【週末は】鹿男あをによし 第57神話【うどん祭り】

「美術の先生って楽しい？。前は男子校で教えてたから生徒が悪ガキばっかりで。」
「うん、楽しいよ。おやじもおじいちゃんも美術を教えてたからかな、
自分もやってみたくなってさ。初美ちゃんは奈良女学館大学を選んだんだよね？。
国語の先生か〜なんか合ってるね。」
「へへへ〜、」　　ぺろっと舌を出しながら長い髪を掻き揚げる仕草が
昔から可愛かった。今も可愛い。
「先生になりたかったんだ〜。似合わない？。」
「う〜んあの頃の初美ちゃんは活発だったからな〜いつも楽しそうにしててさ。」
「えっ活発ってそれどういう意味？。まあ確かに元気だったけど。」
「いや、悪い意味じゃないよ。今はなんとなくお姉さん的な所とかあったから
指導者とか先生には初めから向いてたんじゃないかな。。。」
と高校時代の事を色々と話した。昼を回りそうだったので
「そろそろ帰るよ。学校の準備とかしないとならないし。」
「･･･うん。今度は学校で。」
「じゃあ」
「じゃあ」