ハゲタカ〜ROAD TO REBIRTH〜 Part19
日本から資金の撤退が数年で完了し、韓国化。
ブルドックは日本市場のチョン犬化のきっかけをしたとして歴史に刻まれる。
東証自身、『東証は日本でなく海外で上場する(=日本市場は終わりだから魅力なし)』みたいな発言を既にしたし。(その後、急いで火消しw)
■欧米ではROE 15%以上が当たり前で、20%以上の大企業もゴロゴロ存在。 ブルドックのようにROE 2%台企業の経営者は、株主から再任拒否され追放されるか、M&Aによる統合効果で株主を満足させるのが普通
■資本効率を高めたから潰れたは俗論。実際には、自由競争社会であればあるほど、資本効率が低い企業が淘汰されている。
但し資本効率が良くても、資金(現金)ショートを起こせば淘汰される。だから無借金経営を心がけ、無借金経営と資本効率を両輪でやるべき
■ROEの比較
▼NYSE…約2800社のうち 『ROE 20%以上…561社 率にして20%』
▼S&P500…500社のうち ROE 20%以上…164社 15%以上…274社 10%以上…366社
一方、日本は…
▼東証一部…1732社のうち 『ROE 20%以上…たった104社、率にして 6%に過ぎない』 15%以上…237社、10%以上…543社
▼日経225…225社のうち ROE 20%以上…18社 15%以上…41社 10%以上…102社
■この事から見ても、『日本企業の資本効率の悪さ(経営のヘタクソさ)は明らか。本来ならM&Aで淘汰されるべき企業が居座っているのが、日本経済。』
そして、この資本効率の悪さは、社会全体の資本生産性に悪影響を与え、日本の成長を押さえつけている。
一番の問題点はこの《非効率性》なのに、多くのメディアはそこには全く目もくれず、買収者を叩くことばかりに専念。
その方が大衆の印象には良いのだろうが、それでは《日本経済の問題の本質》を見誤りかねない。
>>396 続き
【DATA】
■ROEの比較
▼NYSE…約2800社のうち 『ROE 20%以上…561社 率にして20%』
▼S&P500…500社のうち ROE 20%以上…164社 15%以上…274社 10%以上…366社
▼ダウ工業種…30社のうち ROE20%以上…15社 15%以上…24社 10%以上…29社
一方、日本は…
▼東証一部…1732社のうち 『ROE 20%以上…たった104社、率にして 6%に過ぎない』 15%以上…237社、10%以上…543社
▼日経225…225社のうち ROE 20%以上…18社 15%以上…41社 10%以上…102社
■ROE 5%以下の比較
▼S&P500 500社…『ROE 5%以下はたった50社』
▼東証一部 1732社…541社がROE 5%以下
▼東証二部 475社…182社がROE 5%以下
▼マザーズ 192社…50社がROE 5%以下
▼ヘラクレス 161社…51社がROE 5%以下
▼ジャスダック 966社…281社がROE 5%以下