NHK連続テレビ小説「あまちゃん」あほんだらPart208
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名無しさんは見た!@放送中は実況板で:
宮藤官九郎の小部屋の中の引出しの三段目の日記帖
2013年7月9日(火)
執筆。あまちゃん見そびれた。
2013年7月10日(水)
あまちゃん。島田さん引っ越しましたよ。明日のこと考えると不憫だ〜。
三又さんありがとうございました。ひたすら執筆。
あと、あまちゃんコンピレーションアルバムのコメントを書く。
2013年7月11日(木)
あまちゃん。得意の監督コント風な回ですが、これ、意外と誇張ではない。
こういうのある。あった。
本人は一生懸命やってるのに客観的にはこう見えているのです。
きっかけや秒数、セリフ間違い。なんでこんな簡単なことが出来ないんだ、
と思ってしまったら最後、すっかりはまって抜け出せないんです。
挙げ句、忘れた頃に夢に見る。いつまでたってもOKが出ない悪夢。
いやだいやだ。自分で書いてて直視できませんでした。
そんな気分にさせてくれた能年さん。すごいです。夜、バウスで円山見納め。
あるシーンでNG20越えて、そこで数えるの止めちゃったことなど思い出した。
たまたま同じ回を見ていたマギーと軽く呑む。久し振りで楽しかったなあ。
2013年7月12日(金)
あまちゃんは北三陸に帰る。
ここから16週にかけての北三陸パートは書いてて楽しかった。
キャラクターが出来上がってるぶん楽だったし筆が走った。
それなりに東京編でたまってたストレスを一気に発散した。
俺自身も北三陸に帰りたかったんだと思います。
円山トークショー。楽しかった。
俺はこの映画を劇場で5回観て、こうすれば良かった、ああすれば良かった、
これで良かったなど、色々思いながら観たけど、最終的には毎回同じ感想を抱いて帰った。
これは他ならぬ俺にとっての、かけがえのない1本だ。
124 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:ggQR3PhV0
2013年7月13日(土)
執筆。あまり進まず。おっと、能年ちゃん誕生日だそうです。おめでとう。
そうかあ、オーディションからちょうど1年だ。
2013年7月14日(日)
執筆。さほど進まず。
2013年7月15日(月)
執筆。あまちゃん91話見た。
ほお。改めて、アキとユイのシーンが素晴らしかったので、これは何かプラスしてくれたのかなと
思って読み返したら台本通りだった。構成もセリフも。ほぼ一緒。
俺のってたな?と思って日記を読み返したら2月13日。「煮詰まった」と書いてある。
そうか。煮詰まってるくらいがちょうどいいのか。そして今日もまんまと煮詰まっている。
2013年7月16日(火)17日(水)
12時新宿発のロマンスカーで箱根へ。みうらじゅんさんと。週刊プレイボーイの取材です。1泊。
写真撮りながら酒飲みながら歩きながら温泉入りながら宴会しながら対談した。
楽しかったです。9月に本が出る予定。
2013年7月18日(木)
箱根旅行すごい楽しかったのに、その後、立て続けに腹の立つことが起こり、
怒りを鎮めるのに丸一日かかった。そして気づいたら43才だ。うう。もっと温厚な人間になりたい。
2013年7月19日(金)
少し書き仕事。そのあとNHKで収録。約10年ぶりにコントです。緊張したあ。セリフ噛んだあ。
でも楽しかった。その後『あまちゃん』の収録を見学して帰宅。
娘が起きていたのでゲームしたり本読んだりしてからDVDで『さらば青春の光』を観る。
たぶん5、6回観てるけど、今日がいちばんグッと来た。
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名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:ggQR3PhV0
2013年7月20日(土)
執筆。『頭痛肩こり樋口一葉』を見ました。いやあ、すごい良かったです。
ある意味ミュージカルだとは知りませんでした。それでいて全く気恥ずかしくないのはすごいです。
井上ひさし先生には、東北出身なので幼い頃から本には触れていたのですが、
舞台は数えるほどしか観てない。でもなんか、知らない間に影響を受けているのかな。
すごく親近感が湧きます。乾き方とか、視点とか。まあ、俺なんかが言うのは100年早いのですが。
小泉さんは、あんな膨大なセリフと出番をこなしながら、あまちゃんも。どうもすいませんっ!
2013年7月21日(日)
一日かかって3ページしか書いてねえ。どうすんだよ。
2013年7月22日(月)
17週のサブタイトル「おら、悲しみが止まらない」か。いいねえ。悲しみ、時々止まるけど。
プチョン映画祭。草gくんとヤンイクチュン氏まで来てくれて、大変な盛り上がりでした。
本当にどっかんどっかん受ける。どういうことだ?会場に草g君やヤンさんが居るから、
気を遣って笑ってくれているんだな、と思いきや「むしろ今日は静かな方です。
こないだの上映の時はエンディングで手拍子が起こりましたよ」マジか。中学生円山。
日本向きじゃなかったのか?いやいや、日本のお客さんも無論素晴らしかった。
ただ韓国のお客さんは、あらゆる意味で先入観なく見てくれている感じがした。
構えてないというか、フラットに作品を楽しんでくれていた。ありがたい。
2013年7月23日(火)
昨夜は草g君と、審査員として滞在していた樋口真嗣監督なんかと夜中12時過ぎに焼肉を食べた。
いろんな話をした。韓国映画の話になり『ビーデビル』について喋っていたら、
監督のチャン・チョルス氏が隣の店でマッコリ飲んでるから行こうと言われ、
カムサハムニダしか喋れないくせに会いに行く。
何度も「ビーデビル、カムサハムニダ、ビーデビル」と言って握手した。マッコリ飲んでて良かった。
9時半起床。取材を幾つか受けて冷麺やカンジャンケジャン(カニの料理)を食べてヤンさんとお別れ。
お土産買って成田へ。草g君ともお別れ。2人ともカムサハムニダ。
本当に、最後に韓国で見れて良かったです!
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名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:ggQR3PhV0
2013年7月24日(水)
魂のリハ。カヲルさん抜き。久し振りすぎて逆に楽しかった。
2013年7月25日(木)
執筆。遅い。夜はあまちゃん関連の取材を受ける。
視聴者の質問にいやー、人っていうのは、いろんな見方をするもんだ。深読みにつぐ深読み。
ていうか、伏線を回収するとか、そういう楽しみ方、ここ数年の傾向ですよね。
俺は本当に思いつきで、行き当たりばったりで書いているのに、そういうところを誉めてもらえると、
なんか得した気分です。