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五十川卓司:
男尊女卑を性癖(「伝統」、「秩序」)とする家父長制的で封建
的な父親や母親に育児された女子が、自分を強者である男性へと
傾斜させ、自身を弱者である女性であると卑下してしまうことが
あります。
そのような場合、自分自身の内側に内在化された男尊女卑により、
自分で自身を虐待して、愚劣であることを「かわいい」、淫乱で
あることを「きれいだ」としてしまい、通常の対等で平等な人間
関係や恋愛関係を構築することができなくなってしまう状態に、
つまり「おんな」にされてしまい、家庭の内側で専業主婦として
しか振舞ができなくなってしまうのです。
しかし、そのような症状を発症した女性を受容する男性は、昨今、
減少しており、その「需要」は風俗産業において肉体労働をする
、暴力団体での暴力や欲望に依存をする極道妻女でしか無い場合
が有るようです。
そのような女性達が、男女平等に「違和感」を感覚してしまい、
男女差別の廃絶に「反対」をしてしまう現象も、産經新聞などの
性的障壁の廃絶への「反感」に観察されます。
そのような家庭環境で洗脳された男尊女卑を退治するには、自分
で自身を卑下する離人症状や乖離症状を克服していくしか方法が
無いと言えるでしょう。