キムタク「南極大陸」20%割れで聞かれる不協和音
10月23日に放送された「SMAP」木村拓哉主演のTBS開局60周年記念ドラマ「南極大陸」第2話の平均視聴率が19・0%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。
16日放送の初回は今クールの新ドラマで唯一の20%超えとなる22・2%を記録したが、第2話で早くも20%割れを喫してしまった。そんな中で漏れ伝わってきたのが、キムタクとTBSサイドの不協和音だ。
初回が22・2%と判明した際はスポーツ紙に「やっぱり持っているキムタク」「神話′注ン」「キムタク主演17作連続初回20%超え」といったキムタクをたたえる見出しが躍った。この状況にTBS関係者もさぞかし大喜びかと思いきや意外や意外、局内は冷ややかに結果を受け止めていたという。
「実は、視聴率22%でも元が取れないんですよ」と語るのは編成関係者。「30%でトントンといったところではないでしょうか。なんたって1本あたりの制作費は出演料などを含めると約1億円。フジテレビの香里奈主演の月9ドラマ『私が結婚できない理由』が1本あたり約4000万円。
日本テレビの松嶋菜々子主演で話題のドラマ『家政婦のミタ』に至っては1本あたり2000万円ですから。なのに『南極大陸』は第2話でいきなり20%割れですからね。正直、10%台では赤字なんです」(事情通)
さらにキムタクの「南極大陸」の番組宣伝に対する姿勢も局内から疑問の声が上がっているという。
「番宣のために出演する番組を選り好みしたというんです。『オールスター感謝祭』のような長い間、拘束される番組には絶対出演しない。しかし、仲のいい安住紳一郎アナが司会を務める『ぴったんこカン☆カン』のような番組にはスケジュールをやりくりした。
視聴率を取りたければ、すべてに出演してほしかったと陰口を叩く人もいますよ」(編成関係者)
世間の評判とは裏腹にTBS局内から聞こえてきた不協和音。視聴率低迷は時間の問題か?!
東スポ芸能 2011/10/25
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