新人スレにも貼りましたが、こちらにも貼らせてもらいますね。
(東スポ)
「今年の新人は見捨てることができないんや」
橋口調教師が、今年関西からデビューするも、勝ち星が伸びず
苦闘中の中村、鮫島の2人に救いの手を差し伸べている。
中村はGIIIセントウルS勝ちのテンシノキセキなど、
橋口厩舎では毎年のように所有馬を預かる杉山枡夫オーナーの孫。
杉山氏の馬は率先して中村を乗せることにしているのだが、
一方の鮫島とはどんな関係が?
「騎手をやっていた佐賀は俺にとって原点。乗り鞍がなく苦しかった時に乗せてもらい、
すごく世話になったのが調教師をやっていた鮫島のお爺さん。
その恩義をいつか返さないとアカンと思っていたから」
師が苦労を重ねた佐賀競馬時代に世話になった恩人の孫…
接点は20年以上前の九州にあった。
中村が5月22日に初勝利を挙げたことで、今年デビューした新人の中で、
鮫島が唯一未勝利として取り残された(5月29日終了現在)。
橋口師としてはこの状況を放っておくことはできない。
「ケイウンバクシン(中京12R)は本当は安藤君(安藤勝)に頼んでいたんやけど、
急きょ断って鮫島を乗せることにした。今週はユートピアと併せていい動きをしたし、
前走内容から距離が1ハロン延びても…」と語る。
橋口調教師から鮫島への3代に渡る恩返し…記者も応援の◎だ。