メイショウサムソン19

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401小田切総統 ◆.XK0ch1.Gw
(大スポ)
「日本にいる時よりカイバ食いがいい。このままフランスに馬を置いていきたいぐらい(笑い)」と最終追いを終えた高橋成調教師は上機嫌。
ここまでは決して順風満帆だったわけではない。出発前の栗東で「熱中症寸前」(同師)の状態まで落ち込み、
加えてフランス側から出発前14日の隔離を求められた。結果、ディープインパクトの2年前よりフランス到着が11日も遅れた。
今でこそ、デルザングル厩舎所属馬と並び馬房に入っているが、渡仏当初は離れた馬房に入ることを命じられた。
「去年の馬インフルのことがあるのでしばらくそこにいてくれ、と。まあ、飛行機に乗ってからもいろいろ言われたわ」(同師)
厩舎内撮影&立ち入り禁止、最終追いの撮影は代表2人のみ。今回もおなじみの報道規制が敷かれているが、
これは余計な火種を抱えないための高橋成師の発案。ここはアウェー。表面に出てこないだけで、
調教環境維持には多くの腐心が働いている。最終追いは終わったが、まだ気の抜けない日々が続く。

「2年前のディープの時は100人ぐらい取材する人に囲まれたよ(笑い)」と当時を思い返すように語った武豊。
今回は武豊に密着しているNHK、関西スポーツ紙各記者など、追い切りを終えた武豊を囲んだのは10人程度。
現地のマスコミもフランスのグリーンチャンネルといわれるエキディアがわずかに取材していたぐらいで、注目度は低いようだ。