立花万里香(渡辺杏氏)や西島賢治(五十嵐隼士氏)の態度は、
保育園育ちにありがちであると言われていた態度であると言える
だろう。
保育園では、保母の寵愛を園児が争奪するため、愛情も獲得する
対象となり、策略や闘争で愛情を略奪しようとする衝動が体験や
経験において習性となってしまう危険があるとされるのである。
そのような傾向は、恋愛のための服飾や装飾を販促する雑誌等に
顕著に観察され、その影響は、ドラマなどのTV番組で増幅され、
女性に働け働けと誘導や強迫し、宣伝広告している商品を買えと
迫っている。
それが政治分野においては、保育園増設へと世論誘導をしている
のだが、これ以上、愛情を争奪や獲得の対象とするような意地悪
な人間が増えてしまうと、社会や経済での協調性や信頼性が破壊
される危険があるだろう。
確かに、女性を差別して就業の機会を奪うのは女性の人権を侵害
しているが、そのために、乳幼児が愛情を無条件に享受すること
ができる人権を剥奪することは許されない。父親か母親かどちら
かが、12年ほど育児に専念できるようにする常識や環境を整備
する必要があるだろう。