NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」Part49

よくわかった。このドラマが不快なのはつまり


　　　　　　　　　　　　不公平

なんだよ。

桜子に関してだけとんでもなく神の（浅野の）えこひいきがある。
それは桜子以外の登場人物についても伝播し、
桜子を正当化するためなら、叱りそうな人は登場しなくなり、
頑固者は急に柔軟になり、または桜子と意見の違う人が糾弾され、
桜子を正当化するダメ人間として登場させる。

日常で、こんな人がいると聞かされたとき、我々は「うらやましいー！」とは感じない。
「なんだそれ！そいつも周りの奴もおかしいぞ！」となる。
テレビの外側という第三者の位置にいる我々は、まさにそういう不快感を味わってる。

これに拍車をかけるのが、桜子のニヤニヤ顔。
神の手によって作られた桜子マンセー体制が作中で構築されるたびにニヤニヤ。
えこひいきされた奴がニヤニヤ満足げな顔しているのだから不快感倍増。