【世界へ】角居勝彦厩舎応援【クラブ馬も】part5
(スポニチ前夜速報版)
角居厩舎2頭が好枠を引き当てた。「どちらもいい枠だと思います」と前川助手。
4枠7番ポルトフィーノは「内に行きたい馬がいるようだし、いいんじゃないですか。ユタカさんにお任せです」との感触だ。
5枠10番トールポピーも「謙一から『最高の枠』とメールが来ました。内外を見ていけるし、後入れの偶数もいいですね」と手応え十分。
(大スポ・桜花賞2頭出しの角居調教師に聞く)
−まずは両馬の前走を振り返ってください。
「トールポピーはG1を勝ったとはいえ、課題のたくさんあった馬。前走はスタートもスッと切れたし、内枠から馬込みの中で競馬ができた。
負けはしたが、前哨戦で課題をクリアできたのは大きい。ポルトフィーノは鞍上が控える競馬を試したが、怒って走りタメが利かなかった。折り合いが付かなかった内容には不安が残った」
−中間の調整を含めて状態は。
「トールは前走後、少し細くなったがすぐに回復。体重は同じくらいだろうが、今は実の入り方が違う。緩かったトモがしっかりして、思い通り仕上げることができた。
ポルトは気性を考慮してテンションを上げないよう調整を工夫。普段の調教では落ち着いているし、状態はいいが・・・」
−レースの見通しは。
「昨年の違い今年は実力が拮抗している。ただ、この時期の牝馬はフケなどがあって本来の能力以外に心配をしなければならないことが多い。
競馬にドンピチャに合わせてきた馬が勝つと思う。トールは不安のない状態でレースを迎えられる。
ポルトは今回も乗り方はジョッキーに一任するが、前走でモロさを出しただけに半信半疑だ」