多くの人気ドラマを手がけたフジテレビの敏腕ディレクターKが、
自らの肩書きを乱用して新人女優を食い物にしていたことが明らかになった。
同局はKを1ヶ月の休職処分にしたが、退職に追い込まれる可能性もあるという。
Kが手がけたドラマは速水もこみち主演の『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』や、
伊東美咲主演の『危険なアネキ』、天海祐希主演の『離婚弁護士』など。
ドラマのキャスティング権を一部握っているKは、数年前からその肩書きをちらつかせ、新人女優を呼び出しては
「演技指導」と称したセクハラを繰り返していたという。
その見返りにドラマにキャスティングしていたというわけだ。
久保田哲史(くぼた さとし、1969年 - )はフジテレビジョン編成制作局ドラマ制作センター所属のディレクター、
映画監督。1995年入社。 2000年「御就職〜がんばれ!日本のお父さん〜」で監督デビュー、2002年には
「ナマタマゴ」で映画監督デビューも 果たしているほか、2005年と2006年にはフジテレビアナウンサーが企画・制作・出演
する朗読舞台「ラヴシーン」 では舞台演出も務めた。
今回週刊文春やFLASHに報じられたのは、17歳と18歳の女優の卵。しかし、あるK氏を知る芸能関係者によると
「21歳の大学生や、19歳のJJモデル、大手芸能プロに所属する19歳の新人女優」らも被害に遭っているという。
ある女優をドラマに出したい場合、ある事務所の幹部はXという人物にKを紹介してもらっていた。
後日某店で女優とKがふたりきりで会い、直接交渉。事務所は女優の「持ち帰り」にOKを出していたという。
今回の不祥事が発覚したことにより、Kの作品に出演した女優たちも迷惑している。「Kと寝たから仕事を
もらったのではないか?」という色眼鏡で、周りから見られてしまうためだ。
女性のひとりから被害届が出ていることもあり、最悪逮捕されることもあるという。
「ドラマに出たい」という若手女優の足下を見た卑劣な行為なだけに当然のこととも言えるが、
この事件は今後も業界に波紋を呼びそうだ。(参考:東スポ)