無駄のない作りで好感の持てるドラマです。
エピソード、一つ一つが無駄なく絡み合ってるドラマが好きなので、
話にたとえ古臭さがあっても、私はこういうほうが好きですね(笑)。
初回を見た感じだと「野心」で成り上がる青年の物語っていうのだけではなく
その青年の「復讐」物語的なテイストが感じられたのですが
そういう部分はこれからクローズアップされてくるんでしょうかね?
滝沢君は20歳を迎えても、とても可愛らしいです(笑)。
あいかわらずカツゼツがちょっと悪いのですが、
まぁいいや、と思っちゃう私は所詮面食いなんですかね(笑)。
初回ではまだまだ「男の色香」というところまでは出てませんでしたが
物語が進んでいく中で、そういうものが出てくるといいなと思います。
松本莉緒嬢は『ゴールデンボウル』の作業員の役より、
断然お嬢様のほうが似合うと思います。やっぱり彼女の真骨頂は姫川亜弓。
今回は亜弓さんのような勝気で聡明な雰囲気はありませんが、
世間ずれしていない素直なお嬢さんっぽい感じが良く出ていて好感触です。
少し残念なのは、慎二達のグループから世間知らずで苦労しらずな金持ちの嫌味さ・高慢さがあまり感じられなかったこと。
忍成君なんて、どちらかといえば拗ねた中産階級の子って感じでした。
ま、これからキャラクターが確立されるのかもしれないし、今後こなれてくることを期待しています。
高橋ひとみ氏演じるお手伝いさんの、
松坂慶子氏演じる英子の母親への心酔ぶりがよかったですね〜。
ファンから身の回りの世話をする人になったって感じなんでしょうかね。
英子の気持ちはどうでもよくて、とにかく母親の気持ちだけを尊重する様が
あまりに徹底されていて、ある意味潔いぐらい(笑)。
あんな家で住んでいたら、英子も大変だよなぁ〜と思いました。
毎日なんだか辛そうですよね(涙)。