http://www.asahi.com/life/update/1025/001.html 武田薬品工業、藤沢に新研究所 新薬の研究開発を加速
武田は、大阪市と茨城県つくば市と米サンディエゴ市に研究拠点をもち、研究者は
計約1100人。このうち手狭な大阪工場(約850人)にある研究部門を順次、藤沢市に移す方針だ。
投資額は500億〜600億円に上る見込み。当初は約1000人規模だが、最終的に
2000人規模に増員する計画もある。
武田は、好調な業績を支えている抗潰瘍(かいよう)剤や糖尿病治療薬など
主力4製品が09年以降に相次いで特許切れとなり、次の柱となる新薬の投入を急いでいる。
大阪工場内の研究所は手狭な上、老朽化が進んでいた。国内外から人材を集めるには
首都圏に近い藤沢市が優位と判断した。