SBC「有害植物」放送で謝罪
SBC・信越放送が、17日の情報番組の中で健康被害が生じる恐れがあるとして
国が食べないよう呼びかけている植物「コンフリー」の天ぷらを食べる場面を放送し、
信越放送はホームページと放送で謝罪しました。
信越放送は、17日の夜、
「SBCスペシャル」という情報番組の中で、リポーターが東信地域の飲食店を訪れ、
ふだんはメニューにない野菜の天丼を注文し、コンフリーの天ぷらを食べる場面を放送しました。
コンフリーはヒレハリソウとも呼ばれ、海外で肝障害の原因になったという報告があったため、
厚生労働省が3年前に国内での食品の製造や販売の自粛を通知し、
消費者にも食べないよう呼びかけています。
信越放送は視聴者からの指摘でこれに気づいたということで、
その日のニュースで謝罪し、ホームページにお詫びを掲載しました。
信越放送によりますと、これまでのところ放送による健康被害の報告はないということです。
この飲食店は、国の通知は知らずにコンフリーを畑で栽培していたということです。
信越放送の田中哲郎・編成部長は「たいへん申し訳なく思っています。
今後は専門家を定期的に招いて研修するなど、再発防止に 努めます」と話しています。
NHKオンライン(2007年5月19日 13時31分更新)
http://www.nhk.or.jp/nagano/lnews/02.html