事件、事故などで家族を奪われた被害者の家族にカメラを突きつけインタビューする手法が幾
度も指摘され、非難されているにも関わらず一向に改善される兆しが見えない。それどころか
益々酷くなっている。先日もある男性タレントの娘がトラックにはねられ交通事故死したが、
通夜の席で愛娘を奪われ憔悴しきった父親に幾本ものマイクを突きつけ、心境を告白させる
手法にはとても呆れた。芸能人であろうと一般人であろうと子を持つ親なら、ある日突然愛
するわが子に先立たれる悲しみは計り知れないのは同じではないだろうか。芸能人の結婚や
妊娠報告の記者会見は容認できるが、不祥事からの復帰離婚や身内の葬儀での記者会見の強要
は自粛すべきではないか。
先日の火曜日に放送のドラマは医療ミスや凶悪殺人などに対する被害者や遺族が、復讐を依頼
して恨みをはらすといった内容。見ていて強い不快感が残り1週間経った今も怒りが治まらな
い。このドラマでは殺人シーンをリアルに描き、復讐のシーンは面白おかしく短時間で描かれ
ていた。何がいけなくて復讐されているのかも加害者に理解させないで殺してしまう。内容も
制作の意図も全く理解できない最悪のもの。実際に被害に遭った方や遺族は恨みを果たしたく
ても何もできず苦しみ続け本当に辛いと思う。現在も苦しみ続けていることを考えたらこのよ
うな番組は作れないはず。でもこの局は作っている。本当に気持ち悪くて制作者の心が信じられない。
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全く同感だ。