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がん発見遅れで差し戻し 「延命可能性」認め最高裁 1月15日
胃がんの発見が遅れ妻が死亡したとして、滋賀県彦根市に住む夫ら遺族三人が、同県近江八幡市の開業医に
損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第一小法廷は十五日、請求を退けた一、二審判決を破棄、審理を
大阪高裁に差し戻した。
深沢武久(ふかざわ・たけひさ)裁判長は「開業医が適切な再検査を行っていれば胃がんの発見は十分可能で、
化学療法が直ちに実施され成功していれば延命の可能性があったことが明らか」と述べた。
判決によると、女性は一九九九年六?七月、この医師の診断を受けたが慢性胃炎と診断された。
しかし、十月に別の病院を受診した際、胃がんと判明。既に骨に転移しており、翌年二月に死亡した。