★☆★小田切馬 第10R★☆★

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468小田切総統 ◆Q1ExssOilE
(中スポ)
調教師に今年から事実上の「早期選択定年制度」が導入される。
20年以上の厩舎実績があり、60〜65歳の間に自ら勇退を申し出た調教師には、
日本調教師会が功労金(正式には特別引退金)1700万円を支払うというもの。18日までに本紙の取材で明らかになった。
調教師の70歳定年制は88年に導入が決まり、翌89年から00年までの経過期間を経て01年から完全実施に至った。
それに伴い高齢者馬房削減制度は廃止、同時に定年前に勇退した65歳以上の調教師に対する功労金制度が確立された。
JRAの奨励金の出走手当が原資に充てられている。完全実施以降、病気などで勇退した65歳以上の調教師はこれまでに7人いた。
しかし、近年は調教師間の成績の上下格差が広がる一方。極端な成績不振、管理頭数の馬房数割れなどで経営が苦しい調教師が増えているのが実情だ。
昨年、富田一幸元調教師は50歳の若さで廃業に追い込まれた。今年も実質的な年度替わりとなる3月1日を前に、馬房返還を申し出る調教師が複数いるとウワサされている。
厳しい情勢を重くみたJRAと調教師会は昨年来協議を重ね、今回の決定に至った。新制度の導入が厩舎、特に美浦トレセンの活性化につながるか注目される。