さよならも言わないで その人は行ってしまう
最後まで優しくて 笑わせて だけど愛はくれない
「君のために出来る事は僕に何も無い」と言った
そばに居れば 見つめ合えれば
それだけで ああ いいのに
私より大事な人がその胸にいつもいたね
別れても別れなくてもこの恋は苦しい恋
そして悲しいけれど 大好きなあなただから
これ以上困らせちゃいけないと精一杯微笑む
終わりのない愛のように一度は抱きしめたくせに
髪に触れずキスもしないで今日はただうつむくだけ
本当の心を隠す優しさもきっとあるね
ひとつだけわかってた事 この恋は苦しい恋
「今は運命ごっこしてればいいじゃない」
4 :
同僚:2001/07/13(金) 12:58
「私だって女の子なんだから」
「ことわんないで」
「運命・・・ってわけですか。」
XX医科大学キャンパス内の通りの並木はゆたかな緑の葉をそろえ、5月の快い風が
さわかやかに吹いている。ある日の放課後、西宮遙は、大学の講堂で行われる小さな
演奏会にむかうため、早足で歩いていた。講堂は教室などがあるメインの建物から少し
離れた一角にあり、木々に囲まれている。
まもなく演奏が始まるというので、既にかなり聴衆が集まってきている。演奏されるのは、
バッハのオルガンコラールであった。その講堂は、北ドイツ製の大きなオルガンが備え付け
られていたのである。
遙が会場の真ん中あたりの椅子に腰掛けると、ほどなくして演奏は始まった。最初の曲名は、
「人は皆死すべき定め」というものだった。バッハの旋律が、数百年の時をへだて、一人の
奏者の手で、現在の時間の中によみがえってくる。
「人は皆死すべき定め」という曲名が、遙に、幼い頃の暗い思い出を呼び戻す。それは、
小学校の頃、親しかった同級生の女の子が、道路に飛び出したばかりにトラックに轢かれて
しまった時のことだった。
近くにいた遙や大人たちがあわてて駆け寄ったとき、その子はまだ息があった。
「いたい…いたいよ…」
と弱弱しい声がもれてくる。血を流して苦しみ続ける友達を目の前にして、どうすることも
できない自分を遙は激しく呪った。
ようやく救急車が来て病院に運ばれたが、その子はほどなくして息を引き取った。葬儀の場から
帰ってもなお泣き続ける遙に、母親は優しく諭すように言った。
「人間はね、いつかは必ず死ぬもんなのよ…それが運命なの。神様が決めたことなの」
「なんで運命なの?もっと長く生きられる人だっていっぱいいるじゃない?!…」
泣きながら母親に反論したその夜のことは、今も遙の心に焼き付いている。運命なんか
信じるものか。自分は医者になって、人間にできるだけのことをやり、一人でも多くの命を
救うんだ…そう決心したのは、その時だったのだ。
それから勉強し、偏差値の高いとあるキリスト教系の女子校に入学した遙にとっては、毎日が
医大にはいるための手段にすぎなかった。同年代の女の子がやる程度の恋愛沙汰にもほとんど
興味を示さず、しまいには学校の中でも煙たがられる始末。だが、そんなことは遙にはどうでも
良いことだった。自分には「天職=CALLING」があるのだから。そして、XX医科大学に一発で
合格したのである。
だが、医大で出会った学友たちの多くは、遙から見て、軽蔑に値するものであった。親が医者だ
というだけで、後を継ぐくらいの意識しかない者。たまたま偏差値が高かったのでなんとなく医大を
受けて合格し、その後は無目的になったような者。落第しない程度の最小限の勉強しかしない者。
自分と同じような志を持つ者はひとりも見当たらなかった。
演奏が終わり、拍手が広がると、遙は現在に意識を戻した。「人は皆死すべき定め」。それは真理
かも知れない。運命というものもあるだろう。だが、それにできるだけ逆らうために、自分は医者に
なったのだ…。バッハの音楽に敬意を表しながらも、遙は自分の信念にいささかの揺らぎもないことを
あらためて感じていた。
9 :
遙の青春(3):2001/07/13(金) 22:52
演奏会が終わり、講堂から出てくる聴衆にまざって歩きながら、遙は、ふと、今日の昼休みの
ことを思い出していた。同級生の上村文也とカフェテリアでかわした会話のことである。
その男・文也は、最近、遙の心に無視できない位置をしめるようになってきていた。他の学生が
みな死んだような目をして群れている中で、文也だけは、そのまなざしに静かな情熱のようなものを
燃やし、ひとり、寸暇を惜しんで勉強に没頭していたのである。その目の光に、遙はなぜか、自分に
近いものを感じ取っていた。
遙は思い切って声をかけ、聞いてみた。
「ねぇ、上村はどうして医者になろうと思ったの?親が医者なわけじゃないでしょ?」
「ああ。そっちはどうなんだよ?」
急に切り返され、思わず本心を言うのが恥ずかしくなった遙は、間に合わせの嘘でごまかす。
「私は生まれたときから知能指数高いんだ。だからそれを生かせる仕事は何かなと思って。
無駄にすべきじゃないでしょ?そっちは?」
「俺は…金が儲かりそうな仕事だからなあ」
自分と同じく、それが嘘であることを遙はすぐ見抜いた。
「へえ、そういう嘘をつくんだあ…実は、困ってる人を助けたいとか思ってたりして」
文也の困惑したような反応を見て、遙は、それが図星であることを確信した。
「私たち、結構お似合いじゃない?…今度誘うから」
自分と同じ匂いを持った仲間だ!そう感じた遙は、文也と二人きりで話をしてみたくて
たまらなくなったのだ。
自分を受け止めてくれるかどうか、ふと不安から、思わず一言つけくわえる。
「…断らないでね」
ときに西宮遙、大学2年生の5月のことであった。
============未刊===========
10 :
ステラにも載ります:2001/07/13(金) 23:06
11 :
えりいに、:2001/07/14(土) 00:00
あなたを主人公にしたら、わたしはじゃまかもしれないけど、
わたしが主人公だったらあなたはじゃまなの・・・。
12 :
今日のシーン:2001/07/14(土) 00:08
小説では以下の部分があるが、放送ではカット。(流れに影響はない)
===============
薄暗いバーのカウンターに並んで座って、遙は文也の話を聞いていた。
聞き終えると、遙は一言「何それ」と吐き捨てるように言った。
「・・・ごめん」
「ごめんって、あやまられてもさ・・。運命っていうわけですか?」
(以下は放送と同じ)
13 :
>>7-9:2001/07/14(土) 00:41
うーんえー話やのー。サイドストーリーとしてめっちゃよう出来とるわ
これ、全くの創作?それとも小説に出てんの?
遙ヲタとしてはドラマでこれくらいの背景を準備してくれなきゃね
それにしてもここ数日のちゅらさん、遙さんを全くないがしろにしとるであかんわ
(オレどこの人?)
14 :
名無しさん:2001/07/14(土) 01:33
ブラックジャックの師匠、本間博士もいってたぞ、「人間が運命をどーたら
するなんざ、おこがましいとおもわんかね」と。傲慢なんだよこの大映ドラマ
の悪役女!割れた舌でチンポでもなめてろ!
15 :
名無し:2001/07/14(土) 04:23
たまたま当たった腕のいい医者が全力をつくしてくれて助かった。
それもまた運命なのです。
16 :
続編希望:2001/07/14(土) 04:34
17 :
ちがう女だろ:2001/07/14(土) 04:40
>>12 待合所のベンチに置いていかれるシーンもそうだけど、小説の遥はちょっと刺々しくてはすっぱな感じで、女の子なんたらいうセリフは似合わない。ドラマの遥はクールで頭が切れてナイーブさを隠している感じ。
18 :
遙:2001/07/14(土) 07:44
「恨み言をUつもりじゃないの・・・」
思いっきり恨み言なんですけど
19 :
演歌してるね:2001/07/14(土) 07:57
このスレは‥‥坂本冬美に歌ってもらおう、この気持ち
>>13 創作です(笑
気力があったら続編書くかもしれないけど、みんなもよろしく(藁
21 :
つかこうへい劇団:2001/07/14(土) 08:13
内田有紀の方がグー(^^)
22 :
>21:2001/07/14(土) 08:29
たろうウゼエ!氏ね!!!
23 :
ん:2001/07/14(土) 08:36
このスレのタイトルも、「まりあたんファンクラブ」に習って
「遙たんファンクラブ」の方が良かったかな
24 :
:2001/07/14(土) 08:38
それは愛しの小西真奈美様ってスレがあるからね
25 :
遙:2001/07/14(土) 08:42
>>22さんへ
ありがとう。
なんか・・・うれしいな。
図星なんだよね・・・21さんのいってることは。
でも、認めたくないなぁー、私は。
26 :
西宮遙:2001/07/14(土) 09:02
ほんとはね、もう上村の心を取り戻すことなんかできないのは、
わかってるの…
古波蔵さん、上村を幸せにしてあげてね…
27 :
名無しさん:2001/07/14(土) 09:57
>>20 おお、オリジナルなんですか。
駄レスばっかかいてる俺から見ると文才があるって、うらやましいです。
学生時代にスーパーボールを拾って、女の子の気持ちになっていた
時の遙のストーリーもぜひおねがいします。
28 :
遙の思い出(前編):2001/07/14(土) 11:54
西宮はいつも何考えてるの、と遙はよく人にたずねられる。
そんなとき遙は思う。わたしが何を考えていようとあなたには関係ないでしょ、
ほっといてよ。あなたが考えてることだってわたしも聞いたりしないから…。
人が他人の心に立ち入ることなどできるのだろうか。
人はおたがいにわかりあえるのだろうか。
いつかは医者になりたいと願って、勉強にはげむうちに、遙にとっては、
そんなことは疎遠な問題になっていた。
自分の心など、他人にわかるはずがない。そう思うと、感情を他人に見せるのが
ひどくばからしく、不潔なことのように感じられるのだ。
図書館で机の上にノートを開いたまま、遙はふと目を閉じる。
高校時代のひと時の思い出が心に浮かんでくる。
受験予備校で同じ講座だった、顔見知りの男の子との思い出だった。
ある年の夏期講習のあと、たまたま電車が同じだった遙とその青年は、JRの駅の
階段を並んで歩いていた。壁に貼られた東京駅美術館のポスターがふと目にとまる。
ラファエル前派の展覧会だった。
「あ!」
絵に目を取られて、思わず転びそうになる遙を、青年が支えてくれた。
「ありがとう」
「よそ見してたら危ないよ・・・。ん?ポスター見てたの?ラファエル前派展の」
「あなたも、絵に…くわしいの?」
「くわしいってほどじゃないけど、好きなんだよ、今度見に行くつもり」
「わたしも興味あるな」
「じゃ、いっしょに行こうか」
「そうね」
29 :
遙の思い出(後編):2001/07/14(土) 11:54
その次の日は午前中で授業が終わりだったので、遙は青年と連れ立って出かけた。
天使や神秘的な女性を描いたラファエル前派の画家たちは、遙のお気に入りだった。
そんなことで話題の合う人間が、身近なところにいたのはうれしかった。
二人はそれからも何度か、絵画や写真の展覧会にいっしょに足を運んだのだった。
次第に単なる友人にはとどまらない感情が遙の胸には育っていったが、それを表に出すのを
遙は恐れていた。自分の内側に大切に育てているものを、人の前に出したら、たちまち
ガラス細工のように砕けてしまいそうな気がして・・・・。
遙と青年の淡いつきあいは、数ヵ月後、終わりを告げることになった。商社に勤めている青年の
父がシアトルに赴任することとなった。青年はどうするか悩んだが、結局、現地の大学に行って
みることにしたという。
その話を遙にしたとき、青年は何か言ってもらいたそうな顔をしていた。遙にもそれはわかっていた。
だが−−
「そう、さびしくなるわね、気をつけてね」
そういう言葉しか遙は返すことができなかった。
・・・・・
もしもあのとき、別なことを言っていたら、何かが変わっていただろうか。
自分がもう少し素直に感情を表に出せる人間だったら。
言葉でいわなくても、思ってることが他人にわかってもらえるようなタイプだったら。
図書館を出て、必要な専門書を探しに立ち寄った書店でも、遙に思い出がまだつきまとっていた。
「ばかね、わたし。こんなこと今さら考えても意味ないよね」
苦笑して、非合理的な思考を遠ざけようとする。
目当ての本を手に入れてカウンターに行こうとする遙は、ふと、小説コーナーの前を通り過ぎた。
かわいらしいイラストのついた一冊の小説が目にとまる。
「そういえば、こんな本、読まなくなったなあ・・・」
手にとって何気なしにめくってみた。とある少女と、野球少年のはかない恋を描いた物語だった。
少年が投げキスをすると、少女がそれを受取って胸に大切にしまいこむ、そんな象徴的な場面が目に
とまった。
ふっと微笑むと、遙は小説本を棚に戻し、いつもの医学生の顔に戻ってカウンターに向かった。
( 終 )
30 :
それから?:2001/07/14(土) 13:17
>>29 終わっちゃだめだー
もっと、つづけてほしー
31 :
なるほど:2001/07/14(土) 13:27
>>29 最後に出てくる「野球少年と少女の小説」って、城ノ内真理亜の
作品じゃん(笑
32 :
げー:2001/07/14(土) 13:30
自分のHPでも作ればぁ?
33 :
遙のノートから:2001/07/14(土) 13:55
つめたい月のひかりが
裸になった木の枝をとおして
わたしの影をうつす
鳥も犬も魚も眠り
猫だけがわたしを観察してる
どこからきたの どこへいくの
わたし以外には誰も知らない
わたしだけの答え
わたしだけの道
乾いた音をたてて歩く
わたしの相棒は わたしの影だけ
誰も知らない わたしの心の闇
34 :
回想:2001/07/14(土) 14:08
⌒⌒ヽ |
∫从 从ノ ∧_∧ |
ノノ ゚ ‐゚ノ (`ー´ ) |
(つ|⌒||⌒|(V ) |
⌒ ⌒ |
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○
○
⌒⌒ヽ <・・・・・・
∫从 从ノ
ノノ八ハノ
( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
35 :
遙とスーパーボール:前編:2001/07/14(土) 16:39
まだ真夏ではないとはいえ、遙の額からは汗が少しずつ落ちてゆく。
ハンカチを額に当てながら、遙は食堂から大学図書館に向かう小道を歩いていた。その日の午後の
授業は休講だったので、課題のレポート「終末期の医療について」のための調べものをすませて
おきたかったのだ。
食堂の裏口の近くに焼却炉があり、時々廃棄物が横にうずたかく積まれていることがある。
その脇を通ったとき、遙の目に妙な光が足元の地上から映った。
「?」
何だろうと思ってかがんでみると、初夏の陽光を反射してきらきら輝くものが、雑草の中にうもれている。
それは、直径数センチほどの球体だった。透明なゴムでできており、中には銀紙の断片のような飾りが
埋め込まれている。
「ボール…?」
拾い上げてみると、ちょっと古びているとはいえ、まるで宝玉のようだった。見ているうちに、何か心の中に
自分を拾ってくれとボールが呼びかけているような気がした。
なぜか、遙の心に、懐かしい思い出が脈絡もなくいくつか、浮かんできた。
36 :
遙とスーパーボール:後編:2001/07/14(土) 16:41
ひとつは、小学生の頃、同級生の仲間男女数名で、家の近くの公園で遊んでいたとき。リーダー格の
少年が、こんなボールを持って、地面にぶつけて飛び跳ねさせて遊んでいたっけ・・・。軽くたたきつければ
ボールはすごい勢いで宙に跳ね上がっていった。遙も、宙に踊るボールをうっとり見つめていた・・・。
あの少年は、今はどうしているだろうか。
もうひとつの場面も浮かんできた。ずっと後、勉強に燃えていた高校生の頃。物理の時間に、地球の引力や
等速円運動について初めて習ったときのあの感動。女子高の同級生たちの多くは、物理の授業をあまり
好まなかったようだが、遙は違っていた。国語の時間に読まされた詩や小説に劣らず、物理や数学の授業
も不思議な感動と興奮を与えてくれたのだ。
・・・・
このボールは自分に何か幸福を与えてくれるような気がして、そのままバッグに入れると、遙は再び図書館
への道を進んだ。
幸福と言えば・・!先月声をかけて以来、何度かデートするようになった上村文也のことが心に浮かんだ。
「あいつ、レポートは『治療とケア』のテーマだって言ってたな。わたしもがんばらなきゃ!」
まだはっきりとはわからないが、何か確かな未来に少しずつ歩みを進めているような気がして、
遙の目はいきいきと輝いていた。
===========完==========
37 :
このスレの存続:2001/07/14(土) 18:00
38 :
小西 真奈美(本人):2001/07/14(土) 21:58
このスレの意義は遙の「怨み・妬み・嫉み」です。
さぁ、みんなで唱えましょう。
「コハグラ憎しぃ〜 うらもぉ〜 うらもぉ〜 うらもぉ〜」
39 :
遙外伝・謎の少年(前):2001/07/14(土) 22:04
遙にとって忘れられない少女時代の不思議な思い出がある。高校1年の秋、長野
への修学旅行の時だった。バスを途中で降りた生徒たちは、高原の上にある研修用の
宿泊施設をめざして、数名ずつのグループに別れ、地図を見ながら歩いていた。
秋とは言え長い間歩いていると暑くなってくる。歩道と車道が分かれていない狭い道の
脇に寄り、遙のグループは小休止して、めいめいに水筒や缶のお茶などを飲んでいた。
後ろから強烈なクラクションが鳴る。砂利を運ぶトラックが小道を通り過ぎてゆく。
「何よ、あぶないなあ」
「轢かれたらどうすんのよ、ねぇ」
友人たちがムっとした声で叫ぶ。
遙は黙っていた。小学校の頃のあの忌まわしい思い出、同級生が目の前で交通事故に
巻き込まれた記憶が再びよみがえってきたのだ。思わずトラックの後姿からも目をそむけ
たくなる。ふりむいた右側は森林に囲まれた原っぱになっている。
そこに、一人の少年が立っていた。
「何か今、つらいことを思い出したんだね。
少年はにっこり笑って言った。顔はかなり白く、その瞳は深い鳶色をしている。服は
灰色と黒系統のものばかりだった。
「誰?あなたは…」
少年は質問に答えず、ただ遙をしばらく見つめていた。まるで遙の心の中を見抜くような
視線だったが、決して冷たいものではなかった。むしろ、慈しみさえ感じられるほどだった。
「ねえ、どういうことよ?何が言いたいの?」
自分の心の動きを見透かされた驚きから、遙は声を荒げた。少年は申し訳なさそうな顔に
なって答えた。
「言ったとおりだよ、つらいことを考えてたのかなと思って。気分悪くしたらごめんね。」
毒気を抜かれて、遙は黙り込んでしまった。
40 :
遙外伝・謎の少年(後):2001/07/14(土) 22:05
「つらいことは誰だってある。人間にはどんなにがんばっても、どうにもならないことがあるよね。
でも、そんな中でも一生懸命生きてる人が、ボクは好きだよ。」
「…?」
「生きてるのは一回限りだからね。人間の価値って、一生懸命生きたかどうかで決まると
思う。」
「そんなの、当たり前じゃないの。それ以外に何があるっていうの?」
「…ごめんね、君には言う必要なかったよね。よくわかってるみたいだし。」
「変なこと言うのね。」
まるで脈絡のない少年の言葉に翻弄されながらも、遙にはなぜか不快感はなかった。
「時々、こうやって人と話してみたくなることがあるんだ。邪魔してごめん。」
「いつもは人と話さないの?変な子。あなた、このへんの高校生?」
「そうだったよ。」
少年は変な答え方をした。
「最後にひとつだけ。信じてがんばってても、報われないこともある。自分ではどうにもならない
ことで裏切られることもある。そんなことがあってもくじけないようにね。それじゃ。」
少年は遙に背を向け、原っぱの向こう側の森に歩き出した…。
「遙〜そこで何してんの?」
クラスメートの声で遙は我に返った。夏草の強烈な匂いが意識に流れ込んでくる。
同じ班の友人たちは、遙の姿が見えないので探しているうちに、道から原っぱに降りたところで
たたずんでいるのを見つけたらしい。
鳶色の目をした少年の姿はもうどこにもなかった。
あたりを見回しても、木々に取り囲まれた信州の村の小さな道が一本続いているだけだった。
(あれは誰だったのかしら。妖怪?神?悪魔?そんなばかな…)
そう思いながら原っぱから道に上がった遙の目にとまったものがある。
それは、真新しい地蔵像と、お供えの花だった。
こんなところに新しい地蔵が作られるとすれば、その事情はさすがに察しがついた。
(…まさか…)
恐怖感はまったくなかった。ただ、不思議に眼に涙がたまっていくのを遙は感じていた。
それから10年近くたって、研修医となった今でも、その少年の深い鳶色の瞳が
ときどき、遙の心に浮かんでくる。つらいこと、くじけそうなことがあるたびに。
THE END
41 :
?:2001/07/14(土) 22:06
同人スレ?
おもしろくない。
43 :
オナニースレ:2001/07/14(土) 22:15
ナンダカイタイカキコバッカリダナ
オマエラミタイノガコニシノヒョウバンキズツケテルダヨ
ホントニコニシカラウラマレルゾ
44 :
うむ:2001/07/14(土) 22:18
>>43 小西さんの評判を落とすとは思えませんが
そう書いてあげると、少しは自粛ムードになるでしょうね
45 :
名無しさん:2001/07/14(土) 22:19
私は楽しんでます〜
ぜひぜひつづけてください〜
小西真奈美自身に関するスレの方が迷惑では?
こっちのスレはしょせん、役としてのキャラに関するスレなんだからさ。
仮に遙が実在の人物なら迷惑だろうが、小西真奈美たんは
別に困らんでしょう。
現実の小西さんをネタにしてるわけぢゃないんだから
>>43 >>44
47 :
つーか:2001/07/14(土) 22:27
このスレが迷惑で恨まれるくらいなら、本スレの内容は、出演者みんなから
即座に叩き殺されても文句言えないだろう(藁
小西真奈美ヲタ = 敏感粘着妄想痛イ君
49 :
ん:2001/07/14(土) 22:39
「小西真奈美ヲタ」を「ちゅらヲタ」に置き換えれば正しい
>>48
50 :
全面支持:2001/07/14(土) 22:59
なにはどうあれ面白い。
できれるなら、セリフは遙風にしてほしい。
続けて、・・・ことわんないで、ねっ!
51 :
そういえば:2001/07/15(日) 11:21
遙は、今は恵里のことを、職場のみんなと同じように「古波蔵さん」と
呼んでいるが、結婚後はどうするのだろう。
他の連中は「上村さん」と呼ぶのかも知れないが、遙にとっては
それは相当抵抗感があるのではなかろうか。
意地になって「古波蔵さん」で通すのか。
それとも「恵里さん」にするのか。
52 :
こはぐら恵里:2001/07/15(日) 13:55
考えてみると、遙さんと会話したのは、2度しかないさぁ。
別室に呼び出されて「あなたは上村には似合わない」って言われたときと、
「幸せにできなかったら奪い返す」って言われたときさ。
(「私が主人公なら…」って言われたときは、対話になってない)
もっとちゃんと私と話し合った方がいいと思うよ。
同じ職場なのに、お互いわかりあいもしないで対立してるなんて、嫌である。
53 :
長老の助言:2001/07/15(日) 16:05
1番よい解決策は遙が一風館に住むことであろう。
2番目によい解決策は遙がゆがふの常連になることじゃ。
54 :
そうなったら:2001/07/15(日) 16:11
55 :
遙:2001/07/15(日) 23:15
来週は、私の出番が少なそうね・・
56 :
れれれ:2001/07/16(月) 00:53
遙とケコーンできるなら全財産失ってもいい人手ー挙げてー
はーーーーーーーーい
遙と一度でもセクースできるなら直後にパイプカットされても
いい人手ー挙げてー
はーーーーーーーーい
後半はちょっと問題だが、前半は同意だ!
>>56 遙たんは、確かにエリィほど「誰でもOKさぁ」みたいな包容力は
無いかも知れない。
遙たんは相手を選ぶのだ。
気の合う相手には絶対に優しく尽くすタイプだ。
合わない相手には極度に冷淡だろうが。
58 :
123:2001/07/16(月) 02:46
>合わない相手には極度に冷淡だろうが。
医者には向いてないね。
教師にも不適格。
59 :
遙が好きになるスレですね:2001/07/16(月) 14:12
今週の展開なんか、同じ病院でキンムしている遙がものすごくかわいそう。
とくに7−9はヨカタ。続編、さらなる再度ストーリーを希望します。
なんか、世界観ひろがるよね。
がむばって続きをかいてねえ。
60 :
ん:2001/07/16(月) 14:13
>>58 今日のを見てたら、文也の方がよほど不適格だと思ったぞ
冷静な医者の方がいいね
61 :
それにしても:2001/07/16(月) 14:21
こんなに病院に噂が広がるなんて、ドラマの進行上必要性があるのか?
遙の神経を逆撫でするくらいの意味しかないと思うのだが。
62 :
名無しさん:2001/07/16(月) 14:31
63 :
さあ、明日は遙たんが:2001/07/16(月) 14:36
えりぃちばりよー派の患者の点滴に筋弛緩劑をいれるよぉ!
64 :
実は:2001/07/16(月) 14:42
田所幸子は、遙たんがエリィを苦しめるために送り込んだ工作員。
登場のタイミングが良すぎ。
65 :
遙PTSD:2001/07/16(月) 15:07
・・・・なわけないか(文也)
私だって女の子なんだから。プソプソ
66 :
名無し:2001/07/16(月) 21:53
西宮の方が田所より優しい感じがする。
67 :
遙@とっくに吹っ切れてる:2001/07/16(月) 21:58
私は無駄にエネルギーをつかったりしない。
そういうものでしょ、IQの高い人間って。
68 :
ん:2001/07/16(月) 21:58
西宮は、別に理由も無く他人をいじめたり迫害したりしないだろ
恋敵で、自分に(二度もぶつかったから)いろいろと釘を刺そうとしただけ
今週は遙がテレビには出ないようなのでこちらで楽しみたい
70 :
遙たん:2001/07/17(火) 09:58
水曜日は出るみたいですよ
>>69 あと、水曜発売のステラ表紙ね
71 :
ろば:2001/07/17(火) 18:34
この人口元が変
72 :
あれ?:2001/07/18(水) 10:32
今日の遙たん誰も見てないの?
ひどいよ あんまりだよ あんなんじゃ
ひょっとして同人誌職人さん今日のシーンにインスパイアされて何か続編を書いているのか?
73 :
今日のシーン:2001/07/18(水) 13:42
セリフ無しだったけど、かわいそう連盟にとっては切ないシーンだったろう。
漏れもちょっとかわいそうだなぁ、鬱になって夜遊びとかしなければいいなあ
遙タン。。。とオモタよ。
74 :
ななし:2001/07/18(水) 13:53
>>72 ちょっと冷静に考えよう。
「制作者の遙の扱いがひどい」のではなく、
「遙がひどい目にあってかわいそうだと思えるように、制作者が表現して
くれてる」んだと思うよ。
つまり、みんながえりぃをお祝いしてアホみたいに盛り上がってる時に、
悲しい思いをしてかわいそう・・って視聴者に思ってもらうのがドラマの狙い
じゃないかな。佐々木奈々子(もともと遙と仲悪くない)が、なんか気を使ってる
感じだ。
とりあえず次の出番は来週の24日(火)だ!
75 :
ん:2001/07/18(水) 14:43
同人小説もどきを書く人は、来週24日まで待った方がいいかも。
=====以下、ちょっぴりだけネタバレ=======
某TV雑誌によると、24日、佐々木耳子と遙たんが飲みに行き、耳子が
遙を慰めるらしい。
76 :
遙:2001/07/18(水) 15:37
このあいだは 古波蔵さんにかっこよく
強がりをいってみたけれど
もうわかってるの
上村の心の中では 主人公は上村とあの子
わたしは主人公の敵、じゃまもの扱い
泣くなんて柄じゃないから
やけ酒飲むなんて似合わないから
だまって耐えてやりすごそうと思ってたけど
そんなわたしの痛みに追い討ちをかける
あのにぎやかな高笑いの数々
このスレに荒らしが来ていないのは何故だ?
余りに内容が特殊すぎて荒らし甲斐が無いから。
一般的な人がたくさんきてにぎわってる所の方が荒らしやすい
ってことでは?
>>77
79 :
ななし:2001/07/18(水) 16:43
いや、荒らしはどうみても小西ヲタだろ。
>>79 「まりあたんファンクラブ」でも似たような話があって(
>>77みたいな)
そこでは「荒らし=菅野ヲタ」説まで出てる(w
81 :
:2001/07/18(水) 16:58
遙と耳子のからみハァハァ
82 :
>81:2001/07/18(水) 17:04
現実に佐々木耳子たんみたいなのがいたら、年下の女の子にもてそうだな
遙は佐々木よりは年下っていう設定なのかね。
遙は敬語を使ってたけど
83 :
あああ:2001/07/18(水) 17:04
>>80 だからおまえの自作自演だろ。
荒らしの遙ヲタさんよォ〜。
84 :
藍ちゃんLOVE:2001/07/18(水) 17:07
(`ε´)コンド「耳子」トイッタラアラシマス
87 :
でも:2001/07/18(水) 17:12
>>84 「耳」「でか耳」はひどいと思うけど、「耳子」なら、藍子たんへの愛情が
こもってないか?
88 :
:2001/07/18(水) 17:17
小西ヲタ、必死ジャン(ワラ
89 :
あああ:2001/07/18(水) 17:23
90 :
名無しさん:2001/07/18(水) 22:18
24日って、結婚式の放送がある日じゃん
91 :
いえ:2001/07/18(水) 22:21
92 :
柴崎コウ:2001/07/18(水) 22:24
花よ 綺麗と煽てれられ
咲いて見せれば すぐ散らされる
馬鹿な 馬鹿な 馬鹿な女の恨み節
月に 一度は血を流しゃ
忘れようとて 忘られようか
つきぬ つきぬ つきぬ女の恨み節
夢よ 未練と笑われて
さめて見せます まだ醒めきれぬ
女 女 女 心の恨み節
真っ赤な 薔薇にゃ棘がある
刺したかないが 刺さずにゃおかぬ
燃える 燃える 燃える女の恨み節
死んで はなみが咲くじゃなし
怨み一筋 生きていく
女 女 女 命の恨み節
93 :
72:2001/07/19(木) 00:10
>>74 そうですね 徹夜明けしていたので冷静な判断力を失っていまいした(笑)
もうちょっと待ってみます レスありがとう
ただ今週これだけ?!と思ったんでつい・・・
94 :
ステラ:2001/07/19(木) 10:33
ウッテナイYO!
うり切れかな、かわいそう連盟の買い占めか
95 :
すてら:2001/07/19(木) 10:37
かわいそう連盟員たちが一人複数買ってるらしいぞ(謎
>>94
24日火曜日の放送が終わってからだな
97 :
ななし:2001/07/19(木) 21:55
またクソスレがたった。
反省させるためage
98 :
気持ちはわかるが:2001/07/19(木) 21:57
>>97 このスレを上げても反省させることにはならんと思うが。
ちゅら以外のスレを上げたほうがいい。
99 :
:2001/07/19(木) 22:13
97=クソスレ立てた奴。
100 :
漏れも:2001/07/22(日) 11:02
「かわいそう連盟」入会希望
入会手続きは? 会則は?(笑)
101 :
100:2001/07/22(日) 11:04
統一マンセー
ちゅら信者と一緒にされるのはマッピラだYO!(w
上にあげるな〜!!
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( ´∀`) * (, ´∀`)∩(´∀`∩) (,, ´∀`) ヾ( ゚Д゚)
+ (( ( つ ~つ )) (( (つ ~ノ (つ 丿 (つ つ )) / ⊃ )) +
+ 乂 ((⌒) )) + ヽ (⌒ノ ,( ヽノ ) ) ) 0_ 〈
+ (__) ̄ (_)U し(_) (_)_) `J + *
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( ´∀`) * (, ´∀`)∩(´∀`∩) (,, ´∀`) ヾ( ゚Д゚)
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+ 乂 ((⌒) )) + ヽ (⌒ノ ,( ヽノ ) ) ) 0_ 〈
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107 :
厨房:2001/07/22(日) 11:22
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( ´∀`) * (, ´∀`)∩(´∀`∩) (,, ´∀`) ヾ( ゚Д゚)
+ (( ( つ ~つ )) (( (つ ~ノ (つ 丿 (つ つ )) / ⊃ )) +
+ 乂 ((⌒) )) + ヽ (⌒ノ ,( ヽノ ) ) ) 0_ 〈
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108 :
:2001/07/22(日) 11:26
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
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イッテヨシ!.∧// ∧ ∧.|| | \\FF]FF]
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109 :
工房:2001/07/22(日) 11:27
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
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イッテヨシ!.∧// ∧ ∧.|| | \\FF]FF]
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110 :
ドメル将軍:2001/07/22(日) 20:42
遙かわいそう連盟の思いはそれ程熱いのだよ、ゲール君
111 :
消防:2001/07/22(日) 20:46
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
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112 :
藁:2001/07/22(日) 20:48
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
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遙かわいそう連盟の入会は、遙の受けている不当な扱いに義憤を感じ、
幸福にしてもらえるよう心から願う方であれば、どなたでも結構です。
>>100
俺も遙には同情するが、できるだけsageで書け!!
とりあえず、このトラックで同志一同、結婚式場に
殴り込みだゴルァ
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115 :
遥:2001/07/22(日) 23:02
呼び出すのすきだねー、
えりぃを下に見てるの丸分かり。
116 :
遙:2001/07/22(日) 23:14
廊下でよくぶつかっているのは何を象徴しているのか
単に病院の設計が機能的でないことを示しているのか
117 :
たぶん:2001/07/22(日) 23:19
廊下でぶつかると人のせいにする→性格の悪さを表わしている
>>115 仕事中のことだから、第三者がいるようなところで私事を話したく
ないだけだろう。下に見てるという発想は特に予告編みても
思い浮かばない。
>>117 二度えりぃにぶつかったなら、えりぃのせいにしても別に
不思議ではないと思う。
えりぃが本当ににあわてて(忘れ物で)走っていたのだから
遙の性格にかかわりなく、えりぃのせいであろう。(二度目)
>>118 遙の性格はおいといて、恵里との対立中も、廊下で恵里に出会ったときに
「お疲れ様」と声をかけていることなどから考えると、個人的な
恋愛事情とか確執感情は、できるだけ公のところには持ち込まず、
職場では第三者には極力見せないようにしていたものと思えます。
潔癖症なのでしょう。
だとすると、遙と文也のことを知っているのは、恵里・祥子だけだった
でしょう。そのあと奈々子が気がついたかも知れないですが。
122 :
藁:2001/07/22(日) 23:29
>>115は、遙がナースステーションに来て、職場のみんなが見てる前で
えりぃに(牽制にせよお祝いにせよ)言うべきだったと思ってる
公私混同肯定派厨房と思われ(藁
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
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*遙が登場する日
*遙本人が登場しなくても、他人のセリフで語られる日
・・・をあらかじめNHKに教えてもらいたい。
その日だけ見るから。
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ハルカ命!.∧// ∧ ∧.|| | \\FF]FF]
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36 名前:第一週を見ると 投稿日:2001/07/20(金) 13:18
恵里が文也と結婚するんだと思いつづけていたのも
そんなに無茶なこととは思えなくなってくるな。不思議と。
37 名前:そうだね 投稿日:2001/07/20(金) 13:22
演出の変化はともかく、現在に至る脚本の原点をおさえた感じだもんね。
>>36 38 名前:36に 投稿日:2001/07/20(金) 13:22
同意。
48 名前:遙が 投稿日:2001/07/20(金) 13:38
文也のことを同志だって言っていたけど、
小浜の恵里と文也も十分に同志的なんじゃないかって気がするよ。
共通のつらい経験をしたわけだから。
で、そんな二人が結婚の約束でもしようもんなら、
後からちょっとくらいよさそうな異性が現れても
まるで相手にする気になれないって言うのも、わかる気がするなぁ(遠い目
51 名前:はっきり言って 投稿日:2001/07/20(金) 13:40
遥の方が後からノコノコ出てきたタイプだよな。
>>126 >後からちょっとくらいよさそうな異性が現れても
>まるで相手にする気になれないって言うのも、わかる気がするなぁ(遠い目
文也が遙を「まるで相手にする気になれなかった」のなら、最初から何の問題も葛藤も
ないし、ライバル関係も成立しないし、えりぃがセンチメンタルジャーニーする
必要すらなかったと思うが。
あの小浜島シーンはすべてムダだったということになろう。
128 :
さげ:2001/07/23(月) 10:17
>>126氏の引用元を見て思ったが、あそこで書いている感想が正しいなら、
文也はもともと
「自分には、小学校の頃約束してた女がいるので、他の女とはつきあえない」
と常々公言しておくべきだったってことになるな。
それも、小学6年生から大学卒業後に至るまで、ね。
それが誠実つーか信義というもんだろう。
>>126引用部分からはそう結論するしかない。
それを遙に知らせずに(どの程度かしらんが)つきあってた文也は、やはり
不誠実・曖昧・優柔不断きわまりない男である。
*えりぃ自身は別に悪くない、もちろん。
129 :
文也ねえ:2001/07/23(月) 10:43
本スレでも、文也に対しては悪評が目立つな
>>128 脚本の問題か、小橋君の演技か、その両方???
・・俺的には、前者のほうがおおきいと思うが
130 :
?:2001/07/23(月) 10:57
どっちの女をとるかといった類の葛藤なんてなかったと思うよ。
遙が一人で盛り上がってたんじゃないか?
葛藤があるとしたら自分がはっきりしないせいで妙な期待
抱かせちゃったかなぁ、って類のもんだと思う。
>>127
>>130 つーか、127が逝ってるのは、えりぃの側の方の話じゃないかな。
えりぃが勝手に「わたしは文也君に振られた」って思いこんで
(しかも、看護大学入学前と、病院勤務後と、ご丁寧に2度も!!)
周囲も泣いたり殴ったり旅に連れ出したりして、大騒ぎしたわけだが、
>>126のいうとおりだとしたら、全部必要のない空騒ぎだったことになってしまう。
(見せ場を作りあげるという意味では、ドラマ上の必要はあっただろうが)
132 :
結局:2001/07/23(月) 11:11
このスレの結論は遙は一人相撲だったってことか?
>>132 遙が一人相撲だとすると、えりぃも(「失恋したと思って悩んだ」という部分は)
一人相撲だったということになる。
両者は表と裏の関係。
ただ、どっちに解釈するとしても、文也の台詞はよくわからないのです。
小説で読んで見ても、文也は何を考えてたのか、はっきりしない。
>>132 >>133 文也は・・・
*えりぃと結婚する運命を子供の頃から継続一貫して常に100%信じてた
というわけでもなく(でも、否定・忘却もしてない。意識はあった)
*かといって遙をハッキリした彼女として位置づけてたわけでもなく、
(でも、真理亜に「今の彼女?」と問われて「ええ、まあ」って
答えるくらいの漫然とした中途半端な意識はあった)
こういうふうに曖昧で優柔不断だったので すべての騒ぎがおこったのです
周囲を騒がせておいしい思いをするなんて 得な立場ですね
ちょっと殴られはしましたが
では、文也とセクースどころかおそらくキスさえしていない
遙がえりぃを怨むのはまるでお門違い、
怨むべきはいい加減な文也とそれに惚れた自分であると、
こういうことでいい?
内心では恨んでいるかも知れないが、いちおう言葉の上では
「恨み言をいいに来たんじゃない」って恵里に言ってたから、
それに似た意識はあるのかも知れない
>>135 つーか、そこらへんは脚本が描写不足だらけで、どう解釈しても無理が
出てくるような気がしますにゃ。
「上村に他に好きな女性ができたら、それはそれで仕方ないって思うの。」って
発言も前にあったよね。
ステラによると、遙は
「幸せそうな二人の姿に胸を痛めるが・・やがて敵視していた恵里とも
少しずつうちとけていく」
みたいなことが書いてあった。
「少しずつ」ってことは、かなり引っ張っていく予定なのだろうか。
捨てキャラなら、さっさと和解させるか転勤でもさせるかすれば良い
と思うんだが、そうでもないのか。
どういう描き方するつもりなのか、ほんとにわからん。
>>126で転載してる書き込み意見って、海の日特番で
はじめて第1週の内容を知って感激してはしゃいでるような
口振りだな(藁
>>138 そうとしか受け止めようのない書き込みにつっこみ入れた気になってる
君も君だな(藁
>>138はたまたま立ち寄った単なる暇人と思われ(オレモナ)
141 :
どうするよ:2001/07/24(火) 07:44
ものの10分でケリつけられたぞ。
わが連盟は、遙たんを慰めてくださった佐々木奈々子様の恩義を
永遠に忘れないことであろう。
感謝の心をこめ、決して「耳」「耳子」などとは呼ばないこととする。
困った時の友とは、このことである。
143 :
いつも:2001/07/24(火) 09:13
食事中にえりぃを呼び出す遥は非常識。
144 :
今日:2001/07/24(火) 10:20
遙が初めて人間らしいえがおを見せたNE
朝のまばゆい光がカーテンの隙間から差し込み、遙は目を覚ました。
顔を横に向ければそこにいるはずの文也の姿は、もう、無かった。
「・・・ふっ。」
自嘲的な笑みを口元に浮かべ、純白のシーツだけを身にまとうと、
冷蔵庫に手をのばした。
「プシュッ」
ハイネケンを一口含む。
いつも飲んでいるはずなのに、やけに苦く感じた。
文也と古波蔵の結婚式から2ヶ月が過ぎた。
古波蔵、いや、今は上村恵理となった彼女の妊娠が発覚し、
文也はもてあそばしている性欲の処理の為だけに遙の元に通うようになっていた。
昨晩の文也はその行為の背徳感からか、いつも以上に激しく遙を求めた。
「ちょ・・・ちょっとどうしたの?」
遙の問いかけにも答えず、文也は満足感を得るなり、顔をそむけ、
やがて寝息をたてはじめた。
「もう・・・」
すこしむくれたような素振りをみせても、もう文也とは体しか接点がない
ことを遙は自覚していた。
これでいいのか・・・?自問自答の毎日を繰り替えすばかり。
気がつくといつしかアルコールに頼っている自分がいた。
彼女の体内には新しい命が宿っていた。
遙は空になったアルミ缶をサイドボードに置くと、
ポーチの中から朝日を受けなまめかしく銀色に輝くものを取り出し、
怪しく微笑んだ。手術用のメスだった。
わが連盟は、遙たんを慰めてくださった佐々木奈々子様の恩義を
永遠に忘れないことであろう。
彼女は決して、耳が「馬鹿でかい」のではなく、
変な方向に付いているだけなのである。
故にこれから「デカさ」を強調するのは止め、
「変さ」、「馬鹿さ」に敬意を払って
「変耳」、「馬鹿耳」と呼ぶことにする。
遙はごみ箱の中から、昨晩の行為の産物を取り出した。
ゴムに包まれた文也の体液を手にとると、キスをした。
「うふふ・・・」
乳白色に染まった唇。
拭おうともせず、ポーチを手にし、そのまま上村夫妻の新居へと足を向けた。
すでに老境へさしかかったアパートの管理人の静止を振り切り、
ドアを蹴破ると、愛するものと、憎むものがそこにいた。
「うふふ・・・こんにちはぁ」
うら若い夫妻はあまりにも美しく、残虐な笑みを浮かべた突然の訪問者に混乱を極め、
逃げ惑い、あるいは説得しようとつとめた。
刹那、昨晩体を求め合った男の胸へ銀色の閃光が走った。
光は心臓を貫いていた。おびただしく鮮血が吹き出すと、男は一言
も発せずにその場に倒れ、再び起き上がることはなかった。
言葉にならない声で絶叫し続ける醜い女のみぞおちにメスを突き立てると、
そのまま下腹部まで一気にメスを走らせる。
やおら臓物が飛び出し、鮮血が遙を化粧した。
「これが新しい命・・・か。」
絶命した女の腹から子宮を引きずり出すと、遙はそれを口にした。
唇が、妖艶な真紅に染まった。
「うふふ・・・あは・・・あはははっはっははっはははっはは・・・」
彼女のはじめての恋愛はこうして幕を降ろした。
149 :
ななし:2001/07/24(火) 11:55
遙はごみ箱の中から、昨晩の行為の産物を取り出した。
ゴムに包まれた文也の体液を手にとると、キスをした。
「うふふ・・・」
乳白色に染まった唇。
拭おうともせず、ポーチを手にし、そのまま上村夫妻の新居へと足を向けた。
すでに老境へさしかかったアパートの管理人の静止を振り切り、
ドアを蹴破ると、愛するものと、憎むものがそこにいた。
「うふふ・・・こんにちはぁ」
うら若い夫妻はあまりにも醜く、残虐な笑みを浮かべた突然の訪問者に混乱を極め、
逃げ惑い、あるいは説得しようとつとめた。
刹那、昨晩体を求め合った男の胸へ銀色の閃光が走った。
光は心臓を貫いていた。おびただしく鮮血が吹き出すと、男は一言
も発せずにその場に倒れ、再び起き上がることはなかった。
言葉にならない声で絶叫し続ける美しい女のみぞおちにメスを突き立てると、
そのまま下腹部まで一気にメスを走らせる。
やおら臓物が飛び出し、鮮血が遙を化粧した。
「これが新しい命・・・か。」
絶命した女の腹から子宮を引きずり出すと、遙はそれを口にした。
唇が、残酷な真紅に染まった。
「うふふ・・・あは・・・あはははっはっははっはははっはは・・・」
(
>>145 「ちゅらさん」がいきなり「ふたりっ子」に…
152 :
>>151:2001/07/24(火) 12:36
どこらへんが?
>>143 またヴァカ発見!!
仕事中に呼び出せないから、休み時間に呼び出してるんだろ
おまえ知能低いなワラ
遙どころか恵里よりも低いんじゃないの
>>れれれ氏
おぞましい妄想小説とも言えますが、それも貴君なりの愛の表現なのですね。
愛の極限はまさに寂滅であり死であり、究極的に相手を所有せんとする欲望は
殺意につながりうることをよく示していると思います。
力作ご苦労さまです
これまでの不当な扱いを何とか少しフォローしてもらえた回だったね
次回登場までがんばれ!
大河妄想小説は…とりあえず逝ってよし(笑)
>>153 またヴァカ発見!!
仕事が終わってから呼び出せば事足りるじゃないか
おまえ知能低いなワラ
恵里どころか143よりも低いんじゃないの
>>154 おお!!ブーイングの嵐を期待していたというのに
なんというありがたいお言葉!!(皮肉ですか?)
>おぞましい妄想小説とも言えますが、それも貴君なりの愛の表現なのですね
そうです。ゆがんでいるのです。分裂病気味なのです。
措置入院をお勧めされるタイプなのです。
>>156 さらにヴァカ発見!
仕事の終わる時間が必ずしもいっしょじゃないじゃないか
おまえも知能低いな(ワラ
>>158 おまえもヴァカ
奪回宣言したときは仕事が終わるまでちゃんと待ってたじゃん
>>143 >>153 >>156 >>158 >>159 おまえらみんな同じレベル(藁
昼に呼び出したのは、昼の明るい光の中で和解シーンを撮りたかったという
演出上の理由だけのことだろ
しかも他の人間がそれを見てるシーンも最後に必要だったんだから。
くだらん議論して得意がってるおまえらみんなアホ
ちなみに、妄想グロ小説は「コワイ童話 不思議の国のアリス」
を一部参考にしておりまふ。
観た事のある人はおりますかいのう?
>>160 >くだらん議論して得意がってるおまえらみんなアホ
_/ ̄ ̄ ̄ ̄\
煤Q ∪ ´∀`)<オマエモナー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>160 昼の明るい光?
ならなんで誰もいない薄暗い部屋になんか呼び出したんだよ。
光を背にして怖さ倍増だったよ。
勝手に総括した気になってるおまえが○○(自主規制)。
自作自演なら氏ねよ。
セックス。
遙はその、本能という欲情に身を任せた行為を忌み嫌っていた。
「ケガラワシイ。」
女子高生の時分、級友にとってはしかしその話題が一番の関心事だった。
曰く、「何高の誰それとした」「夏に知り合った某はこうだった」
遙は屈託無くに会話する彼女たちとは一線を置いていた。
休み時間が苦痛でしょうがなかった。
男が不潔に思えて入学したミッションスクール。
だがその現実が遙を苦悩させていた。
「いいかげんにして!!」
机を叩き、声を張り上げた遙に、級友たちは沈黙を覚えざるを得なかった。
学内トップの成績を誇り、常に冷静沈着、感情を表にしたことのない、
あの、「西宮 遙」がまさか。
遙は呆然とする級友達を尻目に、教室を後にした。
鋭さと知性と美貌を兼ね備えたその瞳には涙があふれていた。
数年後、難関といわれている某大学医学部に入学した遙は
やはり、同じ悩みを抱いていた。
「オトコハフケツ。」
学友たちのあいも変わらぬ会話は、ただその思いをさらに深める
働きしかしなかった。
いつものように学食でひとり昼食をとっていると、男がひとりハードカバー
に目を落としたまま近づき、やおら挨拶もなしにドスン、と隣の席に腰掛けた。
「ちょ、ちょっとカバン!」
「え、あ、ああ、・・・ごめん!ちょっと夢中になってて」
男は尻にひいてしまったカバンを慌てて持ち主に返すと、
バツが悪そうに席を後にしようとした。
「プッ・・・クククク・・・」
「な・・・何・・・!?」
突然笑い出した美貌の女学生にびっくりした男は怪訝そうにそう聞いた。
「ククク・・・何も逃げることないじゃない。ここ、空いてるんだから、座れば?」
「あ・・・ああ。うん。」
なぜ急に笑い出してしまったのか、遙にもわからなかった。
ただひとつ確信できたのは、この男はどことなく違う、背負っている空気
が違う。それだけだった。直感だった。
「私、西宮遙。よろしくね。」
自分から異性に話し掛けたことに驚きつつも、なぜか胸は
経験したことのない高鳴りを覚えていた。
「あ・・・ああ、俺、上村文也。・・・よろしく。」
>>163 自作自演でやってるんだか知らんが・・
誰もいない部屋に呼び出したのは、第三者にそういうことを
見せないためだろう。人前でやる話ではないから。
それからの遙はオカシクなっていた。
文也だけを見ていた。
文也の息遣い、口元、指先、一挙手一投足。
胸が苦しい。彼を見ているだけで胸がつまる。涙を押さえられない。
自分の姿を何度も鏡に映し、確認する。そのたびに切なさがこみ上げてくる。
まるで経験したことのない感情が涌き出てくるのを押さえきれない自分に、
半ば混乱さえしていた。
「どうしちゃったの、あたし・・・?あたし、オカシクなっちゃった・・・」
そうだ、上村がイケナイんだ!上村が・・・
文也と遙が、やがて体を重ね合うのに時間はかからなかった。
169 :
嗚呼:2001/07/24(火) 22:07
今日の遙たんは女神様のように神々しく美しかった・・・
今まで出番が少ないので一気に不満解消のために特集したような感じさえある
性の目覚めの切なさ、いとおしさが伝わってくるような
小品だと思います>れれれ殿
「うふふふ・・・うえむら・・・うふふふ・・・」
「23番!!私語は慎め!!」
遙は懲役15年の判決を受け、某拘置支所へ収監されていた。
その犯行の残虐性、特殊性から精神鑑定が行われたものの、
判定結果は健常だった。
結果、叙情酌量の余地もあったが、社会的影響等を考慮しての判決だった。
「ねえ看守さん」
「私語は慎めといっておる!!」
激しい叱責にも気を止めず、遙は堰を切ったように語り始めた。
「あたし、セックスなんて大嫌いだったの。だいっ嫌い。
汚くて、本能丸出しで・・・最低よね。
・・・でも、気持ちいいの。あの人とすると気持ちよくてしょうがないの。
世界で一番気持ちよかった。あの人のものならなんだって口にできるわ。
ペニスだって精液だって。口でしてあげるとすごく喜んだのよ。
あたしだけのものだったの。あたしがあたしだったの。
あたしがわかったの。醜くてばかで、いやらしいあたしが。
だから大嫌い。あたしも。あのひとも。
あの人を奪ったあいつも大嫌いなの。大嫌い!!
だから殺しちゃった。メスってすごくよく切れるの。
みぞおちから、こう、スーッて。ピンクいろの腸が飛び出したわ。
きれいだったなあ。子宮も食べちゃったのよ。
だってあの女と上村の子供よ?許せるわけないじゃない。
でもね、安心してほしいの。だってわたしの中で生きているんだもの。
172 :
さて:2001/07/24(火) 22:37
多くの人に読んでもらおうねぇ
>れれれ殿
他の人間が面白半分で書いたのなら、わが連盟が血の制裁を作者に
加えるところですが、ほかならぬ貴君の作ですので、真摯な思慕の情が
妄想小説の形に昇華されたことは理解します。良しとしましょう。
愛情の現われですからね。
殺すのも愛のひとつのかたちですし、頽廃的な小説を作るのも、これまた
愛のかたちです。
現代日本における愛の不毛を表現しえた貴君に敬意を表します。
>>172 カンベンしろよ!!アゲるな!!
じゃあかきこむな!!
じゃあもういいです。晒してください。
175 :
名無しさん:2001/07/24(火) 22:58
小西真奈美の演技の幅の広さを示した今日のバーの場面はよかったな。
れれれさま。
続きをお願いします。遙さまはやはり惠里は許していなかったのですね!
やはり、遙は死んでしまうのでしょうか
>>176 おお!!サンクス!!
構想を練って出直してきます。
ネタなくなっちゃいました。
やがて遙は文也の遺児を獄中出産した。
西宮の名前を汚した彼女の子を引き取る意思は、
もはや彼女の両親には無かった。
文也の母親は狂気し、自ら命を絶っていた。
子供を引き取る先は、もう無かった。
ある日、殺害された看護婦の両親が面会に訪れた。
対面して座ると、永遠とも思える沈黙が彼女たちを支配した。
それを打ち破ったのは、被害者の母親だった。
「・・・あんたのこと、絶対許さない。死ぬまで、ううん、死んでも許さない!
殺しても殺し足らないよ!えりぃが味わった痛さをあんたにもそのまま味あわせてやりたいよ!
でもね、赤ちゃんにはなんの罪もない。
だってあなたの業はあなた自身だけが払えるんだもの。
赤ちゃんには罪はないよ。だから、私達に引き取らせて。」
あまりに突然の言葉に、遙はもちろん、被害者の父までもがあっけにとられていた。
「いいでしょ、文ちゃん!?」
「あ、ああ、そうであるね。勝子さんがいいというのなら、
・・・うん、そうであるね。引き取らせていただこうね。」
「遙さん、いい?」
遙の目には大粒の涙がたたえられていた。
遙が涙したのは、文也を思い続けていた学生のころ、
それに文也と古波蔵の結婚が決定し、奈々子と酒をのんだあの日以来のことだった。
「もう・・・上村には泣かされてばかりだなあ」
「え?」
「いえ、是非お願いいたします。」
「よかったあ。断られるとばかり思ってたのよお。」
早速養子縁組の手続きをとると、古波蔵夫妻は拘置所を後にした。
その夜、西宮遙は隠し持っていたロープで、自らの命を絶った。
遺書らしきものは、無かった。
FIN
>れれれ殿
すばらしい!最初は単なる猟奇的・退廃的物語のように思わせておいて、
凄惨な殺人事件の後、罪の償い・人間の再生・癒しというきわめて
現代的なテーマを深くここまで掘り下げるとは・・・!!
読んでいて、涙が我知らず頬から落ちるのを禁じえませんでした。
180 :
ん:2001/07/25(水) 02:13
>>178 古波蔵夫妻の言葉がなんかおかしいな
遙を憎んでいると思ったら、いつのまにか例の調子でボケになってるし(ワラ
181 :
:2001/07/25(水) 02:30
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
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イッテヨシ!.∧// ∧ ∧.|| | \\FF]FF]
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│ ミ FF]FF] 〃 サボサボ
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サボサボ ミ ミ\FF]FF]/ミ
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182 :
:2001/07/25(水) 02:31
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
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イッテヨシ!.∧// ∧ ∧.|| | \\FF]FF]
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183 :
:2001/07/25(水) 05:40
>>179 いや、そこまでいってもらえると逆に恐縮してしまいますが・・・
あくまで小西、遙ファンなので救いをいれなければなあと思ったまでです。
書きたいテーマをかききったので妄想小説も完了です。
>>180 それは行数の制約のせいです(言い訳)
185 :
名無し:2001/07/25(水) 09:45
晒しアゲ
人間にはやはり逃れ得ない「業」のようなものがあると思う
業ゆえに犯す取り返しのつかない罪
その罪からの癒しと再生
これらは普遍的なテーマであろう
本ドラマでも、たとえば文也は罪人(つみびと)であると
言わざるを得ない
筋金入りの基地外が集結してるな
ここまで徹底すれば立派なもんだよ
尊敬するぜ(藁
せいぜいがんばってろ
188 :
:2001/07/25(水) 11:28
コココワイ
189 :
:2001/07/25(水) 11:39
陽に晒して湿気を飛ばそうねぇ
遙たんも、暖かいティダに当たれば、きっとふっきれて
さわやかな女の子に生まれ変われるさぁ
最初はさわやかな青春小説が続いていたと思ったら、だんだん猟奇的グロテスク
作品が出てきて、最後は宗教・倫理的な感動すら覚える贖罪と癒しの場面で終わる・・
なんて奥が深いんだ
192 :
ここは:2001/07/25(水) 11:51
淫靡な行為のために用意された地下室のよう。。。
陽の光どころかガスバーナーで炙ったほうがよさそうだ。
193 :
んー:2001/07/25(水) 11:55
幽鬼たちが君に襲いかかるぞ・・・
>>192 早く逃げろ
俺も逃げる
汁気の多いスレだ。
遥の陰湿さとそっくりな人々があつまるスレだね!
同類、病憐れむですか。
>>195 >同類、病憐れむですか。
同類相憐れむ、の間違いかな?
夏休みだからといってちゃんと勉強しなきゃだめだよ。
先生にもいわれてるでしょ?
「お前はやればできるんだから」
ってさ。
このスレに来てる連中は、遙(小西)ファンのつもりでいるのかも知れないが
単に遙(小西)を汚す妄想を書きまくってるだけじゃねえか
最初は、まあまともだったのかも知れないけど
ファンなんて言う資格ないね
嫌がらせのつもりでやってるのならなおさら論外
>>198 なんで俺を名指しで批判しない!?
全部が全部俺みたいなきちがいのわけねえだろうが!
なんでもかんでもいっしょくたにすりゃいいってうもんじゃねえだろ!
それにファンってなんだ!?
ただ提灯かきこみしてるだけでそれでいいのか?
かわいいかわいいすてきすてきそれだけならサルでもできらあ!
おれはそういったマンセーとなえている奴が大嫌いなんだよ!
アンチテーゼって知ってるか!?厨房には無理か。
ちんぽこにぎってかあちゃんと寝てろヴォケ!!
200 :
:2001/07/25(水) 22:51
失望したよ、れれれ君。あの流麗な文体はどこへ逝った?
ドラマでの遙たんの扱いがまともになってきたので、
このスレの役割は事実上終わったといえるのかも知れないな
「愛しの小西真奈美様」スレに統合したほうが良いのかも知れぬ
>>200 なんか気が立ってしもうた。スマソ
>>198 まあ俺のファッキン妄想小説がこのスレの評判落としたことは
間違いないからね。
しばらく自粛するわ。
まともなファンのみなさん、盛り上げてやってくれ。
204 :
え:2001/07/25(水) 23:04
あんたが自分でこのスレ立てたんじゃないのか?
>>202
206 :
:2001/07/25(水) 23:41
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 < 起動停止。
~爻 \_/ _, 爻~ \______
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
とうとうスレひとつつぶしてしまったか・・・
コテハン使い通して正々堂々勝負してみたんだけどな。
まあ反省して引きこもることにするよ。
まあ、「ちゅらさん」で遙がコケにされて悲惨な境遇だったときにこそ
意味のあるスレだったからね
ドラマでの扱いが改善された今後は無理にここ使わなくていいんじゃないの?
小西真奈美様スレか、ちゅらさん本スレで十分だと思う。
出番も毎日あるわけでもないから、書くこともそれほど多くない
>>208 出番が少なくて細部が描かれていないため、
穴埋めのための妄想爆発してしまったんだよなあ。
今初期のころの奴読むと、ちょっと描写がきついかもって思った。
2ちゃんに出入りしている人はそういうのに対する耐性というか、
冷静に評価を下せる知性を、あなたのようにみな備えているんだという
錯覚、甘えがあったことは否めないね。
致命的な考証ミスも多いし。言葉が足りずに誤解されているところもあったし。
でも自分でいうのもなんだがいい出来だと思うんだけどな。
グロテスクと性愛と美と愛情って非常に似通った領域に位置していると
いうことの表現のつもりだったんだけどね。ここまで評判悪いとは思わなんだ。
まあいいや。反省してます。
>>178 >遺書らしきものは、無かった。
遺書が無かったのは、思い残すことがもう無くなったからだね。
最後に遙の魂は救われたのだ。
>>210 そう思ってもらって間違いはないですね。
自ら人生に幕を降ろすと言う行為自体にも
ある種のメッセージだといえるからね。
そのメッセージだけを残すだけで充分ということだったんだろうね。
自分で書いてても勝手にキャラが動くから確かなことはいいがたいけど。
自分なりの解釈をして楽しんでみてくださいね。
なんで私の出番がこんなに少ないのよ!!
差別だわ!差別だわ!訴えてやるニダ!!
わが連盟が訴訟団を組織します