署名運動！「北の国から」を終わらせるな！！！

>>146
>>152
事情も知らないくせに好き勝手言わないでくれ。
杉田さん率いるいわゆる「杉田組」はそれはそれはドラマ制作に
半端じゃない愛情注いできたんだよ。
ラストの富良野駅のシーンだってよく見て見ろ。
何日もかけないと、あのシーンの映像は撮りきれないんだよ。
だけど、彼らのやり方は今のテレビ業界においてはかなり非効率なところもあり
（その非効率さが質につながってるんだが）
あらゆる「数字」に目がいく経営サイド、行政職から見たらちょっとお荷物になってきた。
それでもそのやり方を山田良明第一制作部長が行政サイドで唯一といっていいほど支えてきた。
山田さんはいわゆるトレンディドラマのＰとして（大多の師匠）知られてるけど、
元々は「北の国から」連ドラ時代のディレクターで後にプロデューサーになってる
ように、局内でも数少ない良識派。
編成を中心に大反対だった「白線流し」とか「彼女たちの時代」も押し切ってドラマ化した。
だけど、それじゃあ日テレに勝てないとかいう変なムードの中で
広報局長に異動させられたんだよ。出世だけど、事実上左遷。
その後はとにかく杉田組と前線部隊は完全隔離されて「あいつらのマネはするな」と
行政側が技の継承を拒否、放棄したんだよ。
（つづく）

（つづき）
技術にしてもそう。
今はカメラマン、照明マンとかはほぼすべてが外部技術会社のスタッフ。
自前の技術陣、特にドラマ系のスタッフは開局初期に採用されたわずかな人間ばかり。
竹越さんとか本間さんとか三井さんとか、その彼らがいわゆる「杉田組」の中核なわけ。
で、これも引き継ごうにも若手が人事配置されないからそれもできない。
かれらが辞めたらフジ自前のドラマ技術陣は事実上終焉。
そうやって外堀は埋められる中で、次の世代にどうやって引き継ぐっていうわけ。
ここ数年は完全に局内で孤立しつつ杉田組は新シリーズを作ってきたんだよ。
で、さらにだめ押しをするかのように杉田さんに子会社のＣＳチャンネル社長のポストを
村上社長じきじきに任命。つまりはそろそろ現場を離れろ、っていうサイン。
こんなことをやっておきながら「北の国から」の評判に対しては
経営陣も編成もさも自分達の手柄かのように振る舞って「もっと作ってほしいですね」とか
ぬかしやがる。現場をバカにするなって。
そういったあらゆる局内状況をぜーーーーーんぶ踏まえた上で
もうこれ以上は自分達は作れないってことを誰よりも痛感した杉田さんが
打ち切りっていうホントはこのひとが一番下したくない決断を下さざるを得なかった。
編成はホンネのところでは続編やりたがってるけど、現場にはもう続編作れる人材はどこにもいないんだよ。
自分達が視聴率至上主義を突き進めた結果、そういう人材が断絶しちまったんだよ。

って事情があるんだよ。ちょっとは分かってやってくれや。