今日配信された石橋役山口の日記
例えばの話
自分は野球選手だとして、ポジションはキャッチャーだとする。
キャッチャーが好きでキャッチャーが合っていて
キャッチャーの才能と技術と自信があるからキャッチャーな訳だ。
しかし、自分の意とは反して突然ピッチャーを任された。
同じ野球だとはいえやはり別物。プロとなったらそこはもう別世界。
慣れないピッチャーの仕事に困惑し苦悩するが任された責任と
野球人としてのプライドでチャレンジをする。
けど自分はあくまでキャッチャー。
自分のピッチャーとしての球はやはり打たれる。
野球人としての自信、プライドが崩れかけていく。
ただピッチャーを任された以上、当たり前だが打たれちゃいけない。
期待に応えなきゃいけない。
個と公のギャップを抱えながら自分を信じ精一杯投げる。
投げる。投げる…。
ピッチャーをやってみて分かる事も沢山ある。
厳しい立場に立たされて学ぶ事も沢山ある。
手に入れた物でいつかまたキャッチャーをやる時に
より良いキャッチャーになる自信もある。
だから今は目の前のバッターに向かって
自分の持つ出来る限りの球を投げるのみ…。
そんな毎日
演出家&脚本家はもうちょっと頭が柔らかくならないもんなのかね。
自分らだけ自己満足で好き勝手やってないでさ、役者にもっと自由に演技をさせてやりゃあいいのに。
役者のやりたい演技と演出家のイメージしてる演技じゃ相当開きがあるんだろうな。