「ごちそうさん」視聴率24.7% 杏の長女役、松浦雅を勇気づけた一言とは?
2014年から舞台は、昭和7年の大阪。西門め以子は、一女二男の子の母親となった。子育て
や、多忙な夫(東出昌大)との関係に悩みながら奮闘する、め以子の姿が描かれている。結
婚することになった義妹・希子(高畑充希)のサプライズによって、東京の両親や義姉の和
枝(キムラ緑子)に見守られながら、悠太郎とめ以子は西門家で祝言を上げる。その後、義
父の正蔵(近藤正臣)が眠るように息を引きとった。昭和15年、正蔵が亡くなってから数年
後に開戦した日中戦争の影響で、日本は資材や燃料のほか、食料なども節約しなければなら
なくなった。お国のために出征兵士を送り出してきた、め以子だが、幼なじみの源太が出征
することになり、初めて戸惑いを覚える。砂糖も配給制となり、戦局は悪化の一途を辿って
いた……。3人の子供たちも成長し、泰介は中学で野球に励み、食いしん坊の活男(西畑大
吾)は、め以子と一緒に料理を楽しむように。そして、長女・ふ久(松浦雅)は食事よりも
物理の勉強が大好きな女学生になった。物理に夢中な、ふ久を演じるのが、松浦雅(18)
だ。「ジュノン・ガールズ・コンテスト」で初代グランプリを獲得。昨年は舞台「美少女戦
士セーラームーン」にも出演しているが、「ごちそうさん」が本格ドラマデビューとなる。
松浦は、撮影初日は足が震えたというが、杏が励ましてくれたという。「あまり緊張しない
方ですが、朝ドラの撮影初日は足が震えて…。だけど、杏さんが本当のお母さんみたいに
『大丈夫、自分を出してやろうね』と励ましてくれて、うれしかった」 現在は、杏に信頼を
寄せながら日々、撮影に臨んでいるという。