東京キー局の偏向報道を叩く@収集所

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524名無しさん@お腹いっぱい。
日本経済新聞社 「大阪の挑戦」

P,26〜28
第1部 ナンバー2都市の試練
5 中央に届かぬ地方の声

■際立つ“首都一極投資”

恒例の関西財界セミナーが九二年も二月に京都で開かれた。
このなかの第五分科会で運輸省の航空行政に対する批判が相次いだ。
関西新空港の全体構想について「採算などの課題一切を地元で解決するなら検討してもいい」とする
同省の基本姿勢に、関西財界の日ごろの不満が爆発したものだ。
一期工事では約七百億円を地元企業が負担したが、「二期工事以降も」となるとさすがに負担が大きい。

同省は九一年春、航空局に首都圏第三空港プロジェクトチームを発足させた。
関係自治体や民間企業グループからおびただしい候補地やプランが同省によせられている。
同省幹部に「建設に当たっては当然、地元負担を求めることになるのでしょうね」と聞いたら、
党の幹部氏は「えっ」と絶句した。そんな意識は頭の片隅にもなかったのだ。

(中略)
あまりの面倒見の良さに全国の都市交通関係者が皮肉を込めて言った。
「運輸省は東京都の交通局か。」