すいか、野ブタ、セクロボ、Q10
テレビドラマの脚本家です。
季節別に見ています。
夏になると「すいか」を見ます。
秋になると「野ブタ」を見て、春になれば「セクロボ」を見るだろう。
今度は秋に見るのがもう一つ。
Q10を見ます。
すいかが一番好きっていう人が多いですね。
私は野ブタが一番好きですが、やはりすいかを見てからじゃないと落ち着いて野ブタを見ることができない。
なんか全ての作品がつながっているように感じるんです。
木皿さんが言いたいことって、
地道に真っ当に生きていく
ってことなのかなーと。
お金をたくさん稼ぐとか、有名になって成功するとか、そういう世俗的なことに人生の喜びや意味を見い出すんじゃなくて、
普通に生きていっていいんですよ。
って言ってくれてるようでホッとする。
野島さん以来にハマれそうな気がした。
『すいか』だけは観てないけど、『Q10』スレでもこれだけは悪口聞かなかった。
こんど観てみようかな(・ω・)
>>4 すいかはTSUTAYAでレンタルあります。
夏に見るのがお勧めです。
なんて言うか、マッタリしてて癒されます。
野ブタは高校設定でQ10と似たところがあったので、どうしても両者比較されてしまい、気に食わない人が多かったみたいですね。
個人的にはSFは話の都合で使う程度でいいと思うんで、Q10がバリバリのSFじゃなくてよかったです。
矛盾点は繰り返し見て、適当に解釈すりゃいいかなと。
野ブタはバンドーエピソードがほんと好きです。
6 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/12/14(火) 02:45:03 ID:+byTECS60
セクロボ大好きです!
Q10が愛情の話で、野ブタが友情の話だって書き込みを見て、納得した。
だから野ブタのほうが響くんだよなあ。
最後に自分の気持ちにウソをついて付き合ってた彼女をもてなすシーンが好きなんだけど、あれもシュウジの優しさってのあるけど友情の印なんだよな。
シュウジがみんなにハブンチョされて辛い時に、友達だぜってマジック見せてつながってるってシーンがホントに泣ける。
バンドーに正面から必死に訴えた野ブタ、自分をいじめてた真犯人を許す野ブタ、みんな友情とも言える。
愛情ってのは結婚して家族を持ったら、もっと心を打つもんかもしれない。
結婚したらQ10を見返してみよう。
>>5 では夏にw
『野ブタ』は2話の落書き制服を流行らせる話を見てからハマりまくったなぁ。
>>7 そんなに難しい愛の話でもない感じがするぞ。
少年の恋心というか、
平太のモノローグがいちいち昔の自分の感じてた事で懐かしかったよ。
>>8 ペンキ落書きエピソードは犯人の悪意を逆手に取り、鮮やかでした。
Q10はとても感動したし、理解不能な箇所はなかったですが、野ブタは何か強烈にハートを掴まれました。
高校の時にモテてたわけではありませんが、モデルみたいなキレイな彼女が欲しいって気持ちは、
決して彼女が好きだったわけではなく、自分の虚栄心を満たすためだったかも知れないと思い至ったってのがありました。
原作小説では、結構後味が悪い感じで終わっていて、それはそれで本質的な感じもしたんですが、テレビドラマは更に先を掘った感じがしました。
シュウジの人柄についてお父さんが、
苦労人だなあもっと自分のことを考えろ
って言ったり、野ブタが
他人のことを心配したり、気を使ってくれる人だ
って言ったり、ある意味、気まずく終わってしまった原作の主人公へのフォローがありました。
普通は、悪役なんかは何のフォローも無しに終わってしまうパターンが多いのに、バンドーに改心のチャンスを与えたり、黒幕にまで、取り返しのつかないことから戻れるようにしたり。
木皿さんの懐の深さ、優しさっていうんですかね。
見返す度にハートを掴まれます。
>>9 シュウジは何であんな可愛い彼女を好きにならないんだ?
って最初不思議な気持ちで見てたんだけど、なんつーか、そういう状況ってあるかなと思ったんだよね。
自分の例だとちょっと酸っぱいブドウみたいなところがあるから説得力はないかなと思ったが。
例えば、すごい美人(女優とか)と結婚したんだけど離婚して、再婚した相手が意外と地味な相手だったけど上手くいったりね。
そういうのって、相手が美人で華やかだから、たまたま来たチャンスに飛び込んだわけだけど、
実は相手を好きだったわけじゃなくて、相手の(自分じゃなくて周りが評価する)見た目やステータスだけで自分の気持ちを判断してしまったみたいな。
要はハートより打算を取ってしまったというようなことだね。
今は自由恋愛の世の中っていうけど、そういう打算的な感じってあるんじゃないかと思いました。
お見合いして5日で結婚の方がいいってことですね。
>>9 自分は嘘とか苦手で少しでも本当の事を知って欲しいから修二とは全然違うんだけど、
「そんな優しさがあるんだ」と知ったよ。
解ってもらえないと寂しいのはきっと皆同じで、それでも嘘をつけるのはある意味強さ。
ジャニの中でカテューンはカッコつけてて苦手だったんだけど、
「亀梨お前そんな事思ってたのかよ・゚・ (ノд`)・゚・ 」と思って一気に好きになった。
>>12 私も亀梨ファンみたいになり、その後に亀梨君が高橋ルミ子原作のボクシング漫画のドラマをやった時・・
つまんなくてすぐ見るのを止めてしまった。
あの漫画は結構好きだっただけに、脚本が駄目だったからとしか思えない。
漫画をほぼそのまんま映像化したみたいな感じでしたが、どうも内容がリアルな映像では耐えられないものに感じられました。
でも修二はほんといい奴だなって野ブタを見るたびに思い、
きっと亀梨君が自分の友達だったら、同じような感じじゃないかと妄想する時があります。
テレビのバラエティーで亀梨君がトークしてるところを見ると、修二に重ねて見てしまう私がいます。
木皿ドラマの他の俳優さんでは、そこまでの気持ちを抱く人はいませんね。
片桐はいりとか凄いと思いますが、友達になりたいと思いませんし。はは
>>13 俺は『1ポンドの福音』と『神の雫』は正直嫌いじゃないw
面白い!とも言えないが
『たったひとつの恋』『ヤマトナデシコ〜』が観れたもんじゃなかったから思うのかな。
Jr時代から良作、名作ばかり出てる彰に比べて、修二の方はなかなかドラマに恵まれないな。
木皿さんの話からそらしちゃったけど;
>>14 話そらしついでに、彰はドラゴン桜を見た時に、凄い男らしくてびっくりしました。
野ブタの彰のバカキャラがあまりに自然に感じられ、そのイメージが強いので、
真面目にインタビューに答えたりしているのを見た時には、何カッコつけてんだって違和感を感じます。
まあ、あまりテレビドラマたくさん見てないので、そういうのもあるんでしょうが。真面目な役柄が多いってのも知りませんでしたし。
修二はバラエティーに出て話しているのを見ても、別人の感じがあまりしません。あのナチュラルな感じ。
すいかとセクロボの小林聡美も、インタビューを聞いても違和感を感じなかった気がします。
ああ、すいかに出てくる市川実日子、コミカルな役柄ならいいんですが、結構真面目なキャラで出てるドラマがあって違和感を感じたことがありました。
要は役者ごとに自分の中でハマりパターンがあって、そこから外れてると嫌な気がするってことかも。
亀梨君はあのボクサーみたいにヘラヘラふざけた感じが納得いかなかったのかな。
あれは彰のほうが自分的には合ってる感じがします。いざ戦うとめちゃめちゃ強かったですよね、彰は。
>>15 そんなイメージかー。
『IWGP』や大森美香作品から観てたら、彰役こそ違和感ありまくりなんだけどなw
でも確かに『1ポンド』は山下の方が合ってたというのはあるかも!
というか二人ともあまり演じ分けられるタイプではないような気がする(´・ω・`)
776 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2010/12/29(水) 07:49:18 ID:lvTM3omD0
Otome continue vol.4
ttp://www.ohtabooks.com/publish/2011/01/07104909.html ◆『Q10』『セクシーボイスアンドロボ』『野ブタ。をプロデュース』
――脚本家・木皿泉、総力特集!◆
★木皿泉×羽海野チカ 二万字対談★
・私が木皿泉を愛する理由――高尾滋、三島衛里子、麻生みこと
・出演者が語る木皿泉――堀北真希、前田敦子
・『Q10』のロケ地を歩こう!
・プロデューサー・河野英裕インタビュー
・木皿泉 書き下ろしエッセイ
>>16 大森美香作品はあまり見ないですね。
NHKでやってた上戸彩のドラマ、アイデアがバックトゥーザフューチャーの恋愛版みたいな、
アイデア倒れのイメージで、録画しましたが全部早送りチェックしました。
脚本家を追っかけて見るタイプで、女性の脚本だと有名どころは大体好きじゃないです。
好きな女性脚本家は、
弁護士のくず、きらきらの研修医の荒井修子。
チェックしたら見てないドラマたくさんありました。DVDで借りよう。
国仲が出てた「みんな昔は子供だった」を書いた永田優子。
後、例外として井上由美子のは見ることが多いです
問答無用で見る。
矢島正雄、木皿泉、山田太一
大体見る。
クドカン、三谷、遊川、尾崎
基本的には避ける。見なくてもいいやと思う。
吉田智子
大石静香
アイデアを確認してから、結局見ないで消す。
大森美香
浅野(大奥の人)
よさそうだと思って録画しても結局は見ないで消す。
倉本
他の脚本家は内容で決めます。
自分が面白いと思うドラマを書いた脚本家をチェックしておくと、便利です。
19 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/01/10(月) 14:39:34 ID:4wrozzHWO
冬に見る木皿作品がない。
以下タイトル候補。
こたつ
みかん
ストーブ
石焼いも
木皿スレは盛り上がらんなあ
他の脚本家や俳優の話になってるしw
オトメコンティニューって何の雑誌なんだ?オタク・マンガアニメ系?
本屋でその辺りの棚に行けばあるんかな
21 :
773:2011/01/12(水) 21:53:19 ID:zoedRWAU0
間違えた。。
773って誰だよ;
丸善行ったら売ってたあ(東京じゃないけど)
ふつうに映画・演劇の棚に置いてあった
河野Pもすいかや野ブタの方が「完成度」は高いと言ってた
正直な人だw
でも、Q10に対する想いの方が強そうだけど
Otome continue 読んだけど木皿さんは本当に本書くのが遅いんだね。
当時の野ブタスレでラストシーンの原稿のFAXが間違って送られて来たって人が現れて
それが本物で盛り上がったのが懐かしい。
そんなこと、あったっけ?
遅いというか、自分の作品に入れ込みすぎw
26 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/01/24(月) 00:14:42 ID:DQtWqjvCO
>>23 すいかって好きな人多いけど、結構退屈というか、ぼーっと見る感じなんだよね。
他の作品は緊迫感あると思うんだけど、すいかは終始平和な感じがする。
経済的に自立した独身の女性って、やっぱりなんだかんだ言って自由だからかな。
うるさい親と別居して、食事付きのアパートいいな。
27 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/01/26(水) 12:39:08 ID:5KTTtGBeO
セクロボで好きなところを教えてください。
>>27
ニコと一海ちゃんがカワユスなところ
>>26 すいかのどの辺が平和なんだよ・・・
他のドラマはまだ若い年だから、
人間関係うまくいってなくたって、いくらでも希望はあるだろよ
基子は一応信金で安定してるか知らんが、
唯一の友人・馬場ちゃんなんか人生行き詰まって大金横領した犯罪者だし
絆はメンヘラみたいなもんで、売れない漫画家で行く先どうなるもんだかわかんない状態だし(親は金持ちだけど)
ハピネス三茶だけ、の人間関係だよ、あの二人は・・・
>>29 馬場ちゃんはメインじゃないというか、主役じゃないじゃん。
特別出演って書いてあるし。
ネタみたいなもんというか、リアルな存在ではない。
絆はエロとは言え漫画家だし、普通はそれだって中々なれない。
死んだ双子のお姉ちゃんの話はかわいそうだけど、死んじゃったものしょうがないじゃん。
経済的に壊滅的に困窮している人はいないし、病気で死にそうな人もいない。
将来への不安だって漠然としたもんでしょ。
セクロボのナンセンスさはともかく、
野ブタはいじめと孤立や孤独、Q10は病気と死と貧困と挫折、中々厳しいよ。
すいかはアイスの当たり棒がどうしたとか、動かない亀の心配、すいかのお墓やら、行方不明の飼い猫の心配やら。
自殺未遂や殺人未遂もメインじゃなかったし。
主人公があの二人(信金とエロ漫画家)だとすると、呑気に楽しく暮らしてたと思うなあ。
あの貯めた500円玉貯金のエピソードとか粋狂の極地でしょ。
いや、批判じゃなくて、好きだけどごくごく平和な世界観だと言いたいだけ。
メインかそうでないかが、判断基準になるのか・・・
Q10のいろいろな問題も脇役でメインではなかったはずだけど
平太には親友いるし、元彼女までいた
死んじゃったのは、しょうがないの?中々キビシイの?一体どっちなんだ
すいかでも、病気で死んだ人はいたよ
絆も基子もあの年齢で友人ゼロだと思うけど、孤独に見えないんだな
馬場ちゃんが基子にとっての「友人」だと気づいたのは、犯罪後だからな
>>31 主役の平太自身も心臓手術を受けたし、現在も薬を服用していて病気の脅威はあるし、入院中の親友もいつ死ぬかわからない。
絆のお姉さんは随分前に死んだと思う。
その死も直接的に描かれていないし、時間的に随分前だ。
すいかで病気で死んだ人も、結構な歳の女性で自然死みたいなもんだし、脇役の更に友達だから遠いけど、そんなに悲しかったの?
お母さんも入院したけど随分楽しそうにしてたじゃん。
信金の親友の件、昔の友達に馬鹿にされたりはあったけど、友人がいないとか、恋人や夫がいないことへの不満や悲しさは描かれてはいなかったと思う。
むしろ、そういう古い価値観押し付けてくんじゃねえよ的なものを感じた。
と言って強がってる風でもなかったし、恋人がいなくても平気そうに見えたなあ。
そんな感じ方アリかって新鮮に思えたが。
馬場ちゃんはなんかリアルじゃないから、あまり気にならなかったとしか言いようがない。
日常的な平凡な喜びを否定しているのが馬場キャラで、金だの有名になりたいだのって価値観は虚しいって表したかったんじゃないのかな。
>>32 基子について追加だけど、違和感として、過去に付き合った男性の話が一切ないこと。
振られたとか、男に興味ないとか、そういう価値観の表明が一切無かった。
教授や編集者のおじさんは恋愛について熱く語ったりしてたのに。
なんでなんだろう、って見る度に不思議に思うんだよね。
基子の感覚的なものに共感する女性は、恋愛無し&基子の価値観表明の欠如に違和感を持たなかったのだろうかと。
ドラマで描かれてない心理面について、あまり想像してないんだ・・・
老齢で死んだとしても何十年と付き合った親友なわけだから、悲しいことに変わりはないし
何年経っても引きずるほど苦しんでいる人にとっては、それは過去の出来事ではない。
病院の前であの歳の子どもに向けて、生まれたころのことを振り返って語ってる時点で
母親にとって普通じゃない心境なんだけど。
馬場ちゃんが捕まりそうになったとき「くるしいよー ハヤカワーー」と叫んだのを見て、もしかして何も感じなかったとか・・・?
ハピネス三茶に来たとき、何気ない日常のくらしの重要性を感じてたし、十分リアルな心情風景だ。
基子は馬場ちゃんとのつながりについて特に深く考えないほど、人間関係に乏しかった。
おそらく恋人なんて過去にもいないだろう。将来においても、希望を持てない年齢に差し掛かってる。
(教授は年齢なんて関係ないといってたけども)
>>34 いやあ、それなりに悲しげだとは思ったけど、そんなに衝撃的というよりも、月日の流れを感じたというかな。
しみじみした感じというか、そんな感じ。
教授も相当な年齢の設定だったと思うし。
友人の死も号泣する感じじゃない。
好きな人と結婚して、豆腐作って、幸せな人生に思えたが。
しみじみしてたけど、号泣するような悲劇ではない。
>>34 馬場ちゃんが捕まりそうになるのは当然でしょ。
苦しいのも自業自得だし。
少なくとも同情はできないな。
ただ毎回たくみに逃げたり、銀行強盗の防犯訓練時の上手さは面白かった。
駅で女の子に優しくして飴もらったり。
小泉今日子ならではの魅力、存在感は感じた。
でもあれはリアルじゃない。
あくまでシンボル的なもんでしょ。
最後はわかったみたいだったし。
>>34 基子はそんなに悲惨なのかな。
恋人がいたことはないというのは、それこそ想像でしょ。
友達もそれなりにいたようだし、そんなに濃密な人間関係にいるほうが珍しいんじゃないの。
むしろ、恋人の話を一切しないのが不思議な気がしただけ。
女性同士って、片方が恋人いた感じじゃないと、気を使ってそういう話題は出さないもんかな、とか思ったり。
絆の死んだお姉さんエピソード的なものは、Q10のほうがわかりやすく描いていたと思う。
ああ、お姉さんがホームレスみたいなオッサンと付き合ってたってのもよくわからなかったな。
うそだーとか思っちゃった。
なんていうかな。全体にふわふわした感じがする。
話をはぐらかされているような感じというか。
>>36 捕まりそうになったという心境で、叫んだわけじゃないって・・・
やっぱり、孤独感ってのを理解してないんだなあ。
すいかは分かりにくいから仕方ないか。まあそんな孤独感なんて感じない方がいいんだけどw
>>37 なんていうかな、30〜40歳ぐらいの女性で、
すいかが凄い好きってのにある最大公約数的な理由を知りたかったんだけど、
当時は2ちゃん見てなかったからね。
セクロボはともかく、野ブタやQ10は大体わかる気がするんで。
一つ一つに色々深く考えたり感じたりするのかな。
俺は、みんなで漫画かくのを手伝ったり、ちょっとした気遣いや優しさだったり、
友達のために人形取りに忍び込んだり、メロンを一人で大食いしたり、細かい描写や小ネタというかな、色々楽しみに見てた感じ。
野ブタやQ10は見て泣いたことはあったけど、すいかを見て泣いたことはない。
あなたはすいかを見て泣きましたか?
>>38 よくさ、女性って男と別れた後はさばさばしてて、結婚しても亭主元気で留守がいい、とかさ。
男は別れた彼女のこといつまでも引きずってたりすんのに。
女性は自分が経済的に自立してれば男なんていらないというか。
そういう打算的な自己中心的な存在として思えてしょうがないんだよね。
だから絆が、金子君が絆のために生きるって言った時に、
私のために自分の人生を犠牲にして欲しくない
みたいなこと言ってて驚いた。
そういう各キャラクターの高潔さというかな、木皿さんのドラマはそういうのが好きなんだよね。
孤独感については、すいかからはあまり伝わって来なかったかな。
やはり、野ブタやQ10のほうが孤独についてはわかりやすく描かれていたと思う。
すっげー連投すみませんが、とりあえず寝ます。
Q10では、久保の方に感情移入してたな。どう見ても久保の方が孤独だし。先が見えない。
絆がプールの水を抜けるところを見てるシーンで、すごい空虚感を表現してたのがまず印象に残ったな。
心情の描き方、繊細すぎると思った。
ケーキの病院で、赤ちゃんのにおいが変わって淋しかったといったところで一番泣いた。
あのシーンは何度見ても何故か心が苦しくなる。
木皿夫婦は(たぶん)子どもいないはずなのに、なんでそんな親の微妙な気持ちが分かるのか、謎だ。
>>41 赤ちゃんの匂いが変わったか。
ちょっと思い出せないけど、そんなシーンあったかな。
見てても何も感じなかったかも。
すいかは繊細なところをすくいあげないと、理解できないってことかな。
すいかは、確かに空虚感はあったなあ。
何をしても結局は虚しいんでしょ、みたいな。
それをドラマの展開で否定しきれてたか微妙だとは思うが。
後、赤ちゃんについては、子供がいない(できない)人のほうが敏感だったりする。
赤ちゃんのCMやたらと多いとか目につくらしい。
そういや、すいかで基子が恋愛ドラマに文句言って消してたシーンは印象的だった。
私は恋愛してねーよ、って意味だったのかな。
後は金子君に高いアクセサリーを渡すのを注意してたところ。
経験からというより、想像しながら話してた感じ。
考えてみれば、ハピネス三茶に住んでいる人たちは、みんな孤独を抱えこんでるかもね。
家主?の彼女からして母親が失踪してしまって、父親からは仕事丸投げされてるし。
でも一人一人から深刻な感じはあまり伝わってこない。
やっぱり夏にボーッと見てしまうな。
赤ちゃんのにおいから、人のにおいに変わって物凄くさみしかったという台詞
こんな感覚は自分にはなかったから衝撃的だった。
成長してしまうのが親としたら淋しいのだろうけど、それを子どもに伝えてしまうほどに
今が辛い心境だったんだろうなぁと。
いまは何もない凡庸で空虚な毎日かもしれないけど、
人生この先何があるかわからないんだから自分で責任もって生きていかなければならない
という教授のメッセージだったよね。
でもハピネスの人々、教授みたいな人との奇跡的出会いもドラマだからあり得ることなんだよなあと思ってしまったw
恋愛については木皿さん自身が想像で語ってる気がする。
若いころは冴えないOLだったようだし。それを基子に投影してる感じ。
Q10は恋愛重視だったからかイマイチ面白くなかった。久保にまで彼女を用意するなんて想像もしてなかった。
それより病気を抱えた同士の平太と久保の関係性をもっと深く追求してほしかったな。木皿夫婦がそんな感じなわけだし。
>>43 深刻さはないから見やすいんだけど、その方が余計に真に迫って沁みてくるよ。
「深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」という伊坂幸太郎の小説を思い出す
>>44 ああ、基子のお母さんが基子に言ったセリフかな。
なんか思い出した。
基子のお母さんはかわいそうだとちょっと思いますよ。
旦那さん全く出てこないけど、相手にされてないみたいですし。
木星だか土星だか忘れましたが、隕石を受け止めてる話とか、ホロッとした。
恋愛関連については、テレビドラマが恋愛ものを大量にやってた時代があって、
実際はそんなもんねえよ、って木皿さんは反発があったのかなとか想像しました。
でも、すいかの金子君の頑張りは印象に残ってます。ああいう風に振られてみたい。
>>44 Q10についてはまだ整理ついてないというか、また見直すと感じが違うんでしょうけど、
確かに恋愛重視だなあ、とは思いました。
セクロボでも、後半に主人公が恋愛に溺れていくのは見ていてちょっと厳しかった。
Q10については、恋愛より挫折を扱った2回目か3回目だったかな、印象に残っています。
ガリ勉彼女がコンテストに出て歌を歌ったやつですね。
田中が高校野球で失敗してボロボロになったけど、立ち直ったってお母さんが言ってて。
自分と重ね合わせられるところを重点的に見てしまいます。
>>41 絆がプール掃除を見に行ったところ、
絆って変わった感性してんだなー
としか思わなかった。
絆の秘密の場所を見せられたことで、金子君が勘違いして暴走してしまったと。
あれは相当変なシーンですよ。
他のドラマでは見たことがない。
空虚感ですか。
でもそんな女の子がいたら、すぐ好きになってしまうかもしれないとは思いました。
>>44 やっぱり男女の違いってあると思いますよ。
私は男だから、病気でいつ死ぬかもしれない久保君には、心配してくれる彼女がいないとかわいそうだと思う。
あなたは女性みたいだから、男っ毛がない基子を憐れに思う。
私は基子が彼氏欲しがってない風に見えていれば、内心はどうとかあまり思いません。
むしろ田中に薬師丸はいらないとは思いますが。
野ブタの先生達みたいに、学校の先生は脇役っぽくて生徒達を支えるささやかな存在であって欲しい。
それは私が教師じゃないからで、生徒目線からしか見られないせいかもしれません。
その点、木皿さんは男女両方いるから、キャラクター達がバランスいいのかな。
女性脚本家が描く男性キャラの薄っぺらさ、
男性脚本家が描く女性キャラのウソくさい優しさ、
みたいなのがないのがいいですね。
木皿泉ワールドの面倒くささがよくわかるスレではあるな。
>>49 視聴者も面倒くさい人が多い。
屈折してるのよ。
51 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/02/04(金) 23:44:30 ID:NgTsrk5hO
すいかで、基子がやりたいことがわからない、って言ってて悩んでる風でしたが、それも正直わかりません。
やりたいことはあるけど実現できない、って悩みならわかるんですけどね。
実際、アラサーやアラフォーの女性で、
自分がやりたいことがわからない、
って悩んでる女性は多いのでしょうか?
日々、おいしいものを食べたり、旅行したり、ショッピングしたりする程度では虚しいんですかね?
収入がそこそこあれば、楽しいことも多少はできるんじゃないかと思うのですが。
そういうことを楽しめない心理状態になれば、軽い鬱傾向。
というか、何か食べたり、旅行行ったり、買い物とかも、
ぜーんぶ一人きりだったら空しいと思うけどなあ・・・
基子に友人いるように見えた?馬場ちゃんは社内のみの関係だし。
>>52 基子って別に鬱病じゃないですよね。
結局、友達がいない、恋人もいない、孤独だ、ってほうが強調されるわけですね。
じゃあ、やりたいことがないってことが問題なんじゃなくて、
何やっても楽しくない、だって一人でつまんないから、って話ですか。
だから自分じゃなくて、他人のためにお金を使いたい。
人と繋がることができるから、って結論になるわけですね。
うつ病かどうかの線引きが難しいから、ドラマ見てる限りじゃなんともいえない。もしかしたら不眠かもしれないし。
フリーター家を買うの母親もうつ病といわれてたけど、うつの人があんなブツブツ独り言いうとは思えない。
絆は相手の気持ち考えず一方的に話し続けたり、
仕事上の関係も一方通行で独りよがりな感じなので、発達障害っぽい。
基子は人間関係も希薄な上、仕事も充実感もなく趣味もなさそうだし、
自分に金を使って満足するという状況ではなさそう。
何をやればいいのか分からない=自己認識が欠落している
自分に対する興味もない。これは、病気(うつ)かもしれんね。
でも、本格的に病気になる前に、ハピネスの人々と出会い、自分について考える機会が与えられ、
馬場ちゃんとは逃亡生活で逢えなくなって、
何を求めて生きてるのか、何をすれば満足感が得られるのか、分かったんじゃないかなあ
55 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/02/09(水) 00:52:01 ID:0vI4MG+ZO
>>54 確かに、基子は自分に興味がないというか、
普通の人なら当たり前の感情が欠落しているように思いました。
うつ病って感じはしませんけどね。
人間らしい反応というか、おちゃらけたりしてますし。
なんていうか、自尊心がないっていうんですかね。
自分自身があまり好きじゃないというか。
自暴自棄とは違うんですが、なんていうか哀しいですね。
向上心がない。エゴイスティックなところがない。自己主張がない。空気みたいな存在ですね。
絆のほうは、仕事の件で、大きな仕事を断っていましたが、あれも作者の投影に見えました。
創作する立場なのに、言われた通りにかけ、なんて言われたら嫌ですし。
発達障害って診断されちゃうんですかね。
うーん、お父さんのこととかもよく理解してるようでしたし、KY的な感じはあまりしませんでしたが。
双子のお姉さんの死がトラウマになっていて、心を閉ざしている、自閉症ぎみというか。
結構ムキになる性格で、負けず嫌いなところもある。
やっぱりわかんないなあ。
夏になったら見直ししますよ。
今は孤独で辛いけど、人生何があるかわからないから、頑張って生きていこう。
ですかね〜
人生辛いですね。
56 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/02/09(水) 01:01:53 ID:0vI4MG+ZO
過去ログ読み返してみたが、
すいかは全く理解してなかったかもなあ。
視聴者は女性がメインで、男性視聴者は高橋&金子キャラを見ているだけ。
二人とも変であまり共感できませんしね。
面白いやり取りしてたけど。
他の木皿作品は男性キャラクターが豊富ですから、
すいかにこだわる必要もないんですが、結構持ち上げられる作品なんで、色々聞いてみました。
57 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/02/09(水) 01:07:15 ID:0vI4MG+ZO
すいかスレ見つけた。
あるんだね〜
しばらく勉強してから戻ってきます。
すいかスレも野ブタスレもあるが、キャストの最近の状況とか、そんなのばかり。
内容については表層的なんだよなあ。
リアルタイムだとQ10スレにも色々書いてあったが。
売れてる脚本家なら、年に2〜3本連ドラ書いてたりしますが、
木皿さんは3年に1本とかだからチャンスを逃すとこうなるかな。
仕方ないから思い付いたら細かくつついていこう。
59 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/02/09(水) 12:28:31 ID:0vI4MG+ZO
例えば、すいかを見て自分の人生の問題が解決できたとかあるのかな?
すいかスレで、行き詰まっている人に勧めるとかってあったんだけど。
それこそ、人って外から見ててもわからないところがあるし。
あなた人生行き詰まってるからすいか見なよ。
なんて失礼な感じもする。
見終わった後に変な感想言われても嫌だしなあ。
好き嫌いとかあるから怖い感じもある。
夏に見てなんとなく癒されるって意見の人もいて、やはり自分はそっちだ。
木皿スレ見つけたw
野ブタから木皿の世界にはまってしまいました
セクロボは何故か放送中止になった回だけyoutubeで見たw
で Q10最高でしたね
木皿さんって50代なんでしょ?
だからかなぁ〜 なんだかとっても懐かしい感じがするよな、、、
匂いで表現すると部活の帰りに食べたお好み焼きの匂いがするような、、
次回作にさらにいいのが来そうでとっても楽しみ!
誰かその情報とか持ってない?
>>56 何度もレスしてるのは自分だけど、俺は男だからなw
響一もよかったけどなあ。絆みたいな面倒な人と付き合えるのは、
懐広い、物分かりもいい、響一みたいな人しか無理だろうし。
自分はすいかを見てマジで救われたわ。その当時ドラマなんて見る気しなかったけど、
何故か、すいかは見ようと思ったんだよなあ。たかがドラマだけど、公式BBSにも影響受けた人とかいたなあ。
その後、木皿さんも精神的に不安定になってしまったけれど
>>61 男性の、女性への過度な買いかぶりもありますよ。
女なんて、表層的で浅い存在だと思ってます。
経済的な不安が無くて、美味いもん食って、きれいな服でも着てれば大体いいんじゃないかな。
ショッピングなんて一人でできるし、一人旅してる人もいるし、旅行する友達ぐらい簡単に作りますよ、女性は。
恋愛への憧れもないことはないが、基本すごく実利主義的な価値観持ってますよ。
昔付き合ってた男のことを忘れられないような中森明菜タイプは少ないと思うな。
引きずるのは男性側です。
モテる女なら男なんて使い捨て。
モテない女なら男なんて最低金づるならいい。
男いなきゃ自分で稼ぐから問題ない。
心の病を持つ男女比はわかりませんが、
基本男は弱くて女性はタフだと思いますけどね。
完全にイっちゃってる場合は性別関係ないでしょうが。
金子君タイプの男性はいそうだけど、
基子みたいな女性は結構平気で生きてると思いますよ。
精神病とかないと思うなあ。
絆もトラウマはあるけど、ちょっと頑固なだけでしょう。
母親の基子への述懐も、ちょっとした大人の会話ですよ。
泣くほどのセンチメンタリズムは男性特有の繊細さでしょう。
女は無神経で図太いですよ。
>>60 番組改編期に、ブルーレイプレーヤーで出る一週間の番組予定表から各連ドラの内容をチェックして、
際どいところで木皿さんのドラマ、Q10を発見しましたよ。
脚本家の名前は番組データに大抵出てますから。
Wikipediaをたまに見ても、あまり仕事が入ってないのがわかりますね。
こういう作家さんほど映画の脚本とか書いて欲しいんですけど、
営業とか一切しない感じですね。
そういうところが木皿さんっぽいなと。
セクロボは途中で木皿さんが書いてると気がつきましたが、
主役の男が嫌で見なかったんですが、結局DVDを買って見ました。
女の子のほうは良かったです。
やっぱり恋愛に無関心な感じのキャラが良かった。
>>63 新しい番組つくんなくても野ブタとQ10を何回も見るから平気ですww
それにしても野ブタとQ10は何回見ても新鮮で飽きないですね
見るたびに何か発見がある
どこにでも普通にいるような登場人物にいろんな角度から光りを当て輝かす手法は木皿氏うまいですね
だから自分もできるんじゃないか、変われるんじゃないかって思ってしまうのかな
いやなことあっても木皿さんのドラマ見ると救われる気がします
でも困ったことに木皿氏のドラマ見ると、やたら高校生にもどりたいって思うw
>>62 男ほど精神的に弱くないのは分かるが、女に対する偏見に満ちてるねえ・・・
というか、あなたの意見はブレてるねw
すいかの心理描写は理解してなかったんちゃうの?
なにげない会話のやり取りでも感動できる希有な脚本を書くのが木皿泉だわ。
木皿さんの映画は、二つあったんだよね。アニメとアクションもの。
アニメはずっと前から書いてる。でも途中で担当者と揉めてしまったらしいw
その後、書きあげたとも言ってたはずだけど、全く情報が降りてこないんだよなあ・・・
河野Pみたいに木皿泉に惚れこんで、ひたすら待ち続けるような人じゃないと
あの人たちのこだわりについていくのも難しいんだろうな。
野ブタ以降は、若者が主役のドラマで分かりやすい脚本になってる。
はっきりと台詞で孤独感や空虚感を表わしてる。
主人公のモノローグで語っている。
すいかのモノローグは基子でも絆でもない脇役だからわかりにくい。
>>65 偏見だとは思いますが、当たらずとも遠からずじゃないかなとは思ってます。
A型は神経質、O型はおおらか、みたいな話ですよ。
例外はありますが、なんとなく共有している感覚です。
すいかは好きで何度も見てますが、わからないところや違和感を感じるところは多々あります。
プール掃除見学の際の、絆の心理描写はわからない人が多いと思いますよ。
動かなくなった亀が動き出したり、行方不明の猫が戻ってきた件の意味はなんですかね?
すっごくホッとはしましたけど。
>>66 セクロボはどうですか?
私にはあの作品も相当難解に感じます。
ヘルプで入った脚本家の方々も、作品のテーマを把握せずに好き勝手やったイメージがあります。
下手すると木皿さんもわかってないんじゃないですか?
いろんな人との一期一会を大切にしよう、ですかね?
私はロリコンじゃないと思ってますが、主役の女の子が気になりましたよ。
何万円も平気であげちゃうし。
ロボもスケベだけど、ロリコンじゃないんですよね。
最後まで彼女に興味を持たないのが不思議でした。
私ならヤバいですね。いえ、ロリコンじゃないですが。
やっぱり、有名で金持ちになりたい女性が清掃員になったエピソードが強烈に印象に残っています。
あれは相当に反動的な感じがしたなあ。
社会的に成功してたり、成功を目指す女性キャラがメインのテレビドラマって多いじゃないですか。
>>64 そうですか。
高校時代はしんどかったので戻りたくないですね〜。
本スレでも誰か言ってましたが、
高校時代は受験のプレッシャーなんかであまり楽しめない感じでした。
シュウジはそういうことは気にしてない感じでしたが。
進路希望が、まともな人間になる、でしたっけ。
あれは高校生というよりも大人宛てのメッセージというか。
野ブタは小説と合わせて何度も楽しめますね。
小説は一回しか読んでないですが、好きでした。
あれはあれでいいんですよね。
Q10も、今年の秋あたりに見直してみようかなと。
セクロボは春。すいかは夏。野ブタとQ10は秋から冬に見る。
>>69 >高校時代はしんどかったので戻りたくないですね〜。
いぁ〜俺も自分の高校には戻りたくないです
俺も同じように受験のプレッシャー相当ありましたんで(笑
あくまで、木皿さんのドラマに出てくるような高校にいきたいと思って、、
いいキャラ持ってる奴がいっぱいいてて充実した時間を過ごせそうに思えたから
でも周りの人がいい人ばかりでも、自分が変わらなきゃだめなんだよね
それにしても木皿さんのドラマは何故たまらなく若い頃を思い出せるんだろう
楽しい思い出はあまりなかったけど、自分が行ってたた高校をもっかい見たい気がしてるから不思議だw
>>70 話ちょっと変わるんですが、野ブタで最後出てくる高校は場所どこですかね?
言葉は東北っぽいなと思ったんですが、
なんか海があって暖かそうだったんで四国とかそっちかなと思ったり。
東京から相当離れてないと話が合わないんで、
東北方面だと北海道あたりまでいかないと駄目な気がしたんで、西日本から向こうかなと。
まあ高校名もふざけた感じだったんで特にどことかないかもしれませんけど。
>>70 原作小説のほうは、ハウツー楽しい高校生活って感じで、
なるほどもうちょっと戦略的に考えて高校生活を送るべきだったかな、とか考えたんですが、
ドラマのほうはなんというか、中々厳しい世界観ですね。
シュウジの友達になりたいとは思ったかな。
正確には亀梨君の友達になりたいんですが。
いいっすよ、とか気さくに言ってくれそうな雰囲気があります。
あの三人のうちの一人というか、四人目になるという感覚は妄想したことあるかな。
でも残りの二人はちょっと厳しい感じ。
バカと暗いいじめられっ子で、ハートはいい奴だって思うんですが、なんかしんどそう。
とかリアルに考えるって話じゃないとは思いますが。
シュウジの彼女は、自分がシュウジだったらどうしてたろうとドラマを見るたびに考えますね。
エロいことをしたいと思うか、それともシュウジみたいに真実を告げるか。
リアルではエロいことをするに決まってる、とか思いますが、
手を出せるかなあ、酷いことを言ったり、結局別れてしまう気がする、なんて思ったり。
異性をアクセサリーのように見るってあるなあ、ホントはそんなに美人じゃなくても、素朴な女の子を好きになるとかあるなあ、なんて考えますね。
>>73 実はちょっと千葉っぽいなとは思ったんですが、
あまりにも東京に近いから、週末とかに野ブタともすぐ会えるし、意味ないかなと思いました。
もっと言えばお父さんも東京から通勤できますし、引っ越す意味がないですよね。
う〜ん最後はスペシャルで時間が長いから、
テキトーになってしまったとは思いたくなかったんですけどね。
海亀の産卵とか笑いましたけど。
まあ一応遠方設定ということで納得しました。
まり子と付き合ってたら、普通の健康な男子高校生なら猿状態になりますよ。
シュウジにキスすら迫らないのは、やっぱり木皿脚本だなと思いました。
セックスとかキスとかの存在が無い。
だからQ10の時は多少驚きましたが、軽いタコチューでしたし。
相手も一応ロボットでしたし。
>>67 ツナヨシが戻ってきたのは、自分もよくわからないっす
猫からの自立というエピだったと思うから、座布団を焼くことで、それを果たせたんじゃないかな。
だから戻ってもOKってことか?
>>68 セクロボは難解というより、何を言いたいのかもよくわからんかった。
木皿さんが病んでたので仕方ないけれど。
他の作家との落差で、木皿脚本の重みを感じたドラマだったなあw
>>有名で金持ちになりたい女性が清掃員になったエピソード
なんだっけ?忘れてしまった。。
正直、セクロボはあまり印象に残ってないんだよな。
>>75 なるほど、猫からの自立を果たしたから戻ってきたツナヨシですね。
アメリカ映画なんかでも、本当に大切なものがわかった主人公がお金を捨てて愛を選ぶと、
最後にお金も得たりなんてありますね。ちょっと違いますが。
お姉さんを頼っていて、亡くなった後も引きずっていたのと同様に、
猫に精神的に依存していたってことですかね。
いつかは気持ちの整理をつけて、自立しなければならない。
お姉さんの死を乗り越えて、自立へ進んでいく、ということでしょうか。
教授も基子に自立しないと駄目だとか言ってたと思います。何話か忘れましたが。
ちなみに、私が依存しているものからは中々自立できそうにないです。
セクロボは支離滅裂ってことでOKですね。
部分的には色々と木皿タッチはありましたが、
特に代役で入った脚本家さんたちのは単なるドタバタ劇ですね。
すいかにも脚本家ヘルプはありましたが、
むしろ本家並に溶け込んでいた気がします。
仲間を探して吠える犬の話、オカマの先生エピソード、図書館で馬場ちゃんが同じ本を借りていた。
あれはよかったなあ。
木皿さんから、ある程度の話の方向性の指示があったかもしれませんが、見事だったと思います。
すいかの7話は、木皿脚本とも差は感じなかったよね
事前に準備しててちゃんと打ち合わせとかされてたのかな
シンギングドッグの話はよかったなあ
>>77 アイデアは脚本家さんのかもしれませんが、
木皿さんに了承取ったのかもしれませんね。
あんまり名前を見ない脚本家ですが、書いて欲しいなと思います。
シンギングドッグも、確かに孤独さを象徴していますね。
山田あかねさん
いくつかドラマ書いてるよね。すいかと同じように連ドラの中の何話か、だけど。
映画監督もやったよ。でも、じぶんはまだ見てない。
>>79 他のドラマにもヘルプ入ってましたか。
そういえば名前見たことあるかも。
でも、そのドラマがオリジナルライターのテイストになってるから、
あまり意味はないですね。
テレビの脚本家は自分の個性を出すレベルまで行くのが、ホントにシンドイ媒体だと思います。
崖もののサスペンスとかマンガ原作のバカげたやつとか書かされたり。
木皿さんもすいかを書いた時点で相当な年齢に達していたでしょう。
絆みたいな思いを持ったことも多かったでしょうね。
実際には、マイナー誌のエロ漫画なら好きにかかせてくれそうですが。
過疎ってる
頑張れ
さっき、日テレの深イイ話で野ブタの台詞が紹介されてた
「なかったことにならない」って、4作品とも同じ台詞出てきてるよね?
83 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/02/28(月) 22:10:29.80 ID:UMMCTfukO
>>2 花粉が飛んでてシンドイですが、そろそろセクロボを見直そうかと思います。
去年は後半を見るのが夏になってしまって風情が無かった。
木皿さんが書いたエピソードだけ見るって手もありますね。
コックリさんのとか見なくていいかな。
あれ担当の脚本家が女子高生好きなだけじゃないかって思ってしまった。
まあそんな感じで。
夏はすいかを見直して、意味不明な箇所を解明していきます。
プール掃除に注目ですね。はは
「う〜ん」が多かったしさっさと流されてたなw>深イイ
彼らのはやっぱ共感を得にくい脚本なんだわ
>>82 マジですか?
録画してあるから明日確認します。
>>84 あの番組、内容の一部しか紹介されないし、島田紳助の意見が強い力を持ちますし。
彼が駄目と思うと弁舌巧みに却下されちゃう感じですね。
後は、木皿さんのはわかりにくいところがあるんで、
じっくり全部観てから考えて欲しいって思っちゃいますね。
>>82 >>84 録画見ましたけど、別れということで最終回だけちょっと紹介されてただけですね。
なかったことにならない云々も、ドラマを見ていって自分なりに考えるプロセスがないと意味を成さないでしょう。
他の深い話はわかりやすいネタばかりでしたから、
野ブタの最後の一部分だけじゃ不利だよ、って感じました。
木皿さんの脚本は、見る人それぞれで心に響く箇所が微妙に変わってくるんですよ。
野ブタはその中でもわかりやすいほうだし、共感を得ているほうなんで残念でした。
キャスト依存みたいに言われたのも心外だなあ。
キャストは最高だったけど、同じキャストでもつまらない脚本でやったら活かせないわけですし。
>>86 島田紳助が出てくるまでもなくスルーされてたね。
日テレのテレビドラマなのに、なんだよあの扱いは!
89 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/03/08(火) 00:08:34.77 ID:y+dgxhctO
桜のつぼみが見えてきた。
そろそろセクロボDVD発動予定。
>>87 悪いがキャスト依存はその通りだろう
Q10なんかモロそれじゃん
木皿の脚本じゃなければヒットしたかもなんて言われてた
深イイのゲストの反応は妥当だよ
この人らの脚本が大衆受けしないのは事実
野ブタは視聴率よかったんじゃねえの
よく知らないけど
当時のジャニーズ二人や堀北とかも、それほど売れてたわけじゃないし
それでキャスト依存なの??
92 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/03/13(日) 19:01:22.32 ID:bWzaICN+O
>>90 >>91 野ブタが視聴率一番よかった。
確かにキャストも一番よかった。
でも脚本の出来(わかりやすさ)も一番だったと思う。
Q10は視聴率イマイチだったけど、最近はテレビドラマ全体に視聴率は苦しい中ではまぁまぁの視聴率だった。
Q10のキャストは有名人は多かったかもしれないけど、
ハマり役って感じの人はいなかったような。
深い話のキャスト話は、ブサイク岩尾が亀梨君らにネタでケチつけただけ。
岩尾はシュウジ役は無理だけど、先生役ならできるかも。
セクロボのたてこもり犯人とか。
木皿脚本にはいないけど、下着泥棒役がいいかも。
93 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/03/19(土) 16:54:30.03 ID:ORfwM2AvO
明け方の夢で見て思い出したのだが、シュウジみたいな友達がいた。
中学生の時の親友。
そいつは学校でかなりの人気者だったが、どっちかと言うとバカにされ、さして人気のない俺とよくつるんでいた。
そいつはシュウジみたいに誰とでも上手くやれ、可愛い彼女もいた。
マリコみたいなイメージ。
ただし、他の中学の女の子だった。
その彼女とは何もせず、他に好きな人ができたと言って別れたらしい。
一回、やつが同じ中学でそれっぽい女の子と放課後ずっと残ってしゃべっていたことがあった。
やつとは高校は別になってしまった。
高校を卒業して久しぶりに会うと、セックスは大学生になってから初めてしたって言ってた。
中学、高校の時などは気を使って、女にモテない上に嫉妬深かった俺には言わなかっただけかもしれないと、今朝夢を見て起きた時にふと思った。
俺は彰みたいな男らしいタイプではなかったが。
野ブタがシュウジを好きっぽいのを見て、苦しんでいた彰の印象は強い。
こんなことがあり、野ブタ(ドラマ)に強烈に魅せられるのかもしれない。
似たような思いや経験があると、木皿さんのドラマは心に染みるよね。
94 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/03/19(土) 17:06:29.06 ID:ORfwM2AvO
>>93 モデルみたいな美人とデートしてると、周りはうらやましがるけど、
こっちは気を使ったりしてて、そんなに楽しくないんだよね。
みたいなことを言っていた。
彼女が美人だとしても、ホントに好きとは限らない。
まるでシュウジみたいなやつだったと思うのだ。
ただ、俺がマリコと付き合っていたら、猿状態になっただろう。
高校生の時の恋愛っていいよな〜と思う。
つかの間のはかなさがいい。
セックス抜きで、好きだなんだとやっていた同級生がいたな〜と。
もちろんガンガンやってたやつもいたけれど。
95 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/03/30(水) 11:49:51.98 ID:yDhs1o6kO
セクロボ第1話を再度見た。
人は、生きていくためにしたくないことをすると言う。
したくない仕事をして、自由じゃなくて、しょうがなく、なんとなく生きている。
いや、君は自由だし、生きたいから生きている。
日常の細々としたことを大事に思って生きているじゃないか。
それは生きている実感を持つために必要なことだ。
君は自由で、生きたくて生きていて、生きる証を日々集めていて、
どうしようもなく人と関わって生きている。
人間は、一人で生きているわけじゃない。
だから、その関わりの中、一歩ふみださないといけない時がある。
いじめを苦に自殺する子供がいるが、
子供が大人に気を使って何も言わないなんて悲しいよ。
勇気を持って一歩踏み出し、助けを求めてください。
悲しいことがあって、その記憶がなくなかったからと言って、それはなかったことにはならないんだから。
みたいな感じ?
木皿さんが言いたいことわかりましたよ。
何度も繰り返し言っていました。
野ブタは、修二と彰によって救われたし、(そのおかげで「勇気」を持てたんだよね?)
木皿さんの言いたいことは、いつか出会いがあるってことなんじゃないかなー
基子もニコも平太も、それで変われた。
なので、出会いがなければ・・・・・・(´・ω・`)
>>96 出会いですか。
うーむ。
すいかでは教授がいたから成立した、って言ってた人がいましたね。
教授がいなかったら、みんなバラバラのままだったと。
野ブタではシュウジと彰ですね。
でも最後はみんなお別れしてしまう。
昔、友人に言われたことで、
もし俺に出会っていなくても、きっと君は他の人に出会えただろうし、
きっとその人もいい人だと思うから、大丈夫だ。
ってのを覚えています。
もしシュウジがいなければ、きっと他の誰かが彰と野ブタを助けていただろうと思いたいですね。
それはあなたかもしれません。
なんちゃって。
セクロボ第二話を見た。
なんというか、見ればわかる内容だった。
Q10のベースになってるような気もした。
伊豆に行くまでの展開がどうもダルかった。
カバンを取り違える展開がどうもイライラした。
最後のほうはホロッとしたが。
第四、五話と脚本ヘルプが入るが、この第二話を参考にしたのではないか。
ドタバタ感やバカバカしさというか。
なんていうか、共感しにくいキャラだった。
第一話の殺し屋のほうがまだわかるというか。
それにしても、傷痕を見せてくれた女優さんの肌はきれいだったなあ。
にしても牛肉の量の多さよ。
第三話が、随分前に書き込みした女性キャラが出てきます。
お歯黒女のエピソード。
これがなんと言っても強烈に印象に残ったのだった。
明日見ます。
>>96 まだ出会いはないとしても、そんな人がどこかにいると思えば、
幸せな気分になれるとか第二話で言ってます。
でもねえ。
そういう風にはあまり思えないかな。
何で聞いたか忘れたけど、その運命の人がすごい遠くの外国にいたらどうするんだ!
っての思い出した。
運命の人とも会えなければ意味ないよね。
会ってもお互い気づかなければ意味がない。
だから発信し続けるしかないのかもしれません。
100 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/04/07(木) 17:44:58.87 ID:mdEbOy1A0
100
木皿ドラマ好きの人に出会いたい
レンタルビデオ店でバイトすれば?
セクロボ第三話
お歯黒女。
私はもっと価値のあるものになりたかった。
価値のないヤツは踏みつけられて、価値のある人はのほほんと生きてる。
私はショボいまま生きるのは嫌だ。
ショボいまま死んでいくのはもっとやだ。
誰にでもできることしかできなくて、代わりなんていくらでもいて、
私が死んだって誰も困らない。
私なんのために生きてるの。
奇跡を見るためだ。
こんな奇跡をまた見たい。生きる原動力だ。
遅すぎるということはない。
人生ゲームは一番金持ちになった人が勝ち、というわけではない。
自分のやりたいことをやるのが自分らしく生きるということではなく、
押し付けられた仕事でも自分のやり方でやる。
それが仕事だ。
ありがとう、をエネルギーに生きていく。
人との関わり合いに生きる意味を見出すということかな。
片桐はいりはすいかで、仕事内容が仕事のやりがいを決めるのではなく、
自分が尊敬できる人と一緒に働くことこそ仕事のやりがいを決める、
みたいなことを言っていたのを思い出した。
他の木皿スレでも書き込みしてきたが、
金持ちになるとか、自分の才能を伸ばして成功するとか、そういうことに価値をおかないのが木皿さんの脚本だ。
何度も借りてる人に話しかけるんかい
>>103 確かに、みんな自分のつきたい仕事につけるわけじゃないし、みんな金持ちになれるわけじゃない。
でも、それじゃ生きている意味がないじゃないか、ということにはならない。
他人や社会とどうしようもなく関わっているのだから、その中で頑張って生きていけば、いいことだってあるはず。
当たり前の話と言えばそうなのだが、改めて言う必要があるほど今の時代って病んでいるのかなあと思う。
拝金主義は言うに及ばず、イチローはヒーローなんだろうし、私は挫折して人生思い通りにはならなかった。
この先いいことがあるかどうか、奇跡を見られるかどうかわからないが、生きていくしかないんだろう。
セクロボは四、五話と脚本家ヘルプが入るが、
超常現象を利用して悪巧みするのを暴く二人、という軸の縛りだけで展開したようだ。
でも、木皿ドラマっていうのは、庶民の悩みや苦しみを癒すところが本懐だからズレてるんだよね。
四話はもう一度見て確認するがそんなに悪くはなかったが、
五話のコックリさんは全然違うと思った。
後日に続きます。
セクロボ第四話
かんにん袋
セクロボで初めて脚本家ヘルプが入ったものだ。
数学苦手でできないけど、人生に数学必要なんですか、
というリアル中学生が言いそうな幼稚なナレーションから始まる。
これまでの、ある意味哲学的な響きさえある木皿さんの書いたナレーションとは大分違う。
セリフも耐えがたいぐらい稚拙で安易な感じがする。
軽いジョークみたいなものも木皿さんは書くが、
ちょっとした味わいを感じさせることが多いと思った。
学校での勉強の苦労とか、リアルな就活とか、そういうものは木皿さんは全くと言っていいほど関心がないのは確かで、
本エピソードでガッツリ扱われているのも違和感を感じる。
大学の先生が単位やらない的な話は、すいかで教授が単位やらないって話から持ってきたんだと気付いた。
単位についての先生の言い草もめちゃくちゃで非常に不快であり、
すいかの教授の正論さと比較にならない。
木皿脚本では単純な悪役や性格の悪いキャラクターは出てこないが、
この先生はホントに嫌な奴だった。
最後に浅丘ルリ子が救いのコメントを言うのがお決まりなので聞いてみたら、
我慢しろ
と言われてあんまりだと思った。
エーって感じ。
続く。
107 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/04/10(日) 01:24:00.74 ID:lnDht6CvO
>>106 学校での勉強の理不尽さや、大学での就活の既卒云々は微妙なテーマであり、
安易に扱われて割り切れない気持ちになった。
重要かも知れないが、スケール感に乏しいという点もある。
個人的なことで人を強く恨む、というごく普通の感情も木皿さんは描かないが、
扱う価値のあるテーマだと個人的には思うので、そっちを掘り下げて欲しかった。
ま、うまくまとまらなかったんだろうね。
我慢してれば日々の細々したことで気が紛れて薄れてくる、とかテキトーなことを言っていたが、
無かったことにはならないんじゃないですか?
と私は言いたい。
されたことに対する恨みは一生忘れませんよ。
セクロボ第五話
うしみつ様
脚本家ヘルプ2号
ニコのお父さんのキャラが違うのもそうだが、
結局何がおかしいって、テーマがないことだった。
野ブタのキーホルダーエピソードや、トリックの影響だったり、面白さはあるけれど、中身がない。
人は何かにすがる弱い存在だ、って言われても、でって言う感じ。
次の殺し屋エピソードで木皿さんが戻ってくるが、やはり世界観が違う。
荒涼としていて、何かむなしい感じがする。
そこが他の木皿作品とは違うところで、ポイントだと思う。
木皿さんが病んでいた時期だったというのと関係しているかもしれない。
ま、いきなり1エピソード書いてって言われても無理だわな。
そう考えると、話一つ書けただけでも凄いかも。
根本ノンジさんの書いた舞台は観たことがあります。
コメディーセンスありますよね。
>>108 前にセクロボは脚本家ヘルプ入り過ぎ、と書き込みした記憶があるが、
実は、かんにん袋、うしみつ様、ハンバーグさんの3話だけである。
3つとも相当違和感を感じたため、印象に残ったんだと思う。
今のところ、うしみつ様はまだ面白みがあると思ったが、かんにん袋エピソードは相当違和感が強い。
あのオチは無いなあと。
お歯黒女に見習って、何かバイト的な仕事に就くほうが逆に救いがあったと思う。
あれではよくあるご都合主義のオチだなぁと。
自分で事業なんか起こせないから、みんな就職するんだしね。
悲劇を逆手に取れるのなら、世の中に悲劇なんてないわけだから。
セクロボ第6話
ZI
木皿さん復帰。
やはり全然違う。
家族とは偶然一緒になった他人同士で作るもの。
いつかバラバラになってしまうが、それが大人になっていくという意味だ。
木皿さんの脚本でいつも感心というか感動するところは、
一部の立場の人だけではなく、多くの人に当てはまるようにうまくまとめるところだ。
例えば、イチローみたいにみんな成功できるわけではないが、
単純な人生の成功というところに価値を置くんじゃなくて、俯瞰して人間の普遍的な素晴らしさを見つける。
それがありがとうという言葉だったり、他人同士支えていくことだったり。
木皿さん、ホントに優しい人達なんだなあと思う。
何度も涙がこぼれた。
次はハンバーグさんで脚本家ヘルプ分だからまた堪えないといけない。
しかし、その後も木皿オンリーでしばらく楽しみは続くのだ。
セクロボ第7話
ハンバーグさん
脚本家ヘルプ最後。
とにかく酷い。
見ながらツッコミが止まらない。
出会い系の女を待っている中年男性はキモイし、ウザイし、共感できない。
第2話のごぼ蔵からヒントを得たんだろうが、全く違う。
会社の金を横領するのも酷いし、たてこもる行為も意味が無さすぎる。
ハンバーグさんに対するみんなの暖かい目線がおかしい。
テレクラの相手と待ち合わせしていたのに、しつこく和美にコクるロボもウザイし、ハンバーグさんとセットでストーカーみたいになっている。
人にありがとうという気持ちを伝えられたら、言われるほうも自然にその気持ちを受け取れるだろうが、
愛しているとか、付き合いたいとか、誰にでも言うことではないし、自然に受け止められないだろう。
純愛と言っても独りよがりかも知れないから、そうじゃないんだったら、ごぼ蔵エピソードみたいに念入りに構成する必要がある。
さりげなく見せているようでも、いろんなことを考えて木皿さんは書いているんだと思わされた。
だから遅筆なんじゃないでしょうか。
ヘルプの山岡さんは、かんにん袋も書いていて、あっちのほうがマシかなとは思うが、全体に雑で強引な感じがしました。
セクロボの本スレ?見たら、
ハンバーグさんの回が一番面白いって人もいるんだな。
なんとなく三谷幸喜的な明るい雰囲気があるからだろうか。
あのソース作る人のくだりとか?
カメラの前で色々言って、リポーターが説明するところとか見るに堪えない感じ。
男性全体が素人童貞的なキャラクターみたいな。
セクロボ
第8話
プッチーニ前編
自分が去年見た時に嫌な感じがしたのは、恋愛感情を強調しているところだ。
恋することは苦しい。
しかし考えてみれば、すいか、セクロボ、野ブタ、Q10と全部恋愛はあったなあと思う。
いつものように全体をきれいにまとめるナレーションはない。
後編に続くということだろう。
第9話
プッチーニ後編
木皿さんは、自分がわからないところをうまく解釈してくれて教えてくれるおじいさんみたいなもんだ。
神頼みなんて今時という気持ちだろう。
そこを、神様との約束と解釈するくだりがとても好きだ。
自分でやります、神様よろしく!
うまく消化できる。
以下まとめ。
私の替わりなんていくらでもいると思っている。
お歯黒女でも同じセリフあり。
みんな、人が死んでもなんてことないと思っている。
でも、人が死ぬということで必ず影響がある。
例えば、あなたが死んだことがショックでロボが話さなくなる。
私は友達としか話さなくなる。
それは今までの世界とは違う。
川の波紋のように、静まることはない。
人が死ぬとはそういうことだ。
自殺にしろ、殺人にしろ、病気で死ぬにしろ。
だから人を殺さない。
だから自殺しない。
あなたは一人で生きているわけじゃない。
世界にどうしようもなく関わっている。
あなたがいない世界は寂しいから、生きて。
セクロボ
第10話
幸子
幸せとは何か?
お金じゃないよ、やっぱり。
ということだけで結論せずに、もう一声。
私達は時間の中を生きてる
日々変わっていってる
ずーっとなんて幸せ、この世にはない
私は、時々、幸せ
金持ちになるとか、美人になりたいとか、誰にでもわかりやすい幸せは、本当はどうでもいい。
人それぞれの幸せの形は違うから、みなそれぞれの道を歩む。
上手くまとめると思った。
お金は必要だけど、それだけじゃ虚しい、と言われると、受け入れがたい気持ちにもなるが、
人それぞれの幸せの形は違うかもしれないなあ、と思わせるだけでも凄い。
ごくせんで泥臭く親や友達の愛情友情なんかを描かれていたのを思い出したが、
木皿さんのは極力押し付けがましくなく描かれていると思う。
幸せってなんなんだろうねえ。
確かにお金で解決できることは多いと思うけれど、別に最小限あればいいかなとも思うのだった。
色々な人との出会いは、確かにお金だけで買えるものではないかも知れない。
しかし、砂場で山作ってトンネル開通っての、小学生の時やったなあ。
ああいうの持ってくるのは、木皿さんならではだね。
第11話
最終話
ロボ
結局、誰とも結ばれない、片思いのまま全てが終わる。
考えてみれば、寂しい結末だ。
しかし、現実はそんなもんだ。
ハッピーエンドは心地よいものかも知れないが、見る人の悩みは解決しない。
結局は一人になってしまった時にどう考えるのか。
どう考え、どう行動すべきか。
自分だけは自分自身の味方になって、自分自身を救うべく頑張る。
頑張って生きていく。
恋愛至上主義というか、そういうテレビドラマが一頃多くて、
でも見ている人は恋愛が上手くいかないから孤独で苦しいというようなことを考えていた。
解決策は出ないんですよね。
いや、妥協策みたいなものはいくらでもあるだろうけれど、それをテレビドラマでやってもしょうがないところがある。
必然的に、どこかにあなたと結ばれる素敵な人はいるはず、的な結論になるけれど、どうもウソくさい。
孤独だし、不安だし、諦めたりしながら歳はどんどん取っていく。
そこらへんを紋切り型にならないように、恋愛が上手くいかない多数派(?)に配慮して、
木皿さんは苦しみながら書かれているのではないだろうか。
117 :
忍法帖【Lv=27,xxxPT】 :2011/05/14(土) 14:04:38.42 ID:kuvKlZ7Y0
最初から最後まで見直して
セクロボは、木皿さんが病欠されていた分を除いて、素晴らしい出来だという結論ですね。
全体テーマは「生きる」ということで。
ほんとBGMが耳を離れない。
この前自殺した人は、もしセクロボを全部見てたら、自殺しなかったかもな〜
なんて思いました。
すいかは6月に入ってから見たいですが、我慢できるかな。
118 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2011/05/23(月) 17:44:30.90 ID:bD020S6c0
木皿泉脚本でめぞん一刻を連ドラ化して
木皿泉はオワコン。
>>118 めぞん一刻自体がマンガで完成完結した世界観なんで、映画や連ドラやっても追加するところがないというか。
石原真理子が出た映画は酷かったし、テレビのは見てないですが。
木皿さんが書くなら単発系の作品の原作がいいかなあ。
めぞんは岡田惠和の脚本で一度単発ドラマになってるけど
ビーチボーイズとかの岡田脚本のドラマは好きだが、彼はめぞん一刻ファンなのでめぞんだと原作を尊敬しすぎる
木皿だと世界観から適当に改変してくれるからいいと思う
>>121 要は、めぞん一刻の世界観は改変して欲しくないんですよね。
セクロボとか野ブタは拡げる余裕のある世界だと思うので。
それと、音無響子は誰が演じてもちょっと違うんですよ。
色っぽいだけじゃなくて、お茶目な感じがしたり。
子供っぽいところもあるし。
サザエさんみたいな感じですが、美人じゃないと駄目ですし。
テレビドラマや映画だと一面的に描かれてしんどいです。
対して五代は誰がやっても大差ない。
後、個人的には四谷さんは高田純次か関根勤です。
そろそろすいかの季節。
梅雨明けまで待てるだろうか。
すいか第1話
すいかと言うよりも、木皿さんの全作品から自分に伝わってくるものとして、
お金がたくさんあるとか、有名であるとか、才能にあふれているとか、すごい美人だとか、素敵な恋人がいるとか・・・
だからって必ずしも幸せとは限らないんですよ。
というのがある。
すごい全否定ではなく、やんわり否定していると言うか。
そういったものがあることが幸せとされていますけど、無くても大丈夫だよ。
日常の、例えば牛乳のキャップだとか、
アイスの当たり棒だったり、カレーの匂いだったり、
そういったありふれたものから幸せを感じることもできるんですよ、と。
ただ、そんなに強くは言われることはない。
あくまでふんわりと。
すいか第2話
いきなり気付いたのだが、木皿さんの脚本は全てシュールである。
普通の日常ドラマ風だが、およそリアルな会話ややり取りがない。
気持ちの表現は特殊だし、解釈も突拍子もない。
例えば、気持ちをケーキで表すとか。
たとえそうだとしても、気持ちをケーキで表す人だねとは思わないし、相手に言うこともない。
足のペディキュア、穴を掘って埋める、などなど。
もちろんそれぞれ意味はあるだろうけれど、通常のテレビドラマだともっと普通のわかりやすい喩えで見せるだろう。
プールの水の出し入れにしても、あんな遠くで見ないで、プール掃除のおじさんが知り合いだったりしてやり取りを見せたりするのが普通だろう。
で、そのおじさんに絆について説明させたりしてわからせる。
まあ、そんなのは別に見たくもないからいいのだが。
しかし、恐ろしく何も事件が起こらないドラマである。
馬場ちゃんのは事件と言えばそうかもしれないが、あくまで味つけ程度である。
解釈のわかりやすさで言えば、後発の木皿ドラマはわかりやすい。
わかりにくいのは、すいかだけである。
通常のテレビドラマとしてのわかりやすい事件、イベント性が欠如しているのもすいかだけだと思う。
>>125 実際に評判がいいエピソードや自分が好きなエピソードになると、結局は既存のドラマでもありそうなネタになる。
いわゆる定番というかオーソドックスなもの。
母親が入院したエピソードなどが最たるもので、似た感じの話は他のドラマでもあるだろう。
死と向かい合った人間の言うことには、迫力というか説得力が出る。
5百円玉貯金のエピソードはかなり特殊で、いいエピソードとは言えない気がする。
あんなことをする人はいないだろう。
昨夜からのプール掃除ネタの違和感が続くのだった。
思い起こすに、絆のお姉さんが何で死んだのか、最後まではっきりしないままだったんじゃないか、
と昨夜2話を見ながら思ったのだった。
もしかしたら自殺だったんじゃないかと。
そうなると絆の喪失感もわかる気がするのだ。
病死か自殺か、どっちとも取れるようにはなっていると思うが、また見ながら確認したい。
>>126 更に言うと、交通事故で死んだかもしれないし、誰かに殺されたかもしれない。
実在の人物だったならば、自殺にしろ、他殺にしろ、病死にしろ、はっきりわかるはずだ。
そうなると様々な先入観や決めつけが発生するから、それを木皿さんは避けたかったのかもしれない。
確かに双子の姉が死ねば、死に方に関係なくショックなわけだし、
そのほうが見せ方としては好都合だとも言えるわけだ。
すいか3話
5百円玉では無く、百円玉貯金だった。
確かに特にドラマチックな感じはしないが、セリフはこなれてきてリアルになってきたと思う。
最初に見たのは放映当時に録画したものだと思う。
とにかく気分よく見られるエピソードだと思う。
他の木皿ドラマと違って大ネタが無い分、小ネタを積み重ねて見せる木皿ドラマの真骨頂という感じがした。
非常識な部長へのお願いや、基子の気持ちに応えて感謝の言葉をかける部長の優しさ。
あのシーンが一番好きかな。
表明的な感謝の気持ちというのはわかってしまうことがあるのだが、
あのシーンでは気持ちのこもった言葉に聞こえた。
次の片桐はいり刑事エピソードにつながるものだが、
仕事って仕事の中身よりも、尊敬できる人と一緒に働けるということが重要なんだと。
私も実体験から思うのだった。
まあ、現実にはお金の計算しちゃいますけどね。
でもでも、どんな仕事場でも、どんな職種でも、自分が見習いたい人に会えるものです。
だから、人との出会いが無ければ・・と思った人がいたようだけれど、
周りを見直したり、思い出してみて欲しいと思います。
きっと出会っていたと思いますよ。
>>128 部長じゃなくて課長だったかも。
夜にDVDチェックします。
プールの水の出し入れは、遠くから見ないと分からないじゃん。
出し入れしている様を見て、自分の心境と重ねてるんだし。
>>130 いえ、普通のドラマだったらそんな感じでおじさんに口頭で説明させるんじゃないかと。
もちろん面白いとは思いません。
木皿ドラマはセリフで説明し過ぎって意見を読んだことがあり、そんなことないなと思ったんです。
プールの水の出し入れについては、絆のセリフを素直に解釈すれば、
あんな風に出し入れできて、気持ちも入れ替えできたら楽でいいのにな、みたいなことかと思いました。
ま、私はそっちはあまり共感しないですけどね。
日々生きていると、いろんなことが曖昧に消えていく気がします。
双子のお姉さんの死は衝撃でしょうけど、自分は生きててラッキーだとか、不思議な巡りあわせだなと思ったり。
ま、あまり言っちゃいけないようなことですけどね。
そういう無神経な感じのセリフは木皿さんは書きませんね。
まじめすぎて、曖昧に処理できないんだよな。
もっと適当に流して生きていけば楽なんだろうけど。
ため込んでしまうので、プールの水のように入れ替えできたらいいよなあ
と思ってしまう。
自殺しようとした生徒に対して、「私たちはまだまだラッキーよ」と教授は言ってたね。
日々、いろいろ悩みつつも、そんな風に気楽な考えでいれば、ため込まなくても済むんだろうなあ
考え込みすぎると、よくないね。
双子で常に一対でいると、一心同体みたいになるから、片方がいないくなると
喪失感もものすごいんだろうな。
親からは、姉と比較されてたようだし…
>>132 双子ってのが、共感できない理由なのかな。
想像することしかできないですからね〜
まあ、二人とも成人してからお姉さんが亡くなったみたいですから、色々思い出もあるでしょう。
少なくとも、誰が死んでもどんどん乗り越えて、平気な人の話なんか見たくはないかもしれません。
子供が嫌いで、作る気がない人の話も見たくない。
子供が欲しいけど、不妊で悩んでいる人の話には引きつけられます。
真面目な人には魅力あるのかもしれません。
ま、その上で、大丈夫だよって話なんでしょうね。
すいかも、最終回まで見て解決っぽくなっても、また最初から見直すので0からやり直しです。
すいか第5話
都合上5話から。
友達云々の社内報のエピソードだ。
この話で箸箱にご飯を詰めるというのがあるが、
=バカバカしくても、自分のやりたいようにする
=親離れ
=自立
という意味だろう。
後のエピソードで、教授が基子に、親から自立しろ、と言っているシーンがある。
木皿さんがパラサイトシングルを批判していると感じ、
独身実家住みの身として、リアルタイムで見ていた当時も、DVDで毎年夏に見るようになっても、心苦しく感じたものだ。
そういう人達に対して、親に世話になってる癖に調子に乗って、とか木皿さんが思ってそうだなと感じたのだ。
家族は夫婦はお互いに選んで一緒になるが、
子供は親を選べないし、親も子供を選べない。
何度目かの視聴にあたり段々気になってきたのは、
ゆかが出て行った親(特に母親)を気にしていないという虚勢を張った感じだ。
これも、家族をことさらに重要視しなくていいんだ、という木皿さんの主張ではないだろうか。
続く
>>134 ゆかの最後のナレーションにあるように、世の中は愛に溢れている、なんてことを言いたいのではなく、
自分を必要としてくれている場所(人)を自分で見つける。
それは必ずしも自分の家族じゃなくてもいいんですよ。
というのが木皿さんのメッセージだと思う。
絆は金を親に返し、基子のための人形と、みんなで食べるメロンはいただく。
これは明確に、絆と基子の友情を示している。
考えに考え抜かれた見事な構成である。
すいかの全般に渡って言えることは、
ゆかのナレーションにしろ、みんなのセリフにしろ、
本当に言いたいことは直接には言わずに、間接的に間接的に言う感じなのである。
もしくは、言いたいことを言った後にゴタゴタ付け足すため、拡散してしまっている印象があるのだ。
恐らく、すいかを見た色々な人の話を聞いて、伝わっていないな〜と感じた木皿さんは、
すいか以降の作品では、わかりやすさを心がけるようになった気がする。
最後に基子が母親に絵はがきを出したが、
親孝行をする娘というよりも、自分の自立を親に主張する子供、と捉えた。
夏だからとぼーっとして、雰囲気だけで見ていると、誤解しやすい(わかりにくい)描写も見られるのだ。
すいか第4話
に戻ります。
テーマは、仕事のやりがいは仕事内容で決まるのではなく、
自分が面白いと思える人や、尊敬できる人と一緒に働くことなんだ、という主張に尽きます。
広げて解釈すると、人が生きている意味は、お金をいくら稼いだとか、美人の奥さんと結婚したとか、
ノーベル賞を取ったとかそういうことではなく、
自分が面白いと思える人や、尊敬できる人と関わっていくことなんだ、と言えるかもしれない。
片桐はいり刑事曰く、
仕事とは、仕事内容ではなく、一緒に働く際に関わる人が重要
→給料の額や待遇ではない。
一緒に働いた人で興味深い人や、尊敬できる人はいたはず。
セクロボのお歯黒女エピソードで同じテーマを扱っています。
人との出会いがない云々言う人は、甘えているというか、見えてないんじゃないか。
と思うわけです。
ところが、すいかでは拡散してしまっているというか、
タオルとクマのぬいぐるみの流れで、人は変われるかどうかという話が入ってきてずれた気がした。
やりたいことがある云々も、やる内容より人が大事という主張からずれてしまう。
続く。
>>136 ハピネス三茶から出て行こうとした教授。
漫画家を辞めようとした絆。
信用金庫を辞めようとした基子。
結局みんなモトサヤに戻るわけです。
これが本筋のラインで、
やはり仕事内容よりも人を選択して踏み留まった、と解釈したい。
ゆかの母親が出て行った理由は、人(ゆかや父親)を選択せずに、母親という役割内容に嫌気がさしたと解釈する。
それ以上の追求は無いため、ゆかの気持ちはわからない。
オープニングについてだが、
男は群れている女性が嫌いというよりも、
一人でいる女性だと声をかけやすいだけの話なんじゃないかと思った。
どーでもいい話ですが。
群れている女性に声をかけると、一緒にいる他の女性とも話さないといけないから面倒くさいんですね。
すいか第6話
恋愛の話である。
間々田さんのプチ整形は、見た目をよくして恋愛しようとする現代人の象徴。
絆の姉の結の婚約者がイケメンだったために誤解したが、
イケメン男性は親の押し付けた婚約相手だったわけだ。
金のない、冴えないオッチャン(年齢は若く見えた)とが本当の恋愛=結が自分の意思で付き合った相手。
だから、お姉ちゃんは生きてたんだ(自分の思った通りに、という意味)と絆が言ったわけだ。
現代人の恋愛は、見た目がいいか、お金があるか、という二大要素のどちらかを含んでいるからそれへの批判と、
お姉ちゃんは自分の思う通りに生きた、ということを絆が理解したことにより、姉の死を乗り越えるきっかけになるかもしれないと思わせる。
ゆかが母親が一緒に出ていった男の写真を見つけ、間々田さんに慰められるシーンで、
間々田さんは恋愛は見た目と関係ないと言い切っている。
愛する人の死を乗り越える方法は、自分は生きていくこと。
生きていくと、人は変わっていく。
生きる喜びを感じていきなさい。
まあ、そっちは言われるまでもないんですが。
夜遅くにおにぎりを食べてから寝て、幸せを感じる。
平凡なことだけど、最後に駄目押しされたのだった。
>>138 木皿さん、ホントの愛とはなんですか?
木皿さんに恋愛ドラマを書いて欲しい、という思いは、
セクロボのごぼぞう、
そしてQ10で叶えられたのだった。
私は金子君(響一)の恋愛エピソードが一番好きですけどね。
性格で好きになったというか、絆の見た目だよな〜とは思うけれど。
今までまとめた木皿さんの主張は、もっともだと思う反面、でも現実はベタなほうを取るなあと思う。
金は多いほうがいい。
美人(イケメン)と結婚したい。
パイロットより宇宙飛行士がいい。
人間関係より仕事内容。
だから苦しむのでしょうか。
おにぎり食って寝ても幸せは感じないなあ。
美人が一見冴えない男と結婚するが、その男は金あったり社長だったりね。
現実は納得のいく理不尽さで埋まっているとしか思えないのだった。
>>139 ま、テレビドラマにそこまでは期待できないか。
人生観が根本から変わるというよりも、一時の慰めを得る感じ。
奥さんは美人のほうがいいに決まっているし、金が無ければ実家から出られない。
仕事は金がたくさん稼げるものがいいし、面白い人はどこにでもいるから、仕事内容でキャリアは決めたほうがいい。
ドラマじゃなくて、映画や本には人生観変わる作品があったってことか?
面白い人なんてそんなにいないと思うけどなあ。
俺に出会いがないと感じてるだけかw 基子や絆みたいな人間関係希薄な生活してるし。
木皿さん自身は、やりたい仕事に就けて尚且つ出会いもあったんだよな。夫婦だから。
響一は絆の漫画を気にいったようだけど、どんな内容なのかが気になる。
エロ漫画だけど、そんなお気楽な話でもないのかな。
絆さんは、響一の思いに応えて欲しかった。恋愛が成就するようなベタな展開を好んでなさそうだけど
でも、Q10はみんなそれなりに成就してたっけ。木皿さんの考え方も変わったのかw
すいか第7話
山田あかね脚本
シンギング・ドッグ
木皿さんと綿密に打ち合わせたというより、
脚本家個人で作ったエピソードに感じた。
自分は脚本家の男女の違いにこだわって見ているが、
特徴的なこととして女性脚本家の場合、
●男性キャラが薄っぺらい
→部長が漫画っぽかった。
●男がデリカシーがなく、物凄く間抜けに描かれることがある。
平等を期して、男性脚本家の場合だが、
●女性を理想化して見る。異常に母性的で優しかったり。
●異常性欲の女みたいなのを入れてくる場合がある。
ものすごいエッチで下品な女性など。
要は、男性女性脚本家とも異性のキャラを描くのに難があるというか、やり過ぎることがある。
金子君は絆にプロポーズしたが、明らかにやり過ぎ。
最後に無神経に結のことまで持ち出して、絆を怒らせてしまう。
あのシーンは面白かったからあまり気にもならなかったが、
間々田さんが出てきたお見合い写真のやり取りは、やや男性(視聴者)に対して失礼な感じがした。
不細工だから嫌というのは、恋に男女とも見た目は関係ないっていう木皿理論に反するから駄目です!
>>142 続き。
オカマの先生はほとんど女性みたいなもんで、あんな感じはお手の物だろう。
とは思ったが、やや滅茶苦茶な感じはした。
馬場ちゃんが図書館で本を読んでいるのが今までの流れを考えると唐突で、
シンギング・ドッグは山田あかねオリジナルアイデアと推察する次第である。
しかし、セクロボのヘルプ脚本家と比べると実力は段違いで、
セクロボも山田さんがヘルプすればよかったのにと思いました。
>>141 私は、いくつかの職場を転々とした時期がありました。フリーターなんですが。
正社員で同じ部署にずっといて、それこそ基子みたいな感じだと、出会いなかったなあと思うかもしれませんね。
基子の場合だと、部長は面白いというか、いい人だと感じました。
褒め言葉を読んでくれたシーンなんてのは、現実にあれば一生記憶に残りそうです。
馬場ちゃんも面白い人です。
これは異論ないですよね。
ハピネス三茶を省いて考えてみました。
あそこは変わった面白い人達だらけですし、現実に賄いつきのアパートなんてありそうもないんで。
私は何人か記憶にある人がいて、単なるバイトなのに心から心配して私を叱ってくれたり、
他にも優しい言葉をかけてくれたり、私が働きやすいように他の人達に交渉してくれたり。
レーサー志望の人がいたり、バンドをやってる人がいたり。
仕事に対してどう取り組むべきか、心構えを教えてくれる人がいたり。
他にもたくさんの人との出会いがありました。
私が仕事を辞める時もあれば、いきなり仕事を辞めていなくなる人も、
突然亡くなった人もいました。
お世話になった人でしたし、とても優しい人だったので、今でも時々思い出します。
>>141 そうですねえ、映画、小説、テレビドラマと諸々のものに影響は受けていると思います。
異性に惹かれるのも、単に美人とかって理由じゃなくて、雰囲気とか、間々田さんが言っていたようなことは思ったことがあります。
そんなに美人ってわけじゃないんだけど、どんどんテンションが上がってきて、ずっと話していたい感覚になったり。
人生観って、やっぱり歩んできた人生そのものでだいぶ規定されるというか。
もしイチローみたいに来たら、やっぱりああいう感じでいけすかない風になるかもしれないし。
美人でチヤホヤされてくれば生意気な感じになるし、歳を取って美しさを失えばまた変わるかもしれないし。
映画や小説やテレビドラマも本もありますが、
直接的に人とやり取りした中で感じたことが、自分の実感的な人生観のような気はしますね。
考え方、感じ方ですね。
本ならエッセイ、テレビなら出演者が自分の言葉で自分の価値観を語っているのを聞いて、アレコレ考えるのが好きですね。
木皿さんも講演されることがあるようですが、一度お話を聞いてみたいものです。
山田太一さんは相当話が面白かったですね。
エッセイもテレビドラマも好きですが。
>>144 基子が接し方を変えることによって、部長も変わったように感じたんだな。
要は自分次第ってことだね…
>>136 馬場ちゃんも昼食共にする「単なる同僚」でしかなかったと思うけど、
逃亡することになって、いなくなって初めて「重要な友人」ということに気づいた…と
セクロボも山田脚本で見たかったな。うん。
木皿さんの病気で急きょ、代役の登板になったようだから、仕方ないけど…
>>145 ID変わってるようだけど、同じ人??
すいか第8話
孤独と自立ってことなんでしょうかね。
すいかのキーワードは。
響一が絆にいなくなることを告げずにいなくなるのと、つなよしがいなくなる。
これは同時だったんですね。
間々田さんの亀と基子のお母さんは復活しそうですが、
つなよしと響一はいなくなった。
親離れ、子離れ。
と考えた時に、
ペット依存。
ってあるなと。亀とつなよしですね。
自分の人生を他人に依存しない。
自分の人生の不具合を人のせいにしない。
自立する。
最終回か、振られた男の子が女の子を刺そうとしたシーンがありますが、
現代、似た事件をニュースで見ることも多く、
木皿さんが現代的な課題を考察してテーマ設定していると想像されます。
すいかより随分前にあった、地下鉄サリン事件なんかも似た動機というか、
うまく行かない人生を、他者や社会のせいにしたところがあったと思います。
>>147 続き。
絆は、響一を拒絶しつつも、精神的に依存しているところがあった。
最終的に絆が響一と結ばれるとしても、まずは絆が精神的に自立しないといけない。
ってことなのかもしれません。
死んだお姉さんを言い訳にしていたところがあったと、前の山田脚本のエピソードでありました。
海に姉の遺品を埋めに行く、大手出版社とのやり取りがある、を話に盛り込む、という指定は前話で(山田さんに)あったかもしれません。
母親との病院でのシーン。基子が最初に言った言葉がバイバイ。
人の匂いがした。
ミルクみたいな赤ちゃんの匂いではない。
実際に、赤ちゃんがおじさんみたいな匂いがすることがあるらしいが、
親の所有物ではなく、子供は独立した存在であるという意味だろう。
親から独立するというのは、親からの精神的な独立であって、
パラサイトシングルみたいに一時的な、経済的な理由ならまあいいのかとも思いました。
Q10で田中先生は母親と同居してますよね。
ここはそんな感じで消化しました。
>>146 スレを立てたのも、長文で書き込みしてるのも、
全部同一人物、つまりこの私です。はい。
こちらの出方で、相手の対応が変わるのはもちろんですが、
例えば、おかっぱ頭のメガネの男性は、あまり魅力的な人ではないですね。
人形なんて探すなって言った人です。
私が会社(バイト先)で見たいろいろな人も、つまらない人はたくさんいました。
基本的に、会社を定時で上がった後に私の人生の基軸?はありましたから、
会社内で面白い人と出会うことは期待してなかったです。
金のためだけで働いてたわけで。
定時で上がった後の世界は狙っていってますから、面白い人で溢れていて当たり前なんです。
つまり、狙っていってない分、会社(バイト先)で出会った尊敬できる人達は、
なんというか本物なんですよね。
定時後の世界も今はないので、今は新しい世界を開拓したいと思って頑張っています。
例えば、単なる趣味とか、実用的な理由でスクールに通っても、いろいろな人がいますね。
中々個人的な付き合いにはならないかもしれません。
仮に付き合っても、勘にさわったり、イラッとしたり、面倒くさくなることもあります。
もちろん相手に敬遠されることもあります。特に女性は。
>>149 私の場合は、尊敬できる人や面白い人との出会いがないわけじゃなくて、
人間関係の維持や、相手との距離の取り方に悩むことが多いですね。
実際、仮に木皿さんと知り合ったとしても、途方に暮れてしまうことでしょう。
講演会などでお話を伺うぐらいが、ちょうどいい感じです。
そういった意味では、響一みたいな、人間関係に不器用な感じは共感できますね。
私が響一なら、もっと姑息に振る舞って、絆との距離を縮める努力をするでしょうけど。
北海道から文通しようとするとか。
絆にマンガの感想を書いて送って、ファンレターも自分が書いたと伝えるでしょう。
そう考えると、キスこそしてませんが、二人は今後結ばれる可能性はありそうですけどね。
ああ、そうそう、離れてみてからわかるって話では、
野ブタが言ったことで、
楽しいことは、後にならないとわからない。
ってのがありますね。
無くなってから懐かしんだり、過去を振り返って、あの頃はよかったなあと思うのが人間ですね。
リアルタイムで楽しんでいると思っても、後で思い出しても、それほどでもないと感じることもあります。
すいか第9話
あなたは20年後、何をしていますか?
綱吉がいなくなった。
響一が帰ってきた。
自殺未遂の女の子は、お歯黒女と似たようなことを言い、
基子も20年後も同じでつまらないと思っている。
教授は基子に、自分で責任を取るような生き方をしないと、納得の行く人生は送れない、と言う。
最後に母親から独立記念日の紅白まんじゅうが贈られるが、
教授は親と同居するなと言ったわけではなく、
精神的に自立して、自分の人生の舵取りを、自分の責任において実行せよ、と言ったのだ。
木星が隕石から地球を守る。
もうちょっと熱ければ太陽になれたけど、太陽が2つになると地球が熱くなりすぎる。
文句一つ言わず、隕石を受け止め続ける。
母親としての役割は、自分の子供に精神的に依存するのではなく、
旅立つ我が子を見送るのだ、と教わったのか。
色々な人と思いもかけない出会いはあるが、いつか終わる時が来る。
綱吉はまだ、帰って来ない。
絆は諦めて、綱吉を見送ることにしたようだ。
犬と違って猫を使ったのは、犬がふらっといなくなることはあまりないが、
猫だといなくなって帰って来ないことがあるからだろう。
絆は、綱吉と、そして響一に別れを告げる。
すいか最終話
馬場ちゃんがミッシェルの目をオトリにして逃げるシーンは、
山田脚本の防犯訓練の、目線で強盗犯の注意をそらす件を思い起こさせる。
木皿さんは天丼の名手だと思うが、山田さんのアイデアであの防犯シーンが書かれたとしたら、ナイスバトンタッチと思ったものだ。
響一を三軒茶屋の駅前で見送った後に、例のナイフで刺そうとするシーンがある。
最近だと耳かき殺人事件だとか、ストーカー殺人事件をニュースで聞くが、
そういう犯人側の哀しみを描いたんだと思う。
現実では、刺す側の哀しみについてコメントされることは稀である。
秋葉原殺人事件では、
あんな形でしか、僕はここにいるよ、と表現できなかったんだろう、
と誰かが言った記憶があるが。
絆が同じことを言っていた。
みんなと一緒にいたいのに、不器用で、やり方がわかんなくて。
馬場ちゃんが基子にさよならと言わずに消えるシーンは、
札幌に行くと言わずに消えた響一の行動を思い出した。
照れ隠しなんだね。
不器用で、照れ屋で、孤独な人達。
また来年。
すいかから野ブタに行く前に、引っかかったことをまとめておく。
自立して、自分で自分の人生に責任を取って、やりたいことを選び、生きる。
そのためには、自分を変えていく。
もしくは、人は変わっていくものだから、今いるところにとどまらずに、自分で責任を取って自由に生きていく。
という主張と、
お金や数字で物や人の価値を測ったり、
職場での人との出会いを軽視して、仕事内容で価値を決めるべきではない。
日々の細かい出来事を味わい、地道に生きていく。
という主張にはつながりがない。
いかにも自分の自由に決めていいと言いつつ、
でもお金や数字で判断するのはやめましょうよ。
と言っているのではないか?
お金や数字で判断しないということは、
お金が稼げるから某の仕事をする、
という考え方を退けることになる。
今やっている、やりたくもない仕事を我慢して続けることに言い訳を与えているだけにはならないだろうか?
例えば信用金庫のOLの仕事を。
それは、自分自身の変化を妨げることにはならないだろうか?
もう一つ。
間々田さんのプチ整形に関しては、
整形したって大して変わらないのに、人は馬鹿なことをするなあ。
という強烈な批判を感じる。
拝金主義の批判と同時に、現代人の見た目重視の価値判断についてもコメントしている。
確かに、いくら整形してもそのままブスの女性や、間々田さんみたいな単なる自己満足の整形も多いとは思うが。
どうしようもない見た目の問題で悩むより、内面に目を向けたほうが建設的ではあるとは思うが、
少しでも綺麗になりたいとか、
人を見た目で判断する現代の風潮を否定するのは相当難しいと思う。
もう2つ。
教授が自殺未遂の教え子に言ったことはまやかしじゃないか。
停電した件で、人生何があるかわからない実例としたが、
それは大地震がいきなり来るとか、そういう話なんじゃないか。
いきなり不思議なことが起こって、
みんながいきなり幸せになるみたいな話じゃないと思った。
人間万事塞翁が馬
というようなことを言いたかったんだろうが、
それではオリジナリティーが足りないと思ったのかもしれない。
私が木皿さんに追加して言いたいのは、
信金で真面目に定年まで勤め上げておいて、
私の人生は一体なんだったんだ。
なんて文句を言うなということ。
お金なり、家族を養うなり、リスク回避なりの計算があったんでしょう。
やりたいことを堂々とやるのはリスクを伴う。
失敗したら取り返せないこともある。
安全確実がいいとの判断だったし、それが不満なんてのは単なる愚痴に過ぎない。
この件は野ブタでもあったので、そこで更に補足したい。
ここまで来て、自分の中では結論が出てきた。
すいか第3話で、
学生時代に百円玉貯金を止めてしまった親友は、
その後に画材を買い、新進気鋭のイラストレーターになった。
基子は貯金を続け、平凡なOLになる。
すいかは、エロ漫画家の絆のせいで誤解していたが、
平凡なOLやサラリーマン、公務員、専業主婦など、
普段の生活は安定しているものの、
どこか閉塞感を感じている人達に受け入れられたのではないか。
上記のイラストレーターだって、相当厳しい世界であり、何も保証はない。
失敗すると仕事は無くなるかもしれないし、リスクも半端ない。
夢を追って生きている者に取って、
自分の人生に責任を持ち、自分でやりたいことを選択するのは当たり前の話である。
絆は漫画家だが特殊な例であり、どちらかというと基子側の人間として描かれている。
最後に、仕事は辞めたいけれど、生活できなくなるからしょうがないと絆は基子と会話している。
すいか以降の作品では、学校の先生以外のメインキャラの職業内容が不明なのは、単なる偶然だろうか。
すいか以降の作品では、学校の先生以外のメインキャラの職業内容が不明なのは、単なる偶然だろうか。
野ブタは学生友達話でみんなの過去の思い出、
セクロボは何でもあり、
Q10はSF。
すいか以降は対象が広がっていると思う。
私は夢追い挫折人なので、それについてのコメントが多いQ10が好きだ。
すいかが製作された当時は、景気も今よりはよく、
安定した仕事のありがたさがわかりにくい時代だったかもしれないと思うのだ。
Q10で、お父さんはバーテンのバイトまでしているが、日中はサラリーマンではなかったか。
今はサラリーマンも副業をする人が増え、すいかの時とは違ったストレスが増えてきているかもしれない。
やっぱりすいかは平和な世界だと思いますよ。
馬場ちゃんは含めないでくださいね。
基子が酒を飲みながら、
私の人生の責任は誰が取ってくれるんだ。
と言ったシーンがある。
私がとある会社にいた時に、やはり親の言うなりでいい会社に勤め、
その女性は結婚もしていたが、実はやりたいことがあると言う。
会社なんか辞めて雑貨屋をやりたいと言っていた。
じゃあやればいいのに、と出かかったが、黙っていた。
会社を辞め、安定した身分を捨て、儲かるかどうかわからない雑貨屋を始めるのは無謀だろう。
結局のところ、マジシャンのアシスタントをやりたいなんていう微笑ましいものから、
やりたいことなんて誰だって何かしらあって、
実行すると失敗した時のリスクを考えるとやらないのが大人の分別だ、
みたいな意見が大勢なんだと思う。
基子のつぶやきも、基子の母親の愚痴も、安全なレールに乗った人間の戯言にしか聞こえないのだ。
教授は、これをやれば安心安全なんてものはないのよ、
と言っていたが、そうだろうかと疑問に思う。
確かに勤めていた会社がいきなり倒産したり、
いきなり不幸に見舞われることはある。
しかし、備えている人は備えているし、見事にピンチを切り抜ける人も多い。
できる備えはあるし、先の予測にたけていたり、保険をかけまくることはできる。
何を言いたいのかと言うと、要領のいい人はいるということだ。
うまいことやって成功する人、イラストレーターになって雑誌のインタビューに答える人、
もしくは、安全ではあるが、同じような毎日でつまらなくても、
適当に正当化したり、要領よく遊んだり、例えばボランティア活動をしたり。
いくらでもごまかす方法はある。
未来に他力本願の漠然とした希望を抱くのは、
まるで大地震に全く備えないで、死ぬ時は死ぬさ、
なんて開き直った態度で生きることである。
やれることはいくらでもあるし、
酒を飲んで愚痴るのは単なる逃避ではないのか。
じゃあ、自分の人生に責任を持って生きていく、
って教授の意見に賛成ってことですな。
雑貨屋やりたいもん!
って言った女性は、夢なんてもんは誰だってあるし、
トライして失敗した自分が特別みたいな顔してんじゃねーよ、
というようなことが言いたかったのかもしれない。
やるなら成功しなきゃ駄目です。
勝てば官軍。
と私は言いたい。
その子、昼飯に誘うから気があるのかと思っていたんですが、
結婚してるとその時に聞いてガックリしました。
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第1話
内容についてはわかりやすいので、
気になったところを好き勝手に書いていく。
お前とは金輪際関係ねえだろっていうテレビで聞いた話しかしないやつとか。
ってのは、原作にはなかったと思う。
相当な毒舌というか、自分には結構当てはまっているから気になるんだと思う。
有名人を引き合いに出して、自分と同列に語ったりなど、心当たりある人もいるだろう。
高校時代に、
○○(有名人)はムカつくよな。気取りやがってさ。
なんて言うと、
いや、○○は君の意見なんか気にしないと思うよ。
とかって必ず返すやつがいた。
有名人には俺の意見なんか届かないわけだから正しいのだが、
ノリの悪い、つれないやつだよな〜
とは思った。
まり子は毎日昼飯の弁当を作ってきて修二と一緒に食べているが、
デートの約束をしようとすると修二にはぐらかされてしまう。
デートの一回もしたことがないのに、毎日弁当を作ってくるなんて、
いきなり高いアクセサリーを絆にあげようとするすいかの響一を思い出した。
まり子の気持ちに最後まで答えない修二は絆である。
響一の気持ちを利用する気にならない絆と、
まり子を利用して見た目を取り繕う修二。
>>160 続き。
まり子は完璧な女性だ、って言っている人がいたが、
まり子も響一と同様に、人との距離感がわからない不器用な人間なのではないか。
見た目やら料理の腕やら運動能力や、頭の良さはまた別の話として。
第1話を見て、涙が出るシーンが多い。
見ればわかることなので、割愛させていただきます。
やっぱり出来のいい原作だから、脚色もうまくいったのかなあという気はする。
Q10は全体構成に相当苦労した感じがしたので。
なんというか、木皿さんは毒っ気が強いところを発揮したほうが、
見応えのある作品になるかと思う。
野ブタは相当シビアな原作で、純文学系だが読みやすくて、わかりやすく、苦味があってよかった。
>>41 ここ、ずっと気になっていた箇所ですが、反論を試みます。
木皿夫婦には子供がいませんが(結婚したのが随分遅かった)、
子供のいる人の気持ちがよくわかるとかってことではなく、
子供がいない人ならではの考え方に思えた。
私も自分の子供はいませんが、親が子供を欲しいと思う時、生んでまだ幼い子供の間って、
やっぱり自分の血筋を受け継いでいるとか、自分と顔が似てるとか、
自分の子供だった時と比較したり、自分の親を思い出したり、
そういう視点だと思うんですよね。
自分と繋がった存在としての安心感というか。
自分の子供が人の匂いがして、自分とは別の独立した人格としての存在を意識するのは、もうちょっと先の話じゃないかなと。
つまり、自分の子供がいない人ならではのドライな視点に思えました。
親って子供がいくつになっても、子供は子供というか、そんな気持ちでいるのが普通かなと私は思います。
結婚しているのに、自分の子供を選択して作らない人って、
所詮子供は金がかかるだけの存在という風に思ってたり、
自分が死んだ後は関係ないから、自分に繋がる存在なんて特別には思わないのかなと。
木皿さんがどう感じているかはわかりませんが。
すいか補足
人がよってきたる場所として、家族は頼れない存在になりつつある。
幼児虐待、親の離婚などによる家庭崩壊など。
馬場ちゃんが犯した犯罪は、
人との繋がりが希薄になり、孤独が遠因となり引き起こされたもの。
なるほど、いじめが原因で自殺する子供の問題は、
やや範囲が狭いとも言えますね。
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第2話
涙が出てしょうがない。
友達って存在の大切さを痛感させられる。
キャサリンとゴーヨク堂の店主だけがたまに助けてくれるんだよね。
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第3話
文化祭。
お父さんにおにぎりを持って行くところが泣けてしょうがない。
お父さんは野ブタに酷いことを言って、
お互いの不器用さが邪魔していたが、親子として求めあっていた感じが泣けてしょうがない。
野ブタのお母さんも最後まで出てこないのもいいね。
普通の家族ドラマってとりあえず家族全員一揃え見せる感じがあるけど、わざと見せないのがセンスいいんだよなあ。
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第4話
114イイヨ。
最高最強エピソードである。
野ブタが修二の誕生日を手帳に書き込み、まり子が野ブタの手帳を見て、修二がごまかすシーン。
キャサリンが、
シュラバダシュラバダ〜
とトゥナイトのテーマを口ずさむのが神としか言えない。
最後のクライマックス、デリヘル用語のチェンジが飛び出すのも神展開だ。
木皿キーワードの
人は変われる
も出てくるし、最高だ。
涙が止まらない。
時間差でキャラ同士のセリフをかぶせて見せたり、構成がわかりやすく、見やすく、軽妙絶妙である。
バンドーって、こずえって名前なんだね。
このエピソードはバンドーの顔のアップが多く、結構老けているのがわかる。
タイプの顔かと思ったのだが、違う。
修二のことを好きっぽい脇キャラの女の子いいね。
文化祭エピで修二に写真撮ってもらった女の子のショートカットのほう。
後、バンドーの彼氏は何度見てもショボい。
天龍みたいな顔をしている。
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第5話
恋。
まり子と野ブタでダブルデートするのだが、
まり子のセリフにより、修二がいつもまり子とのデートの約束をドタキャンしていたことがわかる。
まり子が誘うだけじゃなくて、修二が自分で言い出しておいてドタキャンなんてパターンもあったかもしれない。
話の内容はともかく、まり子はいいねー。
あれで好きにならない男なんているのかと思った。
修二のお父さんのセリフ
自分のかっこいいところとか、情けないところとか、全部知ってる人がいるだけでいい。
いいなーと思いました。
ダブルデート自体は面白味がない。(普通はデートシーンを盛り沢山にしたくなるところか)
木皿ドラマに水族館と病院は毎回出てくるのだった。
まり子と手をつなぐところがいいな〜って思った。
まり子がちょっと驚いている。
まり子との主観デートビデオを見たくなった。
いいよな〜まり子。
二人で電車待ってるところ、
今度は二人だけでデートしような。
とか言ってキスシーンだよな〜
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第6話
進路。
ノブタキーホルダーエピソードだが、このエピだけ毛色が違う。
サラリーマンになるか、自分のやりたいことをするか。
みたいなテーマが重かった。
お金に負けちゃうんだよねえ。
好きな詩をいくら書いてもお金にはならない。
だから、諦めて次に行く。
もしくはお金以外の価値をやりたいことに求める。
自分の書いたものでお金は稼げなくても、
喜ぶ人がいたら、よしとする。
木皿ドラマは数字は稼げないけれど、何度も観る人はいるし、それは価値のあることだと思う。
まぁ、そういう風に考えないと耐えられないんですよね。
木皿さんのことじゃなくて、自分自身のことです。
次にやることはなんでしょうか?
どうすっかね〜
キーホルダーは諦めて次に行けるだろうけど、
現実は中々そう簡単には割り切れませんよ。
はぁ〜
>>168 一生懸命やるのはいいことだと思う。
と野ブタは言っていた。
一生懸命頑張ります。
昨日と今日は休んでしまいましたが、明日からまた頑張ります。
おやすみなさい。
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第7話
放送部。
一番涙が出る。
修二と、まり子とのやり取りに心を動かされる。
イジメ問題と同時に、ウソをついてでも周囲と上手くやろうとするコンセプトに鉄槌が下される。
実は、野ブタは自分に正直に生きていく象徴で、
修二はウソをついて生きていく象徴なんだとはっきりする。
原作小説では、自分のついたウソにハマって負けてしまう主人公だったが、
テレビドラマでは、仲間の助けを借りて復活するところまで描かれる。
野ブタは、修二と彰に出会ったから救われたのだが、
同時に、修二は野ブタと出会ったから開かれたところもあるわけだ。
野ブタとの出会いで、修二は変わった。
面白い人に出会えなければ、という例の質問だが、あなた自身が他人に与える影響を考えて欲しい。
誰だって、自分一人で生きているわけではなく、様々な人と関わって生きている。
いい意味でも悪い意味でも、人から影響を受けるし、他人に影響を与えている。
どうしようもなく、世界と関わっている。
だから責任を持って生きていこう。
というようなことを木皿さんは言いたいんだろう。
追加させてもらうと、面白い人に会いたいなら、出かけることです。
自分が興味のあることがあれば、同じ趣味を共有する仲間を求めるとか。
外に出て、いろんな人と話す、関わってみる。
会社の人なら、ちょっと本音を出してぶつかってみる。
すいかで基子が部長に誉めてもらうお願いをしたように。
失敗も後悔もありますが、必ず、面白い人達に出会えると思います。
私は、派遣会社を通して退職希望(や苦情など)を伝えるべきところを、
あえて派遣先の会社の上司に気持ちをぶつけてみました。
半分ヒステリーみたいな感じだったんですが、話を親身に聞いてくれて、とても意外な気持ちになりました。
話せばわかってもらえるんだ、なんてすいかのセリフでもありましたね。
部長って、人間だったんですよ。
って基子が言ったように。
他の状況では、やぶへびになったり、話がこじれたり、いろんなことがありました。
でも、必ず誰かが助けてくれます。
気持ちって、人と真摯に向き合えば、結構伝わるもんなんですよね。
響一が就職したての会社の社長に休みをもらったように。
だから、木皿さんに自分の人生観に影響を与えられたというか、
自分の感じたことの再確認になるんですね。
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第8話
マジック。
原作小説では、どうだったか覚えていない。
クラスメートと知っていて見殺しにしたか、
とりあえず関わりたくなくて逃げたか。
原作小説では、その事件の後、転がり落ちていく修二を助けようとする人はいなかった。
最初の修二と野ブタの立場が、最後には入れ替わって終わってしまう。
それは構成的に言うと見事なのだが、後味は最高に悪かった。
冤罪事件や、広がった悪い噂というものは、いくら本人が否定しても、中々周りには納得してもらえないものだ。
ゴーヨク堂の店主と、キャサリンは知っていて色々言ったのか、
それとも知らないで助けたのか、よくわからない。
自分の人生でも例によって似たような経験があり、
こちらの細かい事情は知らなくても、自分の落ち込んだ様子を見て、
優しい言葉をかけてくれたり、的確なことを言われたことがある。
不思議だけど、あるんですよね。
何があったの?
なんて聞いてこないで、正しい手当てをしてくれる。
あるんですよね〜。
これって奇跡なんじゃないかと思うようなことが。
>>173 修二が巻き込まれた最初の喧嘩、酔っ払いの男性はすいかにも出ていた。
今や相棒でブレイクした俳優だが。
おかっぱ頭の男性。
木皿ドラマでは大物も出るが、地味に脇役で同じ俳優が出るのも面白い。
野ブタの数学の先生はすいかで教授のアシスタントしてた女性。
野ブタの時はメガネが似合っていて、結構いいなと思った。
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第9話
蒼井。
前に、すいかと野ブタのどっちが深刻か論争があった。
私は個人で好きに考えればいいと思っています。
その上で思うのだが、
10代の頃の感受性と、30過ぎてからの感じ方を比べると、
30を過ぎて来ると、いい意味でも悪い意味でも鈍くなってくるところがあると思う。
10代の頃は、今から思えば大したことじゃなくてもくよくよ深刻に考えたり、一種の危うさがあるように思う。
繊細な感じやすい感性というか。
30を過ぎてくると段々図々しく開き直ったような感じになるというか。
確かに鬱病になって自殺する大人も多いが、10代の頃の危うさは独特でみんなに共通したものだと思う。
大人にとって、社会の厳しさというものはあるが、同時に守られている部分も多い。
会社での暴言はセクハラ、モラハラと批判されるから控えるのが普通だ。
小学生の時はどうだったか。
トイレに大をしに行くのに躊躇はなかったか。
今の小学校はトイレが改良されて、そういう問題も無くなってきたと聞くが。
小学生の時、中学生の時、猛烈な暴言を聞いた記憶はないか。
自分が言ったことはないか。
私は随分酷いことを言ったことがあります。
>>175 続き。
蒼井は夢の中で、
私がいたことを覚えていて欲しい、と言った。
私も似たようなことを言われたのを思い出した。
それは大事な思い出だ。
修二はクラスメートに無視されたが、野ブタにビデオレターを送るのをきっかけに、みんなとまた話せるようになった。
私も小学生の時に喧嘩したヤツと、あるきっかけで仲直りしたことを思い出した。
喧嘩したきっかけも些細なことだったが、私が無神経なことを言ったからだ。
仲直りできたのは、私が無神経な言葉を浴びせたヤツの男気だった。
野ブタが言ったように、楽しいことは後にならないとわからない。
後で、繰り返し、懐かしく思い出すのである。
例によってキャサリンは蒼井に声をかけた。
偶然ではない。
夕焼けを見て悩んでいる蒼井に気付いたからだ。
人は、人によって救われるんだなあと思う。
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最終話
引越し。
野ブタもそうだが、高校生の転校ってのはそんなにないよなあ、とは思った。
時をかける少女って映画はちゃんと見たことがないのだが、
やはり高校生が転入してくるみたいなオープニングだった気がする。
他にも高校生の話で転校絡みは探せばいくらでもあるだろう。
自分の高校時代は、勉強についていけなくて退学していったやつはいたが、親の仕事の都合で転校ってのは聞いたことがない。
中学校では転入生がいたかもなーという程度。
大体、転校っていうのは小学校で一番多い気がする。
自分も親の仕事の都合で転校が決まった時のことを色々思い出すことがある。
例の喧嘩したヤツも、俺が転校すると聞いて許してくれたのだ。
そいつも転入してきたヤツだったな〜なんて思い出す。
>>177 続き。
最終話で一番好きな箇所は、野ブタが蒼井を許すところだ。
野ブタはバンドーも許したこともあって、そこも印象に残っている。
蒼井役をやっている女の子はごくごく普通の女子高校生で、
だからこそいじめの黒幕だとわかるところはショックなのだ。
この女優さん自体はタイプでもなんでもないのだが、
無理して三人に悪態をつくシーンなど、見ていて抱きしめたくなる。
なんというか、仲間に入りたいのに素直になれないという感じがキュンとしてしまうのだ。
自分は人を許すという立場よりも、先に述べたように許される立場だったし、仲間に入りたくても、そういうことには不器用で苦手だった。
すいかで絆が似たようなことを言っていた。
仲間に入りたいけど、不器用で自分を素直に表現できないんだと。
蒼井もそんなところがあるから見ていてキュンとしたのだろう。
>>178 更に続き。
担任の先生が言った。
桐谷の悪いところは全てのゲームに勝とうとするところ。
さしずめ、カードのエース。
でも、2が一番強いゲームもある。
自分が勝てるところで勝負すればいい。
これは中々味わい深く、自分の人生に当てはめて考えてしまった。
負けず嫌いの人は、スポーツ、勉強、芸術、恋愛、ちょっとしたゲームなど、なんでも勝とうとする。
でも全部得意な人なんていないし、
全部勝とうと努力したら時間がいくらあっても足りないのだ。
自分もそういうところあるな〜と、今回、野ブタを見直して思った。
キャサリンの最後の言葉も、将来の自分に課されたものだろう。
自分のことが第一だけど、幸福を人に分けていけるような、そんな人間に自分はなれるだろうか。
優れた映画など、時間を置いて見ると新たな発見がある。
本もそうだろう、場合によっては、音楽だってそうだ。
歌詞の意味が、心がわかる時が来る。
繰り返し、楽しんで行こうではないですか。
今更なのだが、
野ブタって、修二、彰、野ブタの三人で仲良くしてればよかったという。
最終回見ると、修二が人気なんてどうでもいいとか言ってるし。
野ブタの原作小説のコンセプトでは、修二は計算高い嫌なヤツなんだけど、
テレビドラマでは、人のことを優先して考えるいいヤツとして描かれている。
修二が友達に影響を受けて、嫌なヤツからいいヤツに変わっていく、というのが本道であるべきだが、
根本的に変えたのはまり子についていたウソぐらいなんだよね。
割り切れない感じを抱くのはそういうことかな。
ウソって時には必要だし。
修二の変化の甘さだな。
あまり極悪人に描くわけにもいかなかったんだろうけどね。
>>166 第4話はイイヨだが、
修二が自分を犠牲にしてまで、野ブタの人気アップはしたくない、
俺は偽善者です。
って修二が言ったあたりがポイントだと思う。
結局、修二じゃなくてバンドーにチェンジされてしまったので、うやむやになった。
修二が野ブタに花を降らすつもりだったのはいいが、
最後まで、修二の野ブタプロデュースに関してクラスメートが知ることはなかった。
蒼井は何故そこを攻めなかったのか?
修二君がやってたこと、みんなにバラしていい?
というくだりが無かったのは何故か?
そこがペイオフ無かった感の一因かな。
最終回でみんなに言っても、意味ないからかな。
別にいいんじゃねーの?
なんて流されたりして。
いじめられないように人気者にならないといけない、それっておかしいんじゃねーの?
って議論が出てくると金八先生が30分ぐらい説教しそうだな。
木皿さんのかわしかたってのがあるかもな〜
本質が伝わればいいですもんね。
金八先生みたいに全部泥臭く説明する必要はない。
そんな感じ?
>>136 やりたいことないんですか?
片桐刑事が基子に訊いた。
自分がやりたいことがわからない、と彰は修二に言った。
片桐刑事は、後半、流れでだがマジシャンのアシスタントになった。
自分がやりたいと言っていたことだ。
彰も野ブタのプロデュースという、やりたいことを見つけた。
木皿さんは、
やりたいこと=生きる気力を与えてくれるもの
と考えているのではないかと思えた。
誰でもやりたいことがあるのは当たり前だと思っていたが、
自分のやりたいことがわからない人、
もしくはやりたいことをやれない人、
いるんですよね〜
これは苦しいことなんですね。
基子は見事に最後までやりたいことを発見できていない。
クーラーを買っても、おそらくそれはゴールではない。
やりたいことを見つけるって、案外難しいことなのかもしれないですね。
そろそろQ10見ようかと思ってるんですが、またすいか見ようかな。
まだ8月じゃないんですよね。
>>183 まだまだ。
やっぱり9月ぐらいから見ますよ。
キムタクのグッドラック見てからかな。
>>185 見終わりました。
さあQ10見るかな。
本放送以来です。
>>186 男女7人夏物語を見て、
今はスクール・ウォーズを見てる。
こりゃ秋になっちゃうな。
もう一年経ったか
野ブタの再放送が今日から始まるね。
なんか週1ペースっぽいけど。
DVDは持ってるけど、ブルーレイで録画するかっていう。
>>189 鬼カットされてた。
セバスチャンって誰なんだっていう。
来週から通常の尺だから、カット量も減るかな。
イジメの黒幕が真理子だってミスリードしてるって言うけど、初めて見た時そんなこと全然思わなかったな。
いじめの真犯人は誰だ!なんて意識で見てなかったせいかも知れない。
木皿さんがそういう伏線みたいなのを意識して書いてる作家じゃないと思ってたからかな。
誰が全部やってるんだ!なんて思わないで見てたな〜
諸々楽しんでたから、引っ張る謎なんてまるでどうでもよかった。
すいかでも、馬場ちゃんが捕まるかどうかとか、そんなのは気にせず見てたなあ。
>>190 1回目はカット凄かったけど、2回目3回目はあまり感じなかった。
いや〜俺は断然真理子派だわ。
いいお母さんになりそうだね。
>>191 Q10でも展開予想が凄かったけど、正直どうでもよかった。
見ている場面場面、セリフや内容に集中してたなあ。
何か今の自分の心に響くものを求めていたというか。
>>189 月火とやるみたい。
来週月曜日が待ちどおしい。
カットというか、微妙に編集変えてる感じ。
DVD持ってるけど、わざわざ録画して見る意味があるかも。
いいよの日は、前に書いたのと似た感想になってしまう。
野ブタが野ブタパワーを注入し、バンドーに直接交渉して花が降るまでのミラクル展開が完璧すぎる。
チェンジやら11PMやらの言葉や、最初のシュウジ偽善者発言から嘘つきまでもとにかく見せる展開だ。
原作では野ブタプロデュースは野ブタとシュウジだけの秘密だが、
テレビドラマでは彰という特異なキャラを放り込むことで、友情というテーマを明確にできた。
ココロ、が利いてるんだよね〜
で、真理子黒幕ミスリードらしきものは初めて感じたが、ちょっと見えた黒幕の顔はふっくらしているし、真理子とはちと違うなと思うのだ。
真理子はいい女じゃないと意味ないしね。
後半に真理子に手の平返しされては見ていて辛いし、シュウジの真理子に対する裏切り行為が曖昧になってしまう。
展開の意外性を出すためだけのために、キャラを曲げるようなことは木皿さんはしない。
あくまで、原作では頑だったシュウジのキャラチェンジが重要なのだ。
人は変わることができるのである。
ハイビジョン特集「しあわせのカタチ〜脚本家・木皿泉 創作の“世界”〜」
BSプレミアム 11月12日(土)午後10:00〜11:29
若者に人気のドラマを作り上げる脚本家・木皿泉。実は神戸に住む夫婦だ。
二人のぼやきから琴線に触れる台詞が生み出される。書き下ろしドラマを交え、創作の秘密に迫る。
【出演】和泉務,妻鹿年季子,薬師丸ひろ子,田中哲司
http://www.nhk.or.jp/bs/t_drama/
ある程度まとめて感想を書くと、彰が野ブタのことを好きになる、って展開は二人きりのいい感じのシーンが多かったから自然かなと今回思えた。
ススキのシーン、水族館デートから救急車の中。
文化祭でもシュウジは色々やっていて忙しかったが、野ブタと彰は二人でお化け屋敷を作っていた。
シュウジが驚いていて引きずられたが、彰が野ブタを好きになるのは自然だったわけだ。
俺はマリ子が好きだけど。
>>196 録画予約したんですが、木皿さん本人は出演しないのか?
と不思議に思いました。
楽しみだな。
>>198 出演のところに名前出てるやん(´・ω・`)
昨日のやつ、ドラマ自体よりも、途中でやめた AD への執着が面白かった。
トキさんの主張も正論だけど、きっとやめた AD の選択も正しいんだと思う。
2人とも兵庫出身なんだね
すいかの舞台になった三軒茶屋は行ったことあるんだろうか
>>200 あれだけの脚本ができるまでに2ヶ月だか二人で延々と考えてたんですね。
辞めた人は、ウダウダ時間を無駄にしてるような気がしたんですかね。
あんな風に共作してるとは思わなかった。
軽いユーモアとかちょっとしたセリフは、みんな女性のほうが考えてる感じかな。
男性はテーマ的なことや印象的なキーワードを考えてる。
突拍子もない、唐突な感じで放り込まれるキーワード的なセリフは、男性が考えたのを女性がつじつまを合わせて入れた感じかな。
シュウジが言ったことで妙に印象に残ったセリフで、
人のために生きるって、自分を犠牲にするってことなのかな?
ってのがあって、
その意味は奥さんが旦那さんの介護しているからと言って、自分の人生を犠牲にしているわけじゃないよ。
ってことなのかと。
元々ウツだったのが、旦那さんの介護で明るくなれるところがあるとか言ってましたね。
携帯が出てこない。
パソコンやネット的なことが出てこないのも、二人はそんなの持ってないからなんですね。
あくまでマニュアル的に持っている本からあれこれ探すのが興味深かったな。
いや〜面白かった。
>>199 薬師丸ひろ子だとかの元出演者達が、木皿さんの書いたドラマの感想を言っていくようなのを想像してました。
それだったらあんまり面白くないだろうな、って思ってたらいい意味で裏切られましたよ。
ワープロにはびっくりしたな
>>205 あれ、すいかで出てきたワープロそのまんまじゃないですか。
要するにネットへのアクセスがない。
携帯電話もない。
テレビと自宅備え付けの電話はありますが。
それでも仕事できるんですね。
>>200 辞めたADで補足ですが、木皿男性は比較的冷静に受け止めていたようですが、
木皿女性は最近の辛抱できない若者に苦言の体で色々言ってましたが、実際はプライドが傷つけられたんでしょうね。
でも、辛抱しない=将来への希望を失う
ってのは耳が痛かったなあ。
実際は、木皿さんがよく言う、次行こう次、って気分で辞めた気がしますけどね。
しがみついていても何も得られない感じがするんですよ。
大体、あのドキュメントは撮影期限無しで撮影していたと想像されますが、2ヶ月もかける脚本の内容にはとても思えなかった。
急ぐと仕事が雑になる気がするんでしょうけどね。
2、3日でパパパと二人でテーマを決めて、後は女性一人徹夜すれば書けそうに思えるんですよね、ハタから見れば。
でもAmazonの段ボールがごろごろあったよ
>>208 見直したら、パソコンありましたね。
清書はワープロでやるみたいですね。
パソコンは男性のもので、実際の執筆は女性が自分のワープロでするみたいですね。
初打ち合わせが6月17日で、ドラマ撮影終了から2週間経ったのが10月30日でした。
ドキュメントの最初からなら、5ヶ月ぐらいですか。
派遣社員でも3ヶ月でいなくなる人もいるぐらいですから、AD一人ぐらいいなくなっても不思議じゃないでしょう。
あえてNHKがそうしたんでしょうけど、木皿さんは世間一般の感覚からは乖離してますね。
のんびり生きてるんですね。
旦那さんの思いつきをいちいち脚本にちゃんと組み込んでるのが偉いな
>>211 なんか突拍子のない感じや、唐突に変なものが出てくるのはそういうのが関係しているのかもしれませんね。
それをドラマのテーマに寄せようとしても、まとめきれてない時があるような。
奥さん一人で書いていたらそれはそれでまとまったものができるでしょうけど、きれいに収まりすぎてつまらないかも。
Q10見られそうもないから、春が来たらセクロボを見るかな。
次のテレビドラマはいつのことだろう。
今年は連ドラは無かったから、来年に期待したい。
時間かけて練るわけにはいかないのかな。
今年は一つよろしくお願いします!
自分への約束。
パンパン!
自分が思う幸せとなるようなことを手に入れられたら、今思うようなことは思わないのだろうか。
日本人は生きる拠り所がないように思う。
拠り所がないから、お金を基準に全てを考えたりするのではないか。
もし自分はお金を手に入れて、貧乏な人の数はそのままで、自分は裕福だからと気にならないんだろうか。
人生やり直したい、と考えて、やり直しが仮にできたとして、やり直した先はお金に不自由しない人生だったとして、私は充足感を持つだろうか。
それとも他に憂鬱な気分になる理由を見つけるだろうか。
よくわからないけど、充足感を持つし幸せな感覚を抱くような気がする。
それでいいんですかね〜。
>>217 木皿さんのラジオドラマはCDでまとめて販売してくれないかな。
ラジオドラマはカバーするの大変なんで。
1回も聴けた試しがない。
この間某テレビドラマを見ていたら、理想論を語ってキャリアの警察官が簡単に仕事を辞めた。
現実では中々辞められるものではないし、バイトの面接一つでもだいぶ厳しいし、落ちたら結構辛いものだ。
こう言ったらなんだが、普通のテレビドラマなんかでは、気軽に退職したり、上司をぶん殴って辞めたりが平気で起こる。
それはフィクションであることの甘えなんじゃないかと思った。
すいかでは中々仕事辞められなくて苦悶するじゃないですか。
それがリアルな苦しみであり、共感できる理由だとさっきふと思いました。
220 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/02/26(日) 12:17:06.82 ID:/1KXBq4J0
。
221 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/02/27(月) 13:04:24.99 ID:/aBfExRV0
最新作はまだですか
222 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/02/27(月) 21:22:58.57 ID:sBXVqTHXO
木皿さんも野島伸司みたいに、最終回まで全部書き終えてから
撮影を始める流れでドラマ化してもらえないのだろうか?
…といつも思うが、難しい事なのかな。
自分で見ながら感情移入して、
当初の想定してた話から変えちゃう人だからなあw
それに、着地点(最終回)は具体的に考えず、行き当たりばったりで書いてるらしい
連続モノのいいところは、回が進むにつれて、役者も役にハマっていったり、
長期で書いている流れで当初の予定とは異なる発想も湧いてきたりして、
脚本も熱が入って、より一層面白くなる点があるので、
それを人一倍重要視してると思う。
だから全部書き終えて放送するくらいなら、「連ドラ」を書く意味ないと思ってそうな気がする。
224 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/03/01(木) 00:54:44.83 ID:1S3IEGdAO
そうなんだ、そりゃ御本人も周りで関わる人も大変だね…
でも、そのやり方で良いものが実際生まれるんだから仕方ないわ
気長に新作を待つとします。
連ドラじゃなくて、単発ドラマでもいいと思うんだけど。
NHKでもまた書いてほしい。
映画の話は何年も前からあったけど、どうなっちゃったんだろ。
担当の人と揉めたらしいがw
>>222 普通のサスペンスとか、ハリウッド風のエンタメ臭の強い作品ならば、構成を最初にしっかり作って計算して順番に書くんでしょうけどね。
この前あった盗作騒動なんかは、そういう系統の作品かな。
木皿さんのは盗作される心配のない作品ですね。
アイデア先行じゃなくて、いろんな諸々を慈しむ感じ。
同僚が会社の金を横領して逃亡する話を書いても、すいかのあの感じは出せないですからねえ。
ホントに稀有な作家さんです。
心が弱っている時にDVDを観ると、そっと支えてくれる感じ。
眠れないので、セクロボ見ます。
セクロボ一話
眠れぬ夜だったから一年ぶりに見たけど、大して慰められなかった。
やはり、全体テーマがあってそこからぶれないようにきれいに整理するのではなく、今ある現実感覚に諸々言っている気がした。
学校でいじめられていることを親に相談できない子供の水臭さ。
生きている実感を何かで確かめたい。意外に身近なものに感じられるはず。
生きているのは仕方なしにではなく、自分が生きたいから生きているんだ。
自分の人生に選択肢がないように思っているが、人は自由なんだ。
人は一人で生きているわけではなく、お互いに関わっている。
お互いに責任が発生しているから、自分が社会に関わっている意識を持つ必要がある。
みたいなことを諸々思うというか。
話について二人で諸々感じたことを色々入れていくから、言いたいことが配列よくきれいに並べられていないんだと思う。
とりあえず、テレクラ五ヶ条には笑えた。
諸々だよねえ。
生きる、ってことについての雑感って感じかな。
三日坊主エピソード。
二話が恋愛について諸々の雑感。
その雑感が色々と含蓄があるんだよね。
味がある。
ワンセンテンスでまとめられない諸々な感じなんだ。
セクロボ二話
を見ていて思ったのが、後半必ずホロッとさせられるんだよね。
三日坊主の最後もそうだった。あれはしんみりした感じだったか。
クライマックスで驚きの展開や真実が明かされ、感動する。
電話でニコが彼女の声で語りかけてあげるところとかね〜
ああいうのはやっぱり他の作家の技術とも共通するような見せ場なのかも知れない。
セクロボ三話
お歯黒女
何度見ても突き刺さってくるエピソードだなあ。
依頼人が実はお父さんというのも地味に利いている。
カッコいい仕事を選んだり、金銭的な価値を異常に重んじたり。
それがかなわないと鬱になり死にたくなるのは甘えだよね。
テレビを見ると成功者を讃える番組があり、誰でも努力すれば不可能はない、と思うがそれは間違いで、成功の陰には数え切れない挫折がある。
現実は、しょぼい人生だし、誰でもできるようなつまらない仕事をしないといけないし、退屈で平凡な毎日が続いていく。
だからといって犯罪を犯すことは正当化されない。
鬱になったり、投げやりになるんじゃもっとつまらない。
奇跡を信じて前向きに生きていこうじゃないか。
つーことですわな。
こうやってまとめてみると、やっぱり説教くさいかな〜
でもきれいごとだけのドラマや、下品なドラマとは一味違うんだよね。
232 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/03/17(土) 02:21:24.95 ID:7gvwQr5PO
。
セクロボ三話
お歯黒女
テーマをキーワードでくくると見える気がしました。★仕事とは?
金かやりがいか。
それ以外じゃないか?
★人生の価値の測り方
金額や名誉や変わったものの中にではなく、平凡なものでも各自持っているもの。
★幸せとは?
サンドイッチを食べて幸せ〜って言ってたロボ。
★人生について
★生きる意味は?
特別な才能はなくて、平凡であっても生きる意味はあるのか?
あるよ!
セクロボ六話
★家族について
家族とは、元々バラバラだったものが集まってできあがる。
→家族についての諸々の雑感が散りばめてある。
ちょっといいメモリアルなシーンがある。
人文字。
堪忍袋、うしみつ様、ハンバーグさんはパスしました。
セクロボ八、九話
プッチーニ
★死ぬとは
死んだからって、切り換えてすっきりしてんな!
死んだら少しは引きずれよ!
死ぬってことは大変なことだ。
誰か人がいなくなって終わりじゃない。
病院に入院して色々考えていたのかな〜と思いました。
現代社会について考えていくと、生きる意味、お金、社会的成功への渇望と挫折、平凡な日々、生きている実感があるか、死、ということなのかと思いました。
>>235 小林聡美さんの演技について過去ログに意見がありますが、
やっぱりすいかの時と違って魅力的な感じだった。
演技力あるんだな〜って思いました。
何やっても似たりよったりの人もいますが、確実に意識して演じわけられるのが凄い。
女優さんなんだな〜と。
三谷幸喜は自分の映画で奥さん使いたくなかったんだな〜と。
ケツの穴の小さい野郎だとも母と話ました。
ケチだね。ヤダヤダ。
三谷アンチだったとは
正直がっかりした…
>>237 作品は好きですが、人間的にどうかと思いますよ。
目立ちたがりだけど、自分以外が目立つことが耐えられない。
友達や奥さんが自分を差し置いて目立つことに耐えられない人なんじゃないかと。
要するにケツの穴が小さい。
セクロボ十話
もえもん
★お金で人は幸せになれるか?
→なれない。
はっきり言い切ってるところが凄い。
ホントになれないように思えるのが凄い。
お金は必要なだけあればいいってBSのドキュメンタリーでも言ってました。
一気に最終話。
セクロボ十一話
★自分の信じるものに従うのか、周りに合わせていくのか。
自分自身を失う。
変化していく。
最後、かずみちゃんとデートする流れに一気になりました。
毎回ロボを気持ち悪そうに見るかずみちゃんですが、つくづくロボはミスキャストだな〜と思います。
あんなイケメンじゃない俳優のほうがよかったのかなと。
まあそれだと連ドラの主役は厳しかったんでしょうが。
生きること、死ぬこと、お金のこと、助け合うこと、自立すること、欲張らないこと、変化すること、次に行くこと。
すいか一話
ハルマゲドン
終わったと思った世界が再び始まった。
一話目は最初の紹介という感じで、特にテーマって感じのことがなかったような。
キーワードとしてはハルマゲドンですね。
人の死の重さについてセクロボで仕込まれてからすいかを見ると、絆の双子の姉が死んだのは強烈なことなんだと再認識しました。
人の死の重み、生き残ったものへの重大な影響を木皿さんは表現したかったんだと。
退屈な日常と対比するものとして、馬場ちゃんの三億円横領と逃亡があり、馬場ちゃんはお金と引き換えに平凡で退屈だが平和な日常を失った。
出ている人達はみな孤独で孤立している。
すいか二話
最初、ストーカーの話かと思ったがそうでもない。
キャラクターごとの課題がある。
毎回テーマらしきものはあるが、各キャラクターの課題との関連性がある。
響一、女性を求め、かなわなくてもいじけない。
基子、親からの自立、自分の人生に自分自身が責任を持って生きる。
絆、死んだ双子の姉の死を乗り越えて次に行く。
みたいな感じ。
ふと思ったが、
他者への優しさがテーマかと。
彼女に振られた響一をハピネス三茶に連れてきた間々田さんの優しさ
響一を慰めた教授
響一を励ました絆
絆にお姉さんの分のケーキもあげた響一
基子のために一万円を握らせた母親
ゆかにおこづかいをあげた基子
まあ、テーマというか、他者に優しくするシーンは木皿ドラマには多いと思うけど。
一話で基子は絆にお金を貸してあげたし。
木皿ドラマを見て癒されるのは、他者への思いやりや優しさに溢れているからなのかも知れない。
よくあるテレビドラマだと、私は可哀想じゃない!優しくしないで!
なんてセリフがあったり、他人の好意を拒否したり踏みにじったりは普通だが、
木皿ドラマでは、戸惑いつつも助けを受け入れ、お互いに優しくしていく。
人は人にしか助けられない。
すいか三話
●お金の話
数字だけで中身がない。
→やりたいことに使う。
→やりたいことは?
→数字じゃなくて、中身をしっかり知る。
→数字で量ったものじゃなくて、精神的に満たされることを望む。
●死、終わりはいつかくる。
この二本立て。
つながりは?
→全くない。
●終わりつながりでアイスの当たり棒。
最後が終わりでつながるだけ。
話をまとめる最後のゆかのナレーションは、終わりを迎えることについてのみ。
セクロボ各話は、木皿シナリオについてはテーマが一つだが、
すいかは複数が絡みあっているため、わかりにくく、最初の頃は雰囲気を感じてなんとなく見ていたようだった。
やっぱり諸々な感じはするのだ。
テーマは一つのほうがいいかなあ。
シナリオってのは大雑把なものなんだなあと思いました。
まあ当たり前なんですが。
無駄があって、きっちりしてないからいいとも言えるし。
すいか四話
●仕事とは?
基子と絆の話でテーマが一致している。
教授も京都へ仕事に誘われて揺れている。
やっぱりこれなんだろうな。
お金、仕事のテーマはどのシリーズでも入っている。
このエピソードでは、仕事の内容じゃなくて、(一緒に働く)人が重要だとかって結論だった。
セクロボでは、押し付けられた仕事でも自分のやり方でやり通すのが仕事。
木皿さんは、若者が簡単に仕事を辞めてしまう風潮を批判している感じはある。
ドキュメンタリーで途中で投げ出すように辞めたADにこだわってたもんなあ。
確かな何かがない。とかなんとか言っていたかな。
仕事をしている実感がないとかなんとか。
仕事なんて色々あるし、嫌なものにしがみついていてもしょうがないと思うからじゃないですかね。
辞めて色々やっていくと、結局世の中は金で動かされてるだけだよな〜と痛感しますけどね。
売れそうなものを作る。
数字が大事で、中身なんかどうでもいい。
儲かればなんでもいい。
一応きれいごとは言ってそれっぽい感じにするだけ。
じゃ、嫌になったら辞めればいい。
と思うんですが。
続く。
話を戻すと、テーマを一つに絞って話をまとめると、統一感が出て見やすい。
まあ、ゆかのエンディングモノローグはテーマとは関係なかったけど。
やりたいことは?
人は変われる。
のフレーズは出たが、答えがいつも突拍子もない。
マジシャンとか。
あえてリアルな職業を言わないのは、
突拍子もないことだってあり得るから、諦めるなってことだろうか。
特定のリアルな職業を言うと、成功志向っぽくなるからというのもあるかな。
パイロットだの、宇宙飛行士は不味いわな。はは。
シナリオは難しい。
245 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/04/03(火) 20:30:21.69 ID:EnX9xQLW0
そういえば、このごろオーゴス見ないな。
246 :
245:2012/04/03(火) 20:39:49.38 ID:EnX9xQLW0
すまん。ぐぐったらわかった。
「ナビスコ」のCMに出てるのオーゴスなんだな。気づかなかった。
すいか五話
●友達
野ブタでもセクロボでもあったが、友達だから助け合う、許す、いいなあ。
もっと先にあるのは、自分以外の誰かのために走る。
他人のために何かすることは、自分を犠牲にすることではない、と野ブタであった。
セクロボの任務も全部他人のためだし。
人形つながりが心に残るんだよなあ。
いい話だ。
フレンドシップって言葉がしっくりくる。
友情のしるし。
お歯黒女も、ありがとうの言葉で元気をもらって、今日も頑張る。
素晴らしい。
すいか六話
●恋
基子は恋愛しないが、他のキャラはなんらかの恋に絡んでいる。
セクロボやQ10の前に恋愛扱ってるね。
野ブタでも、恋ねえ、なんて言ってダブルデートしてたし。
絆のお姉さんが冴えない男と駆け落ちしようとしてた、って話が納得いかなかったのだが、
親の言いなりではなく、自分らしく生きようとしていた、ってことらしい。
基子も恋愛的なエピソードがあったほうが流れとしっくりくると思うが、恋愛ゼロの役だからしょうがないのかも知れない。
初恋の話なんてしてもおかしいかな。
考えてみれば、基子は最初に恋愛ドラマを見ていて、恋人の喧嘩を見に行ってたからクリアなのかな。
恋は人を狂わす。
って話かと思うが、
恋をする=生きている、
つまり死んでいる、と対極にあるというまとめだった。
そういえば、セクロボのごぼ蔵の彼女は死んでいたっけか。
つまりは、生きている、って話なんだよね。
恋をすると生きている実感がある。
一応切口は恋愛なんだけど、馬場ちゃんが死んだ人間だとすれば、生きている基子は、生きている幸せを実感すべきということなんだろう。
去年の夏の書き込みは冴えてたなあ。
今も同じことを思うから似たようなことしか言えない。
一つだけ追加すると、すいかの響一、セクロボのロボ、野ブタの彰、マリ子、
みんな振られちゃったり異性への思いが叶わなかったけど、
振られた後の振る舞いが素晴らしくて泣けてくる。
すいかのラストで警告されたように、現代社会の問題としてストーカー事件の激増がある。
振られてるのに、諦めきれない。
ってことだもんね。
まあ爽やかにとは行かないけれど、振られても自分だけは自分の味方でいないとね。
ロボはいいこと言うなあ。
すいか七話
去年はいいと思ったが、これは木皿脚本じゃないと強く感じた。
実際違うわけだが、内容の方向性に重大な影響を与えずに、話を書いたのではないだろうか。
豊胸手術とか、オカマのセミナーとか。
部長が今更自分の立場を心配しているのも変だし。
絆のメジャー雑誌進出の話だけは後にまた出てきた。
テーマは才能についてみたいだけど、これは微妙だよなあ。
才能云々より、やりたいと思うことがないのが問題なわけだし。
まあ、一般的にはやりたいことはあるけど才能がないから無理って話なんだけど、そういう苦悩の話じゃないような。
とりあえず見合い写真の件は失礼だともう一度言っておく。
すいかを一時中断して、木皿夫婦のドキュメンタリーをまた見ている。
男性が病気で倒れたのは、すいかの翌年だ。
野ブタ、セクロボ、Q10とわかりやすくなったり、センチメンタルな感じになっているのは、
女性がメインで書くようになったせいではないか。
男性のほうは哲学っぽいというか、抽象的な物言いをする。
女性は具体的で生活感のある表現が得意で、内容がしっかり入ってくる。
すいかの後に倒れて、それから入籍した経緯を考えると、この女性は優しい人なんだと思った。
修司は優しかったよなあ。
野ブタ以降の作品では、すいか以上に優しさに溢れている。
優しいという特性では、女性らしい優しさに男性はかなわないと思ってしまう。
思うのだが、男性の優しさってのはさっぱりしているというか、ぶっきらぼうな、省略の優しさ。
女性の優しさは全身全霊というか、寄り添う優しさ。
一緒に側に寄り添い、ご飯を作ってくれたり、愚痴を聞いてくれたり。
男性の優しさは、余計なことを言わず、お金たくさんくれたりみたいな感じ。
女性みたいには、男は中々できないわけだ。
すいか八話
火星とガン
このエピソードは、終わるというキーワードでまとめられる。
綱吉が星。とタイプしたところとか。
星。=星ピリオド。星、終わり。
なんでもいつか終わりがくる。
綱吉がいなくなかった=死んだ。
どんな星も終わりがくるということ。
亀が動かなくなったのも、終わりがきたから。
馬場ちゃんの逃亡は終わると見せかけて終わらなかったが、とにかく、何にでも、いつか終わりが来ることを暗示しているわけだ。
綱吉は後の話で戻ってきたが、それはそのエピソードのことだし、後で亀が動いても、終わりの暗示には違いない。
また始まったからどういうことだろうと思ってしまったが、とにかく、終わりはいつか必ずやってくる。
このスレの最初のほうで話題になっていたが、母親の人の匂いがした発言はこのエピソードであった。
自分がガンだとわかってからだから、尋常な心境じゃなかったってのは当たり前なんだよな〜。
教授の友達も同じ病院に入院していたから、(言った人の中で)ごっちゃになっていたんだろう。
自分はガンで死ぬかもしれない。夫とも口をきかないし、娘は家を出て行った。
娘の生まれた後の話をするのは自然だし、むしろベタですらある。
人は孤独な存在であり、辛いけれど、自分の人生は自分で責任を取って生きていかないといけないのだ。
思ったのだが、七話のシナリオが書かれていた時に、この八話のエピソードはある程度完成に向かっていたのではないか。
後の展開の尺を考えると、ここの前でもう一話必要となりそうで、七話の山田脚本の追加になったのかと思った。
ならば、大手出版社と揉める絆の前段階を七話に入れても不思議ではなかったわけだ。
八話のシナリオの完成が遅れたため、七話の山田脚本が急遽書かれた気がする。
現場の混乱ぶりが想像される。
メイキングで浅丘ルリ子怒ってたもんなあ。
セクロボのメイキングでも浅丘ルリ子はシナリオの完成が遅いと文句言ってたな。
すいか九話
人との出会いの不思議さ、縁。
しかし、永遠ではない。
いつか別れは来る。
教授の友人の死。
いなくなった綱吉。
すいかの墓。
絆の問題の本題にかかってくる。
死んだ姉を忘れないが、忘れていい、ということ。
響一が休みを取って戻ってくる話は感動的だった。
実際、無理かと思ったけど言ってみたら伝わった経験を思い出したりした。
綱吉との別れから、お姉さんの死まで思いが至る。
20年後に自分が何をしているか、なんてことは自分で決めることができるんだ。
想定内のつまらない未来が待っているとは限らない。
希望を持って生きていく。
何が起こるかわからないから、怖いけど生きていく。
自分で責任を取るような生き方をしないと、納得のできる人生は送れない。
言えば伝わる、というのは最初響一が言っていたけど、基子のお母さんもそうだと。
木皿さんの脚本は天丼みたいな手法が多いと思っていたが、単にテクニックだけじゃなくて、気持ちが乗っているというか。
基子は自分で決めて、その結果不幸になっても構わない、と言っていた。
でも、そうだよなあ、と思う。
自分で決めないとね。
最後に馬場ちゃんが苦しいと言いながら走っていたが、考えてみると、馬場ちゃんは犯罪者だけど、自分の責任で自分の人生を変えたんだなあとも思った。
人の縁の不思議さと、いつかは終わるとナレーションで締めた。
ほんとよく出来た脚本だよなあ。
でも、自分の人生を自分の責任において変える、とは言っているけど、そんなに激しく変えることは推奨(?)されてないよね。
なんというか、木皿さんってハルマゲドンだの宇宙だの大きいことを言ってるけれど、実際は慎ましい感じがあります。
箸箱にご飯を詰めるのも、みんなのためにクーラーを買うのも。
だから、変えるって革命みたいだけど、実生活から著しくは乖離しないんだね。
すいか最終話
●自分はここにいるよ。
去年の書き込みでは、
中身を知らずに、金の大小や数字で物事の価値を判断するのは止めよう。
という主張と、自分の責任に置いて自分の人生を決定すべき、という主張との両立は無理があるのではないか、と指摘した。
最終話でははっきり、馬場ちゃんは自分の間違いを認めた。
三億円横領は、数字にこだわった結果引きおこした間違いと言えるわけだ。
つまり、自分の責任において、自分の人生を決定すべきだが、それは自分のやりたいこと、中身にこだわるべきであり、金額の大小や数字だけで決めるべきではない。
という風にまとめれば矛盾はしない。
包丁で刺す行為によって、自分はここにいるよ、と言った少年のように、
馬場ちゃんの行為も、職場では軽く見られていて存在しているかどうかわからないような立場だったから、
三億円横領することによって自分の存在を示した、とも言える。
●面白いアイデア。
単に基子が馬場ちゃんに会うシーンに行くんじゃなくて、馬場ちゃんと片桐刑事との追走劇を挟むのがうまいアイデア。
シーン展開として、馬場ちゃんに会いに行ってそのまま会った、
と退屈なシナリオならしてもおかしくないがちょっとした追加シーンで変化が出る。
●綱吉が戻ってきた件だが、最後の最後だ。
なんで戻ってきたのか?
なんて疑問をなんで思ったのか。
戻ってこないって結論で絆は色々とケリをつけたからね。
ポイントははっきりしたから、綱吉は戻ってきてよし。
●仕事の内容よりも、人との関わりを重視する、という件についてだが、
信金のOLだった木皿女性は、ラジオシナリオコンクール受賞から始まり、木皿男性と出会ってから色々な脚本を一緒に書くようになった。
自分一人でシナリオコンクールは受賞できたが、木皿男性との出会いからプロの書き手になれたわけだ。
思わぬ人との出会いで人生が開ける、なんてのは木皿ワールドの真骨頂であるが、自身の経験から来る強い思いでもあったわけだ。
人の縁とは不思議なものだ。
そこで私は思う。
たとえ今後出会いがなくても、私は自分一人でやりたいことができるようになるのだろうか?
それとも、運命の出会いのようなことがあるのだろうか?
野ブタで言っていたように、モグラのように、穴を掘り続けるしかないのだろうか?
答えを知りたいから、私は生きていく。
自分の責任において、自分のやりたいことに向かって、全力で手を伸ばし続ける。
私はここにいる!
すいかよ、また来年。
>>258 綱吉からの自立がテーマのエピソードととの書き込みがあったが、わかりやすく言い換えると、
綱吉がいなくなって随分時間が経ち、死んだと受け入れるしかなくなる。
綱吉はずっといるもんだと思っていた=絆のお姉さんもずっと生きていくと思っていた。
みんないつか死ぬ=終わりはいつか来る、ということを受け入れないといけない、ということを絆は理解した。
お姉さんは早死だったから受け入れがたかったが、綱吉は猫だから人間より早く死ぬことはわかる。
そこからお姉さんの死を受け入れる心の回路ができた、ということだね。
絆はお姉さんの死を受け入れて前に進む気持ちになったから、綱吉の役目は終了して、生きて帰還したわけだ。
考えてみると当たり前だと思ったが、なぜわかりにくかったのか。
双子のお姉さんは回想シーンでしか出てこなくて、始めから死んでいる。
視聴者目線から言うと、まあ関係ないというか、死んだ前提で話は展開しているから、響いてこない。
最初は双子で話が展開していて、5話ぐらいで亡くなったらインパクトはあったかもと思うが、それは構成上ありえない。
人が死んだことを受け入れるのには時間がかかるというポイントもあったわけだし。
だから理解するのにも時間がかかってしまったんです。
まあ死んだって言ってもドラマ上のことだし、みたいな。
年月の流れの無情さ、もう戻って来ないあの時、みたいな感覚は歳を取ればみんな思うようなことでしょうが、
私は高校卒業してからしばらく浮いたような感じで、30過ぎてから色々わかってきたって感じですかねえ。
歳を取ると、嫌でも色々なことに向き合わないといけなくなります。
野ブタ。に向けて。
すいかでわからなかったのが、絆がお姉さんの死に苦しみ続けていたことと、基子がやりたいことがみつからないこと。
野ブタでわからなかったことは、修二がまり子を好きにならなかったこと。
高校生の癖に性欲が感じられないこと。
まあ、実際にそんな人がいたら理解できないというレベルの話なんだけど。
だとしたら、上記のキャラクターの性格はリアルじゃないのか、どうか。
リアルじゃないと思う。
上記キャラクターの性格は、ある特定のテーマを見せるために規定されていると思われる。
基子は鬱病だとか、絆はメンヘラだの言っている人がいたが、特殊なキャラクターを現実的に解釈しようとしているだけで、無理があると思った。
修二はさしづめゲイじゃないか、とか。
そういう話じゃなくて、
基子は自分の責任で自分の人生を決められない人の代表だし、
絆の葛藤は、人間はいつか死ぬという悲しさを代表している。
修二は嘘をついてまで、人によく思われたいという人間の持つ欺瞞性を代表している。
私、大きな木になれるかな?
誰にも引っこ抜かれない、大きな木になれるかな?
野ブタ。一話
柳の木が引っこ抜かれた。
野ブタも引っこ抜かれる。
突然気づいたが、野ブタ。は、毎回ミッションがある。
それをクリアすると、また次の無理難題がやってくる。
一話でのミッションは、強欲堂での本の立ち読みである。
ミッションクリアが話の中核であり、思わぬ知恵や団結力を発揮してクリアするから、見ていて気持ちいいわけだ。
どうでもいいが、一話では野ブタの話し方は普通である。
山下清みたいな話し方は二話からかな。
誰もやったことがないことを、力の限りやってみろ。
そうだね。
やっぱり野ブタ。を見るとテンション上がるな。
不確かな世界で、なんとか自分の居場所を見つけ、引っこ抜かれない大きな木になるんだ。
さあ冒険の始まりだ。
野ブタ。二話
ミッションは、野ブタをオシャレにすること。
しかし、実際は最後に野ブタはペンキの制服を着るところで終わる。
二人はセンスの悪い服を着て見せて、野ブタに髪を切らせ、オシャレな服を着させることに同意させる。
ダニの体操服写真から、どんな服着ていても笑顔でいようと思う野ブタ。
ペンキの制服を着てくる修二と彰。
野ブタがニヤリ。
この一連のアイデアが光っている。
やっぱりこの時期の木皿ワールドは冴え渡っているとしか言いようがない。
すいかの不可解な単発ギャグの連発みたいな無理がなく、全体が有機的で流れるような展開だ。
やっぱり女性主導で書いたからじゃないかな〜とは思う。
男性が好き好んで言いそうな、曖昧で抽象的な物言いがないと思う。
よくよく考えてみると、アフリカの子供が自分の捨てた体操服を着て笑っているのを驚く、なんてのは、
食べ物に文句をつけている子供に、アフリカの飢えている人達について言って反省を促す親の感覚と大差ない。
違いは、子供本人が自分で気づくところ。
笑えるんだ、という表現。
30越した信金のOLより偉いと思ってしまう。
基子のアイデンティティークライシスとか、つまんないよな、やっぱり。
高校生だから将来の希望があるというより、もっと大きい、大事なものを見ている感じがある。
野ブタ。三話
今回のミッションは、文化祭でお化け屋敷を成功させること。
バタバタしてる感じが文化祭っぽくていいなと思う。
ウソつき修二の暗い影も濃くなってくる。
モグラのように掘っていき、誰かと出会うのだろう。
そして、二度と会えなくなる。
精一杯生きていこうと思うのだった。
後で振り返ると、あの時は楽しかったんだと思うのだろう。
最後にケチつけるわけじゃないけど、高校の文化祭って一度じゃなくて三度あると思った。
野ブタ。四話
今回のミッションは、いいよの日の告白を成功させること。
野ブタと修二は何を選択したのか。
修二の嘘が手帳でバレそうになる。
野ブタ、彰、修二の関係がバレるのが問題なのだが、誕生日がバレてしまう程度で済む。
どうでもいいが、セバスチャンが学校で女性とデート(?)するのがおかしい。
勤務中だしねえ。
バンドーとの歴史的な和解(?)は感動的だが、去年散々書いたかな。
人は変われる、というのがテーマとすると、嘘つきの修二も嘘をつかない人間に変われるということか。
嘘をついてうまくやりすごそうとするのは間違っている。
これもテーマだよね。
助っ人として根本ノンジ氏の名前をクレジットで発見したが、野ブタの全体的に軽妙な面白さがあるのはそれが理由かもしれない。
セクロボのうしみつ様も面白かった。
ギャグ的な軽妙さだけでなく、シナリオっぽい展開の軽妙感(?)みたいな感じ。
根本さんは河野Pのブレーンで結構いろんなドラマに関わってますよ
今は火曜深夜のマジカルラジオという番組でシットコムに挑戦しています
面白いですよ〜
>>269 前に名前で検索して録画したけど、結局ろくに見ないで消してしまった。
面白いんですかー。
野ブタ。五話
恋ねえ。
恋愛してイメージアップを狙うミッション。
ダブルデートの顛末は、むしろ修二の欺瞞を強調させる感じになる。
まり子はどういうスタンスで参加しているか曖昧だが、修二は彼女を利用するだけしているし、気のいい女の子だなあと思う。
おいしいお弁当を毎日作ってきてくれるし、まり子を好きにならない男はいない気がする。
まり子はプロデュースの件は知らないわけだし、もっと詮索してもよさそうなものだが、そこの処理が微妙な気がする。
どうでもいいが、このデートがデートっぽくないというか、あまり楽しい感じではない。
そういえば、木皿さんは他のドラマでもデートシーンはほとんどないと思う。
Q10なんかでも素朴だったような。
彰が野ブタを好きになって追っかけてくるし、また蒼井が入ってくる流れにつながる重要なエピソードではあるが、個人的にはそんなに好きじゃない。
おじいさんが水族館で倒れて嘔吐しているのを野ブタは助けようとする。
シッタカは戸惑う。
電車の中で誰かが倒れると、誰かが助けていることがある。
自分は知らんぷりする。
駅員さんがなんとかするんだろうと傍観する。
そんな嫌な感じを思い起こさせるからだろうか。
大抵は人がたくさんいて、率先して助ける人がいる。
自分は傍観しているだけ。
話の内容とは関係ないが、そんなことをいつも感じてきた気がする。
実際、大抵のことで単なる傍観者なんだよね。
自分が関わることで、面倒に巻き込まれたくない。
だから傍観者でホッとしている反面、どうしようもなく世界と関わっている感じは薄いです。
自分は関係ないくせに、あーだこーだ勝手な噂話はする。
噂はどうでもよくて、自分のことをよく知ってくれている人がいることで良しとする人がいる反面、
自分は勝手な噂話をする、傍観者側だからつまらないのかな。
わかったようなこと言うんですけどね。
木皿男性が、生きている実感がない、ってよく言いますが、それって言い換えると、
当事者意識が薄い、ということなのかなあと思う。
世の中色々あるけれど、自分はあまり関係ないんですよねえ。
ボランティアしてまで関わろうとは思わない。
自分のことで忙しぶってるんですが、関心が薄すぎて、なんだかな〜って感じです。
生きている実感ですか。
難しい。
野ブタ。六話
野ブタのキーホルダーを作る話。
先生が詩を書いてたけど、金にならないから止めた話が痛い。
野ブタのキーホルダーはどうでもよくて、お金のために夢を諦めたり、つまらなそうな顔をしてしたくもない仕事をする大人たち。
キーホルダーを作って売れて喜ぶのは、サラリーマンに向いているということではなくて、自分で作った商品を売って生活していくのがやりたいことなんだと思う。
自分が書いた詩を出版して生計を立てていくようなことです。
そんなうまくいくことは、あまりないんだよね。
他人の作った、自分にとってはどうでもいいものを、さも凄いものだって顔をして売り歩く。
大体そんな感じじゃないですかね。
これって、SKEのファンが見るドラマですよね。
このスレに関係した感じで言えば、ジャニーズの二人を見るために野ブタを繰り返し観ているわけではないし、
AKBセンターの人を見るためにQ10を観ていたわけではありません。
あくまで木皿さんのテレビドラマを楽しみたいから観ているだけであり、
ジャニーズだったり、AKBの人はたまたまキャスティングされているだけです。
根本コメディを観たい!という層は残念ながらあまりいないと思うので、
どうやったらSKEの子達が魅力的に見せられるか、みたいな視点のみで作られている感じがして拒絶しちゃうんですよね。
あまりネームバリューがない作家としては、そういう制約を乗り越えて書いていっているのかもしれませんが、
作家以外の製作者サイドは、深夜枠だし、アイドルファンを満足させるような作品を目指している気がします。
というわけで、今回も結局ロクに見ないで消してしまいました。
押し付けられた仕事でも自分のやり方でやり通す、というよりも、
現実には、枠の意図を無視して自分のやりたい世界観だけやる、
ってわけにはいかない気がします。
AKBやSKEの子達は可愛いんでしょうけど、なんか人数多いだけにしか思えません。
野ブタ。七話
放送コンクール
観るたびに印象的なのが、まり子が修二を昼休みに迎えに来た時、
修二が野ブタの放送レポートに夢中になっていて、まり子が来たのに気付かず、まり子が辛そうな表情をしているシーンだ。
まり子に嘘をついていたことを言う前だったので、凄く不思議に思える。
一応、先輩に告白されたとかあるんだが、修二はまり子に自分の本当の気持ちを伝えないといけなくなる。
また、野ブタの修二ビデオの分析により、修二の性格についてわかる。
修二が嘘をついたり、我慢しているのは、周りの人を大事にしているからだと。
なんだかんだ、まり子と修二のやり取り、野ブタと彰のやり取りが印象的だ。
やっぱり好きだけど報われないとか、好きだけど片思いって辛いよね。
すいかでもセクロボでもあったけど、片思いは印象的なのだ。
片方の強い思いに、他方は応えることができない。
野ブタがお父さんと言った時に、私は君のお父さんじゃないと突き放した。
そういうのも入れれば、すいかでもセクロボでも山ほどあったかもしれない。
辛いよね。
要するに、受け入れてもらえない辛さ。
受け入れてもらえないということは辛いことだけど、きっといいことがあると信じて生きていくしかないんだよね。
でもとりあえずは、拒絶された時に耐えるしかないんだなあ。
なんとかなるもんですよね。
すいかでは孤独について描かれている。
野ブタでは、奇跡的な出会いについて描いてはいるが、やはり奇跡的なのであって、
孤独で孤立している現代人を描いていると思う。
孤独とどう付き合うか。
いつか素敵な人と出会えると信じて掘り続ける。(野ブタ)
孤独だが、自分は自分の味方でいてあげる。(セクロボ)
孤独だからといって、他者を傷つけない。(すいか)
自分が今持つ人とのつながりに感謝の気持ちを持つ。(野ブタ)
他者に思いやりの気持ちを持ち、優しくしてあげる。(野ブタ。すいか。セクロボ)
みたいな当たり前のことを木皿さんは書き続けているんだなあ、と改めて思いました。
野ブタ。八話
落ちていく修二
人を助けて酷い目に遭って、まり子の弁当の件で嘘つきとバレて、クラスメートを見殺しにしたのが捕まる。
実際、クラスメートじゃなかったらスルーはOKなのかという問題はあるが、
とにかく修二が嘘をつき続けた報いを受けたと言える。
だから、単純にみんなに信じてもらえないことの恐怖を描いただけではない。
というか、修二は嘘ばかりついていたから信じてもらえなくなったと考えれば、うまくハマっている。
まり子の弁当を食べていたふりをしたのがバレた後の様子がわからないで、
間髪入れずにボコられたクラスメートが修二に怒って完全にクラスでシカトされる。
まり子の件は、まあ言い訳ができるというか、生徒のリアクションもフワッとした感じだろうから省略。
ショックの追い討ちみたいな感じで蒼井の件が浮上してくるのがドラマっぽくてゾクゾクする。
やっぱり自分のことじゃなくて、自分の大切な人に起こる悲劇を防ぎたいという気持ちに共感できるわけだ。
そういうところかな。
野ブタ。九話
蒼井の指示で髪を結んだ野ブタが超美少女だった。
蒼井の件が露呈して、まり子と野ブタのシーンから、修二に自分のことを重ね合わせながらまり子が大丈夫と言うシーンまで素晴らしい。
ああいう風に、振られたことを受け入れられる人間になりたいものだ。
好きな人に振られたとか、自分に起きた悲劇や悔しいこと、しばらくは辛いけど、頑張って立ち直っていく。
大丈夫だと自分に言い聞かせる。
今更なのだが、蒼井も寂しかったんだろう。
寂しいから仲間に入れてと素直に言えず、屈折した形でしか自分を表現できないのだ。
すいかのラストで女の子を刺そうとした男の子と、それを必死で止めた絆を思い起こした。
ここまできて思ったのだが、孤独であること、寂しい気持ち、人に受け入れてもらえないこと、挫折すること、
そういうことって、みんなに起こっているんだよ。
でも大丈夫だよ。
きっといいことあるよ。
ってことなんだろうと思うのだった。
きっと大丈夫。
なんとかなる。
野ブタ。最終回
最終回スペシャルで長めになっていて、色々まとまりなく入っている気もするが、やっぱり見てしまうのだ。
1ヶ月ほどで全部観たのに、第一回目の回想シーンが入ると、それは随分前にあったことのように感じる。
野ブタが普通の話し方をしていた第一回だ。
思えば、修二はクラスみんなを支えていたというか目を配っていたし、
クラスでいじめられる女の子がいれば、当然それを防ぐようにするキャラなんだろう。
ほんとにいいドラマだね。
今度こそQ10見て行こうかな。
なんかオチがどうなのかってことなのかな。
未来からって設定がどうもアレなんだよなあ。
現実の退屈な状況の中だけでドラマを作って欲しい。
ふと思ったが、桐谷修二は人を好きになれなかったが、野ブタのおかげで好きになれるようになった。
Q10の主役もそうだったかな。
すいかの基子は異性には興味なさそうだった。
諦めている感じか。
絆もそうだったよねえ。
セクロボでは人を愛せないキャラはメインではいなかったかな。
考えてみると、人を純粋に好きってよくわからないかも知れない。
諦めている感じですかねえ。
修二が人を好きになれなかった理由は、原作でもよくわからなかったかも。
野ブタの三人の若者は、将来に希望を持って生きている。
というか、自分の将来を考える、という視点さえない感じ。
今は二度と戻ってこない貴重な時間だ、という認識はあるぐらい。
すいかに出てくる大人たちは、大学生を含めて将来を悲観している。
そこら辺をどう考えるかで、すいか派か野ブタ派か決まるんだろうか。
現実は厳しいもんねえ。
セクロボも大人の冷めた視点という感じだったかな。
働いて生きていくということは、過酷なことなんですよね。
こんな時間に書き込みしててアレなんですが。
そんなに楽しかっただけでもないだろうけど、高校までの学生生活はいいもんなんですよね。
回顧的な感じで見られるのは野ブタだけで、それはやっぱり大事なものなんですよ。
284 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/06/05(火) 09:35:41.05 ID:ky8gzZXlO
前にBSプレミアムでやった木皿夫妻のドキュメンタリー番組
放送関係か何かの賞(ギャラクシー賞?)をもらったみたいだね
おめでとうございます!
仕事をすぐ辞めてしまう若者について、テレビドラマでやるのはどうだろう?
NHKの連続テレビドラマで。
例の途中で辞めたADの件はどうなったのかな。
そろそろ連ドラを。
ってまだまだかな。
いま河野Pは映画の仕事をやっているし
24時間TVの方もあるんか
すいかのシナリオを見たら、教授の名前は夏子なんだね。
夏子さんとか呼ばれていたかな。
教授の学生時代からの親友は、なんて呼んでたっけ
なっちゃん?
シアターガイド9月号の記事が楽しみ
>>290 シナリオで出てきたら報告します。
すいか一話(シナリオ)
なんとな〜く読み始めてしまった。
DVDでは何度も見ていて自分なりに結論が出たから、映像では当分見ない気がしたから淋しく思ったのかも。
内容は同じだから、色々と感じたことだけ書いてみます。
()でキャラクターの心情が色々書いてあって、
(煮詰まる)なんてのは演技できないんだなあと思った。
映像で見ると、基子はただ止まっているようにしか見えない。
最後にゆかが基子を煮詰まった人だと評していて、なるほどと思ったけど、シナリオでは何度も書いてあった。
教授は教室で泣いている若い女の子には厳しくて、泣いていた基子には優しくした。
シナリオから来ているのか役者から来ているのかわからないけど、
教授は若いきれいな女性に厳しいんだと思った。
基子はパッとしない見た目だから優しくしたくなった。
女性ってそんな感じがある気がする。
映像を見ていた時はそんなことは感じなかった気もするが、シナリオを読んでいて、そういえば、みたいに感じた。
教授が突っぱねたせいで自殺しようとした女の子も美人だったわけだし。
まあ、陰があると知って最後に優しくはなったけど。
>>292 基子が絆にお金を貸すところ、ごちゃごちゃ言ってるけど、
要するに基子は教授に優しくしてもらって(自分が泣いているところにハンカチをもらった)、そのお返しみたいなもんだと思った。
野ブタでも教頭先生が似たようなことを言っていた。
優しくというか、幸せを人に分けられる人間になりなさいと。
修二もお互いに優しくしたいと言っていた。
それじゃあまりにも単純に過ぎるから、すいかでは捻った言い回しになっている。
お金を貸す人がいないとかなんとか。
困っている人に親切にする、そういうことだよね。
恐らくは、そんな単純な善意を色々捻って表現しているから、わかりにくいとか言われるんだろうね。
単純な話なんだよね。
すいか二話(シナリオ)
基子が実家を出る。
絆が響一をプールに連れて行く。
基本的にはそれだけで、例のプールのシーンは映像ではビルの屋上から見下ろしていたが、シナリオではそんな指定はなかった。
プールの真横で見ているのを想定したかもしれない。
生徒達に頑張れよ!なんて声をかけられるが、映像ではあんなに上から見ていたから、生徒達には気づかれない感じもあった。
ビルの屋上は学校の校舎の屋上かもしれないし、夏休みの間など、普通は入れないかもしれない。
すいかの独特な雰囲気は、演出によるところも多かったんだな、と思った。
ゆかの乱暴なセリフが映像ではカットされていたり、中々興味深い。
エディプス期を通過した人間、親離れ、独立した人格というのは、やはりすいかのテーマなんだと思った。
絆は死んだ姉から独立しないといけないし、響一は女性に依存しないで自立しないといけない。
中々厳しいテーマだよなあ。
>>290 ナッちゃんって呼んでますね。
親友の名前はタマ子ですが。
どうでもいいですが、タマ子が豆腐屋と結婚したから、夏子が大学に残ってなりたくもない教授になったっての、そんなもんですかね。
どうでもよさそうなことですが、前から気になってました。
教授にならなければ普通に結婚してたとか言ってるし。
別に教授になっても結婚できますしねえ。
性格の問題じゃないかと思うんだけども。
見合いの話があって、教授辞められないから結婚断りますとか?
なんかシッタカで書いてる気がしてました。
そういう人(モデル)がいたのかどうか。
すいか三話(シナリオ)
基子が昔の親友がイラストレーターになった記事を聞かされ、とりあえず飛び出して百円玉貯金を使い切ろうとしたところに共感した。
とりあえず、憤りが止まらない感じが凄くわかるのである。
映像で見た時よりも強く感じた気がする。
教授の結婚の発言なんかそうだが、人って自分が歩まなかった人生をこうだったろうとか軽く決めつけるところがあるけど、そんな風になったかどうかわかったもんじゃないと思う。
色々選択肢がある中で、今の人生を選択したのは間違いなく自分なんであって、その成り行きはほとんど必然なんだと思う。
基子は主体的に、もっと意識的に自分の人生を自分の意思で生きようと思うようになるが、今までだってそうなんだよね。
結局、信金の仕事だって辞められないだろう。
それは感謝されたとか、今までにない見方ができたからというよりも、結局はお金が必要だからだ。
やりたいことをやって成功するのは簡単なことではない。
嫌な仕事でも生活のためにしないといけない。
テレビなどで(今回は雑誌の記事だが)、成功者の戯言を聞かされるほど苦痛なことはないと思った。
そんなにうまく行ったら苦労はない。
世の中そんなに甘くないのだ。
とは言え、基子の願いはささやかなものだと思う。
みんなから感謝されたり、受け入れてもらいたい。
みんなに喜んでもらいたい。
そんな感じ。
そういうのを成功者の傲慢さで否定されたくないんだろうな。
しかし、えてして世の中とはそんなもんで、なんでもかんでも数字で評価される大雑把で乱暴な世界に我々は住んでいる。
298 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/08/21(火) 01:11:29.63 ID:358mbWPyO
「すうねるところ」
木皿さんの脚本が大好きで、必死にチケット買ったよ。
会期も迫って来たし、期待と不安でドキドキ…
このスレにも観に行く予定の人いる?
俺も行くよん
木皿ファンとしては新米だけど
チケット入手、困難だったの
301 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/08/22(水) 02:22:41.40 ID:9MpszSb1O
>>300 発売当時は、すぐに完売したけど
一週間後位に調べたらチラホラ空席あったよ
今の状況は分からないけど、
チケットぴあのみで買える特設席(?)みたいのを設けるとか何とか、
どこかで読んだ気がする
その席が残っているかどうかは、未確認です。
302 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/08/23(木) 02:57:35.64 ID:xdz7TMflO
>>299 楽しみだよね
出演者4人のみ、上演時間は1時間20分位(予定)
濃密な内容になる予感…。
303 :
☆:2012/08/24(金) 22:17:14.35 ID:VNTRcn6R0
8月23日(木)の朝日新聞夕刊・文化面に、
木皿泉さんの記事が写真入りで載っていた。
304 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/08/25(土) 02:51:15.12 ID:B7DBew3QO
>>303 うわ、見たかった
どんな記事だったんだろう
年末は金策や仕事に走り、正月は晴れ着で「年を越した」と誇らしく祝う。「子どもの頃、
家族の1年はそんな風に終わり始まり、今を生き抜く実感があった。いつからだろう、変化
がないから止まって感じる時間の中で、生の実感を失ったのは」。脚本家の木皿泉は、現代
人を「生きていない」存在に感じるという。
(省略)
戯曲は15年ほど前に書き、実現しなかった映画の脚本が土台。「怪奇小説好きなトムち
ゃん(和泉)が吸血鬼やぁって。私は日常の話が好き。だから吸血鬼の日常」と妻鹿。
男女3人の吸血鬼が少年マリオを拾い、家族を装って育てる物語。自分は不要な食事を少
年に作り、内職もして生活費を得る。死ねず変化しない彼らは、成長する少年のため行うす
べてが喜びになる。
(省略)
作品には独自の幸せ感が漂う。「出会って1年で普通の夫婦の一生分しゃべった。私たち
が幸せだから」。吸血鬼らが少年のためを思い、互いの関係と感情を咀嚼(そしゃく)して
受け入れる結末は切ない。だがそこには、誰かと出会い、共に生き、次代につないで全うす
る人生の素晴らしさが詰まっている。「自分のためだけに生きられるほど、人間って強くは
ないの」。妻鹿の言葉に「そう、強くない」と和泉がうなずく。「死ねない存在が最後に見
たいと語るのは、ただの死ではなく『一生を終える』夢。その台詞(せりふ)が美しく響く
なら成功かな、と思います」
2012年8月23日夕刊
雑誌「MORE」9月号にも写真付きインタビューが載ってるよ
すいか四話(シナリオ)
片桐はいりが基子と話すシーンが記憶に残る。
いくつかカットされているセリフがあり、
「・・・ここにいながら、逃げる方法が、きっとある。それを自分で考えなきゃダメです」
というのがその一つ。
信金のOLを続けながらも、他に何かやってみるということなのか、思い切って退職して全く別の仕事をやってみるということなのか。
すいかでは結構重いことを言いつつも、(自分の思い通りに生きて不幸になっても構わない、とか)
基子は最後まで信金を退職する様子はなかったし、絆が縫ったリバーシブルの制服を銀行に着ていく程度のことや、
会社をズル休みする程度のことなら違うなあ、と感じた。
他のテレビドラマだと退職してレストランで働いたり、全く別の仕事に転職したりするが、
それだと今の仕事に留まる選択をする人達に誤解されると思ったのか。
馬場ちゃんの三億円横領は間違っていると断定しつつ、では現実世界にいながらも逃げるとはなんだろう―
となってセリフをカットしたんだろうか。
結構セリフをちょこちょこカットしたせいで、内容が曖昧に感じられたなら残念だ。
信金を退職しろ、なんて断定的に書けないのが木皿さんのつつましさかなあ。
創価死ね
創価死ね
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313 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/08/28(火) 03:05:03.22 ID:YExL8oy9O
忘れてたけど今日、初日だったんだよね
台本、間に合ったのかな
物販とかあるのかしら
1000円のパンフレットのみ
>>315 こんな時間にありがとう。
パンフくらいなら買っとくか。
>>298さんの書き込みで舞台のことを知り昨日無事チケット買えました。
ほとんどソールドしてたけどたまたま昨日が当日引換券の発売開始でそれを。
明後日楽しみ。
ありがとう。
>>298です
私は、今夜行ってきます。
ツイッターで、ちらほら出てる感想見たら概ね好評みたい
>>317さんも楽しんで来てね!
舞台って凄いなあ。
そこそこ高額なチケットを苦労して買って、東京だか大阪だかの都会まで電車に乗って見に行く。
服装も気を使うだろうし、時間を確保してお出掛けする。
内容にも相当期待してしまう。
作るほうは責任重いっすよね。
テレビドラマなら無料みたいなもんだし、気楽に録画してリラックスしていつでも見られる。
すいか五話(シナリオ)
友情の話というか、基子と絆が喧嘩して仲直りするような感じがたまらなく好きなんだと思う。
健気で慎ましい。
優しいよね。
中学生だかの女の子同士が、ごめんね〜なんて言って泣きながらお互い謝りあっているような感じ。
喧嘩してからの仲直りっていいもんですよ。
映像だとちょっとマイルドになってるけど、シナリオだと基子は絆に結構荒々しく言っている。
基子が壊した人形の件を絆に説明しているところです。
まあシナリオ本も結構高いですよね。
と思ってチェックしたら千五百円だった。分厚い割にはそんなに高くない。
舞台楽しんできてください。
感想などもお願いします。
>>319 ?
すいかのシナリオ本重版されたの?
んなわけねえか。
>>320 私が持ってるのは放送後に本屋で見たんで買っておきました。
野ブタのシナリオ本も買ったんですが、2冊とも読まないでいたんで、これまた読まないと思ってセクロボとQ10のシナリオ本は買いませんでしたね。
さすがにDVDで見た直後には読むのが面倒だと思ったんですが、時間が経つと別の媒体(?)でまた味わいたくなりますね。
Q10はまだ大丈夫(?)ですが、セクロボは読みたくなってきてます。
絶版で入手困難になってしまってますかね。
大きい本屋のシナリオコーナーに行くとまだありそうな感じはあるんですけどね。
小説に比べてシナリオ本って出版点数が少ないし売れないと思うので、本屋で売れ残りが数合わせで並んでいても不思議じゃないような感じがあります。
一部有名なシナリオ本は文庫本化までされていますが、木皿さんのは無理かなあ。
今調べてみたら、Q10はまだシナリオ本売ってますが、セクロボは出してないみたいですね。
すいかと野ブタは買っておいてよかった。
買っておいても読まない本がたまって大変なんで、今読みたい本しか買わなくなってしまいました。
持ってない本を探してアマゾンで凄い値段がついてたら凹みますね。
やっぱりとりあえず買うべきだなあ。
323 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/08/31(金) 23:16:04.30 ID:Krt/bQYbO
>>319 舞台って言っても、駅前商店街の小さな小劇場
お客さんの服装もTシャツ短パン姿の男性や
女性も仕事帰りや買い物の延長みたいな感じだったよ
(あくまでも現在上演中のシアタートラムの話だけど)
チケット代は確かに安くはない
でも、このキャスト、更に木皿泉作品なら妥当かなと思った
全ての公演が終わる9月末頃、短くレポ&感想書き込むつもり
すいかのシナリオ本いいなー
持ってるあなたが羨ましい〜
324 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/08/31(金) 23:21:26.54 ID:69Dx9wd10
片桐はいりさんが「すうねるところ」観劇してたって目撃情報あり。
あっ、あと言い忘れたけど
昨日の私が観た回に木皿夫妻のかっぱさん(旦那さん)が来ていたと、あとから知って驚きました
あんな小さな劇場なのに私は全く気づかなかった…
え、旦那ひとりだけ?で来れるの?
舞台は高いから行けないわ。
ずいぶん前から書いてるはずの映画はどうなったんだろう…
私も驚きました
神戸在住の方だし、BSのドキュメンタリーで、ご病状の様子を見ていたので…
昨日の夜の回を観た帰りの電車の中で、
関係(?)らしき人のツイートで知りました。
×関係(?)
〇関係者
かっぱさん=妻
大福さん=夫
なんですが。
そうか、勘違いして勝手に驚いてたわ…ごめんなさい
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
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創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
>>323 舞台だとWOWOWで舞台中継か、戯曲の出版を期待したいですが無理でしょうね。
DVDならもしかして、って感じですかね。
木皿作品は繰り返し味わいたいので、舞台はあまり思い入れがない人の作品や、紹介されて付き合いで見に行くぐらいだなあ。
知り合いが出てたら舞台が終わった後に歓談したりなんて楽しいんですが。
木皿女性は舞台後に公開対談みたいなのがあったらいいんですけど、欲しがり過ぎですかね。
すいかはDVDで繰り返し観られますから問題ありません。
やっぱりシナリオは役者が演じてなんぼですからね。
作者の解説やら対談やら収録されているわけではないので。
そういうサービスの需要がある作家だと思うんですけどね。
観劇をたまにしかしない為、舞台を見てる最中
目の前で役者が演じてるという事自体に緊張し
何となくボーっとして肝心な台詞を聞き逃してる自分
その点、WOWOWでの放送やDVD化があると助かる
望み薄かも知れないけど
緊張とは違うけど隣の人の口の匂いや前の人の髪の匂いで芝居に集中できなかった
心をギュッとつかまれる印象的なことばが2-3あってああこれが木皿泉だなあと思ったのに
それがどんなことばだったか思い出せない
残念すぎる
どんだけデリケートな人なんだw
じゃあ映画も無理だし公共の乗り物なんかも無理じゃないの?
一度病院行った方がいいよ。
336 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/02(日) 12:46:31.01 ID:qIg3WkoW0
舞台は最低でも2回は見に行くべきだね。
舞台は初日と楽日を観ると全く別物に化けてる物もあるからね
楽日まで進化していく物もあれば初日の緊張感が維持出来なくて楽日にはグダグダになってる物もあるし
本当に好きなら複数回観ると面白いよ
大金はたいて、口臭が気になったら悲惨やなw
やっぱDVDで見るに限る。
>>335 そういうこと言っちゃう人がキョーレツな匂い振りまいてるんだろうなw
ほんとキツかったんだから
上演中に、咳き込んで止まらなくなってる人が2〜3人いた
劇場の中、乾燥してるのかな?苦しそうで可哀想だったわ
小さい場所に人間が集まれば、いろいろあるけど
同じポイントで大勢が同時に爆笑したり
アクシデントが起きた時の出演者の対応の仕方見て感心したり
生の空間ならではの臨場感や盛り上がりは、捨てがたいけどな
まあ、人それぞれ自分にあった媒体で楽しめば良いって話だよね
>>340 その日、その時だけのツボが発生したりなんてあるかもしれませんね。
観客が半分参加してるようなもんですね。
舞台は楽しいですね。
映画は一人で見に行けるけど、舞台は大抵誰かと一緒に見に行って思い出ができることも多いですね。
実際に舞台を見て、同じ舞台でも他の場所で収録されたものなら結構雰囲気違うかもしれませんね。
基子や野ブタみたいな感じで友達なんていない…
やっぱドラマや映画でいいやw
金もないし
てか、最近はBSとか舞台とか、貧乏人には見られない媒体を選ぶなあ……
>>342 テレビは声が中々かからないかと。
舞台なら作る側にはやりやすいですね。
視聴率も関係ないですから。
>>343 観客のノリで舞台も見え方が変わってくるかと。
345 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/04(火) 21:33:14.58 ID:AhKFqCOG0
今日のマチネにテレビカメラが入ってたけど
放送やDVD化はありませんってお断りがあったらしい。
346 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/04(火) 21:33:45.84 ID:AhKFqCOG0
河野Pに限っては、視聴率とか気にしてないように思うw
すいかの後、他部署に飛ばされたらしいけど、
今は好きなことをやれてるみたいだ、何故か
>347
気にしてなかったのは「すいか」まで。
講演で木皿さんが言っていたのは
「すいかは小林聡美のために書いた」
「野ブタ。は河野Pのために書いた」
「セクロボは…(忘れた)」
「Q10は自分が書きたいことを書いた」
みたいな感じ。
すいかで向田邦子賞を取ったものの数字的にコケたので、河野Pは絶対にコケないよう背水の陣でジャニタレとか新鮮な俳優を使って野ブタ。を造ったに違いない。
(なんでも、ジャニタレは原作が無い物には出ないらしい。)
それでやっと木皿ワールドを炸裂させつつ数字も捕るということが出来た。
だからセクロボやQ10が世に出たのは野ブタ。のお陰だと言える。
わけわかんない
コケないように、また木皿泉を使うんだw
当時、たいして有名でもなかったアイドル系で数字なんて取れるわけないって…
今でさえみんな有名になってるけどさ
>>345 昨日のソワレにもカメラ入ってた
DVD化かと期待が高まってほどなく貼り紙発見。がっかりしたわー
「記録用」ってなんだろうね、芝居の作り手や演者があとから見るための物かな?
芝居やった思い出とか記念的な感じなんだろうか
351 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/07(金) 15:26:30.90 ID:yYnsVIddO
すいかスレ落ちてる?
>351
うん、気を抜いてまたやったね。
リンクとか無しで良いなら気軽にスレ立て出来るんだけどね。
すいかスレ復活してたわ
スレ立てしてくれた人、ありがとう
どういたしまして
355 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/11(火) 23:24:10.00 ID:aoqx/ujF0
今日は篠井英介の地元の金沢ですうねるところ
そんな日にQ10主演コンビのスキャンダルが流れるという
356 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/11(火) 23:56:45.90 ID:pW9maqy50
柳教授に喝入れてもらうしかないな。
東京公演が終わって地方公演が始まった日になんて
358 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/12(水) 00:34:01.64 ID:48c/pEA30
>>358 2枚目も無機物扱いしてるので案外世界観は壊れていないという
Q10スレでは全然話題になってないのに、なんなの
住人が変わったの
361 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/12(水) 20:43:35.31 ID:6OZe1Q9c0
363 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/14(金) 20:09:01.85 ID:EjkSxqIE0
これから、舞台メインでやってくのかな……
映画とかアニメとか言っていたのはどうなったんだろうね。
確か、アニメ映画は担当者と揉めたらしい
でもその後、また書き始めたようなことも言ってた
それからは、特に何も言及してないな…
他にアクションもの映画もやってると言ってた気がする
舞台の方がこだわりの強い脚本でも通りやすいんかな
河野Pとも一時期、揉めてたみたいだし…
個人的な意見だけど、正直映像作品の方が合っていると思う
演劇って、ずっとその世界でやってる人が脚本も書いてるイメージがあるし
稽古とかしてる最中で、台本修正もするみたいだし
テレビとは違うんだろうな
369 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/24(月) 00:22:49.38 ID:WV53SunAO
出来ればテレビドラマが観たいけどなぁ
NHK土曜ドラマとかでやってほしい
と思ってたら、自叙伝ドラマをやるとは想定外だった
自叙伝ドラマって何のこと?
372 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/27(木) 02:51:33.50 ID:wO1Jxa+SO
自叙伝って、BSでやった「幸せのカタチ」とはまた別の話?
それ以外に何かあるの?
あれを観た人が「自叙伝」なんて言う筈ないと思うけど?
観ないで想像で言ったらダメ。
遠まわしな質問するのはヤメテくれ
ズバリ指摘すればいいものを…
376 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/29(土) 12:31:30.93 ID:vzNAKuTyO
たしか、放送前の情報では「自叙伝をドラマ化」と伝えていたけど
実際に出来上がったものは、木皿さん夫妻の関係を
全く別の人物の物語に置き換えて匂わすような内容のショートストーリーだった
こういう説明で合ってるかな…?
377 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/09/29(土) 13:56:47.13 ID:mqNRLxYf0
あの短編ドラマすごいよかった。
あれ連ドラ化してNHKで放送してほしい。
そうかな〜。
脚本が出来るまで何カ月もかかった割にあっさりし過ぎだと思ったな。
やっぱ河野Pが尻を叩きながら、色々な制約の中で追い詰められてでないと4本のTVドラマみたいなのは出来ないのかなと思った。
最新の「すうねるところ」を見てないから、見た人はどうだったか、ファンの贔屓目抜きに教えてほしい。
BSのはドラマよりインタビューが面白かった。
木皿ドラマの創作過程を見せたかったんじゃないの。
夏なのに冷房や扇風機ないとか、ワープロで清書してるとか、介護してるところとか。
二人の関係性がドラマに反映してるとはあまり思わなかった。
唐突なセリフや単発アイデアは旦那がメモって、奥さんが無理矢理シナリオにねじこんでるんだなあ、とかわかって興味深かった。
Q10は二人の関係が投影されてたと思う
そのドラマは見てないが
381 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/10/01(月) 15:20:34.45 ID:85FpzSK4O
>>379 あのドラマに、どの様なニュアンスで夫婦の関係を投影したか
しあわせのカタチ番組内で、木皿奥さんが旦那さんに話してた気がする
確か、就寝前のやりとりだったと思う
連投ごめん、就寝前じゃなくて別の場面だったかも
ただ、奥さんが旦那さんに話してる時に言ってたよ
ドラマ見た視聴者に、それが伝わったかは分からんけど…
383 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/10/01(月) 16:04:07.48 ID:9Pa+Hne80
あのドラマでダンちゃんが言った「ままごととやらを命がけでやってやろうじゃないの」
っていう台詞が、めちゃくちゃ心に響いたわ。
384 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/10/03(水) 18:13:50.10 ID:6ze1GGGsO
うん、今後また大人が主人公のドラマを書いてほしいな
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
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ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
ソウカ4ネ
河野Pの土9だと、若い人を意識したものになるんだろうな
妖怪人間は違ったけど
すうねるところ、見たよ。
よかった。
木皿さんの世界だったよ。
すうねる見てよかったから
すいか見たら、面白いw
やっぱり、すうねる観に行けば良かった。
兵庫で行ったら、木皿さん来てたよ
大阪の千秋楽にも行かれてたんですよね。
すうねるところを見に行けた方
もうちょい詳しく感想お願いします。
すうねるの感想を色んな人のブログで読んだら、なんかまるで観たような気になってしまった。
殆どの人が絶賛してるので、言いづらかったんだけど
正直、すうねるは演出つけてる人がいかんと思った
萩原、薬師丸、篠井という大ベテランが揃っていながら
それぞれの台詞と反応の間が悪く、微妙な空気になり
3人の会話がえらく長く感じてしまった
お話や台詞は可愛らしく、面白かっただけに、テンポの悪さが残念でならない
そういう所の修正は演出家の仕事だと思う
でも、さすがに目の前で観る個々の役者さんの存在感や魅力は半端なかったです
あと、パンの形のパンフレットが可愛いかった
長文で申し訳ない(>_<)
396 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/11/08(木) 12:15:39.75 ID:4fhs+TxZ0
>>395 舞台で評判よかった作品をテレビドラマ化か映画化してほしい
木皿泉の好きな映画(恐らく)にも興味のある方は、
今夜 23:45 NHK BSプレミアム で
「ブレードランナー ファイナル・カット」
がやります。
木皿作品には、この映画から引用、ヒントを得たのでは、という部分がけっこうあります。
私が思いつく所では、
モノローグでの進行 セバスチャン うろこ レプリカント あんたってほんと冷たい Q10はどこから来たの?
なのに俺は、何かをみる度に、キュートにも見せたかったと思うのだ。
初めての出張で見た、月からの地球。新婚旅行で聞いた氷河の溶ける音。
子供達を連れて行った、樹齢千年の木漏れ日。
等々。 興味のある方は観てみては?
「がやります」が気になって仕方ないのは俺だけか。
いいえ
あなただけではありません
なんにしろ
ブレードランナーに興味持った!
そういえばQ10の先生か誰かのアパートが「メトロポリス」だった気がする
あたりまえだけどロボット?関係の小ネタがけっこうあるんだね
確か、お父さんの大切な箸袋の店の名前もそれ系だったんだよね。
403 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/11/21(水) 21:10:36.11 ID:AP9hw5BZO
1月期もドラマ無いの?
404 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/11/21(水) 22:00:59.12 ID:hkVLsfrt0
Q10、野ブタ、セクロボ、全部好きだなぁ(すいかは未見)
Q10の小川先生の名前って訪(おとずれ)って読むんだよね
良い名前だなぁと思った
この人の作品の登場人物はみんな可愛いね
すいかを観てないなんて残念過ぎる。
>>406 いや、逆にこれから見る楽しみがあるのはうらやましいよ。
408 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/12/06(木) 22:51:44.24 ID:Axl6jAoo0
それもそうかな。
DVDを持っている状況でドラマ4本の記憶を消せたら毎日幸せだろうな。
最近、放送を観た後でもう一度観たくなるドラマが少ない。
なんというか、心に残るセリフやシーンが無くて、録画するけど観てすぐ消してる。
木皿作品、全作Blu-ray化してほしい
すいかDVDで観てて常に、もっと綺麗な映像で観たいという気持ちが高まるわ
410 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/12/12(水) 23:57:11.63 ID:hCZhOtAN0
「すいか」はハイビジョンで撮影していないから(元のデータが粗いから)ブルーレイにしても綺麗になりませんよ。
むしろアラが目立ってしまいます。
高級なブルーレイのプレーヤーによってはDVDの綺麗に見える(アップコンバート)機能が有るかも知れませんが。
何年も前から書いてたアニメがやっとできたのかあ…
てかこれは、Q10の前段階にあった企画か
ヒト型ロボットQ01って…
413 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/12/13(木) 22:38:05.32 ID:BN59x+Lg0
仕上がるのにいつも時間かかる木皿泉だけど、最近精力的に執筆活動してるな。
やっぱり猫が好き
415 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/12/16(日) 13:26:31.17 ID:5HdfHzX+O
監督「四畳半〜」の人なんだ、それは嬉しいな
あのアニメには衝撃うけた
ストーリーはQ10とずいぶん被るけど
アニメでしか出来ない表現、世界観で良いもの観せてもらえそう
>>408 しばらく間を置いて見ると毎回新鮮ですけどね。
このスレもすいかの種と同じでやっと根付いたようでよかったです。
年が明けて桜が咲く季節が近づいたら、またセクロボを見ますよ。
417 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/01/01(火) 05:59:41.26 ID:3FTZY+jo0
今年は舞台「君ほほえめば」とアニメ「ハル」で、寡作な木皿さんのファンとしては楽しみがたっぷりだわ!
アニメはQ10そのまんまって感じだけど。
419 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/01/05(土) 23:04:37.63 ID:BaQkM4Ol0
アニメや舞台もいいけど、そろそろ新作ドラマをお願いします。
420 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/01/05(土) 23:56:00.24 ID:UKD/DA7c0
cs日テレプラスで7日からQ10の再放送やりますね。夜11時
421 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/01(金) 21:38:12.52 ID:H3ajhY5s0
「君ほほえめば」のチケットの抽選当りました!
422 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/03(日) 16:58:53.41 ID:sGwplFll0
>>河出書房新社 @Kawade_shobo 26 1月
【書店員・取次の皆様へ】「すいか」や「Q10」等を手がけた脚本家・木皿泉さん
のファンの方はいらっしゃいませんか? もしよろしければDMかFAX(03-3404-6167)
か
[email protected]宛にご一報ください。内緒のご相談をしたく。ご連絡
お待ちしております!
河出は何をやろうとしているのかわからないけれど気になる。
>>422 書店員でも取次でもないけど連絡してみたくなるw
まさかとは思うけれど野ブタ。とすいかのシナリオ本文庫化とか・・
無理だと思うけれど・・。もし版権がそっちに移ったらセクロボの
シナリオ本出すように書き留めた台詞とか、木皿さんが読んだ(?)
り物語の下敷きにしている(?)と思しき著書データなど全部出版社
に送ってお願いしたい・・。けど多分違うんだろうな・・。
そろそろQ10のシナリオ本も手に入らなくなるのかな・・。
セクロボのシナリオ本出してくれ
シナリオの文庫化なんて聞いたことないな。
427 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/04(月) 22:59:34.88 ID:y8aOmlca0
すうねるところのDVD出してください。
428 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/05(火) 01:29:55.13 ID:SgqI1LC20
「木皿泉シナリオ選集」みたいな形で構わないので過去のドラマからいくつか
選んで本作って欲しいです。出来ればそこにセクロボの
6話、10話、11話だけでも入れて欲しいものです。
双葉社さんの関係者の方もし見ていたらよろしくお願いいたしますm(_ _)m
429 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/05(火) 17:36:55.53 ID:sGR0nxtKO
野沢尚のドラマ原作(シナリオ形式)出版社は、どこか忘れたけど
普通に文庫化されてるよね
ありえるのでは?
432 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/08(金) 22:32:21.04 ID:PlfeJH0J0
小説が出るんだね。
うれしい。
434 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/10(日) 23:57:08.17 ID:URU7bBLi0
小説化じゃなくて漫画化のようです。
えー漫画って本当??河出のツイッターでは小説になってるけれど。
ひょっとしたら小説の中に漫画が登場とか?(はらちゃんじゃないけれどw)
あるいは漫画の中に小説が出てきたり?
二度寝で番茶にも漫画載ってたし木皿さんならそういうのもありえるのかな?
いずれにしろ楽しみ。
436 :
434:2013/02/12(火) 21:46:55.94 ID:9E0juk9v0
>435
こっちのことでしたか。
河出書房新社 &#8207;@Kawade_shobo
ドラマ「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「Q10」等の脚本を手がけた木皿泉さんによる初めての小説『昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン』が出ます!発売は4月下旬の予定。詳細は今後随時お伝えしていきます。お楽しみに!
「ハル」がコミカライズされることについての事だと思ってしまいました。
間違うくらい木皿さんの新情報が有って嬉しいですね。
437 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/02/13(水) 13:07:49.36 ID:M+eRlyt0O
小説もずいぶん前から書いてるって言ってたような
ようやく、実現したんだな
アニメといい、かなり時間かかってるなあ
テレビドラマから、離れてしまうのかな
淋しいな
アニメと小説は、前に書いてたやつだよ
アニメの脚本をベースにして、ドラマQ10も書いたんだろうけど
ほとんど同じだなあ
すいか、本放送の途中で(8話くらい)たまたま観ました
あまりの異質さと完成度の高さで、強烈な印象で、未だに覚えています
セクロボは初回から観ました 猫が好きは、レンタルでチョコチョコ。
両方、木皿さんを知らない時でした
今日、すいかをDVD1巻を観ました
10年前の作品だけど、今現在の問題と80年代くらいの空気感が同居しているのがすごい
女系の世界だけど、昼ドラ的な殺伐さドロドロさも無いのはオンリーワン
442 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/03(日) 22:00:19.01 ID:8hO2kat00
すうねるところ、DVD化は難しそうだけど、せめてシナリオ本にして出してほしい。
君ほほえめばってどうなのかしら
もうすぐわかるよ、って言っても神戸限定だから行きたくても行けない人も多いだろうね。
君ほほえめば楽しみだな〜。
舞台のシナリオ=戯曲は出るのかなあ
うーん、その辺含めて楽しみだよね
好きな女優さん出るから嬉しい
トークサロンで出た木皿さん情報です。
・4月5日 「タイトル不詳」ムック本
・4月19日 「昨夜のカレー、明日のパン」小説
・5月 「木皿食堂」神戸新聞連載のエッセー
・6月 アニメ映画「ハル」脚本
・6月 「ハル」ノベライズ版
・時期不詳 BSプレミアムのドキュメンタリードラマの脚本
ラジオドラマ(すいか版ホスピス?)
・来年 舞台劇
・小説が売れたら… また小説を書きたい
450 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/10(日) 21:59:51.36 ID:dyidDrJ60
>>449 ありがとう。
小説買うよー。
だからまたドラマの脚本書いてほしい。
ドラマはしんどくて生活がメチャメチャになる、
でも好きなのでオファーが有ればやりたい、とのことでした。
連ドラじゃなく単発なら良いのに、と思いました。
トークサロンて?
ムック本ってなんだろう?木皿泉特集の本かな
エッセーは関西でしか読めないのか。図書館に行けば見れるのかな。
453 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/12(火) 14:57:35.61 ID:CWs2wzK+0
君ほほえめば、ここにきて主役の変更って大丈夫かいなw
455 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/12(火) 15:44:35.08 ID:ViLTLmdY0
>>455 おお、さっそくありがd。
キャッシュ残ってたみたいでちゃんと見れてなかった。
なんか…ほんと大丈夫なのかな?
他のキャストへの影響も大きいよねー。
457 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/12(火) 22:27:39.41 ID:pCyJdChg0
直前のキャスト変更ですか…。
ついつい余計な詮索をしてしまいますが。
降りた本人のツイッターが「出演します」のままが悲しい。
体調不良とかならそう発表するだろうしね‥
共演者のツイッタもちょい意味深だし‥
なんだろね‥
もう始まってるの?舞台?
見に行ったひといる?
460 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/17(日) 19:25:13.39 ID:VDUp39570
君ほほえめば見た人報告待ってるよー
今日、ご夫妻が来られてましたね。いきなり目が合ってびっくり。
最後に挨拶とか有るかと思っていたけどアッサリ終わりました。
感想は微妙…。
やぱ微妙だったのか〜。
あの世界は、映像だからこそって感じもするね。
良い意味でナマ感がないとこっていうか。
良くも悪くも…か。
463 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/19(火) 19:56:12.60 ID:uV/B/+ku0
いや、舞台だからダメとは思いませんよ。すうねるは面白かったそうなので。
自分は、すうねるも正直微妙だったな
良かったと言ってる人もいるので感じ方は、それぞれだけど
どうしても過去のドラマ作品と比べてしまう
もしかしたら自分は木皿泉+河野Pのファンだったのかも知れない
木皿夫妻、出来ればテレビドラマに帰って来てくれー
君ほほ、俳優さんたちはどんな感じだった?
>>465 テレビドラマと比べると俳優や製作レベルで全然違うよね。
テレビは金かかってるから。
DVDで繰り返し見られるし。
舞台はテレビドラマとは別物で、有名作家を追っかけて見るよりも、たまたま観たのが凄い面白かったりするような感じ。
一期一会みたいな。
468 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/23(土) 20:20:56.17 ID:b16N98lm0
すうねるところは役者もよかったよ。
2月あたりから、セクロボを好きなエピソードだけ見てたらすぐに最終回まで終わってしまった。
桜が咲いてるし、1回目から見直した。
ごぼ蔵エピソード好きじゃなかったけど、結構いいこと言ってるなあ。
何回も見るっていいね。
色々細かいことに目がいったり気づいたり。
舞台は1回きりだから、はかないんだよね。
DVD化されたら何度も見られるかもしれないけど、恐らく違うんだろうな。
BSでやった薬師丸ひろ子のミニドラマみたいなのはもう見る気にならないし。
男木皿さん、生きている実感がないっていっつも言ってそうだ。
小説やアニメも違うんだろう。
テレビドラマか、実写映画はいいかもしれない。
深遠なテーマもいいけど、キャラクター同士のふざけた感じのやり取りがほんと妙味があって飽きないよなあ。
セクロボのシナリオブックが読みたくてしかたがない
DVD観れるほど元気じゃないときにぱらぱらめくって思い出したい
セクロボはシナリオBOOK出てないよね?
行間を読んで。
無いから「有ったら良いな」って意味でしょ?
「すいか」シナリオ本は有るけど凄いプレミアが付いて無いのに等しいけど。
「野ブタ」もプレミアが付く前に買っておいて良かった。
>>473 「木皿泉 ---物語る夫婦の脚本と小説」
内容紹介
「すいか」で向田賞、ギャラクシー賞受賞、「野ブタ。をプロデュース」「Q10」など未だ愛され続けるドラマを生み出してきた夫婦脚本家の創作の源や魅力に迫る、木皿ワールド全開の一冊!
【目次】
●木皿泉ロングインタビュー
「夫婦脚本家、小説家になる」
●対談
川上弘美×高山なおみ
「木皿さんの作品では、すべての登場人物が生きている」
●カラー口絵
木皿泉ワークスコレクション
木皿泉の小宇宙〜お宅訪問〜
●未発表小説
「晩パン屋」
目次続き
●木皿泉、伝説のラジオドラマ脚本
「エネオス オン ザ ウェイ コメディ 道草」より
〈ミラクル夫婦1〜ミクロの決死圏〉
〈ジェニジェニ日記〉
〈タクシードライバー八代運転手5〜私、正直に生きて参りましたッ! 〉
●「LET IT PON!〜それでええんよ〜」
●エッセイ・論考
窪美澄/佐川光晴/白岩玄/滝井朝世/松田青子/宇野常寛/咲坂伊緒/やまだないと/牧原亮太郎/村井良大/薬師丸ひろ子……etc
●書店員座談会
「こっそり見つけてもらいたい、木皿泉の魅力」
狩野大樹 小田急ブックメイツ
辻内千織 オリオン書房ノルテ店
村尾啓子 MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店
吉野裕司 紀伊國屋書店笹塚店
476 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/03/30(土) 12:08:02.60 ID:VfuOWT3H0
>>472 >>469-470ってID違うけど同じ人の書き込みかと思ってた
長文だし少しイタイ感じなのでちょっと皮肉を込めて書いたんだけど
別の人だったら申し訳なかったわ
そうでなければちゃんと書いてあるように取ったんだけども
長文だとダメなのかあw
2ちゃんのやりすぎ
木皿さんが単独で特集組まれるほどの知名度になったのかー
河出書房一押しなのかな
河出からついでに過去のシナリオ本も文庫とかで復刻して欲しいよ。
日テレから出版した本って重版しないんでしょ?
はらちゃんのシナリオ本も入手困難になって値上がりするだろうから
そういうの狙って大量購入する輩が出そう。
>>481 長文自体がダメなんじゃなくて
長文の人は要領悪くダラダラ書いてたりチラ裏だったり
ハズレのレスが多くて敬遠されがちなんじゃないかね
まあ自分も469は途中で読むのやめたけど
このスレ、長文書き込む人が住み着いてるからな
秋以降は長文少なくなってたのに
>>469見てガックリ
ここを自分の感想ノートと勘違いしてるいつもの人だろ?
句読点の使い方に特徴あるからパッと見でわかるわ
こんな過疎スレ、長文書いてもらうくらいが丁度いいじゃない。
感想書くのがダメなら何書くの?
主がいるから過疎ってるんだったりして
いいじゃん別に。
わざわざ労力惜しまずに保守してくれてるんだから。
必要な情報だけささっとピックアップしたら
感想は飛ばせばいいだけのことさ、読みたくない人はね。
書く自由に読まない自由
鬼女っぽいウルサイのが常駐してんのかw
最初はテーマだとか社会性だとか深さだとかって感じで繰り返し見てました。
でも、テレクラ5箇条とか細かいところが面白いんですよね。
舞台もそんなのたくさんあるんでしょうけど、見てないから長文感想書けなくて残念です。
牛乳キャップ集めたり、砂場で山作ってトンネルが開通したとか。
日常の細々した思いというか、そういうのを大事にしているんですね。
>>488 そうそう、それがネットのいいところ
現実世界でおしゃべりな人の相手してるときに聞いてないのがバレると
角が立ったりして面倒なことになるときがあるけど
ネットじゃ合わない書き込みはスルーしても何の問題も起こらないんだし
長文は自己満足で書いてる人が多いから書いた時点である意味完結してる
思ってること吐き出せれば人に読むかどうかは二の次だろうから
嫌な人は読まずにスルーすればいいだけ
この人が書き込んでくれてなかったらすいかスレみたいに落ちてるかもよ
>>489 >鬼女っぽいウルサイの
これどっちのこと?
長文乙の人なのか、長文ウザイの人なのか
自分は後者だ
本が2冊も出るというので久しぶりに覗いてみたらなんか荒れてるね
ここの長文レスってかなりの部分は
一人が書き方変えて自演してるんだと思ってたけど違うの?
長文ひとつあるだけで、ごちゃごちゃ言うのはウルサイと思わないのか…
どうやら何を言っても無駄らしい
>>495 揚げ足取るようでごめん、自分494だけどこのスレ全体見た?
ひとつどころじゃないんだよ長いレス
だから文句言ってる人がいるんじゃないのかな(きっかけは
>>471?)
自分の場合は長文よりもしかして自演なの?と思ってあまり見なくなったクチなんだけど
ちょっ、何で餌与えてんだ
長文って、去年あたりの連投のことを言ってんのかよw
なんで今更?
その時点でウザイというなら分かるけど
長文気に入らない人の書き込み読むと
暫くなかったのにまた始まった...って感じだから
去年のまで遡ってスレ全体の長文を対象にしてるんだろう
確かに今更だがその頃書き込まれてたらどれだけ荒らされたことかと思う
これみんな同じ人が書き込んでるの?
501 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/03(水) 15:39:15.31 ID:fnDL2TeCO
人の感想を読みたくない人がここに来る意味が分からん
新作の情報知りたくて来てるだけとかなの?
私は周りに木皿作品について語れる人がいないから
ここで、じっくり長文の書き込み読むの楽しいけどな
特に観に行けない舞台の感想は、詳しく教えてもらえると嬉しい
さげ忘れゴメン
長文よりか、こんな無駄な論争の方が
ガッカリだ
>>501 ごめん、情報見に来るしかしてないよ
すいかスレのサラッとした感想に慣れてると
ここのはちょっと本気すぎて自分には重いのでスルーさせてもらってる
ただこういうのは個人の好みだし長文書く人いても別に問題ないと思うけどな
すいかスレの住人でもここ知らない人いるしな
てか、ここもほとんどがサラっとした書き込みばっかじゃん
>>478みたいな人がいると思うと
新刊本の感想も書き込めないわ
>>507 細かいこと気にせず感想おくれ。
俺は地方だから明日しか買えないからまだ読めてないけど。
いちいち人の反応気にしてたら、2ちゃんなんてやってられんだろw
長文書いた張本人だって、あれから何も書いてなさそうだし
ムック本立ち読みした
木皿ドラマの紹介写真があったけど、何故かすいかだけがなかった
510 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/10(水) 19:58:31.76 ID:oYEFQEBX0
ムックはすうねるところについての文章もあった?
>>509 セクロボのプッチーニ、納得いかない箇所があったりして嫌な気持ちだったんだけど、今夜わかった気がするので書きます。
要するに、地蔵堂の社長の自殺をみんなが止めたってことなんだよね。
人の命を大事に思うプッチーニが人を殺そうとするモチベーションが理解できなかったところと、
恋に落ちているロボがウザくてしょうがなかったんだけど、
そこはポイントじゃないわけだ。
実は地蔵堂の社長がプッチーニに自身の殺害を依頼してたわけだからね。
プッチーニが地蔵堂の社長に向けた銃口は、社長が自分自身に向けた銃口なわけだ。
ついでにロボの振られ方が相当酷い回だと思った。
部屋の鍵変えてあるし何も言わずに消えようとしたわけだし。
ロボは最後にニコは大事な友達だと気づいたわけだね。
512 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/12(金) 15:03:41.85 ID:w/5pjV7jO
>>511 私もプッチーニの回が嫌だった
理由は、小林聡美が恋愛してイチャイチャしたりデレたりしてる所を見るのが嫌だったのと
看護士三人の人を殺す理由が良く判らなかったから
もう一度レンタルで観てみるわ、今なら感想違うかも
セクロボは自分のうつ状態と戦いつつ書いてたから、まあ普通ではない話なんだろうなあ
小林聡美の恋愛モードが受け入れられないのは、イメージと違うからかw
また違う一面が見られてよかったと思うけど
そんなにデレデレしてないよね?淡々とした表情だったでしょ
>>513 映画「転校生」から小林聡美さん観てて
「すいか」の基子役で、更に自分の中で好感度上がってた
出演作全部観たわけじゃないけどね
で、勝手に男よりサバサバしてるってイメージ作ってたので
何か見てはいけない場面を見てしまった感じに…
もう一度、観てみるよ
女を感じさせない女優だからなあ
プッチーニは貴重な役だった
化粧品CMやってるけど、化粧水だしw
すいかの基子もイメージとは違ってたよね
あんな風にウジウジ悩んでる感じがしない
ああ見えて実は、神経質らしいけど
すいかの第1話を本放送で初めて見た時
おっ、聡美は今までやらなかったタイプの
内向的で自分の殻を破れない女性の役をやってるなと
少し驚いて見た覚えがある
でも各話進んで行くうちに、内向的ながら時折
竹をスパーンと割ったような一面が見え隠れして
それが絶妙に基子の人物像を良いもにしてた
ところで、新刊のムック本には、何故すいかの写真ページが無いのかな?
×良いも
〇良いもの
でした。
良いもって…良い芋みたいだなw
連投&酔っててスマン
今朝の地震、木皿さんちの本棚大丈夫だったのか?
ムック本のインタビューで、重松清が聞き手だったけど、
感想寄稿文も何もなく、単なる聞き手役だけで終わってるのか〜
木皿さんって、どの程度の知名度なんだろう?特集組まれるほどになるとは思わなかった。
>>510 まだパラッとしか見てないけど書いてあったよ
・上演中の舞台写真掲載カラーページ
・すうねるを観劇した漫画家さんのイラストいり感想文
・薬師丸さんとマリオ役のイケメン君、舞台演出家それぞれの談話
・木皿さん自身のすうねる執筆時を振り返る文
……等々、いま気づいた分だけでも、これだけ載ってたよ
昨日の大きな地震、怖かったね。木皿さん達、大丈夫かしら・・・
>>512 木皿さんって恋愛描くの苦手だと思ってたけど、切口が他の恋愛ドラマと違うだけなんだよね。
普通の恋愛ドラマは大抵男女のすれ違いがメインなんだよね。
「めぞん一刻」にあるように好きだけど素直になれない男女みたいなのがお手本になってる感じ。
一方、木皿さんのドラマでは幸せそうにイチャイチャデレデレしている男女のシーンが意外に多数出てくるから新鮮。
ごぼ蔵なんか彼女は出てこないのに愛し合ってる感が半端ないし、
プッチーニのバス停から同棲シーンまで相当当てられる感じ。
出会いのトイレシーンも甘い気持ちになるし。
すいかでも響一と絆のシーンも結構イチャイチャしてる。
作家とかいろいろな人の感想評論文を読んでると、またドラマを見返したくなってくる。
薬師丸ひろ子だけじゃなくて他のキャストの感想も聞いてみたい。
ムック本、河野Pとの対談を期待してたけど無かったなー
それだけが残念
でも、いろんな文章が載ってるから
読み出すと止まらなくて困るw
524 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/14(日) 19:02:15.65 ID:Vg6qTAAv0
河野Pの奥さんも木皿ファンっぽい。協力的なのかな。
526 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/15(月) 13:57:38.58 ID:jXmM959q0
たまたま本屋でムック本見かけて
道草の脚本が載ってたので即買いw
木皿泉作品だけでも纏めてくんないかな、道草…
MDも全部どっかいっちゃたしなぁ
527 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/15(月) 20:30:34.22 ID:TwLqySpW0
>>526 道草面白かったw
しかしすうねるところは、ほんとにギリギリに脚本できたんだね。
役者さん大変だわw
昨日なにげに検索してたら、5月に木皿食堂も単行本が出るみたいだね
ここんとこ木皿づいていて嬉しい
>>527 うーん。
その辺はプロ失格なんだよね。
まあ体調には気を付けてほしいけど。
いや、作家なんてそんなもんだよ
締切守れないことをネタにしてる人も多いでしょ
実績もないのに、すいかのときから迷惑掛けてるのは、ちょっとすごいけどw
遅筆の脚本家って木皿さんの他に例えば誰がいるのかな?
周りの人が困ってても、なかなか「よし、これでいい。」という気持ちになれないって
きっと自分の中での完璧さをとことん目指す人達なんだろう
視聴者(観客)としては、そういう人の書くものを見たい
でも、発表する場が無くならない程度に、お願いします…
遅筆なだけで仕事がなくなることはないでしょw
浅丘ルリ子はセクロボのときの発表会見で、(すいかのときから)いつも台本遅いと愚痴ってたけど、
また同じ脚本家の仕事を受けてるわけで。
三谷幸喜はいつも遅いみたい。
舞台公演の初日に間に合わなかったこともあるくらい…
あと、亡くなったけど、井上ひさしさんの遅筆は
有名だったよね
534 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/17(水) 21:57:11.06 ID:Q4oQiBou0
漫画家とかは締め切りに間に合わない人が多いっていうよね。
連載中断とかあるし
ドラマだとシャレにならないだろうけどw
シビアな締め切りのある仕事をしてる人って凄い、尊敬するわ
夏休みの宿題、8月31日の夜に泣きながらやってた自分には絶対無理
537 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/18(木) 02:06:15.36 ID:e5V4vjpM0
白石加代子さんが出たラジオドラマの脚本も載せてほしかった。
少し前のテレビ番組で、作詞家秋元康氏の遅筆ぶりが紹介されていた。
なんでラジオの台本しか載ってないんだろう
すいかシナリオ本は手に入りにくいんだし、1話分くらいは載せてもいいのに
会社の怪談が一番好き>道草
541 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/19(金) 20:32:22.66 ID:YBk45uOo0
>>537 自己レスだけど、これ載ってたw
BSプレミアムの木皿泉特集のドラマの中でダンちゃんが書いた
「なんでも買ってよしの券」がいまだに木皿さん宅の本棚に貼ってあってワラタ
542 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/20(土) 15:18:25.68 ID:th6VUETW0
テスト
本屋で小説が平積みになってたけど、そんなに売れそうなのだろうか
BSプレミアムの真夜中のパン屋さんは晩パン屋とは関係ないんだねw
晩パン屋→バンパイヤのもじりだとやっと気付いたのは昨日の話
545 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/04/30(火) 11:27:43.53 ID:HXyIiCnu0
もうすぐ夏だね。
すいかの季節がやってくる。
あれからもう10年か・・・
548 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/10(金) 10:54:33.89 ID:7Lhy7aGL0
発刊ラッシュで嬉しいんだけど来年の税金が心配になってしまう
来年もそれなりに予定があればいいんだけど(そしてそれを予定通りにこなせれば)
むじんくんがお金貸してくれない…のエピソードが印象に残ってるから
何か人事ながら心配になってしまうわ
549 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/10(金) 11:09:12.53 ID:MMTFXgr+0
篠井(英介)さんって木皿作品好きなのかな。
セクロボのクランクアップで出たかったから嬉しいって言ってたのが
すごく印象に残ってる。
すいかに出演したときの印象がよくてセクロボも最初から見てたのかな。
最近もすうねるところに出てたよね。
>>549 あの篠井さんのコメント良かったよね
篠井さんも木皿脚本好きなのかなと嬉しかった
何?その篠井さんのコメントって
セクロボのセル版に収録されてた映像特典
553 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/15(水) 18:50:51.67 ID:psFBRdmR0
昨夜のカレー、明日のパンのドラマ化まだぁ?
554 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/17(金) 00:45:35.29 ID:KXn3PbkK0
朝日新聞にでてた
555 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/20(月) 02:26:22.33 ID:DrcevbRz0
『昨日のカレー、明日のパン』読んだ。
読後の余韻まだ消えない。
>>555 >読後の余韻まだ消えない。
こんなおしゃれクソおんなばっかり(・ω・)
557 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/22(水) 21:23:42.65 ID:YOGnAc6f0
しかしなぜ木皿さんはこの小説の中ではセックスについて生々しい文章を書いたんだろう?
「死」の反対語は「セックス」だと言う人がいて、なるほどと思ったあります。
↑558「こと」が抜けてた
560 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/25(土) 15:38:18.20 ID:GCIPPrr50
>>557 大人の恋愛物もできるんだよっていうのを見せるため
561 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/26(日) 21:39:17.08 ID:/PyGWHSa0
>558
「木皿食堂」からの引用でしたか。
木皿食堂で出ていた、お金はもらったが頓挫してしまった映画って何だろう
ルパン3世シリーズ?
563 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/30(木) 00:45:35.35 ID:Oykb1rXf0
小説でたよね!
565 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/05/30(木) 01:08:38.47 ID:8vyHJ8K80
&hearts; test
>>563 ありがとう
もう予約しておいた
前のラジオドラマ再放送しないかなー
木皿食堂を読まれた方に質問
道草の脚本は何か乗っていましたか?
木皿食堂に載っているのは「Q10#2015」(DVD-BOX収録の特典脚本)と
「世の中を忘れたやうな蚊帳の中」(NHK「しあわせのカタチ」内ドラマ)の脚本。
「道草」が載ってるのは河出から出た文藝別冊KAWADE夢ムックの方(抜粋です)。
こちらには他に「Let it pon!〜それでええんよ」の脚本も載ってます。あと未発表
小説「晩パン屋」もあります。↑上の方で「文藝」のことを「文藝春秋」って書いて
ありますが文藝春秋とは関係ありません。
木皿食堂買いました!
まとめて発売されてまとめて数冊読めてうれしい
でも同じエピソードを何回も使うのはなぜなのだろうか
・床下を給湯のパイプが通っているから温かいのだということは黙っておこう
みたいな、他にも数件
571 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/07(金) 20:55:23.73 ID:vJJtBSQa0
いよいよ明日「ハル」公開ですね。
劇場が少ないから高速に乗って観に行きます。
>>568 ありがとうございます
河出の買ってて木皿食堂の広告見ると幻の脚本収録とあったので気になったので
573 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/09(日) 16:48:38.38 ID:hMz5BMLm0
ハルどうだった?
アニメはあんまり見に行く気がしないんだけど
574 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/09(日) 19:42:36.39 ID:SKo3igCV0
アニメだから良い、とか悪い、とかは無いけど、50分の中に納めるのは無理があるかな。
ノベライス版を後で読んだらしっかり木皿節が健在だったので、モノローグとか細かい感情表現とか入れて2時間ものにしたら良かったんでは?
このスレはあまり掘り下げしない一方通行なのね
576 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/12(水) 20:55:20.60 ID:vWecKx2b0
6月15日の王様のブランチで木皿泉取り上げるらしい。
578 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/15(土) 10:47:34.15 ID:HxPqfS1U0
王様のブランチ見た人詳細教えて
本の内容と、神戸の自宅でのインタビュー。
あんまり目新しいものはなかったけど、ポイントを。
※言葉は正確じゃないです。ニュアンスです。
補足、訂正よろしく
・作品はどうやって作るか
→旦那さんが入力で、奥さんが出力
→ノートにメモを奥さんが書いて、旦那さんがコメントする
→基本的に意見が合わないことはない
(旦那さん曰く、奥さんが全部通しちゃう、と言ってましたw)
→SFとかだと、旦那さんは矛盾があるとおかしいって言うけど、
奥さんはバレなきゃいいって思ってるそうw
・作品のテーマ
→日常の大切さ
→旦那さんが入院してるときに、同じ病棟の人を見て、この人たちに
すごくきらきらしてた時があったはずで、そういう時を切り取りたかった
・結婚について
→結婚してよかった
来世も出会うと思う(奥さんが金魚で、旦那さんがネコとかでw)
ハル見てきた。50前のおっさんが1人で見るのはきついけど、見に行ってよかったよ。
板違いなので詳しくは書かないが、くるみが押し入れに閉じこもっていたり、
月子さんが登場したりと、木皿ワールドが楽しめる。
この監督、生活感のある描写をしっかりしているので、
木皿さんと相性がいいんじゃないかな。
ちょっと次作に期待してしまった。
581 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/15(土) 19:16:38.87 ID:lvQZoGBs0
いえいえ。
>>581 ハルとも共通するんだけど、人は、大切な人が死んでも
ご飯を食べるんだ、それが日常なんだ、みたいなことを
書きたかったとも言ってた。
>>580 私もハル見ました。
ルービックキューブの使い方、よかったですよね。
最後、予想してたけど、泣いてしまいましたw
583 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/16(日) 03:50:42.70 ID:Sr8n96Yz0
>>577 そのインタビューにすいかに教授というキャラクターを出した理由があって
庭にカード埋めてる響一との会話思い出した
「私はね、吸血鬼みたいなもんだから」
>>576 これは嬉しい待ってたぜ泉さん
情報サンキュー
585 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/16(日) 12:12:44.63 ID:O5Oi0y8V0
うれしいってもう放送終わったじゃんw
586 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/19(水) 00:04:02.72 ID:lI15RiKJ0
同じエピを繰り返し使う理由は?
587 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/06/19(水) 00:26:01.98 ID:8SD6eg+z0
今年の夏はすいか見ないで過ぎ去りそうだ。
すいかのシナリオブック、文庫版で河出書房新社から
8月初旬に出るようです。
>>591 そのドラマ、脚本木皿さんだったのか。
あんまり見る気なかったけど、録画しなくちゃ。
壮年期を演じる人が苦手だわ、困った
レコに予約入れなきゃと思うんだけど
画質をどうするかで迷ってなかなか予約できない
>>594 迷ったときはDR!
見た後で画質落としたければ変換ダビングすればいいじゃない
NHKプレミアムだとダビ10だろうから失敗してもやり直しきくし
再放送の可能性も高いからとりあえず低画質で録画しておいて
気に入ったらその時に今度は高画質で録画したら?
パンとスープはDRで録ってるけどなりゆきはなあ・・・前の木皿ドキュメントのあまったとこにLSRでいいや(・ω・)
ウチはソニー機なのでHDD内の変換ダビングできないんだよな
だから変換する場合はBDへダビングしながらするしかないんだが
今度はその変換後のをムーブバック機能がないのでHDDに戻せないという
シングル機なので画質替えて二重に録画することもできず
だから保存はしたいけど最高画質はもったいないって番組は設定どうするかいつも迷うわ
あ、談志の話ね。俺はあの人嫌いだから見ないわ。
河出さん、セクロボのシナリオも出してくれないかなぁ。
3人で執筆しているから難しいのか?
>>598 すいかも1本だけ違う人が書いてるけどシナリオブック出たよね
セクロボは他の脚本家さんがOK出さないってことなのかな?
ムック本読むとセクロボ当時は木皿さんとてもシナリオbook出せるような状態
ではなかったみたいだし。
「…私にとっては愛着のある作品ですね。とは言え、その時のことがあまりにも
辛かったので、ほとんど見返していないんですけどね。」って。
>>590 の感想欄に他のドラマも全て文庫化希望と書いて見るけど。なんかこのまま埋もれてしまうのは
もったいない気がする。ドラマ一本書くのに相当な量本読んでる気がして(漫画も?)。
もっと普段から読書量のある人が見ればいいのに、そういう層は普段あまりドラマとか
見ないのかなぁ。
すいかから10年か……。
その年に馬場チャンと生沢刑事が朝ドラで競演するとはw
「昨夜のカレー・・・」が河出HP見ると重版中になってる。結構人気あるんだね。
>>601あまちゃんがすいかとちょっとかぶってるって意見もあるよね。
キョン×2、はいり、世田谷。
連投(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン
BSプレミアム「人生、なりゆき」
(前編)8/11 22:00-22:59 (後半)8/18 22:00-22:59
忘れてた今夜だった。間違えても世界陸上なんか見ないように・・・。
604 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/08/11(日) 15:18:50.83 ID:Fyx6KVAJ0
談志嫌いなのよね
パンとスープとネコ日和も22時からなんだよな。しかも最終回。
あーやばいまた忘れるところだった
クドカンドラマと共通点が何も見いだせないや
ただ、ロケットボーイだけは、唯一よかった
全体的に緩い空気感でありながら結構シリアスだし
傘がはらちゃんぽかった
田中泯がちょっとかっこよすぎて落語家っぽくなかったけど(笑・・来週が
木皿ワールドっぽくなりそうな感じ?
最近BSばっかだなあ
総合の土曜ドラマとかやってくれないかな
いつも日テレ土9の河野Pに対抗する感じになるかもだけどw
シチュー?カレー?冷蔵庫からケーキが・・・木皿食堂♪
>>612 セクロボ嫌いでなければ
ついでにそちらのシナリオブック化希望ってのも書いとくといいかもしれない
すいかが文庫化されても
既にシナリオブック持ってる人は買わないかもしれないし...と思ってたけど、
あれ3000部しか刷られてなかったんだってね。
それだとその人たちが買わなくてもあまり売り上げに影響しそうにないよね。
すいか文庫はオマケ目当てでも買う価値あり
オマケはいまいちだったな
10年前の「すいか」とは違っていた
自分で想像してる方がいいや
二度で寝番茶は、早くも文庫化するんだ
618 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/08/24(土) 22:15:29.54 ID:6272t5KfP
>二度で寝番茶
モチツケ
笑)可愛いょ(*´`)
でもその表記でちゃんと読めてたんだけど。。
(脳がおかしいのかな)
モツチケとかって読んでいたり。。
うしみつ様ってうつしみ様だと思ってた
来月CS日テレで「すいか」再放送決定!
622 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/08/26(月) 23:02:39.18 ID:8PAXyWS00
>>621 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
再放送自体はしょっちゅうやってそうだけど久しぶりなのかな。
時々見直したくなる作品だね。
624 :
☆:2013/09/05(木) 22:20:40.46 ID:pF+4HmIV0
9月3日(火)朝日新聞東京版朝刊・オピニオン面に、木皿泉インタビュー掲載。
うp!
談志のドラマ見逃した………
再放送あるといいんだが
627 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/09/11(水) 03:55:46.58 ID:8BOegyjb0
NHKだからいづれ再放送あるでしょ。
BSプレミアムって、総合でも放送しないのかあ…
BS日テレは1日約6時間ドラマ放送してるんだな。
日本の無料の放送局なんだから
半数ぐらいは、日本のドラマを放送して欲しい気が。
時代劇1本だけって・・・
今更だがドラマ8月号買った。
ラジオで聞いてから読みたいが、再放送しなさそう。
二度寝で番茶って文庫化されたんだね
あとがきとか新しく追加されてる部分があったりするのかな?
「すいか」再放送日程
9/23(月)より10/9(水)まで 23:00より1話ずつ(月〜木)
ちなみに10/2より昼12:00からも放送予定あり
再放送始まる頃には今より涼しくなってるだろうし
もうすいかの季節って感じじゃないな
終盤の寂しい感じには合うだろうけど
634 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/09/19(木) 00:41:58.33 ID:ORCe2bxJ0
奥さんの方の出身大学OBなんだけど、月一で送られてくる大学冊子の今月号が木皿泉特集。
なんというニッチな。
超入手困難ですが大学で教える奥さんとインタビューが見れます…
636 :
sage:2013/09/20(金) 00:27:53.63 ID:2ARUu66O0
>>635 普通に公表されてるのでここでは名前は伏せますが
京都の大学とだけ
少人数制・短期の講座とかで時々教えてるみたいです
自分のいる頃にやって欲しかった!
ありがとう
これであとセクロボが本出れば
リクエストしなきゃ
一瞬「木皿通信」かと思ってしまったw
>>634 すいかより先に教えてたのか、すいかを見て招かれたのか。
大学は自由にできるからいいよね。
テストはなくてレポートでも出すのかな。
>637
サンクス
642 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2013/09/23(月) 14:32:39.89 ID:n+ei7XH9P
“すいか”今夜放送あげ
やったー
KAWADEムックの木皿泉総特集がやっと読めるぅ