元病院検査技師わいせつ:被告が行為否認−−地裁初公判 /京都
女性患者に検査と称してわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪に
問われた滋賀県草津市の臨床検査技師、
>>2被告(55)の初公判が1日、
京都地裁(東尾龍一裁判長)であった。
>>2被告は「必要な検査をした。わ
いせつ目的はなかった」などと否認し、検察側は「そもそも不要な検査で、
仮に必要としても被告の行為は検査とはいえない」とした。
起訴状によると、被告は05年7月29日午後1時20分ごろ、当時勤務
していた京都第二赤十字病院で、腹痛を訴えて受診した京都市内の主婦
(40)の腹部を超音波検査した際、主婦が抵抗しないのを利用して主婦の
下腹部に検査器具を押し当てるなどした、とされる。
5回の公判前整理手続きを経ており、医師ら8人の証人尋問と被告人質問
を行うため8回の期日が指定された。【太田裕之】
6月2日朝刊
(毎日新聞) - 6月2日20時1分更新