「ぼくの考えたてっぱん」
あかりは尾道の高校3年生。
親友の加奈は大阪の音大進学を、あかりは大阪の音楽専門学校進学を、
それぞれ誓い合っている。
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ベッチャー登場、養子事実発覚、トランペットを巡るあれこれの事件
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「大阪&音楽=DNA」と思い込んだあかりは、それを否定したくて、
進路を「尾道で就職」に変更。面接受けまくるも、全滅。
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家族に「自分の本当にやりたい事をやれ」と励まされ、家族の絆に自信を持ったあかりは、
進路を本来の希望「大阪の音楽専門学校進学」に戻す。
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春。あかり高校卒業。専門学校合格して大阪へ。学生マンションに入居。
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ところが、学生マンションが火事で全焼。
火事のニュースをTVで見たツンデレ初音ばあさん、慌てて現場に駆け付ける。
成り行きで、あかりは田中荘に一時的に世話になる事に。
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追い打ちを掛けるように、あかりの専門学校が潰れて学長夜逃げ。
前払いしていた2年分の学費がパァに。(前納割引があった)
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失意のあかりは尾道に帰ろうとする。
そこに鰹節屋の社長が「うちのブラバンでトランペット吹いてくれ」とスカウト。
「うちで勤めながらブラバンやって、給料貯めて、来年専門学校に入り直したらいい」
「うちのブラバンだったら音大の先生にも指導受けられる」
「田中荘の家賃だったら出してやる」
などとくどかれ、そのまま田中荘に住み着く事に。