マターリ静岡テレビ雑談スレ6

伊豆の親不知と形容すべき嶮しい絶壁の元となる山を貫き、質的に異なる２つ
の人郷を分け隔てる （道路上および鉄道上の）各宇佐美トンネル。

北からこのトンネルを抜けると、まるで関東の終わりを天から宣げられたかのごとく、
本来の潮騒と蝉時雨だけをBGMに取り戻した「原色の伊豆」が見渡す限りに続いている。

このような宇佐美の嶮、そして丹那という極めて重要な嶮を隔てているにもかかわらず、
「伊豆は関東」という「暴論」がカッペどもによりしばし唱えられているが、そうした
暴論の広まりによって、「熱海は関東」という「正論」とその意味するところが隠されてし
まってはならない。 そのためにも私は丹那の壁を強く強く指摘し続けていくとともに、
宇佐美の壁をもあえて強く指摘し、各地域に相応しい諸政策を各方面に提言していきたい。

そうすることで、まるで粗大な金箔に全体を覆われた純銀が本来の輝きを取り戻すかのごとく、
関東とは何かという「事の本質」が明らかになり、暴論を信じてしまっていた者も次第に
その 洗脳から解かれ、道州制の議論においても、これらの嶮、あるいはこれらに匹敵する意味を持つ
本坂or牧之原を境にして南関東州・東海州を分け隔てることが適切であるという極めて自然かつ常識的な
見方が一般に広まり、富士川・大井川・浮島沼などという不自然で非常識な見方は消え去ってゆくのである。