>>333 監督業はパッとしないビートたけしが清張ドラマで主演する (ゲンダイネット)
「映画はひとつもヒットしないんだよ」――。“世界のキタノ”こと北野武監督(60)がワイドショーでこうぼやいていた。
今月2日公開の「監督・ばんざい!」の興収も、“後輩”松本人志監督の「大日本人」に大きく水をあけられているから、余計、
残念な思いだろう。
そんなビートたけしに「監督よりも、役者に専念した方がいいのではないか」という声が上がっている。実際、たけしはテレビ朝日の
スペシャルドラマで主演する予定だ。
「たけしは松本清張原作の『点と線』に刑事役で出演します。共演者は柳葉敏郎、平泉成、本田博太郎ら。脚本はNHK大河『利家とまつ』の竹山洋で、
監督は元日テレの石橋冠です。完成度の高い本格派ドラマになると思います」(テレビ関係者)
テレ朝は米倉涼子を起用して清張シリーズ3部作を放送した。しかし、米倉の清張シリーズは店じまいすることを決めている。そこで、今度はたけしに
白羽の矢を立て、より骨太な清張ドラマを制作しようとしているのだろう。
「『点と線』の放送は今秋か来年冬で、2日間にわたって計4時間の放送になる予定。“俳優・ビートたけし”を主演にするのは、テレ朝の意欲の表れでしょう。
たけしは3年前、日テレで同じく清張作品『鬼畜』に出演しているし、8年前にテレ朝の『兄弟』に出演した時は、25.5%の高視聴率を稼ぎました。
局としてはかなり期待しているはずです」(前出・テレビ関係者)
“役者・たけし”がどこまで見せてくれるか。
【2007年6月13日掲載記事】