娘に暴行4年の父、「鬼畜」と懲役12年…札幌地裁
4年近くにわたり、実の娘を繰り返し暴行したとして、強姦や準強姦など
の罪に問われた北海道日高地方の無職男
>>2(49)に対する判決が7日、
札幌地裁であった。
井口実裁判長は「鬼畜の所業。厳罰をもってのぞむほかない」として、懲
役12年(求刑・懲役13年)を言い渡した。
判決などによると、男
>>2は、長女が9歳のころからわいせつな行為を始
め、暴力を恐れて長女が抵抗できないことにつけ込み、今年3月までに、少
なくとも4回乱暴した。長女が3月に家出し、父親
>>2を警察に告訴したこ
とから発覚。検察側は、02年7月以降、男
>>2が2、3日おきに暴行を繰
り返していたと指摘した。
井口裁判長は、「1人で耐えるしかなかった苦痛と絶望は想像を絶する。
(憎しみから)父
>>2の死刑を望む姿は哀れである」と述べた。
(読売新聞) - 11月7日11時36分更新