NHK朝の連続テレビ小説「風のハルカ」Part27

昨日（２００６年３月１日）の放送の、東山亜矢（ＭＥＧＵＭＩ
氏）の台詞において、「女性が強過ぎるのかなあ」という表現が
ありましたが、それは、あまりにも過大な誤解であると言えるで
しょう。

恋愛では無い、欲望での贈答や性逢の人数を軽薄に競争すると、
重厚で誠実な人々の恋愛は「敗者」とされ、軽薄で虚嘘な人々の
欲望は「勝者」とされることになるからです。

恋愛において、軽薄な者が「勝者」とされ、重厚な者が「敗者」
とされた場合、誠実で重厚な恋愛の結実である結婚が、「地獄」
への入口とされる男娼（ほすと）の屁糞理屈が、女性にも伝染
している状態であると言えるでしょう。軽薄な男性の風俗風習
が、浮気や不倫を男性の勝利として、その真似模倣をして男性
に報復復讐する女性の多増を招来してしまった、ということに
なるのでしょう。

浮気や不倫について、民事訴訟における慰謝料の請求を夫妻間
で可能とする判例でも構築すると、そのような風俗業界の悪弊
の蔓延を排除することもできそうですが。