伝統のフジ「月9」ドラマ枠が消滅危機に直面
フジテレビの伝統のドラマ枠「月9」が消滅危機に直面しているとの衝撃情報をキャッチした。
その最大の原因は視聴率の低迷にある。
17日にスタートした1月期の戸田恵梨香&三浦春馬W主演「大切なことはすべて君が教えてくれた」の初回視聴率は12・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。「月9」枠の初回視聴率として、歴代最低を記録してしまったのだ。
それまでの初回視聴率ワースト記録は前クール(2010年10月期)の上戸彩主演「流れ星」の13・6%。月9枠で初めて初回視聴率が2作連続で15%を下回ってしまった。
「業界内では『大切なことは――』が一桁視聴率になるのも時間の問題とみられています。その時は『月9』史上初めてとなる打ち切り案≠ェ浮上するのも避けられないでしょう」(芸能プロ関係者)
実は、この「月9」枠をめぐっては以前から改革案が局内で取り沙汰されていたという。そのカギを握るのがジャニーズタレントだ。
「最近のテレビの主な視聴者は小中学生と30代以降の女性。幾度となく報じられてきたジャニーズのわがまま≠ノテレビ界がジッと耐えてきたのも、この視聴者層を獲得するためでした。現在、視聴率不振の『SMAP×SMAP』も『月9』枠の低迷が原因とも言われているんです」(編成マン)
そこで「SMAP×SMAP」を残すために浮上したのが、「月9」ドラマ枠を廃止し、ジャニタレ枠を新設するという改革案だ。その有力候補となっているのが「関ジャニ∞」と「嵐」だという。
「関ジャニ∞は実験体験バラエティー。嵐はコント番組を立ち上げる企画が浮上しています」(前出の編成マン)
1987年4月からドラマ枠として続いてきた「月9」は、もはや風前の灯火なのだ…。
東スポ芸能 [2011/01/23]
http://g.tospo.jp/v/column/ColumnDisp.asp/jskycmi/AW2jG7jjs5ztRj5RvPydeJShxpk25oxVFkPnB41gtd9jKysT6ahjuGMT4hPvGGMYYxPtE+UYY0hjE+qgMDAwMDAw/ColumnDisp.asp?cor_id=008&col_id=002&art_id=0000007912