熱海の捜査官 PART8

第７話つづき
・萩尾と星崎
星崎を見送る萩尾の目に涙。→「風宮に会ったことがない」は嘘で、かつ星崎が風宮を探し出してしまうことを思ってのことか？
・レストラン「ボリューム」で
星崎「僕が思うにこの街の人は無意識にこの事件をかく乱しようとしているんです。ちなみに、犬塚くんの過去って知ってますか？」
拾坂「どういうことですか？」
星崎「犬塚君、確か南熱海の出身ではないですよね。」
拾坂「そう、中途採用でしてねぇ。でも３年半前かな。」
星崎「それ以前の彼の経歴ってご存じですか？」
拾坂「星崎さん、まさか犬塚が．．．」
星崎「いえ。ただ、犬塚君の過去が事件の解決に結びつく、そんな気がします。」
拾坂「教えてください。あんたのその捜査のやり方尋常じゃないですよ。ご自身だけが理解している何かによって捜査を進めている。それじゃ我々の協力のしようが無いじゃないですか。」
星崎「申し訳ない。僕の行動があなたのプライドを傷つけてしまったのなら許してください。ただもう少し、もう少しで事件は解決します。そのことだけは分かってほしいんです。」
星崎「バス消失事件の犯人は風宮巧に間違いない。後はだれが風宮か、それを突き止めるだけです。」

・星崎の素子さんとの会話
星崎「なるほど、素子さん。・・・えぇ。・・・えぇ。・・・えぇ。じゃぁその男が風宮だった可能性が高いんですね。」
→この表現からは、風宮を研究室の医師以外として「その男」と捉えていると考えられる。何か別事件の犯人？