ちゅらさんのパワーダウンについて

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112「ちゅらさん」幻の原案
>>107
君だけに特別に教えてあげよう。昨年秋時点での、「ちゅらさん」の当初の原案を・・
=====(NHK沖縄より転載)=====
物語は1972年5月、沖縄本土復帰の日、舞台は八重山諸島小浜島から始まります。
カチャーシー、三線、琉球舞踊の大好きな一家の深い愛情と、八重山の自然に育まれ、ヒロイン・
古波蔵恵理は満ち足りた少女期を過ごします。しかし暮らし向きはそれほど楽ではありませんでした。
一家はさとうきびを中心とした農業を営み、製糖工場にも勤めていました。恵理が中学生になる頃、
両親は島での暮らしに区切りをつけ沖縄本島へ移住。恵理は祖母と島に残りますが、高校進学を期に
沖縄本島の那覇へと両親の後を追います。やがて自立を意識した恵理は ”青い鳥を探しに“高校卒業後、
東京へ。
しかし、上京した恵理を力強く支えてくれたのは、後を追って上京した愛すべき兄弟と、やはり周囲の
沖縄出身者たち。また、おなじ下宿に全国から上京してきている仲間たちにも助けられ、働きながら
看護大学を卒業、看護婦に。
第一線の医療現場でモミクチャにされながらも、保健婦の資格を取得。やがて医師と結婚。家庭も持ち、
「子育て」がのしかかってきます。
30代半ばになり、心の底から求めていた仕事と暮らしが故郷・沖縄の島にあるのでは、と恵理は気づき
始めます。八重山の大自然と祖母の笑顔、那覇で基地の島という現実の厚い壁と向かい合いながらも情熱的に
愉快に暮らす両親、兄弟の姿が恵理の心に生き続けていました。
夫を東京に残し、子供のためにも沖縄へ移住する恵理。やがて猛反対していた夫も後を追って沖縄へ。
「心の医療」と一家の暮らしが南の島で始まります。