(スポニチ・西内装蹄師のコラム)
天皇賞はヒカルカザブエの7着が担当馬で最先着・・・。自信のラインアップだっただけに少々ヘコみました。
2着のアルナスラインは落鉄していたそうですが、競馬雑誌の写真にここでは!?と思う場面が確認できますよ。
最終4コーナーでアサクサキングスの右後肢に、後ろにいたアルナスラインの右前肢が乗っかかっており、この時に接触して落鉄したのではないかな、と推測できます。
アサクサキングスは右後肢のベトラップ(バンテージの意味)が裂けていたのでおそらくそうでしょうね。
着差がクビ差とあってアルナルライン陣営には悔やまれるでしょうし、アサクサキングスも影響がなかったわけではなく、すべてを含めてこれが競馬。
装蹄師の仕事柄こういうケースには「あそこだったか」と回顧するようには心掛けています。