東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 10塔目
私を弄んだフジテレビ「東京タワー」演出家
「君がどこまでやれるか見てみたい」
仕事をエサに泥酔させた処女をラブホテルに・・・
18歳「タレントの卵」が怒りの告発
「ラブホテルの室内に連れ込まれると、私は服を着たままベッドの上でグラビアのようなポーズを取らされました。
Aさんはそれをソファに座って見ていました。でも、『その程度なんだ』。『それ以上できないの』とダメ出しをされ、
私は酔っていたこともあり、諦めてベッドに座り込んだんです。するとAさんはこう言ったんです。『オレにどうして
ほしいの。仕事ほしいんでしょ。オレの愛人になれば?』って・・・・・・」
その忌々しい一夜をこう振り返るのは、地方から上京してタレントを目指す十八歳の少女、浅井朋子さん(仮名)
である。
朋子さんが表情を曇らせながら続ける。
「Aさんは独身だと聞いていましたから『愛人って?結婚してないでしょ』と言うと、『たまに会ってメシ行くとか、
ちょっとヤルだけでいいんだ』と答えました。『そういうのできません』と断ったら、今度は『お金に困ってないの?』
と聞いてきた。そして、Aさんは『これあげるから』と財布から一万円札を何枚か取り出し、私のカバンに詰め込んだ
んです。びっくりして、それを取り出して返そうとした瞬間に、ベッドに押し倒されたんです・・・・・・」
(略
一方のA氏とは、フジテレビの連続ドラマとして放送された「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン」
(以下「東京タワー」)の演出を担った人物である。
(略
A氏の手掛けた連ドラ版「東京タワー」は、月曜午後九時枠、通称「月9」と呼ばれるフジの看板ドラマ枠で、
今年一月から三月まで放送された。(略
「事件」は、まさにその放送期間中の今年二月、渋谷区内で起きた。
(略
朋子さんがA氏と知り合ったのは昨年十一月下旬某日。渋谷区内のクラブで開催されたファッションショー
に、朋子さんはモデルの一人として出演したのだ。
(略
ショーに招かれていたマスコミ関係者の一人がA氏だった。A氏はその後の打ち上げにも参加している。
朋子さんが振り返る。
991 :
990:2007/05/22(火) 17:22:54 ID:+0WAp+8K0
「打ち上げはカラオケ店でしたが、歌はなく、食事と会話がメインでした。Aさんは『みんなにも教えておいて』
と、フジテレビの名刺を一枚取り出しました。私は連絡先をケータイに登録し、名刺はほかのモデルの子に
渡しました。その席で私はAさんに自分の年齢が十八歳だと告げています。(略)
一月から『東京タワー』をやるんだと話していたので、すごい人なんだと思いました」
翌日、A氏はさっそくアクションを起している。ただし、この時は別の未成年女性に対してだった。
「同じ事務所の十七歳の子がAさんに誘われ、渋谷の喫茶店で会ったそうです。その後なぜかビルの屋上
に行き、『キミがどこまで演技できるのか見せてほしい』、『まだまだだね。もっと何かできないの』などと、
その先をほのめかすようなことを言われたらしく、『用事がある』と言ってその子は帰ってきたそうです」
この女性は以降、A氏とは会っていないという。
一方、十二月に入ると、今度は朋子さんにA氏からメールが届くようになる。
「ほぼ毎日一通、夜中の一時か二時くらいの時間にメールが来るようになったんです。
(略)前の子のことがあったので警戒していたんですが、しつこいのでモデル友達と三人で会うことにしました」
(略
「最初はしきりに『家に来ないか』と言われたのですが、それは断り、Aさんの自宅に近いファミレスで
夜に一時間くらいお茶をしました。(略)でも『今のまま頑張っても売れないよ』とか
『俺の言うことを聞いたら売れるよ』などと、下心があるような感じはしました。Aさんはまた仕事に
戻るらしく、帰り際にタクシー代を渡されたんですが、友達がタクシーを探している際にこう言われたんです。
『本当は二人で会いたかった。君は可能性があると思う。君がどこまでやれるのか見てみたかった』って」
ここでも登場した「君がどこまでやれるか見てみたい」というセリフは、朋子さんがいまも強烈に記憶する
A氏の口癖だった。
年は明け、いよいよ「東京タワー」のオンエアが始まると、しばしA氏からの連絡は途絶える。A氏との
やりとりが再開するのは二月に入ってからだ。
「『紹介したい人がいる』というので、夜八時頃に渋谷の東急ハンズ前で待ち合わせることにしました」
992 :
990:2007/05/22(火) 17:25:01 ID:+0WAp+8K0
朋子さんが警戒していたA氏と会うと決めたのには、ある事情があった。その当時、所属していた事務所
を辞めていたのだ。その事実を知ったA氏は、朋子さんにこう語ったという。
「仲がいい人がいるから(新しい)事務所を紹介してあげるよ。でもキミがどこまでできるか見てないし、
わからないから」
朋子さんが続ける。
「(略)会わせてくれる方も一緒だと思ってたのですが、『さっき忙しいと言って帰った』と、
仕方なく二人で喫茶店に入ったんです」
(略
喫茶店を出てから、朋子さんはカラオケに誘われたが、A氏が向ったのは渋谷センター街にある居酒屋だった。
「(略)『軽く飲んだら?』と勧められ、食べ物は注文せず、ビールばかり飲まされました。(略)」
しばらくして、A氏は再びカラオケに行こうと言い出す。ところが、店を出ると、A氏の足は東急百貨店本店前を
横切り、対面の細い路地を目指していた。
「明らかに円山町のラブホテル街に向っていました。Aさんが先を歩いていて、私が立ち止まると、『別に何もしない
から』とか『ポーズをどこまで取れるか知りたいから、ホテルに入るだけ』なんて言うんです」
酔いも手伝ったのか、朋子さんはA氏の言葉を信じてホテルに入ってしまった。その後の展開は、冒頭で記した
通りである。
「押し倒され、私は抵抗も諦めました。行為の最中は『我慢すればいい』、『早く終わんないかな』とぼんやり考えて
いました。その日、私は生理中で、避妊はされませんでした。終わると、Aさんは一人でシャワーを浴び、すぐに一緒
にホテルを出ました。入ってからあまり時間は経っていなかったと思います。結局、お金も受け取りませんでした」
(略
「Aさんは別れ際に『三月いっぱいは撮影で忙しいから、終わったら連絡する』と言っていた覚えがあります。
実際に三月から四月の下旬まで何度かメールが届きましたが、もう一切返事は出しませんでした」
(略
朋子さんが、人気ドラマ演出家との縁に、芸能活動の活路を見出そうとしたのは確かだが、その境遇や心境
に巧みに付け入ったA氏の行動は卑劣極まりない。
あ〜アホがうぜぇ。
次スレどうするの?
994 :
990:2007/05/22(火) 17:27:14 ID:+0WAp+8K0
A氏は九十五年四月の入社以来、生え抜きの社員ディレクターとして、一貫してドラマ畑を歩んできた。
ドラマ以外にも、舞台や映画など、数々の話題作を手掛けてもいる。加えてA氏は、メンズファッション誌に
取り上げられたことがあるほどのイケメンだ。
「オレは女に不自由したことはない」
A氏は朋子さんにそう豪語していたという。
(略
「ありえないです。ほんとうにありえない!僕はその人のことをわかっているんです。女の子のバックに
ついているタチの悪い男のことも。週刊誌にネタを売るというのも全て知っているんです。怪文書が回った
んですが、会社にはきちんと説明しました。ディレクターって人気商売ですから、こんな噂が立つだけで
問題になるんですよ!」
だが、なぜか会話が噛み合わない。どうも、A氏が主張する内容は、朋子さんの件とは全く別の女の子
に関する問題だったようだ。その女性に関する取材だと早トチリしたのだ。
ホテルに行ったことは認めた
改めて、朋子さんとの関係について聞くと、激しく動揺しながらも、「飲酒」と「レイプ紛いの行為」以外は
概ね、事実関係を認めた。
「十一月のファッションショーの打ち上げにも行きましたし、十二月にファミレスで四人で会い、お茶を飲んだ
のも確かです。その女性と二月に渋谷の喫茶店で会ったのも事実。メールのやりとりもしていました。その日、
紹介しようとした社長は忙しくて彼女が到着する前に帰ったんです(その社長も同様に証言)。でもそこで解散
してますよ。お酒も飲ませていませんし。酔わせてその後レイプなんて、ありえませんから。事実に反している
ので、会社を通してもらえますか」
995 :
990:2007/05/22(火) 17:28:50 ID:+0WAp+8K0
翌日、改めてフジテレビに聞くと、広報部長名で次のような回答があった。
「本人に聞き取りを致しましたが、ご指摘のように『無理に飲酒を強要』したり『強姦をしたり』という法令に
抵触するような事はなかったと申しております。元々酒を飲みには行っていないと申しております。
しかしながら、仕事で知り合ったモデルさんとプライベートで会ったということは認めています。そういった
こと自体が『優越的地位の濫用』と誤解されても仕方ないことですし、好ましくなかった事だったと考えて
おります」
A氏が口走った怪文書騒動については、「具体性がない」と回答しなかった。
さらに、翌日になってA氏は広報部長を通し「ホテルには行ったが、飲酒は絶対させていない」と主張を
変えてきた。(略)その朋子さんは、頻繁にメールをもらっていたにもかかわらず、A氏に名前も
覚えてもらえなかった。A氏からは「○○(出身地)の子」と言われていたのだ。
「きっと、ほかにも同じような目に遭った子がいるんじゃないかと思います」
フジテレビの売れっ子ドラマ演出家という地位を悪用し、いたいけな少女を弄んだ罪は重い。
============================================================================================
以上、週刊文春からの抜粋。全文は絶賛発売中の週刊文春をご購読ください。