フサイチはどうなっちゃったの?

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37小田切総統 ◆.XK0ch1.Gw
(東スポ)
“フサイチ軍団”の総帥・関口房朗氏(72)の所有馬がアクシデントに見舞われた。
渦中の馬はフサイチフォルツァ(セン6)。米キーンランドの2歳トレーニングセールで5600万円で購入された牡馬で、
シーザリオの勝った新馬(04年12月)で1番人気になるなど、将来を嘱望されていた。
しかし、期待に反しJRAでの競走成績は振るわず、06年3月まで8戦1勝。気性の悪さと蹄の不安で低迷した。
この間、森→湯浅→小崎と転厩し、07年10月31日に競走馬登録を抹消、5歳で現役を引退した。
関口オーナーは同馬を乗馬として余生を送らせるように指示、小崎調教師もこれに同意して栗東トレセン近くの島上牧場に移された。
しかし、今年6月19日にフサイチフォルツァは地方・笠松競馬に競走馬として登録。
馬主名義は関口氏とは面識のない入浦智洋氏で、中間去勢もされていた。
この事実を受け関口氏は「約束をほごにされた。調教師はコンプライアンス(法令順守)に反する行為をしたということ。
(現役復帰をもくろんで)セン馬にして隠れて商売をしようとする確信犯的な仕業。
他の馬主名義でフサイチの冠名の馬が走ることは断じて許せない」とほえた。
現在、フサイチフォルツァンの所有権は入浦氏にあるため、関口氏は自らが所属する中京馬主協会に窮状を訴えた。
これを受け、同協会は調教師へ、事実確認を要請している。
今回の事件には他の調教師も絡んでいる噂もあり、事の重大さを考慮し、JRA公正室も調査を開始している。
一方、糾弾を受けている小崎調教師は「今の時点ではノーコメント。、今後は公正室を通してお話したい。
管理していたのは自分だし、非があれば責任は負うつもり」と詳しい事情説明を避けている。