父が書いた特捜最前線2013・七頭の警察犬、変えられてしまう前の決定稿の台本を読みました
頭の中に上川さんが演じる姿を想像しながら、ゆっくりゆっくり台本を読んでいきました
台本は、父が描き出す特捜最前線でした
銃撃戦も爆発もなく、犬が亡くなることもない
登場人物に心がかよっていました
やはり、違っていた
こんなにかえてしまうつもりだったなら、なぜ本を長坂秀佳に書かせたのか
誰にも届かない七頭の警察犬を読みながら、ひどく悲しい気持ちでいっぱいになっていました
脚本家に知らせず大改正された作品は、私たちの知らないところで他にもあるのかもしれません
悔しい思いをされた脚本家が、これ以上増えないためにも
こんなことはあってはいけないと
父は、台本をかえてしまった相手と、斗うことめました
斗うことは、今後脚本の仕事が頂けなくなるかもしれないということ
それでも、父は斗う事に決めました
今後作品が見られなくなるとしたら、本当に嫌です。
…でも、
父は脚本家を守りたいのだと思います
まだまだ書きたいものが、たくさんあるはずなのに、
書けなくっても、本当にそうだとしても、
大事なものを守りたいのだと…
ひどい目に合うのではないか…、娘にとって、そればかりが心配です
どうか、父を御守り下さい 2013年10月 3日 (木)