”のが狙い」(前出記者)
背景には、中田ヒデの“背に腹代えられぬ”事情がある。某マスコミ関係者が言う。
「サブプライムローン問題に端を発した世界金融恐慌で中田ヒデの資産が大きく目減りし、
何でもいいから“儲け話”をウの目タカの目で探しているみたいですね。そういえば、
カネに糸目を付けずに買い漁ったニューヨークのビル、ロンドンの大邸宅、UAEドバイの
リゾート人工島などを“金欠”のために売りに出している。しかし、まったく買い手が見つからず、
大ショックを受けているみたいです」
尻に火がついた中田ヒデが次に何を仕掛けてくるか、けだし見ものではある――。
http://gendai.net/?m=view&g=sports&c=040&no=31927