【NHK8/15(日)】15歳の志願兵【終戦特集ドラマ】
1 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:
2010年8月15日(日) 21:00〜22:13 NHK総合
NHKスペシャル 終戦特集ドラマ 「15歳の志願兵」
【公式サイト】
http://www.nhk.or.jp/nagoya/jyugosai/index.html 太平洋戦争末期、昭和18年(1943年)7月5日、
エリートと呼ばれる愛知一中の決起集会で、全校生徒700人が戦争に行くことを決めた――。
戦争にのみ込まれていく少年たちの青春、夢や友情、そして、教師や親達の苦悩や葛藤、
時代に翻弄されていく人間たちを鮮烈に、詩情豊かに描いていく。
旧制愛知一中であった実話(「予科練総決起事件(愛知一中事件)」)を題材にドラマ化。
●スタッフ
原案…江藤千秋「積乱雲の彼方に ―愛知一中予科練総決起事件の記録―」
作…大森寿美男
音楽…梶浦由記
演出…川野秀昭
制作統括…磯 智明
制作…NHK名古屋放送局
●キャスト
藤山正美…池松壮亮/藤山順一…高橋克典
笠井光男…太賀/藤山明子…鈴木砂羽
坂町孝之助…福士誠治/笹塚清志…平田 満
山村登美…夏川結衣/村田宗憲…竜 雷太
佐戸井けん太、近藤芳正 ほか
2 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 02:45:40 ID:F6K5uru1O
出演は、名門校を自負し、戦争を冷ややかに見ている中学3年生・藤山正美を演じる池松壮亮、
正美と同じボート部の親友・笠井光男に太賀と、フレッシュな面々をそろえるほか、
戦争には賛成ではないが、それを明確に口にできない同校の英語教師で正美の父親・順一には高橋克典、
正美を思いとどまらせようと躍起になる母・明子には鈴木砂羽のベテラン勢も出演する。
主演の池松は「(戦争のドラマを)演じていてすごく苦しさも感じますし、事実に基づいた話ということで、
今までになかった新たな終戦特集ドラマを作っていけたらと思いながら、みんなで頑張っています」と意気込んだ。
また、高橋は戦時中のドラマということで
「撮影が始まってまだ3、4日ですが、ずっと悲しいです。胸がつぶれるような……。
私の亡くなった父も戦時中、予科練(海軍飛行兵予科練習生の総称)にいて、あともう少し時間がたてば戦争に行くところでした。
父がその話をするたびに涙を流していたのを覚えています。
私自身このドラマにはいろんな角度から非常に思い入れがあり、視聴者の方に共感してもらえるよう頑張ります。
親子で、3世代で見ていただきたい」と呼びかけた。
スペシャルドラマなのに1時間ちょっとなんだな
大森脚本だし楽しみ
ダルタニアン池松がどこまでやってくれるか
期待してます
月9ドラマの主人公が、2世俳優のタイガくんって設定だから、
いつもこの太賀くんを思い出してしまうw
6 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 14:00:55 ID:X2qxtSco0
再放送まだー?
>>5 太賀も二世俳優(中野英雄=チョロの息子)だから合ってるっちゃ合ってる
親より売れてるのか?w
名古屋制作ドラマだから、期待したい。
9 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 16:59:48 ID:F6K5uru1O
今日だからageてく
10 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 20:55:20 ID:F6K5uru1O
始まるage
11 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 21:47:51 ID:5gQMSaFtO
すぐ見るべし
12 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:04:48 ID:XmG6jXEEO
また売国マスゴミの反日ドラマか。みんな見るべきではないぞ。
主役、演技超絶うまいね。実況で大絶賛されてた。
14 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:15:02 ID:F6K5uru1O
クソ泣いた
高橋克典このまえの参議院選挙で民主党の応援演説してたね
友愛の役者なのか
そのうち藤原のりかみたいになったら嫌だな
17 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:18:47 ID:XmG6jXEEO
>>13 お前、売国マスゴミマンセーする気か?あん?
反日ドラマだろ、これ?安倍さんや中川さんなら放送させなかっただろうに。
>>17 それはその2人がNHKに圧力かけてたと認める発言だな、非国民うせろ。
笠井の日記は、途中から笠井本人の声で読んだ方が良かった
池松も好きだけど、日記を全部読んで、
その後すぐ川行って、また詩を朗読はどう見てもツーマッチ
太賀くんが日記担当の方が、メリハリ出てよかったと思う
20 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:23:05 ID:KlBwrb2t0
池松君上手いなぁ。日記を読んでる時はさすがに感動した。
実話なのがすごく切ない。
昨日のTBSのドラマとは大違いでギュッとまとまってたね
まとまりすぎて、えっ!?もう終わり?って感じすらしたw
池末演技うまいな
つかみんなよかった
再来年大河のPらしいけど、これの出演者が使われたりすんのかな?
池松、ダルタニアンだ!とか思ったけど、そんなのは最初だけだったな。
池松もだが、太賀もよかった。
ってか、へたくそがいないとこんなに集中して見れるんだな。
主役の演技がよすぎて、見終わった後にしばらく固まった…。
すごいな。
25 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:30:22 ID:qP2LX/IIO
民放だったらこのクオリティの高いドラマ作れないだろうな。
アイドルとかジャニーズはドラマに出すなよ
もう少し音声のボリュームをフラットにして欲しかった
メリハリありすぎ
EDのテロップ見逃しちゃったんだがあれって軍歌?唱歌?
太賀良かった
あっさり死んじゃったのは悲しかったけど
29 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:33:56 ID:hTxncr19O
>>23 そうだね
ヘタクソがいないって素晴らしい
池松、結構いい体してたな。
重苦しい場面ばかりの中、カッター訓練の後水と戯れているところは清涼剤か
反日放送協会の毒は昨日のうちに出し切ったのか?
国民が学問したら洗脳できなくてマスゴミは都合が悪いだろうに、
脚本はまともなまとめに入ってたな
戦時中は国が扇動、洗脳していたが、
現在はテレビが扇動、洗脳している。
という現代社会への警笛だなw
>>30 清涼剤だし、ああいう普通の少年らしい無邪気な姿がさらにせつなさを誘うシーンだったよな
34 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:41:57 ID:qP2LX/IIO
さすがエリート集団のNHK様が作るドラマは一味違うね
>>32 洗脳を嫌うものは別の洗脳をモロに食らうんだな。
昨日の倉本聰の「歸國」にがっかりした翌日、良いドラマを見せてもらいました。
全体主義ということが理解できたように思いました。
英霊は強要・強制されてならされたものだと思いました。
靖国神社へ参拝し英霊に詫びなければ気持ちがおさまらないのは、校長、配属将校、軍事教練教官・・・、学徒を強制的に戦争に送り出した人たちでしょう。
国の指導者たちはもちろんですが…。
38 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:48:14 ID:KlBwrb2t0
池松の最後の日記朗読は本当に泣いてたみたいだが…
あれはリアルに泣いてるだろう
40 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:49:36 ID:Xz91zYh1O
とりあえず、音量の調整が面倒くさかったけどww
池松もとても良かったけど、福士さんの軍人役はまってた気がする
演説がちょっと恐かったw
>>37 谷やん、できる子なんだね。
短くて物足りなかった…
役者の演技も、比較的淡々と進めた内容も良かったね
最後の歌泣けたわ
>>36 >昨日の倉本聰の「歸國」にがっかりした翌日、良いドラマを見せてもらいました。
…同じく。
福士、声も演技も良かったよ
あの冷徹さがあればこそ…だよね
45 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:53:24 ID:Xnuz06rPO
地味ではあったが
昨日の民放より良かったな
頭髪で本気度が違う
民放→かつら
NHK→丸坊主(地毛)
予科練に行った後が描かれず、すぐに終戦後のシーンになったのがよかった
で、最後に出たリアルな軍服姿の写真が生かされ、より深いものになったからね
やはりこういうドラマはNHKだな。
全体的に役者もよかった。
池松や高橋は期待通りって感じだけど、近藤芳正も良かった。
そして福士は軍人役似合いすぎ。
48 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 22:57:15 ID:qP2LX/IIO
NHK様
素晴らしい番組ありがとうございました。
是非、再放送してください
福士はいいNHK役者
大河の出演あったっけ?
>>44 福士は青年将校役がはまるなぁ
教員たちの会議で顔半分影になってる演出はオーソドックスだけどいいね
なんか期待はずれもいいとこでした
>>51 福士www大河板のキャスト予想スレの常連になってそうだなw
平清盛には池松出るかな?
脚本家とは風林火山つながりだったんだなあ
朗読されてたヴェルレーヌの詩、タイトル誰かわかる奴いる?
もう一回ちゃんと読みたくなった
>>54 大河板の予想常連はキムタク、織田、堤に山本、福士、玉木とかだなw
サンジュストさま でググれw
泣きました。すごくコンパクトだけど、よく出来ている作品だった。ありきたりだけど、平和だったり、自由だったりに感謝します。見て良かった。
裏ではバンザイクリフからの飛び降りをカラーでやってたからねえ
62 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/15(日) 23:37:03 ID:LCGE6S5TO
NHK×大森(寿)脚本に外れ無しだな。
淡々としてるけど真面目に作ったいい作品だと思った。
既出だけど昨日のTBSの倉m(ry
主役が良いわ。
また大森さん大河とか朝ドラとか書いてほしいなあ
名古屋制作にハズレなし
歌い踊るトンデモ朝ドラのどこがよかったのか、自分にはわからんw
太賀の飛行兵の姿似合いすぎ
太賀の演説もよかったよ
TBSみたいに押し付けがましくなかったのがよかったのかな?
TBSにくらべて役者の演技力も随分と差があったな。
>>67 豪華さで言えばTBSの圧勝だろうにね
まあ自分はTBSのは15分くらいで脱落したから何とも言えないけど
愛知一中と、池松壮亮と、太賀がグーグル急上昇ワードにランクインしてる
結構見てる人いたのかな
豪華キャストが売り=コケドラマ
むしろ最近はこの法則だな
NHKドラマ好きにはこっちのドラマの方が豪華なんだけどなw
71 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 00:06:31 ID:fgEG5UkNO
TBSはたけし長渕小栗向井倉本と名前だけで中身が伴っていなかったと思う
あと個人的に俳優のたけしって微妙
>>71 +石坂、八千草ね。
この2人が書かれないと個人的には豪華だと思えないw
73 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 00:16:19 ID:pfsJnNsX0
始まって10分でカワイソスギて消したわ
>>69 良いドラマだったけど
NHK終戦ドラマの視聴率は
毎年ひどい
愛知一中から大量に志願したが、海軍側が多くを試験で落としたというのは、
飛行機乗りを養成する予科練は海軍航空隊の管轄であり、
海軍航空隊は昭和18年中旬でも、井上成美、小沢治三郎のようなリベラルな提督が
多かったので、中学生を合格させなかったのだろう。
だいたい、航空兵というのは簡単に養成できないし、養成できたとしても乗る軍用機がないと
意味がない。航空兵は前線に出るためには、最低でも100時間の飛行訓練時間がないと
だめだと言われていた。
ちなみに、真珠湾攻撃に参加したパイロット達は、飛行時間500〜1000時間以上だった。
76 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 00:38:17 ID://g8r67uO
豚局の終戦ドラマは
途中で居眠りしたが
これはよく出来ててあっという間に時間が過ぎた。
オリオン見てて某女優の棒芝居が最初に来なかったら
こっちにチャンネル回すこともなかったノーマークのドラマで
しかも名前も知らない俳優の芝居に涙する事なるとは。
わからんもんだね。
結構自然な名古屋弁だった
ボート部って名古屋だと旭丘高校(愛知一中)くらいしかないんだよな
演説かました上級生が辞退や不合格でワラタ。
不合格狙いも示唆してたよな
池松君、期待通りだった
みんなよかったな
でも眉剃った一中生ががいたのには突っ込んでしまった
当時そんな男子学生いないでしょうに
80 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 00:48:12 ID:3ObTb4pVO
見逃した
再放送はいつだろう
>>74 NHKのドラマは総じて視聴率がイマイチなんだよなあ。
大河と朝ドラくらいじゃね?そこそこ取ってるのは。
>>78 あの五年生たち酷いよな。
「クラス全員志願した!」って真っ先に言い出して、
下級生のクラスを回って「おまえらも志願しろ!」
そして、講堂で志願しない奴はクズ!って雰囲気にさせて
下級生を志願させて、最後は全員辞退w
ここまでのクズ野郎って、その後どんな扱い受けたのだろうか?
83 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 01:01:54 ID:e7vlq60NO
> 愛知一中は回天多聞隊(伊366潜)で散華された成瀬謙治海軍少佐の母校で、海軍兵学校に在学中だった成瀬さんは、一中出身者代表として校長に手紙を送りました。
>
> 「一中全校生徒を予科練へ志願させることは、無意味であります。生徒ひとりひとりの能力は、それぞれ異なります。能力に応じた道へ進ませてください。それでこそ本当に国に報いることとなります。この戦争で死ぬのは、わたしたちだけで十分なのです。」
あの校長も、綺麗事言ってたけど「俺だけ不幸なのは許せん、おまえらの子供も差し出しやがれ」みたいな本音が裏にあったよね
怖かったなあ
そういう点で、いい脚本でした
>>56 キムタク、織田ってw
トレンディ系なら、高橋の方が先に出そうだな。
ツイッターでも評判良かったみたいだけど、個人的にはどこか消化不良感が残った作品だったな。
ある程度先が読めた上にヤマ場がなかったと言うか…藤山と笠井の関係を描くことに集中した方が
もっと思い入れできたかも。
いや、池松と夏川の熱演で〆てはいたが、視聴者が思い入れてお涙頂戴がメインの話ではないんでは
だからあれくらいでいいと思うよ
まんまと煽られやすい上級生、引きながらも引きずられる主人公、教師たちの思惑、親の本音
どれか一方に単純化せず様々な立場を描いたところが良かった
>>82 その当時の在校生は、今80代前半だから、まだ存命の人も多いのでは。
このドラマを見て、どう思っただろうな
演説したその5年生も見ていたりしてw
冒頭の訓練のシーンで、風林火山で武田勝頼を演じた池松は笠井に
「長篠の合戦で織田信長が待ち構える陣地に槍や刀で突進した武田勝頼に似とらんか?」
なんて言われてたなw
それを言った太賀は風林火山でも短い命だったけど…
池松も太賀もこのドラマで初めて顔と名前を知ったのだが、
それがかえってドラマの世界に自分を引きこんでくれた。
民放は、視聴率優先でヘッタクソなのに知名度だけはあるのを
起用するから、ドラマ全体が薄っぺらい。リアリティに欠ける。
このドラマは演者の真剣な姿勢が伝わってきて、とても良かった。
主役級の二人の演技に泣けた。すごく上手い。
ヴェルレーヌの詩に同性愛のメタファーを感じた視聴者も少なからずいるのでは。
主人公=ランボー、親友=ヴェルレーヌか。
>>82 戦後は何事もない顔して過ごしたんだろうな。
この学校のロケ地ってけいおん!の旧豊郷小みたいだったけ、。
録画と写真見比べると中央3回の両脇の丸窓が違うだけであとはどう見ても同一ですね。
なんか加工してるんでしょうか?
ググってみたらそのようでした。くだらない質問してしまいました。
しかし美しい建築物ですね。取り壊しにならなくて良かった。
主人公の池松ってNHKの書道のドラマにも出てたよね
ドラマはなかなかよかった
>>93 豊郷小の旧校舎は名建築だね
アニメは別として、建造物が好きな自分にとっては一度は行ってみたい場所の一つ
14日の土曜に、たまたま豊郷の近くまで行ってたから行けるチャンスだったが、時間が無く結局行けなかったのが後悔…
>>87 個人的には別に泣くことを期待してみてたわけじゃないし、
むしろ日記朗読のシーンはかなり覚めた気持ちで見てた(汗)
ただ、史実をもとにしてるそうだからどれくらいがノンフィクションで
どれぐらいがフイクションかは気になる。
もしかなりの部分が現実通りに進んだのであれば、これが当時の
「銃後」の姿の一つだったんだなと思うしかないのだろう。
>>88 爺ちゃんが該当するんだけれど一度も話を聞いたことがない。
親父も聞いたことがないらしく、今回のドラマで初めて知った。
「戦後、生徒が集まってある教師をぼこぼこにして土下座させたことがある」
とチラリとこぼしたのはこれがあったからかも。
それ以外は何も語らない。
機会があったら話を聞いてみたいと思う。
終戦後、修身の教師が野球していたシーンが何とも。
>>97 言わないということは、言いたくない過去の体験、思い出ということ。
当時大人だったらともかく、当時まだ十代の少年時の体験。
あえて聞かないほうがいいと思いますよ
>>99、100
はい。
今でもすばらしく頭の良い物静かな爺ちゃん。
穏やかに過ごしてもらいたい。
福士がよかったなあ
若く見目よい将校にあのような演説をされて
10代半ばの少年達の気持ちが揺らぐのが
見てるほうも納得できる、そんな適役だった
お元気なうちに聞いておかなきゃダメだ。
夏川の目がいつもより若干釣り上がっていたのも良かったw
この人は、出自や今の環境からずっと気が張っていたんだろうな、
と夏川の目から想像できて、それで胸が痛くなった。
全然関係ないんだけど、つい「愛を読むひと」を思い出した。
全体的に台詞が聴き取りにくいと感じたの俺だけ?
>>89 なるほど!あのシーンは風林火山へのオマージュだったのか。
脚本同じ人だしね。
高橋克典やればできるじゃんって思った
竜雷太の演説(口調言い回し)はすばらしい
108 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 10:37:32 ID:efnjKKPOO
主人公の友達のお母さんは、あのモダンチョキチョキズのボーカルの濱田マリさんでしたね。
出征の見送りのエキストラのなかで、今風の眼鏡をかけていた人がいましたね。
109 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 10:56:58 ID:gDUP8Qnp0
冒頭から息がつまるシーンの連続だった
実際はもっと肉親の感情を外面では押し殺していたんだろうね
15分で見ていられなくなった
>>75 もともと予科練は乙種が主力だから
甲種は少ない
中学まで行ったなら兵学校へ行った方がましだから
主人公の池松くん。竹野内豊がやった溥傑に、似てると思ったの私だけ・・・
112 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 11:07:46 ID:kQWgds8L0
>>105 俺も。
正直聞き取れた台詞でさえ当時の難しい言い回しとかは
「え?え?」状態のアホな俺だったわけだがw
でもそんなに気にならなかった
台詞以外からでも十分読み取れる脚本だと思ったし
とりあえずマジクソ泣いた
朝ドラ「だんだん」のマナカナの弟健太郎も出てたんだな。
EDロールまで気づかなかったが
赤坂でやった北野主役のやつよりこのドラマのほうが断然良かった。
普通の会話
教師の会議
生徒や将校の演説
音量調整あまりしてなかったんだろう。
太賀くんはすごい子だな
コードブルー2でゲスト出演した時もうまかった
完全にレギュラーのアイドル喰ってたからね
五年生の件は、高橋先生の最後の呼び掛けが利いたと思いたい
決して派手ではないけれど戦争の理不尽さ物悲しさが伝わってくる
とてもいいドラマだったと思う
>>75>>83 なるほど、心ある人はちゃんと見てるということだな。
ともかく、ムダのない引き締まったドラマ構成だったと思う。
>>113 木咲くん、なんの役だったのかな。
ひょっとして、あのキツイ5年生?
全体主義などと教科書で学んでもピンと来ないだろうけどその辺よく伝わってくる内容でしたね。
坂町少尉のあの演説聞いて真っ向から異論ぶつけられる人もあまりいないですよね。
有給休暇も育児休暇も消化できない俺みたいな根性無しはすっかり流されて藤山センセのような格好良い発言も出来なかったと思います。
122 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 12:25:40 ID:WcV2U/eX0
>>81 このドラマは教育テレビの枠でやればよかったとおもう。
あと、旧制中学にぴんとこない人がおおいのだからナレーションで説明すべきだった。
テレビが見られなくて、仕方なくラジオで「聴き」ました。
声だけでも役者さん達の迫真の演技が伝わってきました。(テレビで観たら、もっと引き込まれたんでしょうが…)
悲しみが今も尾を引いています。
木曜日の深夜(ラジオ深夜便、戦艦大和の戦没者の話)からずっと、戦争のことを聴いたり読んだりしてきて、何だか打ちのめされた感じです…
でも知ることが出来て本当によかった、と思います。
124 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 12:27:45 ID:kQS5njJq0
何で中学の先生がノモンハン事件のこと知ってたんだろうな
しかも極秘事項生徒の漏らしてるし。。。
この後逮捕されたのは言うまでもないってやかましいわ!
後ろの方で、結局、甲種飛行生に進んだのが、あの人数だけだったというのには、
ちょっと、救われた気がしたんだけどね。
>>124 ノモンハンに自分が行ってたからでしょ。
(軍歴があると、他の教師が言ってたよ)
で、うまく、生徒たちが志願するように仕向けるための話に、途中ですり替えてるし。
あの当時の、バカな上層部の責任を、今(昭和18年)の中学生に押しつけてどうすんだよと思っていたよ。
127 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 12:42:11 ID:dzMSSgl50
129 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 12:50:59 ID:SkGxYA120
*7.2% 21:00-22:15 NHK NHKスペシャル・終戦特集ドラマ・15歳の志願兵
取った・・・でいいのか?
どうなのか。
頑張ったほうか。
131 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 13:33:50 ID:lHKyf7Po0
これを観なかったのに、「歸國」を最初から最後まで観ていた俺って……………
昨日のドラマといい、今朝の新聞と言いテレビといい、
どれだけ梶浦デーなんやw
133 :
132:2010/08/16(月) 13:39:20 ID:e7zOWp3G0
超誤爆りました、すみません……
>>130 放送時期など違うが鬼太郎や最後の戦犯は10%くらいいってなかった?
135 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 13:49:17 ID:RO0oD6atO
>>130 裏がオリオンでアイドルオタや腐女子が殺到したことを考えれば健闘したんじゃね?
>130
いつもどうりってとこで。
137 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 14:05:15 ID:6IvnfsIS0
>>131 自分も期待値は「帰国」の方が大きかった
あれだけの役者が揃ってるのに全然だめだった
敬礼からして日本軍らしくなかったが気のせいか
15歳の方はどうせNHKだからとタカをくくってたけど稀に見る秀作だった
名古屋局はまだ中韓に占拠されてないのか
主役の男の子 池松さんがよかった
ナイーブでまっすぐで役にあっていた
校長役の竜雷太 昔から比べるとほんとにいい俳優になったと思った
139 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 14:15:18 ID:6IvnfsIS0
>>36 >英霊は強要・強制されてならされたものだと思いました。
これが正答だと思い込まない方がいいかと
この気持ちを持って靖国参拝したら失礼に当たることもある
英霊は詫びられることなど望んではなかった
多くの人が遺書で「褒めてくれ」と書いてある
ドラマの主題としても、それが全てではないと思った
国のためにと、家族の期待に応えたんだから
讃えてあげないとね。
間違いだったごめんなさい、なんて言われたら、プライドが崩壊しそう
高橋克典も役幅をひろげたね
もっと違和感あるかと危惧してたけどそんなことなくて好演してた
そこが難しいところだよね
遺族感情も似たところがある
今のアメリカのイラク戦争なんかも同じだ
愛する息子が間違った戦争で死んだなんて思いたくない→この戦争は正義に決まってる→もっと戦え!
てな
143 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 14:39:28 ID:CDhgaR+g0
何でこんなに評価高いんだ?
俺は、少年Hとかはだしのゲン的な、主人公やその関係者は
時代を冷静に見続けられた賢者で、周囲は全体主義に引きずられる馬鹿、
という典型的な反戦作品な描き方が嫌で、途中から音消して見てたが。
音楽とか演出とかわざわざ暗く重苦しくして、やたらと
ネガティブな印象ばかりだった。
1時間ちょっとの短編ドラマにしては中身が濃かったから
主人公モロに流されてたやんw
適性試験の視力検査で落ちたけど。
出てきた人物の誰もが馬鹿な扱いにはなってなかったと思うが。
それぞれがそれぞれの正義を信じてああなってしまったと。
そこが切なくてツライんじゃないか。
本当に信じてたかどうかはわからんが。
147 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 14:58:24 ID:6IvnfsIS0
>>143 父親の命大切という優しさの裏に卑怯さもあるのを描いてもいたりした
15歳の子自身が「自分の子だけ助かればいいのか」ときっぱり言ったのは立派
反戦ドラマにありがちな「とにかく戦争はいくないから命大事だから行かせない」でなく
「秀才たちを国のために生かせる方法は他にもある」の台詞が嘘ぽくなく良かった
細かいところまで時代考証がリアルだった
全体主義に引きずられる馬鹿という印象はあまり無かった
というので今時のドラマとしてはかなり良い
いちがいに卑怯、とか馬鹿、とか言ってしまうのも酷な気がするよね
自分があの時代に大人として生きていたら
生徒を喝破してして戦場へ送り出す方へ回っていなかったとは言い切れないなあ
それが当時みんなが信じていた「正義」だったんだものね
反戦的な考えや思想を口にすれば非国民として憲兵に捕まる時代だし
口にしなくても心に抱くだけでも罪悪感に苦しむのが
当時の国民の普通の感情だと思う。
だから、(流されてた)という解釈は違和感がある
「本音」はゲスな根性ではしたない
「建前」こそが一人前の社会人として必要な精神
ていう思いはどうしても抜きがたくあるもんね。
まして、「本音」を守るために「建前」が働いているのだ
となれば、ますます「建前」には逆らえない。
本音だけになったら社会は崩壊するし
建前だけになったら全体主義の成立だし
だからどちらも手放さず、周囲や時流を見ながらバランス取って、というのが理想で
かつ多数派だと思うけど
これこそが一番、時流を作って追い込んでいく立場なんだろうねえ。
自分たちで追い込まれるように仕向けてしまってる。
けどそれでも、周囲や時流なんて関係ない、これが自分にとっての正義だ
と思ってやったことで、「こんなはずじゃなかった」という未来を招くよりは
まだいいと思ってしまう。
銃撃や空爆シーンといった
いかにも戦争って描写がなくても
戦争ドラマって成り立つんだなと新鮮だった
あと恋愛要素ゼロなのが
何気に新鮮で良かった
今でも起こりえることとして、当時の空気をちゃんと描いてたと思った
親のやるせなさとか、情けなさが身にしみた…
濱田マリが来たとき、父親が言い逃れしてる姿を正美に見られてたときがなんとも切ない
>>111 言われてみれば似てるかも、メガネ坊主のせいもあるだろうし両者とも犬顔だしな
普段はあまり似てないけどw
155 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 15:42:29 ID:1NkHlzcVO
これ観て改めて軍国主義の国家による洗脳は怖いと思った。
思春期で純粋なだけに、周りの思想に徐々に洗脳されていく様子がリアルに描かれていたと思う。
156 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 15:58:14 ID:x8u6TpGS0
モラルなき日本の現状にくらべ
あの戦争時代の日本人は「誇り」をもって「公」
すなわち国のために自らの命を賭けて戦った。
それなのに「反省」だの「謝罪」だの
むしろ「公」を守るための正義の戦いだったのである!
小林よしのり
157 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 15:59:20 ID:VGjoPnwI0
チョン国マスコミの 洗脳も怖いよ
とりあえずおめえ、ボートのシーンはよう、琵琶湖で撮ってもいいけど
よう、エリは写りこまねえようにしねえとな、ええっ。
160 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 16:06:41 ID:6IvnfsIS0
>>155 あれを単なる洗脳だと思い込んでしまうあなたの思考は
洗脳とまではいかなくても一切の操作から影響受けてなどいない
と言い切れる?
現代日本の常識とされるものや通念が絶対的正当であると確証はある?
今の日本の教育やメディアも戦時中とはまた違った方向から
洗脳がごとき押し付けで満ち溢れていますよ
つくづく思ったのは、普通の人間がプライドを持って有意義に人生を終わろうとすると、
変に建前論ばかりになってろくなことにならない
ということだった
戦時と比較したりするのはおかしいのかもしれないけど、有給休暇とか育児休暇とかの話をもちだしたのは
このドラマ見てなんか過労死していく現代のサラリーマンを取り巻く環境にも似たもの(全体主義的なんて表現はオーバーですが)
を感じてしまったからなんです。50年後のサラリーマンが現代の日本人を振り返ってみるとそういった匂いを感じることもあるんじゃないかなとか
そんなことまで考えさせられました。
洗脳とかいう言葉が一般的に使われるようになったのは何時ごろだか知りませんが、洗脳されているなんて言う自覚を持つ人はなかなかいないものです。
いろいろと深いテーマを内包したよいドラマだったと思います。
このドラマのもう一つの言いたい点
戦においても学が無ければどうしようもないってことだよね
口先だけの人間が台頭してくる流れって今でもある問題だし
学がある奴はすぐ洗脳される
さすがタニヤンだな。
沖縄戦の語り部や水木しげる翁も言ってる。
「戦争(非日常)と日常は地続き」
「まったく別個のものが存在するんじゃない。
日常に存在している物事が、戦争(非日常)だとより極端な形で引き起こされるだけ」等々。
こういうのを実感持って伝えられる世代が少なくなってるのはほんとに怖い。
小林よしのりなんかも、「命なんか大切じゃない」と主張していて
それはそれで、現代の行き過ぎたある面に対しては有効な言葉だと納得はするけれど
同時に、当時の二の舞という道へも伸びていることだけは見過ごせない。その点で決して全肯定できない。
何事もすべてを肯定、あるいは否定するのは難しい。そうした心の揺らぎは容易に全体主義を招くけれど
かといって、全肯定あるいは全否定して硬直化するのはもっと不自然で受け入れられない。
結局は・・・なるようにしかならないんだろうか?
「いったん流れが作られたらもう遅いのよ」とははだしのゲンの母ちゃんだけど
どうしたら流れを作らないようにできるんだろう?それはいいことなんだろうか?
167 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 17:06:06 ID:6IvnfsIS0
>>166 あなたはさっきから鋭いこと書いてるね
神の目的なこれぞ確固たる正義!なんか無いんだと思う
現実、中庸やバランスを大事にするしかない
戦時中が国粋主義、公>私に偏り過ぎて
昨今の価値観が地球市民w、エセ平和運動、個人主義>公に偏り過ぎている
50代の自分から見れば1950年代後半〜60年代が割りとバランス取れていたように思う
(安保闘争や全共闘紛争除く
「体が丈夫で成績の劣る生徒を志願させればいい」
このリアルな本音が良かった。
アメリカ始め各国の軍隊でも敢えて兵役に志願するのは貧困家庭の子弟が多いしな。
たまたまこのドラマを見た現代の成績不良児は何を思ったか。
>>166 “思考するのを止める事こそが人間としての敗北”
文体そのままじゃないけど
この作品の肝は日記のこの一文と
主人公の「無学であったのは国家」発言にあると思った
水木しげるの母上(通称イカル)はこんな戦争負けるにきまってるって
しょっちゅう言ってたらしいけど捕まりもしなかった
結構、嫌がらせはされたらしいけど。
171 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 17:24:38 ID:BfiHA7mr0
プラスチックは分別しなくてもいい
割り箸は悪ではないらしいとかいろんな説があっても
誰もめんと向かって人には堂々と言えない雰囲気がある
こんなの考えながらこの戦争ドラマを見てました。
それは地元の憲兵の性質にもよると思うな
帝大あたりでも教授と学生で普通に負ける談義はしていたけど
だからって公の場で発言できたわけではない
173 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 17:27:47 ID:6IvnfsIS0
「学問がなかったのは国」はどうにでも取れる
戦争へ進んでしまった国策を言うのか
有望な若者を戦場に送ったことだけを言うのか
あるいは政府や大本営の戦略の稚拙さを言うのか
あるいは全部かまた他のことか
克典が最後に泣いて親が反対してるならいくことないって言ったのきいて
>>104 分かる気がする>愛を読むひと
自分に学が無いことを恥じていて、強いものを信じるしかない、
一生懸命それを信じていたのに、息子の真意を分かってやれなかった。
とても可哀相な人だった。
あの日記の全文が読みたいなぁ。泣きすぎて所々覚えてない。
>>173 まだあるんだろうけど全部
学問の本質に未だ掠らない幼稚な精神性と
そうした一部の特殊エリートが全体を支配し得た国家としての未熟さ
今も別の意味で国家として未熟だけどね。
民主主義国家になったはずなのに、国民は、政治家に全部丸投げで
未だに政治意識は戦前のまんま。
最近ではタレント政治家という中身は無いのに口だけ上手い連中に大量に投票して
日本の政治をボロボロにしている。
そのうちタレント政治家の中から独裁的な人間が力を持って、
このドラマのような世界になるんじゃないかなと思ってる。
>>175 同意
志願前に、夏川母と太賀が母子としてお互いの本音をさらけ出せる機会があったならば…と思うと、なんとも切なすぎる。
お互いがお互いの真意を誤解したまま別れたことが、ことのほか哀しすぎる。
太賀の日記にのみ記された彼の真意と、事後に友の朗読によって知らされる夏川母の涙と悔恨に、胸が痛かった。
最後の主人公と夏川母の場面がこのドラマのポイントのような気がする。
あの時代に生きて散ったひとつの親子が存在したことを知り、心に落ちました。
>>172 公的な立場の人と一般人を一緒にする気はまったくないが
問題はみんな普通の人たちの多くが空気を読んで口をつぐんだこと、
いまでもよくいうよね、空気を読めって。
>>177 個人的には独裁政治自体悪いものとは思いませんけどね。
小泉劇場とか流行ったじゃないですか。いまは票取りバラマキでしょうか。
民主主義というのはポピュリズムに陥りやすく、国民がそれに気づいて警戒することができなければならないと思います。
>>166 おっしゃるとおりだと思いました。この国が衰退、極端ですが「滅亡」の方向に進んでいることは誰も(いや大方の人か)が理解しているのに
誰にも方向転換どころか減速すら出来ないのですから戦後に政治体制が変わったというだけで日本人は自分らが思ってるほど進歩していないのかもしれませんね。
181 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 19:40:42 ID:xa1vbKgp0
大森が脚本を執筆した作品で最近では黒部の太陽
フジの開局50周年の記念ドラマ 香取主演
最近のフジのドラマの中では良作だった。
ぜひ民放ドラマの脚本を執筆して欲しい
大森の脚本家としての評価はA
ちなみに林宏司はB
主人公の家が明るくて、灯火管制は無かったんだろうかと気になった
とりあえず言っとくけどよう、ボート漕ぐシーンはおめえ、エリが映らねえように
しねえと琵琶湖だってノがちょんばれだってんだよう、ええっ。
184 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 20:21:27 ID:6IvnfsIS0
>>182 空襲が始まったのは44年、都市部に本格的にやられたのは45年になってから
ドラマの設定は43年かと
185 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 20:41:02 ID:k033vrFlO
見逃してしまったんですが、再放送ってありますか?どなたかご存知の方いらっしゃったら教えて下さい(;_;)
>>185 オンデマンド
あるいは、リクエスト多数だと早めにBS2で再放送かかるよ
こまめにチェック
>>185 NHKへ再放送希望の旨、メールなり電話なりしてみたら?
反響が大きいと再放送の可能性も大
ミリオタで、旧帝国海軍に詳しいオレは、海軍が15才の少年たちを、
飛行兵学校に採用しないという最後のオチはなんとなくわかっていた。
海軍特別年少兵なら採用したかもしれないけど。しかし、旧制名門中学校の5年生なら、
あと半年在校して卒業して、海軍兵学校に進むことを海軍は勧めたと思う。
ただし、当時の海軍兵学校長は和平派の井上成美中将だから、無理に前線に出すことは
しなかっただろう。
189 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 21:32:56 ID:CNReK4EFO
最後のエンディングに流れた写真だけど…
黒の制服着た人と軍服来てた人は本物の正美と光男だったんだろうか…
190 :
97:2010/08/16(月) 21:50:44 ID:wg9f93X40
なんとなく終戦特番の話がでてほんの少し聞けた。
爺ちゃんは作者と同期の3年生の時の当事者。
「行かなくていいと言ってくれるような先生は自分の周りにはいなかった。」
「自分も志願したが不合格だった。」
この二言。
不合格と言う時の辛そうな搾り出すような声を思い出すだけで胸が痛くなる。
原作を読んでみようと思う。
191 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/16(月) 22:12:08 ID:/8WLyzRJ0
何か本当に切ないドラマだった。
後2年足らずで終わ戦争の為に国の為に死んでいった未来有る志願兵達…。
結局この子達を殺したのは日本と教師た達なのね。何故なら「学問が無い国」だから。
>>185 名古屋放送局制作の終戦ドラマは全て再放送をやっているから、再放送はあると思うよ
今回も評判は上々だし
去年の気骨の判決は10月に再放送をしているな
レコーダーを持っているなら「志願兵」で予約登録をして気長に待って見るとか
>>190 :97
その二言でドラマ一時間分の重みがあるね。
母方の伯父(ラバウルから奇跡的に生還)も、背中に貫通した銃弾の痕があったけど
ラバウルでのことは一切話さなかったらしい。
何年経っても、その話になると遠くを見つめて口をつぐんだ伯父。
亡くなるまでに心の傷は癒えたんだろうか
>>184 少なくともドゥーリットル以降には灯火管制あったんじゃないの。よく知らないけど。
原案者の人も実際に15歳の時に志願したけど視力検査で落ちたのか…
どこまでが実話なのかすごい気になる
>>190 そんな大事な話を、聞いてすぐに2ちゃんに書き込む孫ってどうなの。
最初からの流れで書き込んでくれたんだろうに、そういう言い方は・・
199 :
ナメック星の魔男ブッコロ大魔王:2010/08/17(火) 11:08:16 ID:t74F2eTfQ
なんかバイオハザード4の村人が襲ってくる時の異様な音楽がかかってたような
学生大会で代表らがスピーチで煽ってたシーン
このドラマの音楽は独自作曲じゃなく他のサントラから選曲してんの?
主演が亡くなると再放送やってくれるのがNHK
池松よかった
見事に無垢な15歳を演じてくれた!!
「自分だけ助かればいいとは思えない」
「先に死んでいった仲間たちに申し訳ない」
こうした責任感や、仲間に対する愛情というか連帯感みたいなものは
絶対必要なものだし、それが世の中から消えたらどんなに世界は殺伐としてしまうだろうと思うんだけど
けどそれが同時に、バンザイ突撃や玉砕思想に結びついてしまう。
玉砕なんて私には、ほんとに無意味でグロテスクな芸術にしか思えないけど
止められないんじゃないかと思えて怖い。
203 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/17(火) 15:20:59 ID:lYK47wfR0
>>202 要は程度もんてことか。
戦中は行きすぎて
今の日教組やリベラル政府は今度はベクトル逆に極端なまでに行き過ぎている
204 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/17(火) 16:19:41 ID:XRrW5Ve20
要するに過激な教師というのはいつの時代でもロクでもないということだろ。
戦前は偏った軍国主義を指導し、
戦後は偏った反日平和主義を指導している。
程度、そうそのとおり。
ただその「程度」が渦中にいるとわからなくなる。
カエルをいきなり熱湯に放り込めば、カエルは飛び出すが
水からゆっくり温めていくと、飛び出すタイミングもつかめず気づけば煮殺されてしまうというような。
どうしたら、渦中にあって距離を取ると同時に、役割をも果たすことができるのか。
どうしたら、行き過ぎを戻すのに、単なる反動ではないやり方を示せるのか。
「反動」は往々にして感情的な熱狂を生じ、判断力を失わせる。これがまた怖い。
私は戦後民主主義は大賛成だ。
「戦争反対」と言える為には「個人(の私利私欲まで含む)」が保障されなくては
という考え自体は、間違っていないと思う。
ただしそれは、ベースの部分で個人の私利私欲を肯定しているものだからこそ
野放図に伸ばしていけば単なるワガママでギスギスした世の中になってしまう。
ある程度そうなってもいいと、あれほどの大惨事を経たからこその思いがあったのではないか。
そこを忘れて、これだけ時間がたって豊かになってから
戦後民主主義そのものを否定するような論調が生まれつつあるのに危惧する。
そしてもう1つ残念、というか、なぜだかわからないことは
それこそ「反動的に」前時代の反省から、これだけワガママが、「個の確立」が許された時代が長く続いたのに
やっぱり「公」を衝かれたら、「みんなで助かろう。命があればいいじゃないか」ではなく
「みんなで死のう。それが美だ。玉砕やむなし」の方を選ぶ時代が来るんじゃないか
と思えて仕方ないことだ。なんで?
それはそれで確かに美しくすばらしいことだから、よけいにどうしていいかわからなくなる。
>>185 NHKネットクラブ(無料)に入ると、あらかじめ登録した番組の再放送が決まったら
放送日をメールで連絡してくれるサービスを利用できるよ。
推測だけど、このサービスの再放送連絡希望登録の数も、再放送を検討する材料
にしてるんじゃないかな…
教員会議で触れてたけど、学校にはすでに志願者数が割り当てられていて、配属将校は監視と軍に沿った学校運営のために送り込まれている
現場の教員やましてや子供たち自身にそれを覆す力はない。
あとは、全ての状況は知らなくとも学校側はその目標数をどう達成するか、子供らはどう自分たちを納得させるかに走ることになる。
中学生二人の「俺たちを駆り立てるものは何だ?」「そんなの知るか」って会話がなかなかよかった
>>207 ということは、他の学校は、「全員」なんてことじゃなしに、適当に員数をあわせたということなんだろうか。
愛知一中は、妙な「エリート意識」があったからこそ、「みんなで応募しなくては」などと「建前に引きずられ」てしまったのだろうか。
(209続き)
ということになると、中途半端な「頭の良さ」「勉強の出来具合」というのは、特に集団になったとき、
本当の「賢明な判断」の妨げになるのかもと思わされた。
前の方
>>83に貼られていた、成瀬少佐(当時海兵在学中)のような考え方は、半端エリートには出来なかったと言うことかも知れん。
>>207 生徒たちは割り当てられた人数があるとか、それが何人であるかとかは、知らなかったのではないか?
妙な「エリート意識」というけど、
「一中生という選ばれた者であるからこそ、他の学校よりも率先してお国の役に立つべき」
みたいな風に誘導されて、若いがゆえにすごく素直に純粋に奮い立ってしまったという感じなんだろうな。
しっかりしているようでも、まだ15〜17歳なんだから。
212 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/18(水) 14:35:53 ID:Xfvs9Iwa0
山田風太郎の日記とかにも
それは顕著に表れてるね。
東京医学校(今の東京医科歯科大)が舞台だけど
尋常小学校高等科で終わるのも当たり前だった時代の中で
上の学校に進める層の意識は
今の時代の、ただお勉強ができる優等生とは
根本から違う。
不合格で生き残ってしまった山田風太郎は、日記のあとがきで
「忸怩たらざるを得ないのは、これが「傍観者」の記録ではなかったかということだ。
≪死に時≫の世代のくせに当時傍観者でありえたということは、ある意味で最劣等の若者だと烙印を押されたことでもあったのだ」
「現在の自分を思うと、この日記中の自分は別人のごとくである。戦前と戦後の「歳月と教育」の恐ろしさよ」
というようなことを書いている。
義務感に燃える真面目な単純バカって上にはありがたい存在だよなあ…
イギリスでも第一次世界大戦時、ノブレスオブリージュ(高貴なる者の義務)だってんで
上流階級の子弟が戦場で無謀なまでに勇敢に戦って
上流階級の子弟の死亡率だけがバカ高だったとか
さらに上流階級の子弟が戦場で死にまくったから、その後のイギリスの身分社会が揺らぐことにまでなったとか
若さゆえの視野の狭い真っすぐな潔癖さは美しいけど、シニカルな客観性や保身も少しは覚えておかないと、
せっかくの人材のムダ死になんだよなあ
陸軍幼年学校を作り
選民意識で視野狭窄状態のエリート集団を量産してしまった事
これがそもそもの…
215 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/18(水) 15:45:59 ID:4Mnk8k3o0
>>214 陸軍幼年学校を作ったことが間違いではない。
その手の学校は、どこの国でもある。
問題はその教育方針じゃないのか。
>>215 日本における同校設立は先ずあの教育方針ありきだろ
>>209 >愛知一中は、妙な「エリート意識」があったからこそ、「みんなで応募しなくては」などと「建前に引きずられ」てしまったのだろうか。
オレはミリオタだから、愛知一中の卒業生についてちょっと調べてみたら、先輩の中に
とんでもない人物がいた。海軍大臣となった大角岑生。
こいつはリベラルな人物の多い海軍の中にあって、陸軍の東條、牟田口将軍のような強硬派の無能な
提督だった。海相時代には大角人事で、穏健で米英寄りの提督を次々と予備役に回した。
太平洋戦争開戦前に事故で死んでいるが、先輩の中にこういう大物がいると、
「偉大な先輩に続け」
という気運が生まれてしまう。
あと、高橋克典演じる英語教師が、多くの生徒が海軍に志願しても慌てていなかったのは、
「どうせ、15〜17才の若者が集団で志願したとしても、リベラルな海軍のお偉いさんたちが、飛行兵として
採用するわけがない。それに、飛行兵は視力がよくないと務まらないから、視力が悪いエリート中学生は
試験に受からない」
ということがわかっていたからだと思う。
>>212 山田風太郎、読んだことないんですが、さっそく読んでみようと思います。
紹介してくれた一文は「戦中派不戦日記」でしょうか?
スレチでごめんなさい
優秀だからこそ純粋なんですを聞いて
オウムの洗脳を思い出した
>>217 大角は中途で攻玉社へ転校してるから、攻玉社卒だよ。
221 :
名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/08/20(金) 19:30:12 ID:J3KLYRvD0
丁度その時観れなくて・・・。どこかに動画がないかなぁ?
>>213 イギリスのイートン校に見学に行った時に、WWI・WWIIで戦死したOBの、名前が刻まれた壁を見た。
1学年250人ほどの学校でこんなに戦死したのかと驚くほど、たくさん刻まれてたのを思い出した。
階級はほぼ全員がLt.以上だったかな。
公式ホームページでアンケートやってたので、回答してきたよ。
忙しくて今日ようやく録画してた物を見られた。
若い子にありがちな自分は自分の意思のみで生きてると信じていながら
実は一歩引いてみると周りに流されやすく、染まりやすい所がよく描かれていたと思う。
本当は志願後に後悔した子も居たのかもしれない。
でもあのボートのように流れに流され、また自らボートから降りずに流され続ける事で
心のバランスを取っていた子も居たのかもしれない。
主人公の男の子、ラストサムライでトムクルーズに
「父上は戦で死ぬのは名誉だって言ってたけど、戦で死ぬのは怖い」って泣きついてた子だね
あれもこれも戦争なんだよな
ほんとうにあの二人のクラスメイトだった人の話を見たけど
主人公は原案者で、その親友だった人も実際にいたんだな
そしてあの日記を残したのも実話だったんだな
終戦記念企画ドラマの中では一番良かったと思う