【週末は】鹿男あをによし 第57神話【うどん祭り】
続
「はあッはあッはあッはあッつつつつ強いですぅ〜〜どうしよう〜〜」
「自分の剣道だ」「ええ〜〜?!?!それだけですか〜〜?!?!」「ああ、行って来い」
”プアーーーーーーーーーンン”
延長が始まったがお互い隙を見せないように竹刀の切っ先を突付きあって
様子を伺うしかなった。足が縺れるぐらいけん制しあっていた。
延長終了十五秒前、試合は動いた。春日が一瞬胴を見せてから面に行き、
そこを奈良の選手は得意の面で対する、が一瞬隙が出来た。
(すすす隙が、ムッキャーーー♥)「めーーーーーーんんnnん?nn」
一瞬時が止まった。”一本ッ” バッバッバッ と旗が揚がった。
”勝者春日” 体育館に怒号と歓声が響き渡った。
春日が 合い面を制した。団体優勝が決まった瞬間だった。