早春スケッチブック

山田太一さんの不朽の名作「早春スケッチブック」について、みなさん
の思うところをどうぞ。

なつかしーねー
鶴見慎吾がよかったよね
山崎努も
あーなつかしー

学生の時、大学の講演で山田太一が来た
あんまりにもちまちました話をしてて、がっかりした
でも、ああいう人だから人物描写の上手い脚本が書けるんだな〜と
納得した

■注意
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↑ガセです。

お前ら、骨の随までありきたりだ！って沢田龍彦に言われて一生変わった人間
ちらほらいたりして。それほど影響のある言葉、ドラマだった。
でも和彦みたいに、ありきたりじゃないわけよ。とはなかないかない。
支離滅裂だ。
でも誰もみて無いだろうから、勝手なことかいてもいいや。
全然討つじゃ綯い。

配役が最高だね。
気弱な父親に河原崎長一郎、元ヤン美人妻に岩下志摩。
息子に「親父だったら二流大から一流になれくらいのこと言ってくれよ！」
とか言われて親父が思いっきりヘコんでしまったシーンは最高だった。

家族におつかい頼む時、スーパーのパンはやーよーって、すごいリアルだった。

山崎努がオモラシして、それを自分で必死で
拭いてるシーンがあったっけ。

うわ〜、懐かしい！
登場人物の全てが魅力的でした。
家族の為に必死で働いてきたのに、
義理の息子は実父の山崎努に強い影響を受けるし、
挙句の果てに実の娘にまで山崎努のほうが心が広くてカッコイイと言われ、
踏んだり蹴ったりの河原崎長一郎が、どういう訳か彼に会いに行き、
そして最後は家族全員で山崎努を優しく包んでいく。
素晴らしかったなぁ・・・。

せっかちに、影響を与えたいと思った。あなたにも見苦しく絡んだ所がある。
あなたの良さを見ようとせず、鋭くつまらん所ばかりを突こうとした。
そういう事をできたら修正したい。
欠点を鋭く指摘して、人に恥ずかしい思いをさせるなんて事は、実に下劣な事です。
素晴らしいのは、
誰にも恥ずかしい思いをさせないような人格だ。　そういう事を言いたい。

私はことによると反対の印象を与えてしまっている。
気を引きたかった。
あの子に強い印象を与えたくて、大袈裟な口をきいた。

貴様ら骨の随までありきたりだなどと、喚いた。確かに私にはありきたりなものへの嫌悪がある。

ものを深く考えようとはせず、ありきたりな口をきき、ありきたりな楽しみを求め、
自分では何一つ新しく始めようとはしない人間を、嫌う気持ちがある。

しかし言葉で非難するべきじゃなかった。そんなのは下劣です。自分を棚に上げてる。
自分にも幾らでも、ありきたりなところはあるのに。

くぅ〜。
この後、お父さんは一家で沢田龍彦の家に押し掛けて住もうと、突拍子もない事を言い出した。

樋口可南子はキレイだったけど、彼女の存在は？だったね。
「あいつはどうした？」
「何で知ってるの？」
「かま掛けたんだ」

そうそう、樋口可南子良かったよね〜
ちょっと桃井臭かったけど

でも綺麗だったよなー。
こういう顔なら、おいしい人生あるんだろうなーって、見ながら思ってた。
おいしい生活は糸井重里。

樋口可南子が鶴見慎吾を誘惑するかと期待していたが・・・

父親は車通勤がバレて減給処分になったんだっけ？

減給にはならなかったけど、部下の前で怒られて（酒屋か何かの駐車場に止めさせて
もらってて、そういうのが不正貸付を呼び込むんだとかいわれて）すぐ家族のものに
取りにこさせろと。
でもお父さんは、家族にはちょこっと注意されたぐらいに言ってた。だめだよー。とか
軽くって感じだって。
サラリーマンの悲哀と卑屈を感じた。

＞１７
・・・そういえばそうでしたねえ・・・
「年末の忙しい時期、電車通勤による体力消耗は出来るだけ
避けたかった」とかいい訳して、
上司に「つまり楽をしたかったんだ！」と怒鳴られてたような・・・

このドラマがすきでした。
山崎努の「骨の髄までありきたりだ」っていう言葉にガ−ンとなりました。
原作本も買ったくらいです。でも本も面白かった。
少なからずこのドラマに影響を受けてたね。

＞19

「骨の髄までありきたりだ」
言ってたね〜
懐かしいわ〜

最終回だったか、山崎努が病の痛みを必死で耐えるシーン、鬼気迫る演技だった。
電話のコードを頭に巻きつけ、もがき苦しんでた。

二階堂千寿、最近何やってんだろ。
ドラマ中で鶴見とヤバイ雰囲気になるとこあったよね。

山田太一でＧＯ!にも書き込んでね。

age
太一さんでいちばん好きなドラマ。
ビデオで何度も見てます。
意外と好きな台詞が、山崎努の「おいで」

何年か前、NHKBSで再放送してた。
いきなり紅白歌合戦の映像から始まる回があったっけ。

１８さん
そうです、そういう言い訳でした。リアルだな。こういう細部がリアル
なのが山田太一さんのすごいとこ。
１９さん
買ったんです。私も。大和書房のを。でも引っ越しの際他の山田さん
の本と一緒に無くしてしまった。がーん！大ショック。お気に入り
の本ばかり一緒にしてたので。
２１さん
和彦とお母さんとが怒って帰ったすぐ後。たしか。
よしこと和彦のシーン、兄妹だけど義理ってことを感じさせるシーン
でしたね。ちょこっとだったけど。
よしこが和彦のベットの下の本をエロ本かなんかと思って、取り合ってて・・・。
２３さん
和彦にでしたっけ、よしこにだったかな。

つづき
和彦とお母さんと竜彦で会食するシーン出色だった。最初穏やかに話してたのに時間がたってきて爆発する。

「どうせどっかに勤めるか。どうせ大した未来はないか。そんな風に見切りをつけちゃいけない。
人間てもんはな、もっと素晴らしいもんだ。自分に見切りをつけるな。」

「その気になれば、深く激しく広く優しく、世界を揺り動かす力だって持てるんだ。」

「和彦、自分を磨くんだ。世界に向かって俺を重んじろと言えるような人間になるんだ。」

「奴はいっぺんでも自分の魂の安っぽさに悩んだことがあるか。少しでも魂を豊かにしょうと自分を鍛えた事があるか。」
（お父さんに対して。）

そういえばたしか日テレのワイドショーの事件とかのレポーターの高村さん、
お父さんの信用金庫の部下役でこのドラマに出てた。
俳優さんだったんだ。地味っぽいからアナウンサー上がりだと思ってた。地方局かなんかの。

鶴見慎吾さんに山田太一さんを投影してて見てた。
お勉強ができて、礼儀正しくて、ちょっとハンサムで（山田さんの若い頃の写真
を見たらすごい美少年でした。）、父母とか他人とか目上の人に敬語を使う。
山田さんの他の男の子が主役のドラマを見る時も、山田さんを投影してしまう。

山田さんは代々木派（代々木ゼミナール）かな〜。これに出てくるのは、そうだし
ほかの予備校生ものとかの時もそうだったよう〜な〜？山田さんが早稲田だからそう思っちゃうのか。

>>12-15さん
樋口可南子さんは、化粧した顔はメチャ綺麗っすけど、素顔は
フツーっしょ？胸も無いし。ジュリー主演の映画（「きらめきに死す」？）
とか他のドラマでも結構化粧薄くして出てましたし

>>28さん
私も山崎氏の役が山田氏の早大時代からの親友の寺山修司に
からめてあるのではというような記事読んだことあります
その後だったかな？寺山氏は、まだ若いのに病気で亡くなられてしまったし

どらまいたも

>>30続き失礼。ミスりました
ドラマ板もひさびさですが、いい雰囲気すね
またPCの調子よかったら来ようと思います

＞３０さん
昔の樋口可南子さん、そんな違いますか？化粧ありとなしじゃ。
凄い綺麗な人ていうイメージだったからなぁ。
でも女優さんだから化粧映えするのはいいって事です。

樋口可南子さんですが、
むかし、ヨージヤマモトの本店で販売やってた友人が
素顔を見たことがあるんです。
すっぴんで買いにきてたらしい。
その彼女曰く、
「芸能人はこれまでたくさん見てきたけど、
彼女がいちばん美しかった。忘れられない」だそうです。

川田拓矢

岩下志摩さんは極妻より、このお母さんの役が好きだったな。

小室等さんのテーマソングいい。
「想い出づくり」も小室さんじゃなかったかな。

うんうん、岩下志摩のお母さんは良かった。

＞３７
うんうん？

２０世紀最後age

オイ！カノッサ！
「想い出づくり」がトレンディドラマの原形だなんて・・・（泣

「善人め！」

>>40
いや、男女の群像青春恋愛ドラマという点では
「不揃いの林檎たち」がトレンディードラマの原形という説も
あったと思うよ。「不揃い」と「想い出づくり」じゃどっちが先だったっけ？

「想い出づくり」です！・・・たぶん・・・あらためて考えるとわかんなくなった・逝ってきます。

「想い出づくり」が先

あけましておめでとうございます。
ちなみに
「想い出づくり」　　　　１９８１年S５６年
「早春スケッチブック」　１９８３年S５８年
「ふぞろいの林檎たち」　１９８３年S５８年放送だそうです。

正月揚げ

早春とふぞろいって同じ年？　そうかあ、オレは早春に感動し、
ふぞろいは少しガッカリしたので、もっと間があいているかと
思ったよ。でも、早春の姉妹編ともいえる「真夜中の匂い」は？
あれはふぞろいより前じゃないか？

>47さん
「真夜中の匂い」は、１９８４年５／１８〜８／１０放送です。

１９８４年は
「演歌」　　　　　１/１５
「日本の面影」　　３/３〜３/２４
「真夜中の匂い」　５/１８〜８/１０
「輝きたいの」　　５/９〜５/３０
「教員室」　　　　９/２４
１年間に５つも山田作品が放送された、山田さん脚本家として、脂の乗った
年だったんですね。（前年も）
５月なんて山田作品が２つも。いや〜いい年だったんだ。

山田さんの題名は春がつくのが、多い。
これもそうだし、「なつかしい春が来た」、「春の一族」、「せつない春」
まだあったかな〜。

うわっ、懐かしい！
このスレのタイトル見て、「なんだっけ？聞いたことあるな」と思って
読んでみたら・・・。
当時、小学生だった私。あまり内容を理解できていなかったのか、
皆さんが書いてるようなこと、全然覚えてないです。

なぜ私がこのドラマを見ていたのかというと、ロケ地が私の地元だったから。
このドラマの一家が住んでる「家」という設定だったと思うんですが、
私が通っていた小学校の近所のおウチが使われていたんですよ。

下校途中に、撮影してるとこに遭遇したことがあります。
岩下志摩さんが、自転車に乗って家に帰ってくるところを撮ってました。
子供心に、「やっぱり女優さんってキレイだな〜」と思った覚えがあります。
近所のおばちゃんたちがこぞってサインを貰ってました。

当時の私は「地元がテレビに出てる！」と興味を示して見ていたんでしょうね。
このスレを読んだら、改めて見てみたくなっちゃったんですけど・・・。
前に「ビデオで何度も見てる」って書いていた方がいらっしゃったんですが、
レンタル屋さんにありますか？

84年でしたか、「真夜中の匂い」は。84年のラインナップを見ると、
オレ的には83〜84年が山田作品の頂点だね。そして下り坂をゆっくり
下り始める（笑）。「輝きたいの」って今井美樹が女子プロレスラーのやつだった
よね。もう一度見たいなあ。
話がそれてゴメン。早春の岩下志摩（都さん？）はよかった。極妻に行って腐ったが。

＞５０さん
残念ながら、ビデオは出てないようです。名作なのに〜出してくれフジ。
横浜の放送ライブラリーで見られるかなと思ったんですが、これはないようです。
ふぞろいとか「時にはいっしょに」は、あるのだけれど。（１回目だけ）
オープニングにも相当街写ってましたよね。学校も。坂が印象的だった。電車と。
郊外の新興住宅地のイメージでみてました。

＞４７さん
今井美樹のデビュー作なんじゃないんでしょうか。のちにお味噌のCM事言われるたび
今井美樹は「輝きたいの」じゃ〜、あんないいドラマに出てたのじゃ〜って言いたくなりました。（誰に）

「小さな橋をかける」見たけど、うーん･･･。
最初のうちはけっこう面白かったんだけどねえ。

「ちいさな橋をかける」人気ないのかなここでスレッドたってるのも１こだし
それも題名はないし、ハングル板のほうがいっぱいレスついてた。はじめていったが。

あげとこ

age age

ｚｚｘｓ

BSに杉浦直樹さん出てる。
山田さんのドラマには、必ず出てるという常連さんみたいのが無くて好きなんだけど、
数少ないわりかしよく出ている俳優さん。（といっても、どの作品にも必ず出ていると
言う訳では決して無く、適材適所で。）

「岸辺のアルバム」家庭をかえりみないで、妻に浮気されるお父さん。
「今朝の秋」妻とは離婚寸前、癌におかされて残りの日々を軽井沢の実家で
　過させてやろうと、父の笠智衆さんに病院を抜け出させられる息子。
「家においでよ」蕎麦屋で相席した女の人を結果的に家へ連れ込んだ事になった
　、３ヶ月前に突然妻に出ていかれた大学教授。
　　　まだあったと思う。このドラマに関係なくて、ごめっん。

あげよう

題名、季節のつくもの結構ある。春は多い。
秋は「それぞれの秋」、「秋の一族」、「今朝の秋」
冬は「冬構え」あと思い出せん。

春と秋が彼のドラマのイメージにあうんだろうね。「冬構え」も
冬に備えるのだから秋。

おもろかった

山田太一氏、四季タイトル集

　春　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋
まだ寒い春　'65、S40　　　　　なつかしい春が来た'88、　それぞれの秋'73、S48
春風吹けば　'72、S47　　　　　春までの祭　'89、H1　　　東京の秋'85、S60　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
浅き春の里　'74、S49　　　　　春の一族　'93、H5　　　　今朝の秋'87、S62　　　　　
もうひとつの春　'75、S50　　　せつない春'95、H7　　　　秋の駅'93、H5　
早春スケッチブック　'83、S58　春の惑星　'99、H11　　　　秋の一族'94、H6
　　　　
　夏　　　　　　　　　　　　　　　　冬
夏の故郷（ふるさと）'76、S51　　　冬構え　'85、S60
夏の一族　'95、H7　　　　　　　　　それからの冬　'91、H3　　以上。

test

あげあげ

age

x

｡

「おもいつめた冬」age

受験シーズン。
鶴見慎吾はこれと小山内美江子さん脚本のドラマでも、偏差値高いとこ狙う
受験生やってたな。
どっちもいいドラマだった。

フジの石坂理江子Ｄって、山田太一の娘だっけ？

↑　あたり。
山田太一さんも、本名は石坂さん。奥さんの姓だそうです。

age

オー！

よしこ役の二階堂千寿さん「はるちゃん」の１で仲居さんの役で出てた。その後の
２とか３にはたしか出てなかった。今どうしてるのかな。

山田さんにこれみたいな魂を揺さぶるような、連続ドラマまた書いてもらい
たいな。

私も気になる。＜二階堂千寿さん
ヒトエまぶたがかわいい演技の上手い娘でしたな。

test

と思ってたら、「女優・杏子」の悪マネージャーの妻役で出てたそうな。
見てなかった、その時だけ。