投稿者:*****さん投稿日時:2012/5/19 9:29
竹男とあかねの場面は、音楽で盛り上げられても共感できない。
今日に至る迄の心の揺れが、丁寧に描かれていないからだろう。
恋の高まりを感じさせるエピソードはひとつも思い出せないし、
ただ頭に浮かぶのは、サイダー、サイダー、サイダー…(失笑)
今日のあかねの歌もひどいかった。
大戦中の東京ローズ (アイバ戸栗)、
彼女の低目の声は、時には優しく、時には強気に、時にはくすぐる様に、
日本のラジオ放送でありながらも当時の米兵を熱狂させた。
ドイツのリリー・マルレーンも然り、声に情緒があるかどうかは重要と思う。
その点、あかねの声や歌い方は非常に不愉快だ。
ひどいと言えば夕飯のシーンも、
前作では糸子が「闇はやっていない」と言い切り、
昌ちゃんは「先生すみませんでした」とうなだれた。
しかし梅子の世界では、闇が肯定されすぎではないか?
国民として規則を遵守しようとする父を、大声で怒鳴りつける息子、
そして金八先生の感動シーンみたいな「よく言った!」的な表情を浮かべる家族…
ああ気持ち悪い。
今日も視聴者は唖然ボー然の15分だった。