【週末は】鹿男あをによし 第57神話【うどん祭り】
続
「今日はどこに行く?〜」と上田が切り出してきた。
「・・・ねえ、今日はここでもう少しお茶を飲みたいんだけど、いいかな?」
「・・ああ、いいよ。 すみませ〜ん、コーヒーとクッキーを。とこれ、おかわりで」
初美の分も頼んでコーヒーを飲みながらクッキーを食べた。
中にコアラが入っているとラッキーアイテムなのだが、まだ出てきた事が無い。
二人で子供みたいにそんな話題に花咲かせていた。いわゆる喫茶店に昔はテーブル
におみくじが何故か置いてあったのと、似たようなものだ。
まあ、某ドラマでは女の子が持っているお菓子を主人公が食べてしまうのだが。。。
と、上田が何かに気が付いたらしい。
「ん?、。。。あっ、これっ、ねえ、店長、店長これ、もしかして足の部分?」
と興奮気味に聞いていた。
「いや〜それはウサギだと思うよ。ウサギと亀が殆どだから。」
「あ〜〜残念」
「あ〜〜残念」
と二人同時に笑いながら見合った。馬鹿な事で盛り上がってる。
これもこの店の売りなのかな。。。