投稿者:*****さん投稿日時:2012/5/21 13:40
今回の復員兵の場面にはおそらく誰も感動しないだろう。
なぜなら、それまでのいきさつやキャラ設定が弱すぎるから。
康子は当初「いっそ死んでくれた方が」と見捨てていたのに、
食事中突然「待つ」に心変わりした。まるで復員が近いことを知っていたかのよう。
幼児を抱えながら女手ひとつであっさり食堂を再建してしまった康子。
もし子供と二人、粗末な暮らしぶりだったなら、夫の復員は飛び上がるほど嬉しかっただろうが
大黒柱が不在でも何の支障もない康子の場合・・・うーんって思う。
お店の再建は夫の復員後、「二人で力を合わせて」の方が自然だし、復興テーマにも合う。
下村家は、家族全員が飛び出してくるほど親密だったの?
焼け出された康子たちを食事に誘う、あるいは、お店の再建を手伝う、子供の世話をする、
闇の仕入れを手伝う、といった場面が今までにあったのか?
一度の食事だけで、あの行動はいかにも不自然。特に父はよけものだったのに。
脚本を含め全てこのようないい加減な作りだから誰にも共感できないし、視聴者は白けてしまうのだ。