【週末は】鹿男あをによし 第57神話【うどん祭り】

「・・・最近、なんだか元気ないけど・・なにかあったの？」
「・・・・・・・・・」「・いや、話したくなかったら聞かないよ。」
と話しかけたら
「私、来年春に結婚しようかと思ってるんだ。」「え？！」
「その人もそれを望んでるの。私が売れないマジシャンをバイトでやってた時に
知り合った人なの。偶然にも伯父と知り合いだったの。」
僕は黙ってしまった。なんだか話すタイミングがどう切り出したらいいか。
「・・・まだＯＫは出してないんだ。どうしたらいいと思う？。」
「・・・どうって言われても。。。」
少し時間を置いて初美ちゃんが
「自分で決めるから大丈夫。まあ、先は解らないけどね。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
聞かなかった方が良かったのかな。どのみち決めるのは彼女だし。
と考えてると初美は他の話を切り出してきた。
「今度高校の頃のクラスの何人かで出かけるんだけど、重ちゃん行かない？」
「誰が来るの？」
「ヨチヨチ歩きのヨッチとバンドやってた郡だよ。後何人か誘うって言ってたから
最終の人数は決まってない。同窓会みたいになるといいいけど。」
「うん、行く行く〜〜〜、で、どこへ？行くの？」
「上野のパンダぬいぐるみ〜〜の予定。。。」
「いいね〜〜行こう行こう。」