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名無しさん@お腹いっぱい。:
★三セク調停成立、大阪市の「重い負担」
破綻寸前の大阪市の第三セクター問題は、債権放棄などを含む特定調停が
成立し、いったん、決着しました。
会社は潰さず、今後30年から40年かけて経営を建て直すというものですが、
1,000億円の損失補償という重い責任も背負っています。
第三セクター社長 「(調停成立を)重く受け止め、速やかに社長を退任し、
再建はしかるべき方にお願いする」
きょう、大阪地裁で開かれた調停はわずか7分で終了。
もめにもめた調停がようやく成立しました。
その内容はATC・WTCなど破綻寸前の大阪市の第三セクター3社に対し、
金融機関は926億円を債権放棄し、大阪市も104億円の追加出資を含む
およそ460億円を新たに負担することになります。
そしてさらに厳しい条件が、金融機関の残りの債権1,138億円の損失補償です。
将来三セク側が返済できない場合、市が全額肩代わりすると言う約束です。
大阪市・関市長 「(Q.損失補償しない方がいいのでは?)そんなこと通りますか、
この世の中。私は通らないと思う」
大きなリスクを大阪市が負った背景には、金融機関の機嫌を損ねたくないという
思いがあります。
同じく巨額の赤字を抱える大阪シティードームとクリスタ長堀についても、今後、
金融機関に債権放棄を求めざるを得ないからです。
きょうの調停成立で、市民は今後、税金と言う形で2043年まで負担させられる
ことになります。