白夜行 第九十八夜

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4712話
何の事はない・・気がつくと俺は・・おやじと同じ事をしていた・・
もし・・わかる奴が居るなら教えて欲しい・・。
どうして俺達・・生まれてきたんでしょうか・・
何のために生まれてきたんでしょうか・・
こんな事ばかり繰り返すためでしょうか・・
何のためにこれから生きていけばいいんでしょうか・・

だけど・・いくら考えても・・答えなんてみつからなかったんだ・・。

見つからなかったんだ・・たった一つしか・・

2006年11月11日・・
時効の日・・

おはよう・・大丈夫ですか・・?
大丈夫・・大丈夫・・

なあ・・雪穂・・
俺達・・たいした望みなんかなかったよな・・
ただ・・もう一度・・歩きたかっただけなんだよな・・
青い空の下・・