続・柴田善臣を誉めたり叩いたりするスレ@競馬板2

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465こんな名無しでは、どうしようもないよ。
━━「想像以上」とバッカスを評価した柴田善━━ 【フェブラリーS】

主戦・佐藤哲から柴田善に鞍上を切り替えて大舞台に向かうサンライズバッカス。
4着に敗れた前走のGIII根岸Sの騎乗法にオーナーサイドが不満を感じたのが理由
だったと昨日書いた。佐藤哲自身は根岸Sのレース後直後に“クビ”を覚悟していた。
東京競馬場を引き揚げる際、追いすがる報道陣にこう漏らしていた。

「直線で窮屈になって、結果的に脚を余す格好になった。力負けやないから、
 本番に向けてはそう悲観することもない。でも、次はオレは乗ってないかもしれない。
 あっ、これは書かんといて」

レース前に出されていた指示は「今回は外を回る競馬をしてくれ」というものだった。
ところが出遅れて不利な展開となった状況で、佐藤哲は逆の行動に出た。
距離のロスはあっても、外に回せば末は伸びてくる。ただし、それはいつでもできる。
そうした葛藤の中で狭いインを突き、結果は裏目に出た。

「“負けてもいいから外を回れ”って言われれば、普通はその通りにする。絶対に楽だもん。
 ただ、乗ってる人間は“それでも何とかしたい”って思うんですよね。(佐藤)哲三さんの
 あの騎乗は何となく理解できる」と解説したのはある後輩ジョッキー。
だが現実は当人が覚悟していたクビ宣言だった。

その佐藤哲からバトンを受けた柴田善は「背中の感じがとにかくいい。想像通りというか、
それ以上だった。ちょっとクセがあるみたいだけど、けい古ではそう気にならなかった。
クセ馬はもともと得意だろって?そんなことないさ。まあ、なるようになる」と栗東での
1週前追い騎乗の感触を伝えた。お手並み拝見だ。                     (酒井 修)

【2006/2/16(木)東京スポーツ新聞社発行 東京スポーツ23面「トレセン発マル秘話」より 原文ママ】