【財前】こんな白い巨塔は嫌だ！【里見】

白い巨塔第二部

里見からの執拗ないじめに耐えて浪速大第一外科の教授に
就任した財前。同時に権力者の娘に見そめられてようやく里見と
肩を並べても恥ずかしくない地位を手に入れた。
健気に浪速大を切り盛りする五郎。彼の未来は前途洋々かと
思われたが、卑劣な里見の策略により佐々木庸平という
患者の執刀をすることになってしまう。
「財前、執刀日は12/19だ。」
冷たく言い放つ里見。
「その日は、東教授の最後の・・・」
「あいにく変更は出来ないよ、財前」
五郎の抗議は里見によりにべもなく却下される。
（東先生すいません）
心の中で詫びながらメスを執る財前。
自分の浪速大教授就任に尽力してくれた恩師東の最後の
総回診に参加する事ができず、
「この恩知らずの成り上がりがっ！」と東に罵られる財前。
しかし、失望する財前にはさらなる悲劇が・・・